home
nobori
蟠蛇ヶ森に行ったとき、次の週末は雪山へ行きたいねと言っていた。
しかしテレビでは週末は日本中に大寒波の予報
これでは高いお山はやめておいた方がいい。

連絡のないまま金曜日の夕方がやってきた。どうしよう
しかし土曜日の午前中は曇りの予報である。
いつもの昔乙女トリオは朝雨でなければ行こうということになった。
行き先は…reikoさんからびしゃこ山に行きたいという
さてどこだったかなと考えた時、貴峰山の隣ね。
まだ登ったことがなかったので楽しみです。 

翌朝7時にkeitannさんから決行のメール
準備をして9時に道の駅ふれあいパークみのへ行くと二人とも来られていました。
ここでどう歩くか相談
今はスマホがあるから便利です。
竜王山の西にある三角点松崎から貴峰山に下山してくることにしました。

県道221号の峠池の傍の広くなったところの貴峰山下山口にkeitannさんの車をデポして
私の車で詫間町松崎の登山口に向かいます。
県道21号水出から少し入った 
お墓の横の広くなったところに駐車させていただきました。
(登山口までは軽自動車が通れるほどの細い道で,駐車スペースはありません。)
   

二人ともスマホの地図の電源を入れてスタートです。
ここから見えるあの鉄塔保線路を探していきます。 
池の横の細いアスファルトの道を歩いて登山口まで行きます。
   
 
眼下には詫間の工場団地そして先日登った志々島や粟島が見えて感激
その右には、橋桁と津島さんが海に浮かんでいます。
   

竹林を抜けると鉄塔保線路はありました。ここが登山口
足元には今年お初のヒメオドリコソウが咲いているではありませんか!
   

綺麗な保線路を少し登ると右手に踏み跡があります。
スマホをみるとこの上が三角点のようです。 
   

気の早いコバノミツバツツジが一輪咲いているではありませんか
まもなくきが切り開かれたところに出ました。 
   

四等三角点松崎がありました。 
木が置かれていて腰を下ろせるようにしてくれているようです。
最近の里山はよく整備されていますね。
   

126.7mしかありませんが、そこからの展望は素晴らしく、
高瀬川と三野町の街並みそして七宝山から高尾木山の山並みが望めます。
この日は暖かく、ここで上着を脱ぎました。
 

シロモジの花芽を見ることができました。
そして今から登る竜王山 
   

快適な道を少し進むとまもなく鉄塔があります。
   

鉄塔保線路を進んでいると、左に竜王山山頂の案内板 
ここから急登になります。

途中木が開かれた展望所からさっき登った三角点と鉄塔と奥には粟島も見えます。
  

そして詫間カントリークラブも良く見えます。 
 
 
   

竜王山山頂に到着 
キティ山岳会の山頂標識は割れて下に落ちていましたので、
keitannさんに持ってもらって写しました。
山頂はほとんど展望もありませんので、毘沙古山を目指します。
   

尾根を下って行くと柑橘系が2個落ちています。
見上げると高いところに沢山なっています。これは野生?鳥が運んだものかしら
一個拾ってザックに入れました。 
   

木に布のマーキングでKHって 
一つピークを越えて下りだすとちらりと見えるのは毘沙古山
   

落ち葉は足に優しいけれど、下りは落ち葉で滑りやすので、ゆっくりと
鞍部までくると、峠のようで、古い道のようにも見えます
蔦が絡まった木が多い。一つのコブを越えて、登り返すと
   

笹が茂っていますが、踏み跡はしっかりしています。 
登りきるとそこが山頂 毘沙古山 の小さな標識だけ
展望がありませんが、暖かいので、叢に座って小休止することにしました。
 

下山後にうどんを食べに行く予定なので、それまでの虫押さえにと
買ってきた「かなくまのミニおはぎ」を食べて雑談
里山ならではですね。20分程ゆっくりして貴峰山に向かい毘沙古山を後にします。
山頂を振り返るとこんな感じです。
   

目の前に見えるのが貴峰山?それともコブ 
ふわふわ落ち葉の急な下りです。
ベンチと石仏の鞍部に下りてきました。
   

ここはミニ八十八か所周回道です
昨年秋に歩いたreikoさんは一周すると30分程かかるとか
さあここから貴峰山に登って行きます。
なんと直登、すごい急登です。
ロープはありません。木に摑まりながら登って行きます。
   

山頂直下で緩やかになってやっとロープがありました。
北には粟島、志々島、佐柳島が見えます。
先行していたkeitannさんが「タチツボスミレの群生よ~」 「は~い」
   

山頂にでると今登ってきた毘沙古山が目の前にド~ンとみえます。 
 

暖かいので咲いていますね。嬉しい~ 
このスミレ ナガバかニオイか混じっているような?

山頂の大きい岩に立つkeitannさんです。
   

  四等三角点 貴宝山 大岩の中にあります。
   

中世ここに貴峰城(大見城)があったようです。
山頂からの眺めは最高、三豊平野を見渡せます。 
 
 
山頂を振り返ると青空です。そろそろ下りましょうか
この辺り秋にはシマカンギクの群生のようです。
あれ!足元にはコバノタツナミの群生です。
もう嬉しくなり撮影です。
   

時計を見ると昼前です。今から下りてうどんやへ行けば混んでいると思いますので、
時間をずらして行くことにしました。
そこで陽だまりでコーヒータイムとしました。途中で拾った柑橘も食べました。
少し酸っぱかったけれど、暖かかったので美味しかった。
春の陽気と言えるほど本当に気持ちがよかったのでした。
朝の天気予報からだれがこんな歩きを想像できたでしょう~
嬉しい誤算です。
しかし午後からあれほど急変するとは

善通寺五岳山方面▼
 

さあ下山です。こちらのコースにはず~とロープがあります。
落ち葉で滑りやすいのでありがたいですね。
   

九十九折に下っているとマルバマンネングサの葉?
花の時期に登ってみたい(むらくもは6月に登ってみているようですが)
途中踏み跡を辿れば岩の展望台です。 
   

発心堂の横にでました。ここが登山口です。
東屋とトイレもあります。 
   

「宮脇ふれあい広場」のほうには下りず、八十八か所周回の道を時計回りの反対に行きます
竹林まで来ました。さてどこから下るのでしょう
ウロウロ探して歩いていると どうも薄い踏み跡のようです。
   

竹林の中に下りて行きます。竹が倒れたりしていますが、 
途中までは薄い踏み跡がありました。その後は適当に下に下りて行くと
   

ぴったし朝デポした登山口に下りてきました。 
   

時間は1時前、もううどん屋さんもちょっとは空いていることでしょう
車の回収は後にしてうどん屋に行くことにしました。
keitannさんの知ったお店にGO 

詫間カントリークラブから西へ約500mの場所にある
本格手打ちうどん もり

橙家の後に2015年1月20日OPENして一周年だとか

1時だというのにお店はほぼ満席、カウンター席を3席開けていただきました。
おすすめを聞いて
「あなご一本揚げぶっかけ(冷) 680円」を注文

揚げたてのあなごの天ぷらとこしのあるうどん美味しかった(^O^)/
   

満足して外に出ると、空は真っ暗になり、雨が降ってきました。
何と運がよかったことでしょう~この後車を回収

大寒波の前だというのに暖かく、雨にも遭わず
初めての里山を歩けて満足して岐路に着きました。

keitannさん・reikoさんありがとうございました。
   
   
   
   

竜王山 178m・毘沙古山 231m・貴峰山 222.8m(香川県)
 
 
 ◆ 2016年1月23日(土曜日)晴れのち雨

 ◆ keitannさん・reikoさん・ピオーネの3人
 ◆ 駐車地点9:28-鉄塔保線路登山口9:37-4等三角点松崎9:50/10:00-竜王山10:12-毘沙古山10:47/11:07

   -貴峰山11:35/12:14-休憩所12:27/12・30-登山口(駐車地点)12:43(約3時間15分休憩含む)