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四国新聞に志々島の「天空の花園」が掲載されていました。

以前志々島に訪れたのはもう4年前の1月で
あの時はまだマーガレットも咲き始めでしたが、お花畑に感動したのでした。

素晴らしいお花畑を見てみたいと出かけることにしました。

新型コロナウイルスの感染対策をして・・・
 
当日の朝8時すぎに宮の下港の駐車場に着きました。

8時30分発の定期船に乗り込みます。

親子連れや登山者など結構多いです。
 
   


乗船してから券売機で乗車券(大人350円)を購入して渡します。

20分の船旅を楽しみます。
3密を避け、船内には入らずデッキで、人との間隔をあけて座ります。

風もなく真っ青な空と海、気持ちいい~ 
   


8時50分 志々島港に着きました。

港から「天空の花園」が見えています。
 
   
 

港を出ると「志々島 大楠」の案内板
トイレを済ませ出発です。

「くすくす」は開いていませんが
その前のお花畑と可愛い案山子が出迎えてくれました。
  


まっすぐ進んで「埋め墓」を見て診療所まで引き返し
案内板に従って細い道を歩いて行きます。
   


迷路のような道なので
先にお花畑に行こうと思っていたのに
ついつい前の人の後について行ってしまいました。
   


石段を登って行くと桜が綺麗に咲いています。
   


石垣の上にある廃寺となっていた利益院(りやくいん)は
荒れて通行禁止になっていました。

荒れた墓地の中の道を登って行くと
   


斜面にコバノタツナミソウが咲いているではありませんか !(^O^)/
自宅ではまだ蕾なので島は早いですね。
   


展望が開け、眼下の港や集落が見えています。

登りきると横尾ノ辻分岐です。
   


下って行くと大楠が見えてきました。 

人が小さく見えます。
 
 
樹齢1200年の大楠
 


沢山の枝を広げています。
  
 
 

足元にジュウニヒトエの蕾が見られます。
 
   
 

階段を登って楠の倉展望台に向かいます。
   


グループが楠の倉展望台の中でいたので、先に進み振り返ると
展望台の向こうに霞んで見えるのは高見島です。
 
   


山頂分岐までのコンクリート道には桜が満開です。

桜越に「楠の倉展望台」が見えています。
 
   


9時37分 分岐から「横尾の辻」に登って行きます。 

案内板には山頂まで15分~25分
整備された道を進んで行きます。
   


足元に白いタンポポ

途中ベンチまで置かれていました。
山頂まであと5分の案内板
 
   


9時47分 横尾中継水槽のある分岐通過 ひと登りで山頂です。
   
 

9時49分 横尾の辻(109m)にとうちゃこ

山頂付近には満開のタンポポが出迎えてくれて感激でした。
 


ベンチで青い空と瀬戸の海を眺めながら小休止 

新しくなった山頂標識をよく見ると

横尾の辻を「よこおのつじ」とばかり思っていましたが
よこぼのつじ」でした。
   

西方向に粟島                    北方向は高見島 
   


10時 山頂を後にし横尾中継水槽まで引き返し

10時3分「定期船乗り場まで約35分」の案内板に従って
綺麗に刈られた道を下って行きます。 
 


廃屋の間を抜けると海岸に出ました。
ハマダイコンの咲く海岸沿いの道を歩いて行きます。
 
   


青い海を眺めながら歩くのは気持ちいい~ 
 


島のお墓やいくつもの神社を見ながら歩きます。
島民の信仰の深さを感じます。
 
   


10時26分 ふれあい館まで戻ってきました。

アイドルのヤギさんがいないなあと思ったら
小屋の中で可愛い子ヤギたちといました。 
   


次の船便11時30分まで一時間ありますので
目的の「天空の花園」を見に行くことにします。


細い路地を歩いて、荒神様の前を通過せず、
パイプの手摺のある道を進むと
「←孝子さんんの花畑」の道標に従って登って行きます。 

このパイプの手摺は息子さんが孝子さんの為に作ってくれたそうです。
   


マーガレットの畑を進むと
孝子さんが観光客とお話しされていました。

後でお聞きするとこの島の住人は20人で
元々の島民は5人だけになったそうです。
   


そこには孝子さんの旦那さんが大好きだった
キンセンカが一面広がっていて歓声をあげてしまいました。
 
 


さらに進むと急な斜面一面を優しく彩っているシバザクラに感動です。

白やピンク、紫色の小さなシバザクラを見ながら花小屋まで登って行きます。 

   


この花小屋は週末ごとに島を訪れる息子さんが
木材を山頂に運び、1年がかりで作られたそうです。

室内には沢山の写真が飾られていました。

花を育て、観光客を楽しませていることが評価され、
昨年の全国花のまちづくりコンクールで優秀賞を受賞されたそうです。
   


天空の花園

10時41分 花小屋からの眺めは最高です。 

皆さん下山されて貸切になったので
お昼にはちょっと早いけれどベンチでお弁当を食べました。
なんと幸せなひとときなんでしょう
 


港から見えたマーガレットの天空の花園
 
 


花畑で記念撮影

花募金箱が置かれていました
こんな素敵な花園を見せていただいたので募金させていただきました。
 
 
 

此方は菜の花と高見島
 


たっぷり楽しんだので下山です。

途中孝子さんにお会いしたので、記念撮影させていただきました。

先日NHKより取材されたとのこと

5月15日のゆう6香川で放映されました。

ここで孝子さんとはお別れです。
85歳とは思えないほどお元気です。
いつまでも大好きなお花を育てていってほしいものです。
   


港まで戻り、しばらくすると船がやってきました。
 
   


楽しかった2時間40分の島めぐりは終了です。

11時30分  志々島を後にしました。
   

新型コロナウイルスで今は島には行けませんが
収束したら是非また天空の花園と元気な孝子さんに会いに行きたいものです。 
   
   
   
   
   
   
 
志々島 横尾の辻 109m (香川県) 
 

 ◆ 2020年4月4日(土曜日)快晴

 ◆ メンバー むらくも・ピオーネの2人
 ◆ 宮の下港発8:30-志々島港着8:50-大楠9:18-楠の倉展望台9:29-
   横尾の辻9:49-志々島ふれあい館10:30-お花畑10:35/11:05-志々島港発11:30-宮の下港着11:50
                             (2時間40分 撮影、小休止含む))