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香川のユキワリイチゲも咲き始めたとの情報に
reikoさんの提案で
滝の奥峠(土器川源流)から三頭峠までの県境をセットで歩くことになりました。
当日久保谷駐車場8時に集合
私の車で出発~
登山口にはトイレがないので、道の駅ことなみに寄ってから
土器川源流に向かいます。

8時35分頃 登山口の路肩の広くなったところに駐車
                                       駐車地点から通ってきた方向↓


吉野川の絶景が見えるようなのですが
生憎霞んでいます。

伐採された木々が放置されたところから取り付きます。
   


車道脇にこの道標がなければ登山口だとはわかりにくい

一歩踏み出すとreikoさんが足元のナガバノタチツボスミレを見つけて
keitannさんは引き返して撮影
   


すぐに大きな倒木をくぐり登って行きます。
今朝は気温も高く、少し登るともう暖かい
   


二年前に薄暗い樹林の中を歩いたreikoさんは
木々が伐採されて明るくなり、作業道もでき
あまりの様変わりに大変驚かれていました。
   
 

 


登山口から15分程で稜線に出ました。
ここからは緩やかな歩きやすい道です。
 
ショウジョウバカマもスタンバイ
   


9時12分 登山道脇にある最初の三角点にとうちゃこ

四等三角点/境  807.2m

キティ山岳会のプレートもあります。
   


快適な植林の道が続きます。

時折植林と自然林混じりますが
ほぼ平坦で遊歩道みたいです。
   


どんどん歩きます。

こんな枝が・・・
   
 

樹林を抜けると立石峠は近い

三角点を通り過ぎたので慌てて引き返します。

reikoさんは二年前カヤが刈られていたからわかりやすかったようですが・・・
 


スマホで確認しながら、カヤの中に突入します。

ところがイバラもあり服は引っ掛かり、なかなか進めません。刺さって傷が痛い
なんとか進むこと10分、木材が積む重なったところに三角点を発見
「あったよ~」大きな声で呼びます。

三等三角点/勝浦 880.64m

                      カヤの中からやってくるkeitannさん↓ 
   


登山道へ引き返すのも大変
10時7分 カヤの中の踏み跡を辿りやっと登山道まで戻ってきました。やれやれ

登山道の入口にはなんと赤いテープがぶら下がげられていました。
これが目印だったのですね。
 
reikoさんが前回見つけていたので楽勝かと思われたのですが
このコースで一番の難関でした。
   


10時9分 立石峠に下りてきました。

ここは美馬モーターランドの施設で重機の音がして工事中です。
   
 

二双越(立石峠)の車道脇に残雪

ここで小休止
keitannさんは地図を確認中
   

 


10時20分 休憩後三頭越に向けて歩き始めます。

県立自然公園の道標 三頭越まで2850m

登って来られる高松からの16人のパーティーとすれ違います。
大川山まで歩かれるとか 頑張ってください。

なんとリーダーは私達のことをご存知で驚きました。 

パーティーを見送り
   
 

モトクロス場に沿って、県立自然公園の道は続きます。
   


さらに登山道を進むと

10時36分 柾木

二年前reikoさんはここから影三角に下山されたそう
   


ここから影三角まで1800m
 


柾木から緩やかに登ること3分で登山道の真ん中に三角点

10時41分 四等三角点/柾木 852.90m 

三頭越まで2000mです。
   


快適な縦走路は続きます。
 
登山道から香川側の下に見える林道には雪が残っています。
   


手入れの行き届いた植林を過ぎると

青空が広がってきました。
午後からは花散策なのですから
   


気持ちのいい自然林の中を歩いて行きます。
   


ベンチのあるピークを下って行くと
11時28分 鳥居のある三頭越に着きました。
ここで昼食にします。

峠道は古より讃岐国阿波国間を結ぶ主要な道の一つで、
仲多度郡綾歌郡一帯の耕作のため、
借耕牛(かりこうし)の行き来があり、その数は昭和初期には8000頭にも及んだ。
徳島県側からは金刀比羅宮参詣のための金毘羅街道として、
香川県側からは三頭神社参詣道としての往来も盛んで、
旧峠道には「安政四巳歳」の銘がある高さ3.6mの鳥居が残っており、
その徳島県側の石額には「金毘羅大権現」、
香川県側には「三頭山大権現」と刻まれている。

                                 ウィキペディア引用
   
 

この県境の峠には猿田彦命と天鈿女命(あめのうずめのみこと)の
二体の大きな石像が祀られています。
 


↓乳地蔵と呼ばれる天鈿女命は大きなお乳とふくよかなお顔

猿田彦命(さるたひこのみこと)は御幣を両手に持ち天狗のような鼻が欠けています。↓
   


遊歩道「三頭越線」の通行注意の案内板があります。

「令和2年3月中旬に、登山者が転倒して
死亡する事故が発生しました。
自然遊歩道の為歩きにくいところがありますので
足元に十分注意して通行してください。」
 


食べていると単独の男性が久保谷から登って来られ
竜王山へ向かわれるそうです。
ユキワリイチゲは咲いていたけれどアワコバイモは見つけられなかったとか
ユキワリイチゲ見るのが楽しみです。

ゆっくり昼食後
 11時57分 県道(久保谷)1850mへ下って行きます。


日が射して気持ちいい
花を探しながら下って行きます。
 
   


早春の谷の遊歩道沿いに石仏も 
 


途中まで下って来ると沢山の方にお会いするようになりました。

その中に登って来られたのはなんとkamatamaさんではありませんか!
「お久しぶりです」
お別れしてゆっくり花散策しながら下って行きます。
   


14時36分 駐車場まで下って来ると満車状態です。
気温は19度もありました。 
   


道の駅で食べたきなこソフトミックスが美味しかったこと

keitannさんの車に乗り込み滝の奥まで車の回収に行きます。

今回も青空になりました。
 
   


朝見えなかった展望が広がり
遠くには山の頂が白い剣山と次郎笈も見えました。
   


暖かくのんびり花散策を楽しむことができました。
keitannさん、reikoさんお世話になりました。
 


ユキワリイチゲ
   
   
 
   
 

日差しをいっぱい浴びて急な斜面に群生していました。
 
上から見るといい色
 


蕾も沢山あります。
 
   


下って来ると沢山咲いています。
 
 
   
 
 


色白さんも 
   

麓でも 
   



アワコバイモ

咲き始めたばかりのアワコバイモはバンザイしています。
落ち葉と同色で見つけにくい
   
   


麓では咲いていました。
   
 
 
 
   
   
   
   
阿讃縦走路
滝の奥峠(土器川源流碑)から三頭越
&花散策
 

 ◆ 2022年3月12日(土曜日)晴れ

 ◆ メンバー keitannさん・reikoさん・ピオーネの3人
 ◆ 久保谷駐車場8:00-車で移動-滝の奥登山口8:42-境三角点9:12-勝浦三角点10:00-
    立石峠(二又越)10:10/10:20-影三角分岐10:36-柾木三角点10:41-三頭越(昼食)11:28/11:57
    -久保谷登山口14:35
                    (約5時間50分 昼食、休憩、撮影含む)