home
チマチマ隊の忘年登山の訓練の為何処かに登っておかなければ
でもあまり遠くへはいけない「鋸山から豊受山は?」う~んでもちょっと
「そしたら豊坂から赤星ピストンはどう?」とむらくも
私はまだ豊坂から登ったことはないので行くことに決定

前日坊主さんが赤星に登るという
ならば車二台で縦走ができるわと考え、坊主さんのルートも効かず提案したらのってきた。

7時豊浜SAで待ち合わせ、二台で出発
中尾集会所に坊主さんの車をデポして
引き返して豊坂地区を目指し登って行きます。
しばらく走ると七々木方面岩原瀬の分岐があるので七々木方面へ進む。
豊坂集落を過ぎ、道なりに進んでいると、林業の作業をしている方がおいでたので
豊受山の登山口をお尋ねすると親切に教えていただきました。
伐採の木も避けてくれるというのですが
登山口は1km先だというので、少し手前の広くなったところに駐車し、歩いて行くことにしました。
 
 
   

駐車したところの山手に道があります。
歩いて行くとここが豊受神社でした。集落のほうからの道もありました。
登山口まで行っていたら気が付かなかったかもしれません。 
ここまでは舗装されています。作業中のところから未舗装になります。
   

車道歩きを始めて間もなく眼下に豊坂集落が見えます。長閑な風景です。
未舗装の林道を歩いて
   
 
カーブのところくると切株で広くなっています。
道なりに進むとまもなく豊受山登山口の標識がありました。
   
 
最初から植林の急登を登るとまもなく前方が開けてきました。
   
 
素晴らしい展望と雲海です。
 

 伐採された木を吊って降ろしている作業の様子をしばらく眺めてしまいました。 
中央に人が見えますか!
   
 
伐採と植林の際を少し登り、薄暗い植林の中を登って行きます。
10分ほどで水場?(水は流れていない)を過ぎると
   

南斜面は視界が開け自然林に変わります。
そしてなんとここはまだモミジの紅葉が綺麗に残っていて一人歓声を上げました。
   
 
ここで小休止、いいえ撮影タイムであああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああす。20分もいたようです。
 

落ち葉を踏みしめ気持ちのいい登山道を歩いて行くと豊坂分岐です。 
ここからは何度か歩いた道です。
ここで休憩と思ったのですが、吹き抜ける風が冷たく、
少し登った三度ヶ崖の見えるところでバナナ休憩
   
 
休憩後すぐに鳥居をくぐり、坊主さんが豊受神社の祠にお詣りです。
   
 
フライパンと金鎚が木にぶら下がっています。
この前を通る時、「今から入りま~す」と叩きます。
急坂をひと踏ん張りで豊受神社に到着
   

本殿が新しくなっていました。

2014年9月14日愛媛新聞より

 伊勢神宮(三重県伊勢市)にならい20年に1度、
本殿の建て替えを行っている愛媛県四国中央市豊岡町岡銅の豊受神社で13日、
完成を祝う遷宮式典があった。
豊岡町大町地区と富郷町豊坂地区住民ら約80人が、
神社のある標高1247メートルの豊受山の山頂近くまで登り、
地元の伝統継承へ思いを新たにした。
 日本三大局地風の「やまじ風」が法皇山脈から吹き下ろし、
農作物や家屋への被害が昔から絶えなかった四国中央市域。
神社には五穀豊穣(ほうじょう)の神、境内の社に風の神を祭っている。
 本殿は7月29日に住民が搬入した資材で建てられ、
改修を終えた拝殿などとともに8月末、完成を確認。
13日はご神体を新しい本殿に移し、遷宮を無事終えた。


社殿の奥には風穴があり、覗いただけ
   
 
神社の横の急な坂をひと登りで尾根に出て、右が山頂ですが、まず三度ヶ崖の展望所に寄ります。
七々木山や鋸山が見えます。
   

お二人は今まで登った山を懐かしく眺めていました。
今から登る赤星山の稜線の先には 今年二回も登った二ツ岳が見えます。
ゆっくりできません。引き返し神社を過ぎ三角点に向かいます。
   

痩せ尾根を北に進むとびっくりぽん!です。
三角点しかなかったところに豊受山山頂の標識ができています。 それも二つもです。
   

すぐに引き返し赤星分岐の開けたところで、少し早いけれどお昼にします。
お昼を食べている間に川之江の街の低い上空には雲が出てきました。 
   

さあ赤星に向かって出発です。
気持ちのいい落ち葉の道を下って行きます。 
   
 
登り返しの大岩を巻くと展望岩が現れ
   

登ってみると今下ってきた豊受山そしてこれから行く赤星山が見えます。 
   
 
豊受の斜面はもう少し早ければ綺麗な紅葉が見られたであろう
200mほど進むと野田分岐
赤星まで2.0kmの標識があります。
此処から野田へのルートは整備され、春にはお花畑が広がっているそうなのですが
まだ歩いたことがありません。いつか歩いてみたいな
   

小さなこぶをいくつか越えながら 進んでいきます。
登山道ははっきりしているし途中標識もあります。

笹が綺麗にあるところに来たとき、「この辺りにはまだ鹿さんはいないのかしら」と言うと
その声が聞こえたのか、下のほうから私はここよと言わんばかりに「キーン」という声
つい笑っちゃいました。
   
 
一本の木にはも真っ赤なマユミの実がいっぱいです。
山頂手前の展望岩に寄ります。
   

広い赤星山山頂とうちゃこ。だあれも居ません。
目の前には二ツ岳のシルエットと白い雲 
ここでのんびりコーヒータイム
   
 
眼下には白い雲がぷかぷか
山頂の上も白い雲 至福の時を貸切でした。
   

朱色の星のマークの石の祠に無事を祈り手を合わせ、急坂を下ります。 
中尾分岐を過ぎシャクナゲ群生を抜け、
1365mの肩から下り、落葉したカラマツ抜けて
   
 
冬枯れの雑木林をカサカサと落ち葉を踏みしめながらどんどん下って行きます。
落ち葉がふかふかで、登山道がわかりにくいです。
まあどこでも歩けるのですが…時折テープがあって助かります。

中尾集落のほうに下って行きます。
急な斜面落ち葉で滑りそうで気を使い疲れます。
   

植林手前にはまだ残った紅葉
植林の中を歩き 
   

鉄塔のところで最後の休憩をし

黄色いシロモジの混じる植林地を下りますが
、伐採した木があり、登山道を塞ぎ、少し歩きにくいところもありました。
   

最終民家の柿の木と登山口の水場です。 
   
 
のんびりした集落の中の道を下って中尾集会所にデポした車に到着
 

また一つ新しい道を歩くことができました。
初めての登山道はワクワク感がいいですね。
さて次は何処へ

坊主さん急遽お付き合いいただき、楽しく歩くことができました。
ありがとうございました。 
   
   
   

豊受山 1247.4m~赤星山 1453.2m縦走(愛媛県)
 
  

 ◆ 2015年11月16日(月曜日)晴れ

 ◆ メンバー 坊主さん・むらくも・ピオーネ
 ◆ 豊受神社8:50-林道歩き-豊坂登山口9:11-豊坂分岐10:14-豊受神社10:48-三度ヶ崖展望所10:56
   -豊受山山頂三角点11:11-赤星分岐-11:20/11:46-野田分岐12:02-赤星山山頂13:15/13:43
   -1365mの肩14:00-送電鉄塔14:42/14:55-中尾登山口15:09-集会所15:15(約6時間25分休憩含む)