干支の山として昨年は、猿越山で〆ることができました。 そして今年は丁酉（ひのととり）年ということで鳥の山を探してみた。 まずは香川の山から 鷲ケ山・亀鶴山・鷹の巣山・鶴ケ峰・鷹丸山・東鶏冠山・鳥越山・鷲ヶ峰 まだあるかもしれませんが、まあとりあえず近場から行ってみよう 鳥越山はむらくもはずいぶん前に縦走したことがあるというが、 私は町内でありながら、名前も知りませんでした。 香川県三豊市高瀬町と豊中町の境にあり、 北側に位置する眉山から稜線続きの山です。
午後から曇りの予報だけれど、散歩のつもりで、思いつきで出かけてみました。 自宅からまずは陣山工業団地を目指します。 国道11号線笠田池田外科交差点から県道226号線に入り、 西讃広域農道を走り、陣山工業団地の豊中サンスポーツランド野球場の 北西の車道脇の広くなったところに駐車 眼の前に見えているのが鳥越山ですが、 むらくもは、北に回り込む二車線の道路を峠の方に歩いて行きます 「陣山へ行こう」という
陣山は 現在山の西半分は切り崩されて陣山工業団地となっていますが、 かっては北側の鳥越山へと稜線が続いていたようです。 北側に道路ができて、今は独立峰のようになっています。  道路沿いに長い階段が続いています。 登るにつれて、豊中ｻﾝｽﾎﾟｰﾂﾗﾝﾄﾞのグランドが見えてきます。
階段の上に登ると西側は素晴らしい眺望です。 陣山工業団地と豊中町その背後には七宝山系です。
切り崩した崖に有刺鉄線の張られた細い稜線を南に進み、 有刺鉄線を潜って進むとまもなく
陣山山頂（129ｍ）四等三角点　陣北 山頂標識は○米さんの標識だけです。いや～懐かしいわ
山頂南側に進むと広くなっています。ここ その端まで行くと北側に鳥越山と眉山が見えます。
眼下には豊中町が一望できます。 　この見晴らしの良いことから、その昔、陣が置かれていたことが この山名の由来のようです。 現在木が茂り西側のみの展望となっています。
豊中町と高瀬町の境、大麻山が見えています。  元来た道を車まで引き返します。
11時50分駐車場から山を見ながらまっすぐ進みます。 二股を左の車道を登って行きます。
参考にさせていただいた山のこもれびさんのブログ http://www7a.biglobe.ne.jp/~suro-nayamaaruki/etonoyama/torigoeyama/torigoeyama.htm 今日はむらくもが歩いたことがあるというので、思いつきで、登山口も下調べもなくやってきました。 ただ干支の山を探していて、こもちゃんがミカン畑から登ったことだけ記憶していました。 ありましたミカン畑。こもちゃんここから登ったんだ～  舗装路を道なりに進むとだんだん怪しくなってきました。
山側の茂った奥を見ると上がれそうです。 落ち葉で滑りそうな掘れたところを適当に少し登って行くと
なんと赤いテープがあります。よく見るとところどころにテープが見えます。 たっぷりの落ち葉に滑りそうになりながら、木に摑まって何とか登っていきます。 わずが10分も立たないうちに稜線に出ました。
まもなく鳥越山（187ｍ）山頂です。  懐かしいキティ山岳会の標識もありました。
山頂からの展望はと言えば、西側が冬枯れで木々の間から見える程度です。 むらくもから一応目的は達成したので、「引き返すんか、どうするんや」と言われ 即「お地蔵さんが見たいわ」 するとむらくもは北にあるはっきりとした道を下って行きます。
雰囲気のいい自然林となります。 しっかりとした踏み跡の向こうに眉山が見えます。
むらくもがあの石地蔵さんを眺めています。  やさしいお顔のお釈迦様のようです。 文政5年7月上勝間村と刻まれていて、ここは峠だったのでしょうか。
ひと登りで四電豊中線No19 送電鉄塔に出ると三豊平野が見渡せます。 ここから北にしっかりした踏み跡があり、その奥には眉山が見えています。 またむらくもが「どうすんや」 「眉山まで行けるかな」「近いわ」 西には鉄塔保線路がありますので、ここから下れば、駐車場までは近い↓
稜線にもところどころに赤いテープがあります。 しばらく進むと、西からの道に合流で黄色のテープが巻かれています。 ここを下ればどこに出るのだろう？確認しなくっちゃ
右に竹藪を見ながら稜線を登って行きます。  いくつかのニセピークを越え
12時36分眉山（189.4ｍ）山頂にとうちゃこ  三等三角点　眉山　です。 ここのも○米さんの標識　赤いのは珍しいとか
展望のない広い山頂でコーヒータイムです。  10分程休憩してまた北に下って行きます。 むらくもが10年ほど前に歩いたのは国道の六ツ松地区からのやぶこぎルートようで 途中西に道があったようだけれど、むらくもはどんどん北に下って行きます。
広い道を下って行くとここに出ました。ここはどこ？  木々の向こうに大麻山が見えます。回り込むと
神社です。  神社の名前が書かれていませんので、わかりません。 地元の人にお聞きすればいいのでしょうが、この日誰にもお会いしませんでした。 後日確認が必要ですね。
少し下がったところに鳥居があり、 天下泰平五穀豊稔
車道を下って行きます。 スマホで現在地を確認すると上勝間のようです。 駐車場までの車道歩きは長いなあ～ もも畑から大麻山が見えます。手前は朝日山 右はなに山？
車道まで来ると 一番手前の右は傾山だわそして左のほうは鬼ケ臼山ふむふむ この辺りを歩くのは初めてです。ですからここから見える景色も新鮮です。  池の向こうに見える山々を言いながら歩きます。 東部山裾の奥に我拝師山、中山、火上山 小さく見えるのは雨霧山、弥谷山、黒戸山、貴峰山までよく見えます。
車道を歩いていると勝間城址 「平安のつわもの達の夢の里」勝間城保存会の碑
眉山から北にのびる尾根の先端、 見晴らしの良い小さな丘陵の丘の上に城があった。 現在は城山神社が祀られている。
登ると城山神社が祀られていました。 水仙の向こうに見晴らしがよかったことがわかります。
城址だった石垣残っています。  道は下っていて、ここが小さな丘陵だとわかります。
13時22分 国道11号線に合流しました。左折して暫く国道11号線を歩きます。  「お腹がすいたね。食べて行こう」丁度喫茶店があったので、お昼にします。 40分程ゆっくりした後、歩き始めます。 国道から地道に入ります。 この生目神社から眉山に登ることができるようですが…
眉山を眺めながら、のんびり歩きます。 町内で居ながら、この辺りは来たことがありませんでしたので、歩きながらうろうろ
梅の花も咲いていました。 高速の橋の上まで戻ってきて、鳥越山を見上げます。
高速も見えます。 やれやれ戻ってきました。
思いつきで来たけれど、讃岐の里山は面白い 歩くと新しい発見がある。 今年もいっぱい歩いてみようと思う
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