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週末reikoさんは所用があるので、
keitannさんと二人で出かけることになりました。

三週続けて遠出したので、近くの山
妙見山から展望のいい博智山へ
keitannさんは横峯山も行きたいようです。
千貫松からの様子を見てから考えることにしました。
当日9時に妙見宮駐車場で待ち合わせることとしました。
私が少し遅れて着くとkeitannさんがいない
近くの駐車場でいて無事合流

準備を済ませ「四国のみち」を歩き始めます。

まもなく「四国のみち」の案内板や妙見宮の説明板があります。

まずはここから1km先にある妙見宮を目指して舗装された参道を歩いて行きます。
   


ため池にはカモがのんびり泳いでいます。

池に映り込む紅葉が綺麗で歓声をあげます。
 
   


振り返ると川之江方面は雲っています。
 
前方を見上げると嬉しい青空です。
   


林の中の林道を歩いて行くと
9時39分 もみじ谷公園入口に着く

ここから谷に沿って遊歩道を登って行きます。

登り始めると色づき始めたモミジ綺麗です。
   


もみじ谷公園の名のとおり、紅葉のこの季節がお奨めというのが納得です。

遊歩道沿いに大きな岩が見えてきました。「瓜石」と書かれています。
   


一瞬、日が射してきたので、振り向くと紅葉と黄葉が輝いています。
 


赤い橋を渡ります。

左にも巨石があり「茄子岩」と名前がつけられています。
   
 

さらに登って振り返りと素晴らしい紅葉です。
この時日差しがなかったのが少し残念ですが・・・
 
 

やがて車道と合流し、右に少し進むと
9時59分 妙見宮の鳥居に着く

石段手前にあった案内板を確認してから鳥居を潜り石段を登って行きます。
 


よく見ると巨石にいろいろ名前がついているようです。
 

10時7分 妙見宮の境内に着くと
目の前には真っ赤に紅葉したモミジが見事です。
 


天蓋石と呼ばれる巨石を屋根にした珍しい妙見宮本堂 

開運の洞穴の通り抜けは残念ながら今も立入禁止になっています。
   


眼下を望むとどんよりしていて
仁尾の町並みや稲積山や江甫草山(つくもやま)が見えています。

妙見大師の案内板に従って登って行きます。
   


西国三十三番観音霊場巡りの三十二番千手千眼観音の石段を登ると
大師堂から父母ヶ浜、川之江方面には天使のはしごが・・・
   


三十一番長命寺 三十番宝厳寺 二十九番松尾寺・・・

観音巡りをしながら落ち葉の道を登って行くと
10時30分 千貫松大師堂分岐の標識と千手観音の石仏のある分岐に出ました。
   
 

右の千貫松方向に進んで行きます。

尾根道を8分ほどで千貫松分岐です。
標識は錆びていて文字も読みずらい


横峯山に行く予定なので、まずは千貫松方向(ひだり)へ進みます。

分岐から5分で星の岩に着く。

周りは木々が茂り展望がないので石に上に登って見るしかありません。
   


先に登ったkeitann さんが「紫雲出山が見えるよ~」

私も登ってみます。

北西方向に今から登る横峯山や奥には紫雲出山が望めます。

東の木々の間から粟島や高見島の瀬戸の島々も見えています。
 
   


10時50分 岩を降りて少し下ったところに千貫松とよばれた松が生えた巨石があります。 


ここからどう行けばいいものか?
大岩の左に巻いて下ろうとしましたが急で下れそうにありません。
岩の右下のほうにテープが見えました。

むらくもからも尾根を外さないように下れば大丈夫だと聞いていたので
ここから尾根を下って行きます。

もっと藪漕ぎかと思っていたら、藪でなく歩きよいし
その上赤や黄色のテープがところどころについていて安心して歩けます。

最近こんな静かなところを歩かれている方がいるようです。 
   


ありがたくテープを辿って行きます。

細尾根は気を使いながら通りすぎます。
   


尾根が少し広くなって一安心

紫の実はムラサキシキブ 
   


美味しそうなフユイチゴの赤い実を見つけて一つお味見

ウバメガシの中を下って行きます。
   


あらっ!こっちの方が美味しそう~

テイカカズラの綿毛
   


足元に笹が出てきましたが大したことはありません。

前方に横峯山が見えてきました。 
   


マサキの木の果実や綺麗なピンクのコウヤボウキを見つけて
楽しみながら進んで行きます。


笹藪が出てきました。

人一人は通れるほどの踏み跡ははっきりしていますが

先を行くkeitannさんが見えなくなるほどです。
 
   


笹の中をしばらく進むと開けて石仏が・・・

これが噂の峠の石仏ですね。

時刻は11時35分
 千貫松から45分下ってきたようです。
   


コナラの黄葉が綺麗な鞍部で小休止
keitannさんからゆで卵をいただきます。

ここでこの後のルート確認

横峯山下山後妙見山へ引き返すのもしんどそうなので
詫間に下り博智山から妙見山周回を提案するとkeitannさんも賛成してくれました。

11時44分 さあ横峯山を目指して出発~

歩き始めると薄い踏み跡はあるものの藪っぽい
   


青いテープがあります。

少し登って振り返ると輝く海と江甫草山が見えました。
   


木々の間から北東を見ると
今治造船や瀬戸大橋も見えています。
   


岩場を過ぎると急な直登です。
しばらく登ると急登の笹漕ぎになります。

頑張って登って行きます。
   


詫間方面が開けています。
此方からの踏み跡が見られます。

傾斜が緩やかになり、まもなく山頂ですが・・・
   


北側の木々の間から塩生山が見えます。

この辺りだけ下草がありません。GPSを見るとここが山頂?

山頂標識がないので、立石山方向に少し行ってみましたが笹藪なので引き返し
 
   


12時25分このやまももの木付近を山頂として引き返すことにしました。

急坂を鞍部までどんどん下って行きます。
   


前方には妙見山と下って来た尾根が見えています。

12時43分 鞍部の石仏まで下ってきました。
   


ここから左の詫間方面へ下リます。

まっすぐ下ると谷なので右の尾根へ

尾根まで行くと薄い踏み跡があります。
テープはありませんので尾根を外さないように下って行きます。
   


13時2分 林道らしき道に下り立ちました。やれやれ

ここから左へ

道は荒れていますが安心して歩けます。
   


少し進むと砂防ダムが見えてきました。

竹藪の中を道なりに歩いて行きます。
 
   


しばらく歩いて行くと目の前に青い海と志々島が見えて感動

手前では工事をしていて驚きました。
 
 


ため池があるはずなのにと思ったら
ため池の水を抜いて
令和3年2月8日まで改修工事をされているそうです。
   


車道脇のサネカズラは埃を被っています。 

高いヤブツバキは大丈夫そう

民家の畑では讃岐本鷹の唐辛子やバナナを栽培されていたり
庭の置物やツルウメモドキなど楽しみながらのんびり下ると
   


13時28分 県道232号線に出ました。 

ベニバナボロギクが綺麗に咲いています。
   


少しの間車道を歩くと博智山登山口分岐を右折

ほとんど車も来ない車道を緩く登って行きます。

海を眺めたり、花を見たり、 
   


烏骨鶏?を見たりとのんびり歩いて行くと

13時43分 博智山登山口に着きましたがこんな時間
空腹では登れないので、おにぎりを一個食べてあとひと頑張り
 
   


13時52分 階段を登り始めると・・・
その入り口には杖の代わりにゴルフクラブが置かれているのにビックリ
 
   
 
 
 

二合目まで登ると素晴らしい展望です。

塩生山と須田港や善通寺五岳、遠くには飯野山も見えています。
   


所々にある名前をつけられた岩を楽しみながら
整備された歩きよい道を進んで行きます。
   


ベンチのある展望台から粟島や志々島
そして高見島や広島や本島も見えています。
 
   
 

勝運坂を登り、三角池分岐を通過すると

こんなのが書かれています。↓
   


次々と名前を書かれた岩が出てきました。
チューリップ岩とか風神岩とかパチンコ石とかよく考えられていますね。 

ポールのあるのろし台に着く

眼下には詫間の町並みそして善通寺五岳も見えています。
   


14時20分 8合目を登ると八畳岩に着く

素晴らしい展望です。瀬戸大橋までよく見えています。

展望を眺めながら遅い昼食にします。
 
 


keitannさんから頂いたチーズケーキとコーヒーで至福のひとときです。
 
   

 
粟島からの船が見えています。

ゆっくりしたいのですが妙見宮まで戻らないといけないので
14時40分 博智山山頂に向けて出発

4分で山頂に到着
 


 妙見山まで800m 三つ目のピーク

14時46分 さあ頑張って行かないと・・・ 
   


展望のない樹林の中を下っては登ってしながら進んで行きます。

 讃岐の里山の特徴
直登の急坂を頑張って登って行きます。

途中一ヶ所開けたところから七宝山が見えます。
   
 

日差しがあたって黄金色に輝くコナラの黄葉がキレイ~♪

二つ目のコブでは左に下らなくてはいけないのに
まっすぐ行ってしまってすぐにおかしいと登山道に引き返し
   


三つ目の急坂を登りきると
15時18分 樹林に覆われて展望のない妙見山に着く。 

三等三角点/城場 319.8m
   


15時24分 千貫松分岐まで戻ってきました。

大師堂分岐まで下り、標識に従って小千貫方向にまっすぐ下って行きます。
 
   
 

小千貫の岩場に立つと
仁尾の町並みや七宝山、燧灘が望めます。

keitannさんが父母ヶ浜で夕日を見たそうですが
今日は潮もよくなさそうだし霞んでいるし期待できそうもないので次回に
   


観音様巡りをしながら下って行くと
モミジの大木に丁度西日があたって見事な紅葉に歓声
思いがけず素敵な紅葉が見られてラッキーでした。
 
 
 


赤い橋を渡るとまもなく
15時46分真っ赤なモミジの妙見宮に着く。
 
   


石段を下り、鳥居を潜り左の林道から下ります。

途中の道沿いで木に絡みついたツルウメモドキを少しいただき
のんびり歩いて16時15分駐車場に着く
   


里山で思いがけず綺麗な紅葉が見られたし
初めての山でプチ藪漕ぎやルートファインディングなどと
楽しい里山歩きできて大満足の一日となりました。
keitannさんお疲れ様でした。
   
   
   
横峯山279m 博智山237m 妙見山319.8m (香川県 
 

 ◆ 2020年12月5日(土曜日)曇りのち晴れ

 ◆ メンバー keitannさん・ピオーネの2人
 ◆駐車場9:22-もみじ谷公園入口9:39-妙見宮本堂10:07-大師堂分岐10:30-
    千貫松分岐10:38-千貫松10:50-峠地蔵11:35/11:45-横峯山12:11-峠地蔵12:43
    林道出合13:02-博智山登山口13:52-三角池分岐14:05-八畳岩(昼食)14:19/14:40-博智山山頂14:44-
    妙見山山頂15:18-千貫松分岐15:25-妙見宮本堂15:44-車道歩き-駐車場16:14
                   (約6時間50分 昼食、休憩、撮影含む)