home
トリオで山と福寿草を見に行く予定でしたが
母の体調が心配で取り止めた。
むらくもと自宅から近い高屋城と九十九城址を自転車でふらふらと出かけることにした。

稲積橋に近いところから出発
雑古屋稲荷(ざこやいなり)
昔、仮屋の魚行商人が雑魚(ざこ)を売り、この辺りに住んでいたそうです。 

坂道を登って行くと
   
 

母が屋敷にある荒神さん 母が屋敷にある荒魂神社

九十九山城は落城した時に城主の妻子がここに落ち延びたところ
「岡」の窪地で大晦日を過ごしたそうです。
この窪地を「母ヶ谷」といい、その付近一帯を「母ヶ屋敷」と呼んでいるそうです。


ホトケノザ     高屋城関連史跡は稲積山の麓にあります。
   


九十九城が落城した時戦死した武士7名の石塚

満開の梅の古木の傍に五輪塔が佇む
 


次に田圃の中にお塚はん

当時の戦いで討ち死にした武士のお墓で
細川方6名と長宗我部方1名の祠が祀られています。
お花が供えられていて地元の人に守られています。
   


峠を越え室本へ

玉姫神社と大出水(おおいずみ)(井戸)
城主の娘が祀られています。
   


細い路地を入ると

さんきちや

長宗我部が九十九山城を攻めた時の古戦場の跡で
戦死したものの祠が数か所あるところから名づけられたとか
   
 

蓮光院山門から城跡の山を望む
   


江甫草山登山口には立派な案内板と杖があります。
   


石段を登ると立派な枝垂れ梅が満開です。
何度も訪れているのに枝垂れ梅を見たのは初めてでした。
 


境内を抜け、本堂裏の墓地まで石段を登り振り返ると稲積山

展望所の案内に従って
11時17分 ミニ八十八ヶ所を辿って山道を登って行きます。
   

木々の間からの展望を楽しみながらゆっくり登って行きます。
 
   


急登にはロープが設置されていて助かります。

やっと五合目
   


励ましの札もあります。
 
   


有明浜分岐でむらくもが待っていてくれました。
石積が残っているのです。

その奥には防空壕のような穴が・・・
いつも何気なく登っていたのでこんなのがあったのも気がつきませんでした。
   
 

曲輪                                   虎口
   

山頂まで登って来ると
高松から来られた男性二人がタコ判を美味しそうに食べていました。
爺神山に登った後仁尾で買ってきたそうです。
展望所は風が強いので山頂で食べているとか

井戸跡     山頂と四等三角点/江甫山 153.11m
   
 

西側の展望所に行ってみます。

4段の曲輪や石列も残っています。
   


ベンチのある展望所まで来ると風があり
展望もイマイチ

お弁当を持ってきていないので
みかんを食べて引き返します。
   


石積も残っています。

有明浜方面に下ります。
   


落ち葉で滑りそうな急な下りには
ロープも設置されています。
ロープに摑まり慎重に下って行きます。

六合目からの展望
 
   


やがてコンクリート道に・・・
   


車道に出て振り返ります。
道標がなければここが登山口とはわかりません。

江甫草(九十九)山城跡→」
   


稲積山を見ながら車道を歩いて蓮光院へ

途中車道から左上に池の宮が見えます。
ここには玉依姫が祀られています。
 
   


あちこちの民家に咲いている枝垂れ梅を見ながら
蓮光院まで戻ってきました。

お腹が空いたのでさあ帰りましょうか
 
   


地元でその昔、こんなに戦いがあり多くの戦死者があったこと
少しですが歴史を知れて感謝です。
見慣れた風景の中にちょっとだけ関心を持つきっかけになりました。
もっと歩いてみたいと思います。
 
史跡九十九山城址
江甫草山 153m (香川県)
 

 ◆ 2022年3月6日(日曜日)晴れ強風

 ◆ メンバー むらくも・ピオーネの2人
 ◆ 荒魂神社10:16-石塚10:33-お塚はん10:40-玉姫神社11:03-さんきちや11:07-蓮光院江甫草山登山口11:12-
    江甫草山山頂11:40-展望所11:44-江甫草山山頂11:54-有明浜方面分岐12:03-九十九城址登山口12:18-
   車道歩き-江甫草山登山口12:28
                         (約2時間10分 休憩車道歩き含む)