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ムラサキセンブリを見たら今年の花散策は終了
冬は里山歩きが楽しみとなる。

週末はreikoさんの希望で阿讃縦走路の一つ
六地蔵越から雲辺寺まで歩くことになりました。

ピストンできる距離ですが、
折角なので山頂公園の天空のブランコでゆっくりしてから
雲辺寺ロープウェイ山麓駐車場に下ることにしました。

当日8時に雲辺寺ロープウェイ山麓駐車場集合
駐車場からは観音寺の街並みや伊吹島、七宝山も見えています。
私の車で六地蔵越に向かいます。


萩原寺まで下り国道377号線を北東に進み
辻の信号から県道6号線へ

民家がなくなると道は細くなり
舗装された道をどんどん標高を上げて行きます。
 途中薬師峠で寄り道

東屋からは朝靄の幻想的な景色が見られてよかったです。

大麻山や善通寺五岳↓
   


9時前に六地蔵越に着く

徳島側の駐車スペースに駐車し、
六地蔵越まで戻ります。
   


六地蔵
   


9時4分 いきなり急登を登り始めます。

登山口には阿讃縦走路の道標が・・・
 
   


河内(こうち)小卒記念植樹がされていたようですが
三豊市立河内小学校は平成28年3月31日に閉校となりました。

6分ほど急坂を登るともう稜線
   
 

里山の定番のコウヤボウキの綿毛

歩きやすい阿讃縦走路になります。
   


ちょっとだけ藪っぽところがありますが・・・大したことはありません。
   


9時29分 登山道に最初の三角点

三等三角点/蜂ヶ谷 642.65m
   


落ち葉を踏みしめながら広く快適な道が続きます。
   


登山道の真ん中に石の道標があります。

右こんぴら 左うんぺんじと刻まれています。  
   


ツルリンドウの赤い実が目につきます。
   
 

10時3分 二つ目の三角点

四等三角点/山本 673.3m

キティ山岳会のプレートもあります。

一時間ほど歩いたのでここで小休止
   


このルートで見つけた「辻財産区」
keitannさんには珍しく随分気になっているようです。

10分の休憩後も多少のアップダウンはあっても歩きよい道を進んでいきます。

可愛いヤブコウジ
   


登りっ切ったところを右へ

アカマツの向こうにピークが見えてきました。
 
   


ヤブっぽいところをちょっと下リますが快適な道は続きます。

所々には「阿讃縦走コース」の札がつけられているので安心ですね。

   


目立つマムシグサの赤い実や

弾けたツルウメモドキの実を見ながら登って行くと
   


11時10分  縦走路から右の少し入った藪の中にある三つ目の三角点GET

四等三角点/河西 809.07m 
   


三角点を過ぎたところで二度目の休憩です。

keitannさんの傍で見つけた小さなキノコ
   


11時28分 歩き始めると日差しも出てきました。

快適な縦走路に赤いテープが何重にも巻きつけられ
木札には薄く「阿讃山脈ロングトレイル」と書かれています。
以前大会があったようです。
   
 

広くまっすぐな阿讃縦走路
 


やがて左は植林になりました。
木々の間から燧灘や眼下に粟井ダムが見えるようになるとへんろ道は近い
   


11時51分 「四国のみち」に出ました。

「←大興寺 8.7km 雲辺寺 0.9km→」 の道標

雲辺寺まであと少しです。道標に従って歩いて行きます。
   


木々が伐採されて展望がよくなったところから
伊吹島や荘内半島その向こうには岡山の六島までよく見えています。
   


四国のみちに合流してから300mでロープウェイ分岐です。 
   


冬枯れの木のへんろ道を緩やかに進むと

12時7分 四国のみち分岐の舗装路に出ました。
   


雲辺寺無線中継塔のところにある三角点へ
尾根道を登って行きます。

茅の中に古い石灯篭
   


12時12分 二等三角点/雲辺寺山 910.70m
傍には石仏
   
 

フェンスにはキティ山岳会のプレート

フェンスに沿って進むと雲辺寺無線中継塔の舗装路へ出ました。
 


舗装路を歩いてベンチや標識ある「四国のみち」分岐まで戻り
舗装路を歩いて雲辺寺に向かいます。

登山道脇にはハンショウズルの綿毛がいっぱい
   


境内まで来ると参道脇に五百羅漢像が立ち並んでいます。

その中にマスクをした羅漢も・・・
   


まずは本堂でお参りを済ませ
毘沙門天展望館で360度の展望を楽しみます。

霞んでいますが中津山や国見山
   


燧灘や瀬戸大橋まで見えています。

眼下のスノーパーク跡の山頂公園も賑わっているようです。
   


私達も山頂公園

楽しみにしていた天空のカフェはなんと21年9月に閉店していてがっかりでした。

昼食後童心にかえり若者に交じって天空のブランコや飛び上がった写真を撮ったりパラソルで遊びました。

 因みにカラフルなパラソルは無料で貸してくれます。

お天気も良くなって青空で撮影することができてよかったです。
   
 

次々と若者がやってきて天空のブランコには行列

ハートのベンチから荘内半島を望みます。
   


たっぷり1時間遊んだのでそろそろ下山しないと遅くなります。 

2時下山開始五百羅漢の前を通過し、
2時15分 四国のみち分岐まで引き返します。

見上げれば冬枯れの木立と青空の道
西日があたり気持ちよく歩いて行きます。
   


14時20分 ロープウェイ分岐まで来ました。

お二人ともまだ粟井のほうから歩いたことがないので
そちらへ下ってもいいのですが、車をロープウェイ駐車場に置いてあるので
粟井から駐車場までの車道歩きが50分かかります。
日暮れが早いので今回は諦めてロープウェイ駐車場に下ることにします。

黄葉したダンコウバイが西日に輝いています。
 
   


樹林の中を黙々を下って行きます。

山の陰になるコースならもう薄暗くなるところですが
このコースは西日が射しこんで明るく気持ちがいいのです。

 地図を見ていたら三角点が近づいてきました。
登山道から少し外れたところにあるようなので登って行きます。

テープがあるので辺りをウロウロ
まもなく松の小木で見えにくくなっていましたが
見つけることができました。
   


5つ目の三角点GET
四等三角点/東雲辺寺 566.05m

これで今回の目的達成です。

登山道まで下りるとそこには木に赤いテープが巻き付けられていました。
   


さらに下って行くとまだ紅葉が綺麗です。

コナラやダンコウバイの黄葉を楽しめました。 
   
 

ピンとが合わずヤブムラサキの撮影に苦戦していた時、
keitannさんがロープウェイが通過することを
教えてくれていたようなのですが聞こえず撮影できませんでした。残念

15時28分 そこでロープウェイの鉄塔の真下の登山道でロープウェイが通過するのを待つことに・・・
   


待つ間に辺りを見ると

サルトリイバラやソヨゴの果実
   


久しぶりに見たサンカクヅルの紅葉 

エナガもウロウロ
   
 

15時43分 15時40分に山麓駅を出発したロープウェイが
3分後に鉄塔を通過して行きました。

あとは下るだけです。

15時46分 途中の木々の間から
山頂駅からのロープウェイが通過して行くのが見えました。
   


ハゼの紅葉やヒメヤシャブシ、ソヨゴの果実などを見ながらどんどん下って行きます。

やがて江甫草山や稲積山その奥に紫雲出山が見えてくるとロープウェイの山麓駅は近い

狂い咲きのツツジも
   


16時1分 登山口に下山です。 

雲辺寺を振り返ります。 
   


ロープウェイの山麓駅駐車場には2021年4月に移設された「ブルートレイン」

鹿児島県に置かれていた寝台特急の車両2両は
遍路宿として生まれ変わる予定

夏には修繕塗装が施され、車両が綺麗になっています。 
今後は車両脇に、うどん店やフルーツの摘み取りを楽しめる体験型観光農園を開く予定だそう

楽しみです。また来てみたいですね。
 


16時6分 第二駐車場まで戻ってきました。お疲れ様です。

reikoさんはここから帰路へ
16時10分 keitannさんの車で私の車を六地蔵越まで回収に行きます。

山道を走っているとイノシシの親子に遭遇したり
薬師峠で夕焼けを見たり
16時50分頃 無事駐車地点に到着、ここでkeitannさんとお別れです。

夕暮れには民家のところまで下って来れました。
   


閉校になった河内小学校のイルミネーションを見て帰路へ
 
   
 

阿讃縦走路を繋ぐ一つを無事案内することができてよかったです。
山頂公園で童心にかえり遊んだり楽しい一日になりました。
keitannさん、reikoさんお疲れ様でした。
 
 
   
   
六地蔵越から雲辺寺 927m (香川県)
 

 ◆ 2021年12月5日(日曜日)曇りのち晴れ

 ◆ メンバー keitannさん・reikoさん・ピオーネの3人
 ◆ 駐車地点-六地蔵越 9:04-△蜂ヶ谷9:29-△山本 10:03-△河西11:10-小休止11:28-
    四国のみちに合流 11:51-雲辺寺三角点 12:12-雲辺寺12:30-雲辺寺山頂公園(昼食) 13:02/14:00-
    東雲辺寺三角点14:58-鉄塔15:28-雲辺寺ロープウェイ駐車場 16:06
                    (約7時間 昼食、休憩含む)