土日しか動けない私の為に延期になっていた総領町のセツブンソウと近くの葦嶽山をセットで やっと週末晴れ予報になった日曜日に決行 初めてのところなので楽しみです。 葦嶽山は短時間で登れるハイキングコースみたい 今年は雪が多いので、山の情報はないけれど 今季まだ雪山を登ったことのない私はとりあえずアイゼンとスパッツとワカンまで準備 前々日の金曜日はkeitannさんがワクチン接種日 その夜副反応で熱が出て翌土曜日の昼まで寝ていたという 熱も下がりご一緒できるとのことよかったです。 久しぶりの遠出なので4時起床 当日坂出のいつものところで6時半に集合し 雪道を心配して冬タイヤのreikoさんの車で出発 山陽自動車道=尾道自動車道(無料区間)=三次東JCT=中国自動車道をスムーズに走り 庄原ICで降り、国道432号線を走って総領へ 先にセツブンソウを見に行くために 坂出から約2時間半で道の駅リストア・ステーションに着きました。 ここでセツブンソウの情報を教えていただき、自生地へ 二ケ所で残雪の中のセツブンソウを楽しんだ後、葦嶽山に向かいます。 ナビに従って標高を上げていくとポツンと一軒家へ行くような車一台がやっと通れるほどの山道で ガードレールもなくその上雪道です。 運転しているreikoさんは緊張の連続だったことでしょう 民家を過ぎ林道入口まで来ましたが、登山口への轍もないので 車道の路肩の広くなったところに駐車しここから歩いて行くことにしました。 そこへ二台の車がやってきて、一台のご夫婦は先に出発されました。 もう一台の単独男性は街歩きの恰好です。 今季雪山初めての私はアイゼンとスパッツを装着 ここには簡易トイレも設置されています。 お待たせしました。 10時55分 準備を済ませ やっと日本ピラミッド(灰原ルート)スタートです。 葦嶽山を日本のピラミッドとも呼ばれているのは どの方向から眺めてもピラミッド型の山容で、 昭和9年に酒井勝軍(さかいかつとき)が古代のピラミッドと主張したことからだそう |
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歩き始めてまもなくこんな看板が・・・ 路肩が崩壊しています。歩いてきて正解でした。 |
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雪の管理車道を歩いて行きます。 11時10分 広い駐車場までやってきました。 |
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11時13分 登山口に着きました。 トレースはここからだけ 初めての山なのでここから登ることにしました。 体が温まったので上着を一枚脱ぎます。 道標には「葦嶽山頂上まで1600m」 |
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少し歩くと階段になります。 登りきると「頂上まで1470m→」の道標 |
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伐採されて展望がよく、標高700mでこの雪景色です。 |
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ここからは平坦な道ですが、北風が冷た~い 足元の雪は20~30cm、踏み跡を辿って行きます。 雪解けのところまで来ると暖かい |
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11時30分 案内板 下山ルートの分岐になっているようです。 |
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道標には頂上まで1030m なんか半端な距離です。 前方奥に見えているのが山頂のようですが・・・ |
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緩いアップダウンを進んで行きます。 11時40分 ここも下山ルート分岐があります。 |
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階段の登りになるところで先行のご夫婦が休憩されていましたので 私達が先に進みます。 登りきった前方に山頂が見えてきました。 下山時に撮影↓ |
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ここから一旦下るようです。 ポールには左は急な下り、右からなら緩く行けるみたい |
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急な左のコースを慎重に下っていたけれど 前を下っていたreikoさんが滑ってしまった。 下って登り返したところが山頂かと思いましたがもう少し先でした。 |
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最後の階段の登りです。 途中のは「鷹岩」が・・・ よく見るとそう見えますね。 |
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振り返ると鷹岩にも残雪が・・・ 岩場を登りきると葦嶽山山頂815mです。 |
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←鬼叫山(161m)の道標 161mぐらいなら行けそうです。 幸いトレースもあるので行ってみることに・・・ 少し行くと急な下りのようなので アイゼンを持ってきていないkeitannさんはここで待つことになりました。 reikoさんもアイゼンをつけ、私と二人で向かいます。 最初は急ですが、しっかりトレースがあるのでゆっくり下れば大丈夫です。 なんとツアーでえ~ちゃんとkamatamaさんが前日来られていたそうです。 皆さんが歩かれていたのでしっかりとしたトレースがあり助かりました。 私達の後ろから単独の男性も下って来られました。 |
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12時20分 東屋が見えてきました。 日本ピラミッドの大きな看板があります。 山頂からここまで約105m、 そして鬼叫山拝殿跡まで約57m 昭和9年にピラミッド研究家の酒井勝軍が現地を訪れて巨石群や山を調査し、 葦嶽山は世界最古のピラミッド本殿で、北側の鬼叫山が拝殿だと発表しました。 葦嶽山には、鷹岩や天狗岩・鳥帽子岩、 鬼叫山には鏡岩、方位石、ドルメン(供物台)、神武岩などの巨岩が多数存在しています。 庄原HPより |
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巨石群に向かいます。 最初に見えたのがドルメン(供物台) |
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次に見えたのは方位岩と獅子岩 雪のない時、上からみたらよくわかるようです。 |
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トレースはここまででした。 看板に「巨石群終着点 これより登山コース外です」 スマホの地図を見ると山頂はすぐそこなので行ってみることにしました。 もう一つの看板が・・・通行注意! |
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雪も20cmほどなのでラッセルもたいしたことありませんし ところどころにある赤いテープを辿って登って行くと 12時31分 平坦な鬼叫山山頂に着きました。 赤いテープに山名が書かれていなければわからないですね。 |
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keitannさんが待ってるから引き返します。 こちらから見ると葦嶽山はピラミッドに見えます。 |
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見落としていた鏡岩 大きすぎて画面に入りません。 |
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そしてもう一つこれを忘れてはいけません。 単独の男性が教えてくださいました。 神武岩(屏風岩) |
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さあこれで戻れます。 12時47分 約105mの登り返しです。 それにしてもお腹が空きました。 飴玉一個で頑張ります。 |
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12時55分 やっと山頂まで引き返してきました。 keitannさんお待たせしました。 風をを避けてさあお昼にしましょうか! |
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素晴らしい青空になりました。 |
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温かいカップラーメンが美味しい 福山SA下りで買ったカレーパンこれも美味しかったです。 コーヒーもいただき満足満足 初めての山なので記念撮影をして 13時27分 下山です。 |
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reikoさんが滑ったところはゆるい道を進みます。 雪が緩み滑らないようにゆっくり下って行きます。 |
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アセビの蕾はまだ固い ヤブツバキも咲き始めたばかりです。 |
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気になる木、黒い果実が残っています。 コウヤミズキのようです。 下山ルート分岐ですがトレースがないので往路を引き返します。 |
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reikoさんがホイップクリームみたいと言って撮影 真っ白でふわっふわ なぜか美味しそうに見えてしまいます。 |
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北の方向に白い頂が見えています。 |
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ズームしてみると・・・ 吾妻山や比婆山連峰のようですが、土地勘がないのでよくわかりません。 14時7分 ここまで来ると登山口は近い |
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大きな木を見上げると 白い花が咲いているように見えますがドライフラワーです。 この~木何の木♪気になる木♪ |
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ここにもコウヤミズキの果実 ここほうがミズキらしい形をしています。 ドライフラワーといえばこのノリウツギ 青空に映えます。 |
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下って来ると素敵な青空に歓声ををあげ、カメラを構えたお二人 |
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14時14分 登山口まで戻ってきました。 ここから先には踏み跡がない |
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登山口を振り返ると真っ青な空 |
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14時27分 管理車道を歩いて車道まで戻ってきました。 |
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路肩にはreikoさんの車だけ |
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このまま車道を下り、振り返ってみた葦嶽山 ピラミッドに見えますね。 |
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久しぶりの遠出となりましたが いつもと違ったところで見るセツブンソウは変り花もあり堪能できました。 ハイキングコースの山では初雪山を楽しめ 花と山を満喫した一日になりました。 お二人にはお世話になりました。 reikoさんには運転ありがとうございました。 トリオで歩けて楽しかったです。 |
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総領町のセツブンソウ 最初に訪れたのは領家八幡神社 南向きで満開でした。 |
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岡山で見ていたセツブンソウはほとんど5弁なのに ここのは花弁が多いのに驚きました。 |
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花弁の形もいろいろ |
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もう一つの自生地へ ピンク色の変り花が咲いていました。 こんな色のセツブンソウを見たのは初めて 所変われば・・・認識が変わりました。 |
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ピンク色をした花弁が多い |
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ピンク色の濃いものも~ |
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普通のセツブンソウも可愛い~♪ |
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セツブンソウをはじめとする春の植物は夏草を刈らなければ咲かない花で 保存会の方々が大切に保存活動をされてるようです。 他にもフクジュソウやセリバオウレン、イチリンソウ、カタクリ、 ユキワリイチゲ、アマナ、キバナアマナ、ニリンソウ、ヤマルリソウなどが咲くようなので 機会があればまた見に行きたいものです。 |
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日本ピラミッド葦嶽山 815m (広島県)+セツブンソウ |
◆ 2022年2月27日(日曜日)晴れ ◆ メンバー keitannさん・reikoさん・ピオーネの3人 |
◆ (灰原ルート) 林道入口10:55-登山口11:15-鷹岩-葦嶽山山頂12:07-東屋12:20-巨石群12:23- 鬼叫山拝殿跡12:31-巨石群12:36-東屋12:46-葦嶽山山頂(昼食)12:55/13:25-登山口14:14- 駐車地点14:27 (約3時間30分 昼食含む) |