keitannさんからどこかの山へ行きませんかのお誘い 今回はつるぎ乙女さんもご一緒できるという 母が退院してからあまり遠出ができないので近くならと思っていたのですが ずいぶん体調も良くなったし、夕食におでんも炊いておけば温めたらいいし~ ならば紅葉が綺麗なスーパー林道とkeitannさんが初めての砥石権現に決定 それでもファガスの森まで3時間ほどかかるので、お二人にお願いして 貞光の道の駅ゆうゆう館6時に待ち合わせということにしてもらいました。 朝外に出ると満天の星 金星や火星そしてオリオン座も輝いて見えます。 石鎚~剣縦走中のエントツ山さんもこの星空を見ているだろうか 真っ暗の中5時自宅を出発 財田は12度そして猪鼻トンネルを抜けると9度です。 今朝は今年一番寒いかも |
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、道の駅ゆうゆう館に6時前に着くとまもなく乙女さんそしてkeitannさんも到着 今回はつるぎ乙女さんが車を出してくれます。 R192号線を東に車を走らせると、やっと朝日が昇っています。 今日も晴れのようです。しかし途中強風波浪注意報が出ていたので心配ですが… 国道193号線のクネクネ道もなれた乙女さんの運転でスイスイ車を走らせていると 倉羅峠を越え神山に下っていた時 ヤマドリ二羽が車の前を歩いていてしばらく逃げようもしないのです。 オス同士の縄張り争い? |
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万葉集の柿本人麻呂の歌 「あしびきの山鳥の尾のしだり尾の ながながし夜をひとりかも寝む」 雲早トンネルを抜け、スーパー林道に入ります。 未舗装の道ですが走りよい 林道から見える渓谷までの紅葉の綺麗なところでは乙女さんに車を停めてもらって、撮影です。 |
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途中写真撮影されている方もおいでました。 林道からの紅葉を楽しみながら進んでいくと 「東砥石権現登山口」の案内板があります。ここから登ろうかとも思ったのですが まずは「ファガスの森」へ行くことにしました。 |
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「ファガスの森」に着くともう沢山の方がいます。 なんと地下足袋王子のツアーのようです。まもなく林道を歩いて行かれました。 今朝は寒く、ダウンを着た方もいます。 |
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ファガスの森の前の林道には通行止めの看板があります。 これより5km先、道路決壊の為、すべての車両通行不可能 私達も準備を済ませ、ファガスの森の裏から登り始めます。 左高城山登山口の標柱を右に行きます。 |
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すぐに見事な真っ赤な紅葉が目に飛び込んできました。 |
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ふかふかの落ち葉を踏みしめながら、急登を登って行きます。 |
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紅葉を見ながら進むと分岐手前に大きなブナの木 |
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裏から見るとあれ!2本だわ それでも大きいね 木々の間から山並が見えます。 |
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支尾根の優しい森です。 |
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登山口から30分程で支尾根分岐です。 ここから左に行くと烏丸、川井峠のようです 。 ログを確認中のお二人、足元は落ち葉の絨毯ですね。 |
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私達は右(東)の稜線を進みます。 すべすべした木肌のヒメシャラの木があリました。 するとkeitannさんの口からめずらしく冗談「私の肌のようなヒメシャラ」って! |
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分岐からはカラマツが多いですね。 沢山の小鳥が飛び交ってます。暫くみていたのですが、じっとしていないので何の鳥かわかりません。 そしてカラマツは黄葉が綺麗なのですが、残念ながらちょうど雲が出て朝日があたりません 緩やかなアップダウンで 西砥石権現(1457m)です。 しかし山頂標識はありません。 |
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時々陽ざしが射したら、急いでシャッターを押します。 木々の向こうに高城山のレーダーが見えます。 |
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緩やかなアップダウンを繰り返しながら 自然林ももう冬枯れのところもありますが、 気持ちのいい落ち葉を踏みしめながらのんびり下って行きます。 |
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コハウチワカエデやウリハダカエデが緑から黄・赤に変わっているのが三色モミジみたいでいいですね。 大木が倒れ、苔がいっぱいついています。 稜線歩きは、北側から冷たい風が吹いてきて寒い。 陽ざしがあるとまだまだ暑いので夏山歩きと同じ服装の私ですが 流石に今日は寒いのでヤッケを出して着ました。 |
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木屋平側が開けてきました。 遠くにはうっすら阿讃山脈も見えていますね。 少しの間だけ大岩や小岩が散乱しています。 |
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だんだん陽射しが出てきて、シロモジの黄葉が輝いています。 みんなで撮影会です。 バックには青空もあっていいですね。 |
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鮮やかな赤にブナも負けていません。 |
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紅葉が綺麗ですが、なんともすらっと高いので、真上を見上げてばかりで首が痛くなるほどです。 |
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ヒメシャラの見事な紅葉です。 |
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ブナの紅葉もステキ |
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なかなか進めません。でもまだ10時前ですので、ゆっくり堪能できます。 |
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シロモジのトンネルを潜って進みます。 贅沢な時間です。 |
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紅葉の中に緑の葉っぱ 蔓性で橙赤色の仮種皮に包まれた種子が顔をだしています。 何と可愛いいんでしょ!沢山ついていますね。 その時には名前がわかりませんでしたが、ツルマサキのようです。 |
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堂の窪と呼ばれる鞍部まで下ってきました。 帰りはここから下ることになります。 この辺りはブナの紅葉が見ごろで、 ここからの登りのブナの紅葉に歓声が上がります。 |
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登りですが、もう紅葉が綺麗で 、本当にいい時にきたようです。 |
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自然林の紅葉が続きます。 |
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ゆっくり稜線に出ると今日は誰にも会わないなあと思っていたら 前からグループがやってきました。 私達が登ってきた方に進むのかと思えば、 ○○山に行ってから下ると言って、稜線の上に登って行かれました。 その後から来た方も同じく 登って行かれた。 どうも気になります。帰りに寄ることにしましょう |
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ここから緩やかな道を気持ちよく歩いて行きます。 |
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こんな形の木もありました。 ヒメシャラの落ち着いた紅葉いいですね。 こんなに多くのヒメシャラの紅葉を見るのは初めてです。 |
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堂の窪のところの紅葉が綺麗で休憩をしなかったので、 「水恋沢」へちょっと下って、風の当たらないところで休憩することにしました。 keitannさんからリンゴとブドウをいただきました。 山で食べる果物は美味しい~元気が出ます。 見上げると雲の動きが早いです。風が強いようです。 |
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ここでちょっと寄り道を提案 ここからもう少し下った岩場まで行くと高城山が目の前に見られます。眼下には紅葉 写真手前の常緑針葉樹はコウヤマキ 「五月雨の 露もまだひぬ 奥山の 真木の葉がくれ 鳴くほととぎす」 金槐和歌集 源実朝 |
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途中なんとみごとなヒメシャラの大木 こんな大木の見事な紅葉を見たことがありません。感激です。 |
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登山道に戻ってあとひと登りです。 急登にはロープがあります。登りると緩やかになります。 |
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北側が開けます。 |
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砥石権現1375m山頂です。時間はまだ11時すぎですので、 そのまま鹿舞ダキ山に向かうことにしました。 少し下るとアケボノツツジの岩場で紅葉と展望を楽しみます。 |
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奥には西三子山も見えます。 |
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紅葉の向こうには高城山 |
久しぶりに 記念撮影もしました。 |
木々の向こうに見える鹿舞ダキ山へ下って行くと |
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鞍部の言われる「お休み台」 の展望台です。 |
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ここからの緩やかな登りはまた綺麗な紅葉です。 |
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紅葉を楽しむお二人です。 岳人の森分岐を過ぎるとまもなく鹿舞ダキ山です。 |
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砥石権現から20分程で山頂です。 鹿舞ダキ山には森の妖精の石像と歌碑があります。 ここから土須峠に行けるようですので、またいつか歩いてみたいと思います。 |
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鹿舞ダキ山は展望もないのでお昼は砥石権現まで引き返してゆっくりたべることにしました。 輝く紅葉を楽しみながら下ります。 先に下る私が振り返ると大きなブナの紅葉が綺麗です。 頭上には登りで気が付かなかった落葉した赤い実だけの木? |
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登り返したとき、この時期花なんてないと思っていたら なんとミヤマママコナが一輪、まだ綺麗です。 シコクママコナが多い中、ここにも咲くんですね。 |
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山頂手前で下って来る単独の男性 後ろから登ってきた乙女さんのお知り合いで少しお話すると 東砥石権現登山口から登ってこられて、鹿舞ダキ山に行かれるとか なんと吉登三さんでした。そしてまた後でお会いすることになるとは思いませんでした。 砥石権現に着くと風の当たらないヒメシャラの紅葉の下でさあご飯ですよ~ 今日はミニのチキンラーメンとおにぎり 寒くなるとラーメンが美味しいです。 休憩であまり食べなかったので、みんな持ってきたデザートも分けて 最後にコーヒーまで飲んで満腹です。 久しぶりに山頂で50分もまったりでした。 さあ帰りましょう |
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分岐まで戻ってきました。 すると登ってきたご夫婦にお会いしました。 車道から「歩道」の標識を辿ってここまで登ってこられたそうです。 お別れして気になっていた稜線を登っていくと岩があリます。 |
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登って下りてみるとこんな感じで大したことはありません。 |
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ロープには ↓ファガスの森・→東砥石権現 ファガスの森のほうに行きます。ここからは急な下りで、しばらく下ると |
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歩道と書かれた標識のある朝登ってきた登山道に合流でした。鞍部までくだって行きます。 そこには左斜めに登山道ががあるので、休憩されている方にお尋ねすると 15分程で林道に出るとのこと |
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初めての道を下ることにしました。 こちらも綺麗な紅葉です。歩道の標識もあります。 |
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先を歩くkeitannさんはどんどん下って行きます。 そのうち標識のない方にまっすぐ進んで行くので 、大きな声で呼びますが聞こえないようなので keitannさんに追いついて行きました。 登山道を歩いていた方が私達に気づかれ、 そのまま下りて沢を渡れば登山道に出れることを教えてくださいました。ありがとうございました。 少しだけ急なところを下り |
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小さな沢を渡ると、登山道に復帰です。やれやれ |
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林道の「ふれあい高城の森」 の看板があるところに出ました。そこには杖も置いてあります。 分県本の第一登山口のようです。目の前の紅葉が輝いています。 |
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ここからは紅葉を楽しみながら、車道歩きです。 |
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4分程歩くと東砥石登山口に着きました。 吉登三さんの車がまだあります。 ゆっくり車道脇の紅葉を見上げながらあるいていきます。 |
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歩いてみる紅葉はまじかにゆっくり楽しめるのですが、 ここはスーパー林道、紅葉狩りドライブの方も多いのです。 未舗装の道はお天気続きで車が走ると土埃が舞い上がり、口や鼻を覆わなくてはなりません。 そんな中、後ろからやってきたのはあの吉登三さんでした。 「乗って行きませんか」嬉しいお誘いに遠慮なく乗せていただきました。 10分程でファガスの森です。本当に助かりました。ありがとうございました。 |
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早く着いたので、「ファガスの森」の写真を見学させていただきます。 「剣山スーパー林道ファガスの森の旅」 のバスが停まっていました。 |
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展望のいい徳島のへそまで行ってみることにしました。 林道沿いの紅葉は終わっていますが、冬枯れこれもまたよし 車からでると冷たい風が吹いて寒い 展望を見に来られている方と少しお話しながら、展望を楽しみます。 北風のおかげ?か今日は空気が澄んで素晴らしい眺望です。 |
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雲早山~高丸山がはっきり見えます。 |
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さあ帰りましょうか スーパー林道をどんどん下って行きます。 前を走る黒い車は、埃で真っ白け、乙女さんの車も埃だらけです。すみません。 今日は十分紅葉を堪能したはずなのに、 やっぱり帰りも輝くすばらしい紅葉のところでもう一度名残惜しそうに眺めます。 |
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これで満足して帰るの? スーパー林道から193号線を右に下って渓谷沿いの紅葉を確認に行きます。 紅葉はしていますが、日陰になっていて綺麗ではありません。 暫く下りましたが、引き返し貞光まで戻ります。 乙女さんには長時間の運転お疲れ様でした。 おかげで素晴らしい紅葉を満喫することができました。 またお付き合いください。 |
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砥石権現 1374.8m 徳島県 |
◆ 2015年10月25日(日曜日)晴れ ◆ メンバー keitannさん・つるぎ乙女さん・ピオーネの3名 |
◆ ファガスの森登山口8:09-支尾根分岐8:36-スーパー林道分岐9:55-砥石権現11:04 -カマダキ山11:25-砥石権現11:50/12:40-スーパー林道分岐13:17-第一登山口13:36 -林道歩き・車-ファガスの森13:58(約5時間昼食休憩含む) |