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週末reikoさんとえ~ちゃんと
夕方用事があるので、短時間で登れる山ということで、
昨年秋に登った豊受山に行くことになりました。

この時期なぜ豊受山にと思うけれど、嬉しい誤算がありました。
 
大野原のいつものところで7時に待ち合わせ、大野原ICから
三島川之江ICで降り、途中具定展望台に寄り道します。
綺麗な水洗トイレやベンチもできていて整備されています。
傍には陽光桜やコブシの花が咲いています。
展望台からは少し霞んでいますが素晴らしい眺めです。
 
 

法皇トンネルを抜け,水が少ない金砂湖に映る赤い平野橋と山の
いい雰囲気の風景にまた寄り道、なかなか行けません。

県道6号線から県道126号線に入り豊坂地区を目指し登って行きます。
しばらく走ると七々木方面岩原瀬の分岐があるので七々木方面へ進みます。
   

途中え~ちゃんから神社があるというのでまた寄り道です。
車から出ると空気が冷たい
ここでお詣りしたので、神様のご利益があったのかも

車を走らせると木々が白い雪です。
霧氷があるかな!なんて少し期待
 

豊坂集落を過ぎ、道なりに進んでいると、
作業中のところまで舗装された道になっていました。

林業の作業をしている方がおいでたので車の横を通りすぎると
車道下に最終民家が見え、斜面はうっすらと雪があります。

林道を進み登山口手前の少し広くなったところに駐車し、登り始めます。
最初から急登です。 
 

7分程で伐採地に出ました。見上げるとうっすらと霧氷が見えます。ちょっぴり楽しみですね。
ガスっていて前回のような展望はありません。 
伐採と植林の際を登って行きます。
   

9年前に登ったreikoさんは、あまりの様変わりに驚かれたようです。
眼下には伐採地が広がっています。

途中から植林の中に入りますが、数センチの新雪を踏みしめながら慎重に登って行きます。
 
 
水場を過ぎても急登が続きます。自然林に変わると木々に雪 いい感じです。
 

陽ざしが出てきて、喜んだのですが、
少しだけでまた薄曇りで、霧氷もありません。 
   

しかし豊坂分岐手前にくると薄っすら霧氷が現れ、テンションが上がります。
先行していたえ~ちゃんが「凄い霧氷だよ」の声に足取りが軽くなります。
 

鋸山への道も霧氷です。
ザックを下ろして撮影タイム
 

青空がないけれど、厳冬期のような霧氷
すごい!どれもエビの尻尾
小枝にもびっしりついています。「こんなの見たことないよね」三人で 歓声と興奮
 
 
   

青空を待ちますが、一瞬だけ
登っていたら晴れるだろうと、先に進むことにしました。
鳥居が見え 北側になるとこれまた霧氷がびっしり
すごいとしか言いようがありません。
   

お詣りをし霧氷のトンネルの中を進みます。
しばらくして、「あれ!フライパンがなかったね」帰りにもう一度確認することにします。 
急坂をどんどん登る先行のえ~ちゃんが待ってます。
 

後尾のreikoさんが登ってくると、え~ちゃんが意気な計らいをしてくれます。
今まで霧氷と無縁だったreikoさんの為に先頭で新雪の中を歩いてもらうことに…
喜んだreikoさんは新雪を踏みしめて登って行きます。 
   

時折目の前にエビの尻尾の付いた枝があって避けながら
一瞬青空が見えると歓声をあげたり、ず~と興奮状態
   

「ぶら下がった枝に付いた霧氷は幾何学模様だ」とえ~ちゃん
この一本のブナの木だけは沢山の葉っぱに霧氷をつけています。 
   
 
 
 
長いエビの尻尾と小枝にびっしりの霧氷
   
 
 

興奮状態が続く中、やっと神社に到着
ここで安全の為軽アイゼンをつけます。
さすがに三人共アイゼン持ってきていたのでした。 
   
 
アイゼンをつけて神社の裏から登り始めます。
赤星分岐辺りは木々が切り払われて展望がいいはずなのに
今日はガスっていてあまり見えません。
山頂に向かいます。
   

分岐には、トラロープが張られ、黄色い札までありました。
ここは足元が危ないですからね。
ピークから右に下りますが、
   

細尾根を慎重に歩くreikoさん
木々の間から見えた北斜面は、あまりの真っ白でびっくり
   

豊受山山頂と三角点(この写真は、コーヒーの後です。)の到着 
山頂付近の霧氷は薄っすらしかありません。
 
 
まだ10時20分です。お昼には早いのでコーヒータイムにします。
え~ちゃんからミニ饅頭をいただいていると、なんと青空が(^O^)/
山頂で青空なんて嬉しかったです。その後霧氷の中は青空がなかったのでした。

さあ帰りましょうか!ちょっとだけ陽射しがありました。
そして見上げると黄色いマンサクに霧氷が付いていますが、
望遠でもあまりはっきり見えませんが~でも咲いていたんです。
   

赤星山分岐まで戻っても、赤星の山頂も稜線も見えません。
三度ヶ崖まで行くことにしました。
細尾根は薄っすら雪でアイゼンがポックリ下駄のようになって歩きにくい

お天気が良ければ三度ヶ崖でお昼にしてもよかったのですが、
北側からガスが湧いてくるし、
黒い雲が垂れこめていて、晴れる様子もなさそうなので、下山することにしました。
   

三度ヶ崖すぐの下りや尾根から神社への下りは急で
特に緊張し慎重に下らなくてはいけませんでした。 
   

神社付近は霧氷が付いた枝が垂れ下がり、潜って通り抜けます。
空気も冷たく融けない霧氷を楽しみながら、 どんどん下って行きます。
   

ツルシキミの花芽にも雪、
登りに気が付かなかったフライパンは
雪に埋もれていたのをえ~ちゃんが見つけてつるしてくれました。 
   

鳥居まで下りてきました。
あまりにも素晴らしい霧氷を見せてくれたので、神様にお礼をして下ります。
 

 豊坂分岐でもう一度霧氷を堪能
しかし太陽はほとんど顔を出してくれませんでした。
 
 
 
 
諦めて下ることに
南斜面は暖かくアイゼンがまたぽっくり下駄になって
歩きにくいので途中で外してゆっくり下って行きました。

伐採地まで下って来ると展望です。
登山口はすっかり雪が融けていました。
もう1時ですが、お昼はランチを食べに行くことにしました。
    
 
❀春を待つ花達 
   

雪が融けた泥んこの林道を走り、
朝立ち寄らなかった上の神社にも寄りました。 
途中の道沿いにはスミレが満開
   

グリーンハットでランチです。
トサミズキの花が咲き始めています。 
 

中に入るとカレーの臭い 
ランチを注文し、山談義をしながら待つことにします。
 

パスタ&ライスにコーヒー付で1050円 
手作りケーキも美味しかった~

お腹も満たし、満足満足
   

 青空はちょっぴりしかありませんでしたが、
思いがけず素晴らしい霧氷を堪能することができました。
ご一緒してくれたお二人ありがとうございました。

   
   

豊受山 1247.4m (愛媛県)豊坂側より
 

 ◆ 2016年3月12日(土曜日)曇り時々晴れ

 ◆ メンバー え~ちゃん・reikoさん・ピオーネの3名
 ◆ 豊坂登山口8:15-水場8:42-豊坂分岐9:15-豊坂神社9:57-山頂10:19/10:38
   -三度ヶ崖10:57-豊坂神社11:07-豊坂分岐11:28/11:41-水場12:27-登山口12:54
   (約4時間40分休憩撮影タイム含む)