お盆休みの15日に石鎚山のルンゼのお花を見に行くことに決まった。 むらくもとエントツ山さんも参加、エントツ山さんはテン泊をするというので 土小屋駐車場8時集合となりました。 私達は大野原5時半待ち合わせです。 当日起きると、むらくもは寝られなかったという 寝不足で参加してみんなに迷惑をかけてはいけないので不参加とした。 5時外に出ると夜明け前の空は月と金星が綺麗に見えました。 早起きしたのは久しぶりでしたが、こんな美しい星空を見られて今日は楽しみです。 大野原から二台で土小屋を目指します。 西条のコンビニからも石鎚山がハッキリ見えています。 |
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瓶ヶ森林道を走っているとエントツ山さんの車が追いついてきて ここから一緒に走ります。 定点撮影場所で停まります。 雲一つない青空 |
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高知の山並みもくっきり見えています。 なんと鳥形山まで見えていて感動です。 |
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ツルギハナウドと子権現、奥には石鎚山までよく見えています。 石鎚山をズームで |
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林道ので対向車が多く、狭いところでは離合がうまくできずちょっとした渋滞もありましたが 8時過ぎに土小屋の駐車場に着きました。 トイレに近いところは満車状態でしたが時間が早いのか コロナ渦で外出を控えているのか まだまだ空きスペースがありました。 準備を済ませ歩き出した時 エントツ山さんのテン泊のザックを背負わせてもらったkeitannさん これなら背負えると言ってテン泊に意欲を示していました。 駐車場からは雲一つない青空が広がり石鎚山がよく見えています。 |
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6月に来た時に立ち寄らずに後悔した montbell cafe 「下山したら寄ろうね」と約束して登山口に向かいます。 8時25分 登山口からなだらかな樹林の中を気持ちよく歩いて行きます。 |
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足元のヒヨドリバナやアキノキリンソウ、オトギリソウを見ながら歩いていると 早速アサギマダラが夢中で吸蜜中です。交替で撮影しても逃げません。 木々の間から西条の街並みや燧灘そして新加茂川大橋まで見えています。 |
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登山口から1km過ぎまで来ると 瓶ヶ森や子持権現もはっきりと見えています。 またまたアサギマダラが飛んでいます。 アサギマダラが大好きなヒヨドリバナが沢山咲いているので 復路でも沢山のアサギマダラが見られ嬉しい一日となりました。 |
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9時7分 第一ベンチまで来ると 色づき始めたナナカマドが見られれるようになりました。 |
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ここからこんなにはっきり見えるのは珍しいかも よく見ると弥山の石鎚神社まで見えています。 |
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少し登ると四国カルスト方面の山並みもよく見えています。 目のいいkeitannさんが中津明神山のレーダードームが見えているという ズームすると山頂の白いアメダスが見えていました。 |
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ササ原の木段が続く登山道は日差しがキツイ 登山道のリンドウには少し早かったようですが トゲアザミやタカネオトギリ、アキノキリンソウに元気をもらいながらゆっくり登って行きます。 9時32分ヒメコマツ休憩所で水分補給をしてまた歩き出すと 岩場のナナカマドが随分色づいていて秋が一歩づつ近づいているようです。 |
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登山道にはススキ ちょっぴり秋を感じながら登って行きます。 |
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北麓に回り込むと、、ひんやりとした風が流れてきて「涼しい~」 汗がさ~っとひいて行きます 木々の間から今治の街並みやしまなみ海道まで見えています。 |
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オオカメノキは赤い果実を沢山つけていました。 青空にリョウブの白い花が映えます。 |
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石鎚の岩峰が前方にはっきり見えています。 ここでエントツ山さんが記念写真を撮ってくださいました。 |
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10時 東稜基部を通過 沢山の方が休憩されていました。 |
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東稜基部を過ぎるとなだらかなトラバース道には、 石鎚の夏の高山植物が広がりなかなか進めません。 エントツ山さんはkeitannさんから花の名前を教えていただいています。 ミヤマヒキオコが咲き誇っていて大喜び レイジンソウも咲き始めていました。 |
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下山してこられたお兄さんの頭を見て reikoさんが「地毛ですか?」って声をかけたら 「地毛です」と言ってポーズまでしてくださった優しいお兄さんでした。 途中木々の間から沓掛山や赤石山系までよく見えています。 |
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さらに高山植物が次々と咲いていて目を楽しませて刳ます。 |
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見頃のジャコウソウも見ることができてラッキーでした。 |
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見頃のミソガワソウの群生 |
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バックの瓶ヶ森もバッチリ |
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シコクフウロもまだ綺麗に咲いていて私達を待っていてくれました。 斜面のお花畑の中で一際鮮やかなコオニユリ |
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先行のkeitannさんが「タマガワホトトギスが咲いているよ~」 今年はまだ開花を見ていませんでしたの大喜び |
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さらに進むとレイジンソウが咲き誇っています。 第一シラヒゲソウ発見 レースのフリルのおしゃれをしています。 |
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ルンゼでもミソガワソウが見頃 オオマルバノテンニンソウが咲き始め もうすぐルンゼを埋め尽くすことでしょう |
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少し進むとオオマルバノテンニンソウが咲いていてよかったです。 嬉しいことにアサギマダラもよく見かけます。 |
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展望を楽しまれる皆さん いいえ遅い私を待ってくださっているようです。 沓掛山~笹ヶ峰の吊尾根もよく見えています。 |
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最後のルンゼを過ぎると一頑張りで表参道に合流です。 途中シシウドが青空に映えて綺麗 reikoさんが「トンボがとまっているわよ」って教えてくれました。 ブヨに一番好かれる私ですが今日はほとんどいなかったです。 |
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11時8分 鳥居に着きました。 エントツ山さんはここのテン場が今夜の宿 休憩中にテントを張られていました。 私達は階段横の木陰で kieitannさんからシャインマスカットをいただきながら休憩です。 |
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11時32分 たっぷり休憩後、鳥居をくぐり山頂に向けて出発~ ミソガワソウが咲く急な階段を登って行き振り返ると 鳥居の向こうに西条の街並みと海まで見えてステキです。 「香川の天空の鳥居みたいね」って |
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二ノ鎖小屋から巻道を花を愛でながら階段を登り標高を上げて行きます。 エントツ山さんはザックをテントにおいて身軽に登っています。 |
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石鎚北壁がよく見えるところまでやってきました。 目前に岩峰がハッキリ見えて感動 三ノ鎖を登る人も見えています。 三ノ鎖の小屋のところも色とりどりのお花が咲いています。 ヤマアジサイやメタカラコウにシモツケソウも綺麗です。 傍のオオトヒレンは出番を待っています。 |
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三ノ鎖入口まで行くと北壁の迫力に圧倒されそうです。 |
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岩峰をズームすると人が怖そうなところに立っています。 |
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スリリングな三ノ鎖(68m)を若者が次々と登って行きます。 なんと若者に交じってエントツ山さんも元気に登って行かれました。 若いですね。 |
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私達は登山道に戻って、弥山を目指します。 |
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桟道脇にはミヤマトウヒレン、ダイモンジソウ、シラヒゲソウ、メタカラコウ シモツケソウ、ミゾホオズキ、ノダケ、アキノキリンソウなど 沢山のお花に呼び止められます。 木段の間からもシラヒゲソウが咲いています。 |
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最後の桟道を登りきると涼しい風が吹いて気持ちいい~ 目の前に二ノ森方面がはっきり見えて感動 石段を登るとイワアカバナが咲き誇っていました。 |
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ミソガワソウの群生と二ノ森方面 |
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12時21分 弥山にとうちゃこ お盆なのにちょっと少ないようですが・・・ |
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三ノ鎖から登ったエントツ山さんは先に到着されていました。 まずは天狗岳をバックに山ポーズで記念撮影です。 keitannが近くの岩で「ホシガラスがいるよ」と教えてくださったのですが 私の場所からは見えず残念ながら撮影できませんでした。 石鎚山で見たのはこれで二度目です。 しかし人のいるこんなに近くにいたのは初めてです。 ガーッ、ガーッと鳴き声を聞かなかったので雌かな keitannさん撮影↓ |
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お昼を過ぎても天狗岳もよく見えています。 ズームすると沢山の登山者が行っているようです。 keitannさんは天狗まで行こうと意欲満々です。 |
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山頂にはアキノキリンソウやイシズチボウフウが綺麗に咲いていたので山を入れて撮影 |
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お昼を過ぎているので、まずは素晴らしい展望を眺めながら昼食にします。 reikoさんからデザートにゼリーをいただき至福の時を過ごした後 12時48分 みんなで天狗岳へいくことにしました。 |
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ナイフリッジを進みます。 |
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断崖絶壁の岩の間から望めば表参道や成就社が見えています。 天狗岳はすぐそこ 山頂の写真撮影は順番待ちです。 |
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13時11分 天狗岳のプレートを持って記念撮影 エントツ山さんありがとうございます。 |
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天狗岳まで頑張ってきたご褒美に小さい秋み~つけた♪ リンドウ咲いていました。 |
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エントツ山さんがお花を探しに南尖峰まで行かれるというのでついて行くことに・・・ keitannさんとreikoさんもやってきています。 岩の向こうには西条の街並みがよく見えています。 |
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先に行かれたエントツ山さんから 「さっきとは違うリンドウが咲いている」という 岩場まで行くとなんとアサマリンドウまで咲いていて大喜び |
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南尖峰から見た天狗岳と弥山 |
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エントツ山さんは先の岩場まで探しに行かれましたがお花を見つけられず がっかりされて戻って来られました。 久しぶりに南尖峰まで来たので、ここでも記念撮影してくださいました。 |
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弥山まで引き返します。 |
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弥山の手前でエントツ山さんがシコクイチゲを見っけ 咲き残りですがまだ綺麗に咲いていました。 ず~と見たいと言っていたkeitannさんは大喜び やっと念願が叶いましたね。 reikoさんもお初だったようです。 お二人とも見られてよかったですね。 |
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14時 弥山まで戻ってきました。まだ大勢の登山者がいます。 大展望を満喫し 南尖峰まで足を伸ばして、リンドウにアサマリンドウそしてシコクイチゲまで見られて 大満足の三人です。 14時10分休憩後下山開始です。下山後のカフェが待っていますから どんどん下って行きます。 |
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ピンクのシモツケソウが咲き誇り オオトウヒレンやイシヅチウスバアザミが出番を待っていました。 |
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14時30分 二ノ鎖小屋小休止後石段を下って テン泊されるエントツ山さんとは鳥居のところでお別れです。 お世話になりました。夕日に星空そして朝日楽しんでくださいね。 15時13分東稜分岐を通過 ヒメコマツ休憩所で最後の水分補給です。 15時40分 登山口まで35分頑張って下ります。 |
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ところが登山口間際で足元の石に躓いて転んでしまった。 ちょっとだけ足が攣ったけれどたいしたことはなく歩くことができました。やれやれ 16時21分 土小屋の登山口に着いた。 16時24分 モンベルカフェがまだ営業中のようです。なんとか間に合ってよかったです。 |
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急いで中に入りイチゴシェイクを注文 600円と少し高めだけどいちごのプチプチが美味しかった。 |
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営業時間 カフェ:9:00~17:00 ショップ:7:30~17:30 定休日 不定休 1階(カフェ):年中無休 |
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モンベルクラブ会員特典 ・1,000円以上ご利用の方(物販、食事含む)に記念品贈呈 |
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一日中好天に恵まれ、素晴らしい眺望を楽しみ 思いがけず出会った花に喜びちっちゃな秋を見つけ 夏の石鎚山を満喫した一日になりました。 エントツ山さんには大変お世話になりありがとうございました。 |
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・メタカラコウ ・ハガクレツリフネ ・アキチョウジ |
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・ミヤマモミジイチゴ ・ヤマアジサイ ・ヒナノウスツボ |
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・ピンクのギンバイソウ ・ホソバイラクサ ・サケバヒヨドリ |
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・オオバヨメナ ・ミヤマノダケ ・シロヨメナ |
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・ツルギハナウド ・マルバマンネングサ ・ナンゴククガイソウ |
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・タマガワホトトギス ・シラヒゲソウ ・シモツケソウ |
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・イワアカバナ ・ミヤマトウヒレン ・ミゾホウズキ |
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・メタカラコウ ・オタカラコウ ・フクオウソウ |
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石鎚山 1982m (愛媛県) |
◆ 2020年8月15日(土曜日)晴れ ◆ メンバー エントツ山さん・keitannさん・reikoさん・ピオーネの4人 |
◆ 土小屋駐車場8:15-登山口8:25-休憩地8:28/8:32-東稜基部10:00-二ノ鎖小屋11:08/11:32-弥山12:20/12:48 -天狗岳13:07-南尖峰-弥山14:00/14:10-鳥居分岐14:40-東稜基部15:13-第一ベンチ-土小屋16:21 (約8時間 休憩昼食撮影含む) |