keitannさんがナカガワノギクを案内してくださるというのでご一緒することになり 朝5時半に大野原のいつものところで待ち合わせ、 大野原ＩＣ-南国ＩＣ-国道195号線を走り、途中でクムトマトさんと合流しました。 高の瀬峡で紅葉をみてから、徳島に入り、ナカガワノギクを案内してもらっってから ヤッコソウを見に鈴ケ峰に車を走らせます。遠いです。
道の駅宍喰温泉 でトイレ休憩に寄ると、台形状の鈴ケ峰が見えました。 そのトイレでは「お山の杉の子」の音楽が流れていて、つい口ずさんでしまいました。 ♪　昔　昔の　その昔　椎の木林のすぐそばに 小さなお山が　あったとさ　あったとさ 丸々坊主の　禿山は　いつでも　みんなの笑いもの 「これこれ杉の子起きなさい」 お日さまにこにこ声かけた　声かけた 作詞の吉田テフ子さんの住んだ町なんですね。 道を挟んだ海を見ると、サーフィンをしている人が沢山います。
小春日和なので吹く風も気持ちよく、しばらく眺めてしまいました。
国道55号線を北に戻りセブンイレブンの信号を左折し、 県道301号線を阿佐海岸鉄道阿佐東線の高架を潜り 、 左手に警察、右手に「鈴ケ峰登山口」の看板に従って右折すると 四国のみちの道標に従って、畑の中を進むと登山口です。 ヤッコソウ発生地の解説板と石仏があります。  ここに駐車して歩いてもいいのですが、時間も早くないので、 車道をもう少し先までいくことにしました。
途中の広くなったところに駐車し、車道を歩いて行くことにしました。 登山道沿いには、石仏があり、道標になります。
フユイチゴの赤い実、写真を撮ってからやっぱり食べてみました。 植林の林道を進むとまもなく林道終点です。
車が回せる広い駐車場には、一台のみ駐車されています。 ここまで車で来られたようですが、前の記憶はあてになりません。 私達と同じようにヤッコウソウを見に来られたようですね。 あとでお会いすることになろうとは  ここが登山口になり、植林の中へ木の階段を登って行きます。
右下から沢音が聞こえてきます。  シダが青々としています。
10分ほどで大きなシイの木の下にあるベンチと十一面観音の石仏のある展望台に着きました。 眼下には宍喰の町や阿佐東線の高架そして水床湾から太平洋が望めるのんびりした風景です。 先に進みます。
登山道脇のなんとキッコウハグマが咲いているではありませんか この時期までみられて嬉しい限りです。
先を行くkeitannさんが「木に スズメバチが飛んでいる」って やはりこの辺りは暖かいんですね。
木漏れ日の中を進んで行きます。 今日は小春日和というけれど、登っていると汗が出るほどです。
標高が300ｍあたりから 照葉樹の大木 見覚えのあるりっぱなヤッコソウの案内板
木の下にザックがおかれてあります。 すると少し上で撮影されている方がおいでました。 そして私達を見て声をかけてきたのは大きなカメラをもったカメラマンでした。 「四国放送ですが、撮影されているところを取材させてもらっていいですか！」 びっくりぽんです。  ＯＫすると 一番可愛いヤッコソウのところで撮ってるところをカメラが回ります。 これが放送されたのは11月16日でした。 夜それを見たつるぎ乙女さんからテレビにでていたよ～の嬉しいメールをもらいました。 徳島の人しか見ないけどやっぱり恥ずかしい～
足元にいっぱい出ているので踏まないように撮影します。 黒ずんでいるものもありましたが、奴さんの可愛いものもまだまだあります。
カメラマンとお別れし、石段を登って行きます。
苔むしたりっぱな石垣と石段を登ると
圓通寺跡に着きました。かつては賑わっていたでしょうが、 建物は倒壊しずいぶん荒れ果てて、廃材だけが残っている なつかしい五右衛門風呂もあります。
寺の東側を登って行くとこの辺りにもヤッコソウがあります。  ここのヤッコウソウは蜜がでているのか、蟻がやってきていました。 まもなく道標なある尾根に出ました。1
尾根沿いを東側に180ｍ進むと、展望が開け鈴ケ峰山頂です。 山頂は前回来た時より木々が切られて展望が良くなっています。
最高の展望に歓声をあげます。 眼下に広がる紀伊水道と宍喰の町
宍喰川と遠くに室戸岬
時間は１時４０分ベンチで遅いお昼にします。  食後はクムトマトさんからアイスコーヒーです。 私達はこの時期アイスコーヒーなんて思いもつかなかったのですが、 今日はこれがとっても美味しかったんですよ。
ベンチの前にはポストがあり、こんなかわいい絵が描かれていました。  しばし展望を眺め、記念撮影をして、一気に下山です。
登山口から見た鈴ケ峰です。
ここからはkeitannさんの運転で室戸岬周りで帰ります。