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英彦山を後にして、
大分自動車道杷木(うき)ICから乗り長崎自動車道諫早ICで下り、
国道57号線を走り、目の前に普賢岳が見えてきました。
 

4時半お宿に無事到着、夕食まで時間があるので、地獄めぐり
温泉に入って、お腹いっぱい食べて、バタン休 
ふっこう割deお得です。
   

10月14日

雲仙岳を池ノ原園地から登るのならもう少し早く出発しなければいけませんが、
今回は、下山してから長崎平和公園に行く予定なので、
仁田峠から登ります。

雲仙仁田峠入口ゲートが開くのが8時からなので朝もゆっくりして出かけます。

管理事務所から出口ゲートまで一方通行
自然環境維持保全のための協力金100円を支払って
今日の登山口仁田峠に向かいます。

お天気が悪く、小雨まで降ってきました。
カッパを着て登るのは嫌だなあと思っていたら

第2展望所まで来ると小雨も止み普賢岳が見えました。
 

1990年11月17日に普賢岳東側より噴火が始まった。
翌年5月地獄跡河口から溶岩の噴出が始まり1995年に停止

200年ぶりの大噴火、火砕流と土石流の発生の放映は大きな衝撃を受けました。
 あれからもうすぐ26年が立つのですね。
眼下には島原市が見えています。
   
 
8時30分頃仁田峠の広い駐車場に到着、その後すぐに観光バスもやってきました。

ミヤマキリシマの咲く頃は観光客で渋滞となるようです。
長時間の駐車の登山者は池ノ原園地駐車場を利用ください。
ここまで徒歩で約30分程だそうです。

仁田展望所の道標に従い少し進むと
   

妙見・国見岳分岐です。ここから登山道に入って行きます。
ススキの中を歩いて行きます。
少し登ると視界が開け、駐車場も見えてきました。
   

登山道は整備されて歩きよく
ミヤマキリシマがあり、春はどんなに綺麗だろうと進んでいると
なんと一輪咲いているではありませんか(^O^)/ラッキー
 
   

ロープウェイ妙見駅が見えてきました。
石段を登って、妙見駅まで行きます。
   
 
素晴らしい展望が広がっています。

 

駅舎の横から妙見岳の登山道に入ります。 
登るにつれ、長崎半島や諫早がよく見渡せます。
   

なんと嬉しいことに足元にフクオウソウが咲いてるではありませんか
それからウンゼンツツジも沢山咲いています。花が少ないこの時期に嬉しいですね。
   
 
9時32分妙見神社に着きました。
今日の無事をお祈りして、先に進みます。
   

 国見・九千部岳の道標に従い尾根を進むと、
南に溶岩ドームの平成新山がずいぶん近くに見えてきました。
   

さらに進むと第二吹越への道は土砂崩れの為通行止め
 直進すると
   
 
左に丸いドーム状の国見岳が見えてきました。(右が平成新山)
 

稜線にはキリシマツツジが咲いていますし、
サワフタギの実はびっしりついています。
バックは妙見岳 
   

さらに進むと国見岳分岐になります。時刻は9時55分
 国見岳のほうに進むとまもなく急登の始まりです。見上げると岩場も見えます。
   

急な岩場には鎖もあります。
慎重に高度をあげて行きます。 
   

笹の中のところどころにまだフクオウソウが咲いています。
岩場から振り返ると稜線と妙見岳が見えます。 
   

10時7分 国見岳山頂(1347m)です。
眼前には平成新山
山頂の気温は8度 寒くありません。
   

南には島原と天草の島々
  
 
北には有明海

展望を楽しんでいたら老夫婦がやってきました。
暫くお話しすると、久留米市の方で補欠選挙の応援演説で来られていた
小池知事を見たと嬉しそうに写真を見せてくれました。
その後も次々登って来られたので、私達は下山します。

下りのほうが急降下で危険です。ゆっくり下ります。
   

振り返ると外国人さん達も下ってきます。 
   

10時28分 国見岳分岐まで戻り、左の普賢岳に向かいます。
若い外国人さん達はさっさと私達を追い抜いて行ってしまいました。
   


 鞍部まで下り、そこから振り返ってみます。

もみじ茶屋に向かいます。
   

鬼人谷口のところで、
「今、風穴のほうに団体さんが行ったから渋滞するよ~平成新山を真近で見られるけどね」
と声かけてくださったので
素直に紅葉茶屋から普賢岳に登ることにしました。 
   

紅葉茶屋からも急峻な道です。
途中見つけた赤い実はフウリンウメモドキ  可愛いですよね。
   

立ち枯れた木々の間を抜けると
11時10分山頂分岐まできました。
   

あの岩場がが山頂のようです。
西には今登ってきた国見岳が見えます。 
   

むらくもはそのまま直進して、霧氷沢のほうに進んで行きます。 

少し下って行っても展望がないので、
引き返してくると高齢の三人衆が美味しそうにお弁当を食べていました。
奥さんが早起きして作ってくれたそうです。よくできた奥さんだわ
   
 
分岐まで引き返し、山頂へ

11時18分 大勢の子供たちがお弁当を食べている間を進み、普賢岳山頂(1359.3m)に着きました。
平成新山がすごい迫力で眼の前に迫ってきます。
 

近くには一等三角点 普賢岳

地元の小学生は池之原園地から登ってきたそうです。 
今度は高校生が登ってきます。山頂もいっぱいですので、下山します。
   
 
小学生は山頂で登山達成の記念撮影をしていました。
みんなよく頑張ったね。

11時56分 紅葉茶屋まで下り、仁田峠まで1350m 薊(あざみ)谷を下って行きます。
   

先に下山していった小学生のグループです。
引率の先生の一人が脛が痛そうでゆっくり下っていました。
暫く後からついていってたのですが、途中で先に行かせてもらいました。 
   

どんどん下って 
12時24分 6合目(標高1090m)
   

木々の間から普賢岳が見えました。
妙見岳と小さくロープウェイ妙見駅も見えます。
   

普賢神社の鳥居のところには、先に下山した小学生が待っていました。
鳥居の隣には普賢神社の拝殿もあります。 
   

12時30分広い仁田峠にとうちゃこ

沢山の小学生がいたので、忘れていました三角点ゲットを
右側の人の近くに四角いのがみえます。
これが4等三角点 仁田峠 1079m
   
 
丁度登って行くロープウェイを見送り、駐車場へ
   



さあ今回の旅行の目的地長崎平和公園へ 

↓平和祈念像                         ↓原爆落下中心地

 
 

原爆資料館で、被爆の惨状を示す写真や展示品を見てきました。
 
   

本場の長崎ちゃんぽんを食べて岐路に着き
2泊3日の旅は終わってしまいました。
 
 
   
   

妙見岳1333m・国見岳1347m・普賢岳1359.3m(長崎県)
 

 ◆ 2016年10月14日(金曜日)曇りのち晴れ

 ◆ メンバー むらくも・ピオーネ
 ◆ 仁田峠8:48-妙見神社9:32-尾根道出合9:42-国見別れ9:55-国見岳10:07/10:17-国見別れ10:28
    -鬼人谷口10:41-紅葉茶屋10:46-普賢神社11:10/11:16-普賢岳11:18/11:40-紅葉茶屋11:56-仁田峠12:29
                                   (約3時間40分休憩昼食含む)