お盆休み最後の日はお天気が悪そうなので15日に三人で出かけることになった時、 岡山の吉備路の極楽トンボさんとワンワンさんがご一緒できることになりました。 行き先は?keitannさんは初めての山歩きとなる土佐矢筈山を京柱峠から登ることにした。 今回岡山から車を出してもらえるそうなので、 丸亀で皆さんは5時半に集合して6時にいつものように豊浜SAで私も合流 大豊IC-R32-R439とスムーズに走り 予定より早く7時25分頃着きました。早朝なので空気が爽やかです。 ここの標高は1133mです。 峠から見る梶が森方面も快晴 |
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落合峠方面も朝陽でまぶしい |
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そして今日は下山して、お店が開いていたら、 前々から気になっていた峠のしし肉うどんを食べませんかと誘った。 熊出没注意の看板もあります。熊よけの鈴を持ってくるのを忘れちゃったわ みんなでいつものようにおしゃべりしてたら大丈夫だよね |
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林道を少し進むと小桧曽山登山口があります。 因みに私が前回歩いたのは5年前、reikoさんは3年前でした。 |
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keitannさんが初めてということで私がトップを歩くことになりました。 初めは気持ちのいい登山道を歩き始めます。 |
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この辺り 前回歩いた時はカヤが伸び、 踏み跡がわかりにくく迷いそうなところでしたが、今は歩きよい まもなく植林の中を歩き始めます。 こもれびが気持ちいい |
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県境尾根をゆっくりペースで登って行きます。 見上げると急登です。 記憶が定かではないけれど、こんなにすっきりしてなかったような reikoさんも同じように感じているそうです。 |
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標高1310mぐらいの展望のあるところへ立ち寄ります。 急登の途中なので吹く風が気持ちいい 山座同定は吉備路の極楽とんぼさんのほうがよくご存じです。 草原は牧草跡、阿佐尻山(あさしりやま)に左は三方山 むらくもが2012年5月に広瀬山まで歩いていました。 |
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原生林分岐まで来ました。お天気がいい間に右の原生林を歩くことにしました。 |
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のんびり原生林を楽しみます。 下草が全くありません。 倒木も多く、苔むしたところもあっていい雰囲気です。 アオベンケイも見つけることができました。 |
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緩やかに登って行くと ここは登山道脇の笹も少し残っています。 まもなく合流地点の岩場の下には祠が祀ってあります。 案内板にはモミ千本の字が刻まれています。 |
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ここから少し下りとなり、ウラジロモミの林の中を通って行きます。 本当に千本あるのかどうかわかりませんが見事なモミの林に感心しながら歩いていきます。 |
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keitannさんが笹の中にヤマジノホトトギスをみっけ 樹林帯を抜け、視界が開けてきました。 |
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笹原にでると青空と素晴らしい展望、もう皆さん感激 天狗塚や寒峰方面に梶ケ森方面等が見渡せます。 |
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笹の中にタカネオトギリ一輪咲いています。 まもなく稜線分岐です。 左は矢筈山、右は小桧曽山 まずは小桧曽山へ行くことにしました。 |
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笹の中を歩いていきます。朝露でズボンの裾は濡れてしまいました。 笹の陰でシコクフウロが 咲いています。 |
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低いササ原の中の明瞭な道を下って登り返します。 ここも5年前とは風変りしていて木が枯れています |
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5分程で二等三角点「笹」小桧曽山(1524.7m)山頂です。ここで小休止 その間に一人スパッツをつけます。 みんなで山座同定です |
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矢筈山に左は天狗塚、右は綱付森など… |
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時間がまだ早いので、もう少し先まで行ってみることにしました。ここからは初めてです。 笹原でのんびり地図を広げて山座同定 このまま下ると笹越えを経て明賀に下ることもできるようです。 |
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しばらく展望を楽しんだら、分岐まで引き返します。 振り返ると少し遅れて登ってくるのは吉備路の極楽とんぼさんです。 |
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京柱峠分岐まで戻ってきました。矢筈山に向かいます。 誰にも会わないのかと思っていたら、小桧曽山へ向かう若者三人組と単独の若者にすれ違います。 近年山登りをする若い人達が増えてきたように思われます。嬉しいことですね。 |
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少し登るとニセ小桧曽山1541mです。 さっきの小桧曽山よりよっぽどピークらしいのですが… 単独の男性が休憩されていました。 |
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さあ矢筈山まで雲上の笹原散歩に出かけましょう 南から吹き上げる風がとっても気持ちいい 振り返るとニセ山頂のreikoさんと青い空と白い雲 |
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先ほど登った小桧曽山とその向こうには高板山や奥神賀山 笹原の道もはっきりしているのでkeitannさんが先頭で歩いていきます。 |
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笹原の一本道、吹く風は爽やか まさに雲上散歩ですね。 |
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振り向くと三人も気持ちよさそう に歩いてきます。 |
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雲上散歩はまだまだ続きます 。 登山道脇にはかわいいピンクのシコクフウロが一輪 |
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今度は笹の中にかわいいシモツケソウをみっけ ここの笹原のお花はどれも背丈がちっちゃい |
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こんなに気持ちのいいところではゆっくりしないともったいない 大きい石の上で小休止 爽やかな風が吹き、昼寝でもしたい気分です。 |
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雲上散歩の稜線を振り返ります。 |
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休憩中に小桧曽山へ行った若者たちが、下りてきて、通り過ぎて行きました。 |
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いつまでも居たいけれど、そろそろ行きましょうか 下り始めたところにツリガネニンジンが咲いていました。 さあまだ笹原の散歩は続きます。 |
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吹き抜ける風が心地いいのでゆっくり歩いていきます。 |
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今度はシコクフウロが咲いています。 バックに山を入れたほうがいいんじゃない ということでこんな姿勢になりました。 |
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タカネオトギリも横から撮ってみました。 樹林帯に入るとまもなくテンニンソウが咲いています。 よくみるとタイミングよくミツバチさんが飛び立ったところでした。 花の横の黒いハチが見えますか! |
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雲上散歩の時、初めてのkeitannさんに 樹林帯は笹漕ぎだから覚悟してねと言ったのに 5年前の面影はなく木は枯れ、笹はなくなり シダが覆い蔓延っています。なんという変わりようでしょうか |
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樹林帯の中は風もなく蒸し暑い 歩いてきた笹原が見渡せます。 |
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まもなく稜線に出ました。 こちらも素晴らしい景色です。山頂まであとひと登りです。 |
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みんなも素晴らしい景色を撮ってますね。 白い岩の横を通り、矢筈峠分岐を過ぎるとひと登りで |
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三等三角点1606.5m矢筈山山頂です。 |
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剣山系の山々 左から牛の背・天狗塚・三嶺・剣山・次郎笈・白髪山・綱付山・石立山 |
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さあどこでお昼にしようか 展望を眺めながらと思ったんですが、ここは暑い 引き返して、岩の上でお昼にします。 下山したらしし肉うどんが待ってるから、お腹は少し開けといてね。 ワンワンさんからデザート 自宅の畑で採れたマクワウリいただいて美味しかった~♪ |
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12時20分そろそろ帰ります。 山頂を名残惜しそうな吉備路の極楽とんぼさんとワンワンさん |
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私たちの頭上の雲は黒くなってきました。 お願いだから樹林に入るまでは降らないで |
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緩やかなアップダウンを繰り返しながら小桧曽山へ戻ってきました。 |
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京柱分岐からモミ千本を通り、祠からまっすぐ尾根コースを下ります。 |
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大きな木がある一方、シカの被害も |
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もう紅葉し始めています |
実も真っ赤に |
マユミの実やブナの実も今年は豊作 のようです。 |
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植物保護の為に防鹿ネットが張られていました。 |
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めちゃ大きな株ですね。原生林分岐まで下ってきました。 |
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ここからこんなに急登を登ってきたのかと思うほどの急降下を下るから、 いつの間にか登山口です。 |
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林道を歩き、峠の茶屋へ、開店していましたよ(^o^) 早速しし肉うどんを注文 |
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お店の中には食べたライダーさんからのメッセージが壁から天井まで一面張られています。 窓からも素晴らしい景色を眺められます。 |
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念願のしし肉うどんをいただきます。 しし肉は臭みもなくやわらかく美味しかった。 営業: 毎年12月~3月は峠徳島県側の国道が 冬季通行封鎖のため、おじさんが通えなくなり休業 定休日: 無し 私達が食べている時、次々とお客さんがやってきました。 今日は大繁盛ですね 因みにおじさん82歳になられるそうです。 いつまでも元気で美味しいうどん作ってください。 |
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満腹になって店を出たけれど、reikoさんが持ってきたデザートもいただいてしまいました。 ご馳走様でした。 最後まで展望を楽しむ皆さんです。 |
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今日も一日素晴らしいお天気に恵まれ、 稜線に広がる笹原の中、爽やかな風に秋を感じる山登りとなりました。 おまけに美味しいうどんまでいただいて、心もお腹も満足の一日でした。 ご一緒していただいた皆さんありがとうございました。 遠路より運転していただいた吉備路の極楽とんぼさんありがとうございました。 |
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矢筈山 1606.5m ・小桧曽山 1524.7m (高知県) |
◆ 2015年8月15日(土曜日)晴れ ◆ メンバー keitanさん・reikoさん・吉備路の極楽とんぼさん・ワンワンさん・ピオーネの5名 |
◆ 京柱峠登山口7:34-原生林分岐8:21-京柱峠分岐9:13-小桧曽山9:23-京柱峠分岐10:08 -ニセ小桧曽山10:13-矢筈山11:35/12:19-京柱峠分岐13:22-登山口14:37(約7時間昼食、休憩含む) |