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今年も夏の大人の遠足がやってきました。

7/31~8/2でのんびりと薬師岳と北薬師岳に登ろうというものです。

坊主さんとご一緒できるのは、田んぼの関係から
7月下旬から8月初めの時期に限られてしまいます。
その為日程は先に決めていました。

しかし梅雨明け後のお天候が不安定で「梅雨明け10日」とはなりません。
その上台風5号が太平洋上で迷走中
前日まであちこちの予報とにらめっこです。
やっと前日のお昼に予定通り出発することに決定
車を買い替えた坊主さんに車出しをお願いしました。

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7/30 登山口へ移動

当日朝8時過ぎに自宅を出発し坊主さん宅に向かいます。
坊主さんの車に荷物を積替え志度ICから
高松道~神戸淡路鳴門道~名神道~北陸道を順調に走ります。
高速も雨が降ったり上がったりで、何とかテントを張るまでは雨が降らないでと願うばかりでした。
 立山ICで下り、セルフのガソリンスタンドが開店していたので給油(日曜日は閉店が多いようです)
なんと119円/Lでした。高速は149円/Lでしたから、得した気分です。

コンビニで食料の調達をして有峰林道を目指します。

※有峰林道は夜間(20時から朝6時まで)は通行不可

総延長約93キロの有峰林道は有料林道なので1900円支払って通過
林道からはガスが出て風景は見え隠れ、
「あっ猿だ!」なんとお猿さんもこちらを見ています。
高度が上がるにつれ雲の間から青空が見えてきました。期待が高まります。

18時前に折立登山口に着くと広い駐車場は満車状態
空きスペースを探して駐車し、隣接のキャンプ場へ 、急いでテントを張ります。

広いキャンプ場には5張程のテントしかありませんのでどこでも張れます。 
   

張り終わった、さあ宴会です。

虫が飛んでいるので、「スーパー森林香」をつけ、
テント入口には、坊主さんが持ってきた「アース製薬のバポナ 虫よけネットW」を吊るしました。
しかしスーパー森林香はブユには効き目がありますが、
蚊にはやはり「蚊取線香」がいいようです。

二人はビールや焼酎、私はオムライスとスイカプリンを完食
時折雲の間から月が見られたので、明日は晴れるかしら

当初の予定では太郎平小屋泊でしたので、ゆっくり出発すればいいのですが、
薬師岳山荘までコースタイム2時間かかるので、明日は5時半頃出発とすることにしました。

暗くなってきたので、寝ることにします。坊主さんは車中泊です。
テントの中で横になっても、隣の若者の話声が聞こえてなかなか寝付けません。
静かになったのは10時頃でした。

(注)ここは携帯が通じません
   

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第1日目 (7/31) 薬師岳山荘へ

 まだ暗い3時半に目覚ましが鳴る
寝ぼけ眼で起き、テントを片付け、お湯を沸かして朝食
5時前には空が明るくなってきました。今日は晴れのようです。 

準備を済ませ、5時15分薬師岳登山口(1356m)から出発~
 
すぐ左手に1963年1月薬師岳で遭難した
13人の愛知大学山岳部員を供養する十三重之塔 慰霊碑があります。

この事故を教訓に富山県は昭和40年山岳警備隊を結成し、
翌年には全国初の富山県登山届条例を制定することとなったそうです。

登山道は樹林帯に入り、しばらく太郎坂と呼ばれる急登をジグザグに登って行きます。

後からやってきた元気な若者三人組に追い越されて行きました。

暫く登ると、白いツルアリドウシの花やアカモノの赤い実が目立つようになります。
イワナシやオオイワカガミの葉も見られます。

咲き始めたツルリンドウやキソチドリそしてゴゼンタチバナに元気をもらいながら登ると

6時26分広場に着きました。
登り始めから急登の為テント泊の坊主さんは私達より重いザックでしんどそう
10分小休止

そこには「大好き薬師岳」と書かれたアラレちゃんの看板のあります。

雲がかかっているのはどこ?

針葉樹のむき出した根っこを越え、
暫く進むと平坦なところにミズバショウの大きな葉っぱと緑に熟した花序がありました。
この辺りは前日の雨でぬかるんでいて、べちゃべちゃ
登山道脇をなんとか進みます。

桧の大木を通過

展望のない針葉樹林帯の森を進むと
ゴゼンタチバナも綺麗に咲いている花が多くなりました。
その中におなじみのギンリョウソウも見かけました。

樹林帯を抜け、赤紫のミヤマママコナが見えだすと三角点は近い

7時17分 ▲三等三角点(1869.6m)青淵 に着く

下山してくる人たちにお会いするようになり,ベンチで休憩されています。

「ここでスイカやアイスを売ったら儲かるんとちゃうか」なんて冗談も飛び出ました。

坊主さんはここで朝食

前方を眺めると稜線の向こうに薬師岳が見えているようですが、
北側はガスでよくわかりません。

三角点を過ぎるとすぐにニッコウキスゲが一輪咲いていました。

嬉しくて撮影していると、下山してくる人が「登れば沢山咲いていますよ」と嬉しいお言葉
言葉を聞いた途端元気になる私です。 
岩畳を登りきると

草原に出て木道が現れ、一面にお花畑が広がっています。右に左にと忙しい

ニッコウキスゲをはじめコメツツジ、イワイチョウ、キンコウカ、エゾシオガマ、ネバリノギラン等
この辺りのチングルマはさすがに綿毛になっています。

草原にはユウスゲの群生が広がり
眼下には有峰湖の青い湖水が望めます。

右手に見えるテープを巻いた背の高いポールは何だろう? 

すると後ろの坊主さんからすぐに「あれは指パッチンのポール牧です。」
ダジャレも出るようになってきましたよ。

本当は積雪量調査用のポールのようです。
 

1904mのベンチの傍に咲いていたニッコウキスゲ
学名は一日花(朝開花し、夕方閉じると言われていますが、二日程咲いていることも多いとか)

太郎平小屋はまだあの山の向こうのようです。

石畳の登りになります。
「飯野山の登山道もこんなんにしたらどうかしら?」なんて思っちゃいました。

キンコウカの群生です。イワイチョウも咲く池塘があります。 

登山道脇の足元には小さなミヤマリンドウやタテヤマリンドウが続きます。 

左側の岩井谷と沿うようにのびる台地状の尾根を登って行くと
下山のグループと入れ違いに

9時10分 五光岩ベンチ(2189m)に着くきました。

むらくもが「さあバナナ休憩だ!」
困った坊主さんが「持ってない」と

 目指す薬師岳や薬師岳山荘が見えます。
そして対岸に名前を示す岩場が見えます。

9時32分 よく手入れされた道を歩いて稜線に見える太郎平小屋を目指します。

草原のあちらこちらに橙黄色のニッコウキスゲが目を楽しませてくれます。

二列になった木道は傾斜も緩やかで歩きやすい。

突然富山県警のヘリが飛んできました。何事が起ったのでしょうか
ヘルの行方を見守ります。
 
足元にはミヤマリンドウにミヤマモンキチョウがいました。

薬師岳山頂の雲がとれて全貌が見えてきました。

ヘリの音が近くで聞こえるのですが、ここからではどこにいるかわかりません。
あの上まで行けばわかるかもしれないと足早に登って行きます。

振り返ると坊主さんも頑張ってます。 

平坦なところには池塘がありますね。

へリは頭上を旋回し、太郎平小屋辺りでホバリングしているようです。
下山してくる人に聞いてもよくわからないとのことでした。 

太郎平小屋が見えてきました。
先行するむらくもが「早くおいで」と手招きをしてます。
近づくと見頃のチングルマの群生です。
標高をあげるとまだまだ綺麗に咲いていて嬉しくなります。

チングルマの群生と薬師岳 
 

太郎平小屋近くまで来るとホバリングしていたヘリが吊り上げています。
事故ではなく、救助訓練だったようです。 良かったです。

階段状の木道を登ると
10時30分太郎平小屋(2330m)にとうちゃこ 
 
展望は最高です。

今から向かう薬師岳もはっきり見えます。
 
南東側の展望
ワリモ岳、鷲羽岳、~黒部五郎岳
手前には雲の平が見えています。
 
 
ちょっと早いけど昼食にします。

「ネパールカレー」を食べたかったけれど、売り切れ
仕方なく普通のカレー@800を注文、
坊主さんは生ビールです。これを楽しみに登ってきたのですから美味しいでしょうね。

むらくもも欲しかったようだけど、
手や顔がむくんできているので、高山病かな~我慢ガマン

カレーは美味しかったけど私もちょっぴり高山病かな
食欲がないけど、時間をかけて何とか完食しました。

ベンチの傍にはヨツバシオガマなどの小さなお花畑 
トイレの近くもニッコウキスゲのお花畑です。
 
小屋の裏は太郎山
黒部五郎岳や雲の平に向かう木道が見えます。
 

1時間あまりまったりしたので、
11時41分 太郎平小屋を後に、今夜泊まる薬師岳山荘に向けて出発~ 

前方の薬師岳はガスに包まれていますが、緩やかな木道歩いて行きます。

東に黒部源流の山々を眺めながら進むと、しばらくすると
薬師峠に向かって下って行きます。
振り返ると次々と下って来られます。 
 
太郎平小屋から20分程の
12時02分 薬師平のキャンプ場に着きました。

8~9張りのテントが見えます。比較的空いています。
ここには水場やトイレに売店もあるようです。

ここで坊主さんとお別れです。「明日の朝、薬師岳山荘で待ってま~す。」
 
テン場からは小さな沢沿いの大きな岩がゴロゴロした急な登りになります。

ツマトリソウ、イワカガミ、、アオノツガザクラ、ミヤマカラマツ、スダヤクシュ
オオバミゾホオズキ、オオヒョウタンボクなど咲いていてなかなか進めません。

キヌガサソウも終盤でしたが咲いています。
 
沢の上部になるとゴロゴロ岩で歩きにくい
チングルマやハクサンイチゲ、イワカガミやアオノツガザクラのお花畑となり
ミツバノバイカオウレンやヒメイチゲも咲いていて楽しみます。

大きな雪渓が残り、ケルンから右手に登って行くと
 
13時04分大きなケルンのある薬師平を通過
ハイマツ帯の尾根東側の小さな窪地を緩やかに登って行きます。

山頂方面はガスっていて、
周囲はお花畑が広がっています。

チングルマやハクサンイチゲやシナノキンバイ、イワカガミ、ミツバノバイカオウレン
タカネヤハズハハコ、ミヤマアキノキリンソウ、イワイチョウ、ミネズオウ等
 
振り返ると歩いて来た道が見えます。
雪渓の脇のガレ場を登って行きます。
 
お花に元気をもらいながらザレた尾根をゆっくり登って行きます。
雪渓があるのでちょっと涼しい~
 
お花畑の向こうは大きな雪渓が残っています。
カールにも雪渓
この時期こんなに残っていて嬉しい

その上山頂のガスもとれ青空が出てきました。
こんなにはっきり見られてラッキー(^O^)/
 
 
山頂から下って来る単独の若者が「ヤマケイの地図を落としていませんでしたか?」と聞かれた
「見なかったけど~」後からこられた方にも聞かれていました。
カメラで撮影されていて落としたらしい

縦走の初日なので困った顔で、また登り返して探しに行かれました。
そのあと会っていなのでどうなったかわかりませんが、なかったら困るだろうな~

14時06分やっと稜線に出ました。 
西側はガスっています。

薬師岳山荘まで15分の道標あります。
 
ガレ場のミヤマコゴメグサやイワツメグサを愛でながら

咲き残りのミヤマダイコンソウも咲いています。
14時17分 今夜宿泊する薬師岳山荘に着きました。 

受付をします。
明日はゆっくり朝食して、坊主さんと合流して北薬師岳へ向かう予定なのでお弁当も頼みました。
一人10800円を支払い二階の部屋「鍬崎」へ

ザックは廊下に置かなくてはいけません。
大部屋は混雑しているようです。

受付で明日のお天気を聞くと午後から雨になりそうだというし
夕食の17時40分までには時間があるので、必要なものだけ持って薬師岳山頂に登ることにしました。
 
 15時小屋を出発 山頂までは1時間程

つづら折りのザレ場の道を辿って手前のピークの避難小屋を目指します。
むらくもはどんどん先に登って行きます。
 
私は休み休み振り返りながら登って行きます。

やっと避難小屋が見えてきました。
(この避難小屋は風除けシェルターとして使える程度のもののようです)

先行のグループがトラバース道を進んだので
私もついていってしまい、避難小屋には寄りませんでした。

 東南稜との分岐に大きなケルンがあります。

そして愛知大学生が迷い込んだ東南尾根には、
悪天候時の下りで迷い込まないようにペンキで×印がつけられています。(むらくも撮影)
 
山頂を目指して行きます。
 
 
雪渓が残る東南尾根と中央カール
手前にはオンタデやヨツバシオガマ等も咲いていて、絶景に感動
 
 
さらに進むと岩場にチシマギキョウも咲いていました。

下って来られる方から「雷鳥がいましたよ」と教えていただき、
頑張って登って行きます。
その先でむらくもが私の来るのを待ってくれていましたが、
雷鳥はハイマツにもう隠れてしまっていました。

むらくもに「もう一度雷鳥さんを呼んできて」と頼むと
「なんぼ出すんや」「100円」「5000円でどうや」「う~ん」

疎らなハイマツの稜線を登りきると

16時 薬師岳(2926m)山頂です。
 
薬師如来像が祀られている山頂の祠             祠の裏にある二等三角点薬師ヶ岳(坊主さん撮影
 
北薬師岳(2900m)と金作谷カールの雪渓に大感動
その後ガスが湧いてきて山頂は隠れてしまいました。
 
 
吸い込まれそうなカール
 
 
16時8分山頂を後にします。

下っていると、むらくもが登りで見た辺りで雷鳥の親子を発見
見ているとだんだん近づいてくるではないですか(^O^)/
もう夢中でシャッターを押します。

今までアルプスに来て、ほかの人は雷鳥に遭遇しても、私は見ることができませんでした。
なので今回こんなに近くで私達だけが見られて本当にラッキーでした。

お母さん雷鳥の表情が何とも言えませんね。
傍にいる子供は鶏のひよこのようにふわふわで可愛かった
 

チョロチョロする雛をお母さんは見守ります。 
 

雷鳥の傍にイワヒバリもやってきました。 

可愛くていつまでも眺めていたいのですが、夕食の時間もありますので下ります。
10分も雷鳥を眺めていたようです。

だんだん雲が退き稜線がはっきり見えてきました。

ザレた斜面を滑らないように下り、5時過ぎに山荘に戻りました。
 
二階の同じ部屋の方は女性3人組と私達の5人だけなので、ゆったりです。

三人は早立ちの為入口側で眠るようです。
皆さんは今日で5日目、周回してきて今日だけが晴れたとか
 
5時40分 綺麗な食堂で夕食です。
卵焼きには「やくし」とケチャップで書かれています。

美味しそうなのに食欲がない。
ご飯もちょっとにしてゆっくり食べ始めますがなかなか食べられない。
やはり高山病のせい?
少しづつ高山に慣れてきてはいますが、ここは2700m
鈍い頭痛もあります。
むらくもに助けてもらって何とか食べ終わると後は寝るだけ

余りにもいいお天気なので、皆さん外でまったり
 
私もしばらく外で景色を楽しみ、部屋へ戻り横になると、
軽い頭痛で冷え〇〇を貼って
綺麗な夕日を見ることなく眠ってしまった。

夜中いびきで目が覚めた。
むらくもかと思ったがいびきグッズを貼っていた。
女性陣だったが、そのうちまた眠ってしまった。
 

ワリモ岳、鷲羽岳、祖父岳 
 
 
8/1に続く・・・

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❀ 咲いていた花々

・クモマスミレ        ・チシマギキョウ      ・ミヤマダイコンソウ      ・イワツメグサ
 
・ミヤマコゴメグサ    ・ミヤマアキノキリンソウ       ・ハイマツの花        ・コケモモの花

・タカネヤハズハハコ      ・ミヤマキンバイ        ・ミネズオウ        ・ウラジロナナカマド 
 
 
・ツマトリソウ        ・イワイチョウ          ・  ?           ・イワカガミ
 

・ミツバノバイカオウレン     ・ヒメイチゲ         ・オオバミゾホオズキ      ・アオノツガザクラ
 
・キヌガサソウ         ・スダヤクシュ       ・キバナノコマノツメ     ・オオヒョウタンボク
 
 
・コマガタケスグリ       ・ベニバナイチゴ         ・オタカラコウ          ・ウサギギク
 
 
・ミヤマカラマツ       ・ アカモノ         ・タカネコウゾリナ       ・ホソバノヤマハハコ
 
・ヨツバシオガマ       ・エゾシオガマ       ・タカネニガナ         ・シラタマノキ
 
 
・ミヤマリンドウ        ・タテヤマリンドウ        ・キンコウカ          ・イワイチョウ
 
 
・ネバリノギラン          ・コメツツジ         ・ミヤマママコナ        ・ギンリョウソウ
  
 
・アリドオシラン        ・ゴゼンタチバナ         ・ヤマサギソウ          ・キソチドリ
この他に見た花:ツルアリドオシ、オオタケシマランの果実、マイズルソウの果実
   
   
   

薬師岳 2926m・北ノ俣岳 2662m(富山県)

 ◆ 2017年7月31日(月曜日)晴れ~8月2日(水曜日)晴れ

 ◆ メンバー 坊主さん・むらくも・ピオーネの3名
 ◆ 7/31 折立登山口5:15-1870.6m三角点7:17/7:35-五光岩ベンチ9:11/9:32-太郎平小屋10:30/11:41
       -薬師峠12:02-薬師平13:01-薬師岳山荘14:18(泊) (約9時間大休止含む)

      ☆ 薬師岳山荘15:00-薬師岳山頂16:00-薬師岳山荘17:00(約2時間撮影含む)
                                
    8/1  薬師岳山荘8:00-薬師平9:02-薬師峠9:49-太郎平小屋10:28(泊) (約2時間30分)

      ☆ 太郎平小屋10:51-太郎山分岐10:57-北ノ俣岳山頂13:14/13:40-太郎山分岐15:19-太郎平小屋15:27
                                         (4時間40分昼食休憩含む)

    8/2 太郎平小屋6:54-五光岩ベンチ7:48-三角点9:03/9:19-折立登山口10:46(約4時間小休止含む)