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石鎚山に行ったとき、「志々島に行きませんか」と声をかけていた。
え~ちゃんも行けることになった。一応週末に予定していた。
お天気は最高、しかし前日に山に雪が降った。
霧氷のない石鎚山だったので、綺麗な霧氷も見てみたいとも思ったが
予定通り土曜日に決行
 
本日の予定
宮の下港~志々島港(横尾の辻)~粟島港(阿島山~城山)~須田港

8時に詫間の須田港に集合し一台デポして宮ノ下港に向かいます。
港の傍には広い駐車場があります。
コンビニでトイレを済ませ、8:30発の高速船に乗り込みます。
切符はなく、運賃340円は乗船の時渡します。
(運賃は丁度にしておいた方がいいでしょう)
   

20分の船旅です。
何と言っても素晴らしい青空で風もなし 、束の間の瀬戸の風景を楽しみます。
志々島はもうすぐ
   

8:50志々島港に着きました。 
ほとんどの人が下船されました。
   

港に着くとすぐに大楠の案内板が目に着き、迷うことはありません。 
   

すぐに空き家を利用した無料の休憩所くすくすがあります。
時間があれば寄ることにします。
その前の花壇にはお花が綺麗に咲いています。
   

道の両側には島のことを紹介したパネルや
志々島で撮影された映画「男はつらいよ」「機関車先生」のロケ風景のスナップ写真がかけられています。
   

まずは「↑志々島墓地 」へ行きます。
海岸線沿いにカラフルな屋根にすだれを垂らした小さな小屋がずらりと立ち並んでいます。
この小屋は埋め墓
この下に遺体を埋葬した墓です。
   

標識まで引き返して、大楠の案内に従って進みます。
 これ苗字ですがなにかされているのかと思いきや大工さんが作ってくれたそうです。
   

細い迷路のような道を案内する標識が設置されています。
   

右手の石垣の上にある利益院(りやくいん)に寄ります。 
京都大覚寺の末寺として創建されたけれど、現在は廃寺となっています。
   

お寺からは本村港が望め、桜の木があり春には素晴らしい景色だろうと思われます。
荒れたお寺の奥には白い椿が綺麗に咲いています。
   
 
右に墓地の中をジグザグに登って行き、先生婆之墓を過ぎると展望が開けます。
さらに登ると城山の南の峠「横尾の辻」分岐です。
50mほど下って行きます。
   

見えてきました。大楠!すご~い
 
 
幹まわり約12m 圧巻です。
 
 
   
 
県指定天然記念物・樹齢千二百年を越える
 
 
無数の枝を広げ、レンズに入りません。
赤い鳥居は色塗り替えしていました。
今後来るときは真っ赤な鳥居になっていることでしょう
 

大楠のすぐ西側の小高いところに登って行くと、展望が開けます。
菜の花が満開 もうここは春
大楠を見下ろすこともできます。 
   
 
絶景です。
 
 
楠の倉展望台
正面に高見島が見えます。
春の陽気でみんな上着を脱ぎました。
水平のコンクリート道を分岐まで引き返します。
   

タンキリマメ がまだ綺麗です。
振り返るとこんな感じです。
   

城山の南の峠(分岐)まで戻り頂上に行きます。 
   

天空の畑です。登山道は整備されて歩きよいです。 
   

頂上への近道を行くと海が見えてきました。 
   
 
先を歩くえ~ちゃんがピークの城山があるという
手前の笹の中を登って行くと「ここで三分の一です。後10分」
標識がないので、これを写したのですが、
帰って調べると、大楠への峠の北側だったようです。
   

島の主稜に沿う道まで戻り、先に進みます。 
横尾中継水槽まで来ると「あと少しで山頂です」の標識
   
 
うわっ!水仙が満開です。
右は帰りに撮ったものです。水仙の中で昔乙女三人です。
   

山頂の横尾の辻109mと三等三角点志々島です。 
   
 
360度の展望が広がっています。
             
▼北方向~東  瀬戸大橋や高見島  ▼西方向 粟島 
   

▼南方向 天霧山・貴峰山
ぽかぽか陽気にこの展望を眺めながらコーヒータイムです。 

コーヒーで乾杯~♪     梨に冷凍ミカンにチョコにお菓子等        記念撮影も 
 
いつまでも居たいところですが船の時間がありますので、
そろそろ下ることにします。元来た道を引き返します。
   

満開の水仙を過ぎ 横尾中継水槽から南に綺麗に刈られた道があります。
前に来た人に途中から藪で引き返したと聞いていたのですが、
パンフレットを見ると道があるようです。下ってみることにします。
白背配水池の横を通り
   

細いですが、コンクリートの道を下って行きます。
   

横尾集落に下りてきましたが、廃屋が目立ちます。 
   

海岸に出てきました。 穏やかな海は青く、眩しいほどに輝いています。
本村港までのんびり海岸沿いを 歩いて帰ります。
   

横尾にも埋め墓があります。
暫く歩くと立派な鳥居が見えてきました。八幡宮です。
ハマダイコンやアロエの花も咲いています。
   

大人しいヤギさんの横を通り
三頭神社の前を過ぎ
   

港の近くまで戻ってくると島のアイドルのヤギさんがお出迎えです。 
   

急な石段に登ってみました。ここは十握(とつか)神社です。
昨年行った佐柳島もそうですが、島には神社が多く、島民の信仰の深さを感じます。 
   
 
港まで戻ってきました。まだ11時です。
   

無料休憩所「くすくす」へ寄ってみます。 
ヤギのイラストがかかれたマグカップや大楠をモチーフにした
Tシャツなどのお土産やコーヒーを飲むことができます。
   

山頂でコーヒータイムをしたし、外も暖かいので、ザックをおいて港を散策
丁度タコ漁から戻られた漁師さんがおいでましたので、見せていただきました。 
   

お腹も据えてきたので、昼食にします。
「くすくす」でも食べれますが、お天気のいいので、港を眺めながら食べることにしました。 
 
 

船の時間まで一時間もあるので、港から見える菜の花畑に行ってみることにしました。
教えてもらった荒神様の前を通り、細いクネクネ道を登ると、 開けた畑にでました。
   

ソシンロウバイも満開辺りには甘い匂いが漂っています。 
ここにもかわいいハートのベンチが置かれています。
   

下から眺めた菜の花が想像以上のお花畑に皆感激です。
集落や港が見えます。 
 

みんな思い思いの大撮影会になりました。 
 
   
 
 
 

マーガレットは咲きはじめですが、満開になったらどんなに素晴らしいでしょうね。 
   

畑は綺麗に作られていて、キヌサヤの花は満開
崎のお花畑に寄ってみます。 
   
 
今は小菊とキンセンカが栽培されています。

真っ赤な唐辛子 
   

船の時間が近づいてますのでそろそろ引き返します 。
   
 
船を待つ間に島のおばあちゃんと話をすることができました。
かつては島全体に花畑が広がっていたという
   

道標や休憩所など随所で島を訪れる人の歓迎ムードを感じ 、
登山道の整備され、安心して歩くことができました。
きてよかったとつくづく思い、志々島を後にしました。
さあ次は粟島です。
 

横尾の辻(志々島m)109m・阿島山181.4m・城山221.8m(粟島) 香川県

 ◆ 2016年1月9日(土曜日)晴れ

 ◆ メンバー え~ちゃん・kamatamaさん・keitannさん・reikoさん・ピオーネの5名


  宮の下港発8:30-志々島港着8:50-利益院-9:04-大楠9:17-楠の倉展望台9:25-横尾の辻9:56/10:18
    楠々11:00/11:54(昼食含む)-お花畑12:10/12:26-志々島港発13:05(4時間35分)

  粟島港着13:35-阿島登山口13:54-阿島山山頂14:41-阿島山登山口15:18-城山登山口15:33
   -城山山頂16:01-城山登山口16:19-粟島港16:41-17.05発-須田港着17:20(3時間45分)