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今日も何処かの山に行こう
朝までまた行き先を決められないでいた。

昨年山友から中蓮寺峰の登山道が
伐採されて明るくなっている話を聞いていて気になっていた。
里山のセンブリが咲き出したので見に行こう

当日母をデイサービスに送り出してから
Mでパンを購入して登山口に向かいます。

10年以上も前に登ったきりなので、アプローチの入口も忘れて
少し迷って広域基幹林道を走り中蓮寺峰登山口に着きました。
 
「四国のみち」の案内板


少し広くなった路肩に駐車し、
10時57分 登山口から歩き始めます。
 中蓮寺峰まで2.7km
   


すぐに登山脇にはシロヨメナが咲いています。

 最初は沢沿いの広い林道を進んで行きます。
   

ジグザグの道を登って行きます。
要所には標識があるので、迷うことはありません。
 
   
 
25分程進むと樹林を抜け明るくなりました。
伐採されていてあたりの様子が変わってしまっていて
道を迷ったかと思ったほどです。
   


振り返ると観音寺市街と七宝山の展望が広がっています。
こんな景色が見られてよかった~
 


林道から1.5kmを歩いてきました。
「もみじ橋ってまだかな」あと300m先のようです。
 
   


11時42分 朱色に塗られたもみじ橋に着きました。

ここからは本格的な山道になります。
   

草が生えた登山道にはシロヨメナやヤマハッカの花が咲いていて
疲れを癒してくれます。

ヒノキの植林の中、木の階段が山頂まで続く
道も急になってしんどいのでゆっくり休みながら登って行きます。
   


コウヤボウキやアキノキリンソウに励まされ、
頑張って登ると尾根に出る。
   


傾斜も少し緩くなり雑木林の中を登るとまもなく

12時31分 中蓮寺峰頂上に着く。

ひっそりとした山頂の祠には天水分神が祀られています。
   


 東屋にベンチもあるので、ここでランチタイムです。

展望は以前来た時はよく見えたと思ったのですが、
木々が成長して、木々の間から瀬戸内海が眺められます。

   


12時52分 お腹を満たしたら、まずは裏のこんもりした林の中にある四等三角点へ
 
   


まだ時間があるので若狭峰(わかさみね)まで行ってみることにしました。 

阿讃縦走路を西に分け

尾根沿いにつけられた林道を歩いて行きます。
   


ハンググライダーのフライト場では以前は展望がよかったのですが
木が大きく成長してほとんど展望はありません。
落葉した冬ならもう少し展望があるかもしれませんが…

まだ紅葉にも早くひたすら林道を歩くだけですが、
ふと見た足元に季節外れのピンクのシハイスミレが咲いていました。
 真っ白なキノコもありました。
   


さらに進んで行くと林道は二手に分かれていて

右に下って行けば、徳島県側の池田町下野呂内(約5km)に行けるそうです。 
中蓮寺越えの道の説明板を読むと
この道はかつて讃岐と阿波を結ぶ交易の道として栄えたようです。
また一説によると娯楽が少なかった昔、
博打うちがいききいた道ともいわれているとか
   


若狭峰や国道猪鼻峠へは左の道を進んでいきます。 

「野鳥を観察しよう」の案内板より右の尾根沿いに急坂をひと登りで
13時23分 樹林の中に若狭峰の三等三角点があったが展望はない。

若狭峰無線中継所まで行って南に回れば展望があるかもしれませんが
デイの迎えの時間も気になりますので
林道を引き返し中蓮寺峰に戻ります。
   


13時58分 中蓮寺峰の東屋まで戻ってきました。
そのまま往路を辿って登山口に戻ります。

色づいていたのは山頂付近の一部だけでした。
 
   

小さい秋見つけた~♪
 
   

センブリはなかったけれどキッコウハグマを見つけることができてラッキー 
   

もみじ橋まで下ってきた時、むらくもが「何か匂う」という
私も感じていました。
森のにおいです。杉や桧の木の匂いです。
 ほのかににおってくるこの香りは疲れた体をリフレッシュしてくれます。

もみじ橋のもみじの紅葉はまだまだです。

15時02分 林道を歩いて登山口に無事帰ってきました。

さあ急いで帰りましょう
   
   
   
   

中蓮寺峰 755.9m ・若狭峰 786.8m (香川県)
 

 ◆ 2019年10月23日(水曜日)晴れ

 ◆ メンバー むらくも・ピオーネの2人
 ◆ 登山口11:00-もみじ橋11:42-中蓮寺峰休憩所(昼食)12:31/12:51-三角点12:52-若狭峰13:23-
   中蓮寺峰休憩所13:58-もみじ橋14:32-登山口15:02-
                       (約4時間 昼食・休憩・花散策含む)