週末は、また東讃へ むらくもの希望でまだ歩いていない東かがわ市の白鳥アルプスに行くことに 2018年の2月にkeitannさんと二人で歩いたことのある私が案内することになりました。 前回は若宮神社から出発したので、 今回は引田ICの登山口からがロスがないのでいいかと思ったのですが、 シダで不明な道があったので不なので 前回と同じルートを歩くことにしました。 |
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当日7時自宅を出発~高松道を走らせると里山の紅葉が素晴らしい 引田ICを下り、県道40号線を西に走り東山にある 若宮八幡神社を目指します。 峠を下ると正面に虎丸山が見えています。 左手に神社です。空き地に駐車させていただきます。 |
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9時02分 準備を済ませ、神社にお参りしてからスタートです。 東山川を渡って、県道40号線を東に歩いて行き |
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9時7分 「四国のみち」の道標から入り、與田寺方面へ歩いて行きます。 道沿いにはイノシシ除けの柵が続いています。 |
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この冬は暖かいのでモチツツジが咲いていたりフユイチゴの果実が沢山目立ちます。 |
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倉庫やため池を見ながら歩いて行くと荒れた林道を進み山道になり 9時29分 峠が見えてきました。 ここから右の尾根の山道を登って行きます。 ここが登山口です。 ここからは私有地なのでマナーを守って登らせていただきます。 |
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登り始めるとまだ初冬だからでしょうか前回よりも藪っているようです。 サルトリイバラに阻まれながら 引っかかれたりザックに引っかかったり 冬の里山歩きには剪定鋏を持って来るべきだと後悔 |
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登山道はなく歩きやすいところを我慢して登ると 木々の間から景色が見え出します。 やがて岩混じりのザレた斜面となります。 ネジキが多いのには前回も驚いた。 ところどころでモチツツジも咲いていて癒されます。 |
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稜線に近づくと展望も開け虎丸山 眼下に蛇行した湊川が見えています。 右奥には五剣山も見えて大喜び |
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稜線まで出ると藪っぽい踏み跡を辿れば 10時7分 一つ目のピーク愛宕山に到着と思ったら あらら、笠江山(233m)になっています。 三等三角点の点名が笠江山になっているので変えたのでしょうか 前回の山頂標識は愛宕山だったのに… |
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山頂から徳島方面がよく見えています。 陽射しのあたる南斜面にはここにもモチツツジの花が咲いています。 春に来れば綺麗でしょうね。 10時18分 これから進む東方面を望みます。 むらくもに「あの先に見えるピークが石槌山か」と聞かれ 「ニセピークがいくつもあってまだまだ先やわ」 |
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少し下って行くと北側に笠江山の隣に岩峰が聳えています。 登頂意欲をそそられるようですが凝塊角礫岩なので ある登った方が今までで一番怖かったとか |
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津田方面の展望 五剣山も瀬戸内海に浮かぶ小豆島もよく見えています。 |
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2018年2月に見た前方の山はまだ禿げていました。 それが植林の木々が成長してもう里山のように見えます。 |
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10時34分 むらくもが小腹が空いたというので 展望のいいところでバナナ休憩 藪っぽい稜線にはモチツツジがあちこちで咲いています。 本当に多いですね。 |
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稜線を登りながら振り返ると 広範囲に禿げていた尾根も木々が成長して随分緑っぽくなっていました。 ゴジラの背みたいな岩 |
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ピークまで登ってもそこはニセピークでした。 |
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羊歯にサルトリイバラ倒木を潜ったりしながらさらに藪漕ぎ 枯れた羊歯のベットがありました。 これはイノシシさんの寝床のようです。 |
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ピークから木々に摑まりながら一気に鞍部まで下って振り返ります。 そして北へ伸びる尾根に岩場が見えます。 |
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ザレたウバメガシの道を登ると 何かセンサーのようなものがあります。 |
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11時41分 登りきるとそこが石槌山山頂(234m)です。 いくつものニセピークに騙されやっと二座目GETです。 |
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山頂からは高速や白鳥神社の森と参道そして小豆島が見えています。 最高の展望です。 |
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北側の展望を見ながらがいいのですが 北風が冷たいので避けてお昼にします。 食べていた時むらくもの虫歯の詰め物がポロリ 捨てたのを拾って、「すぐに持っていけばつけてくれるから大丈夫よ」と 高松方面の展望 五剣山もバッチリ |
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ふと見上げた木になんとカマキリがいてビックリ 南斜面にも同じものが設置されていました。 |
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12時18分 お腹を満たし、最後の帰来山に向かいます。 東に下ります。 これが砂礫で滑りやすい上にウバメガシの落ち葉があります。 前回は木々に摑まりながらでなければ下れませんでした。 今回しっかりしたロープがつけてくれていてありがたいです。 下って登り返して振り返ると石槌山のピークその奥はニセピークかな |
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砂礫を登って行くと紅葉が綺麗です。 |
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242mのピークから今から向かう東方面を望みます。 海の向こうに見えるのは淡路島 少し下ると境界杭の先は大きな一枚岩です。 |
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一枚岩と今から登る帰来山 むらくもも 一枚岩のあまりの大きさにビックリです。 |
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一枚岩の先まで行ってみます。 眼下に見えているのは与治山 素晴らしい展望ですが、この先は行けませんので引き返します。 |
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南の尾根を緩やかに少し下り、 左にちょっとだけ踏み跡のよう なものが見え藪に入って行きます。 前を歩くむらくもも羊歯の中でよくわかりません。 羊歯に覆われ、足元は全然わかりませんが、踏み跡のようです。 足で探りながら下って行きます。 |
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なんとか鞍部まで下り、 振り返って見るとほぼまっすぐ下ってきたようです。 ここは登りのほうがわかりよいかも |
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登り返しもまた羊歯を掻き分けながら登って行きます。 暫く登って振り返ると 右に一枚岩、そして歩いて来た藪の稜線 |
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途中素晴らしい展望を見ながら歩けるのは幸せです。 |
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荒れた道を進んで、山頂直下はまた羊歯の藪になっています。 踏み跡はあるので、羊歯を掻き分けて登りきると |
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13時38分 帰来山(236m)に到着 二等三角点/喜来山は羊歯の中でした。 |
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歩いて来た稜線を振り返りますが木々が成長し、 まだ落葉もしていないので分かり難い 山頂の展望は木々が茂り展望はイマイチ そして羊歯に占領されて座るところもないほどです。 休憩したかったのですが、寛げるところではありません。 下山してゆっくりすることにして水分補給をして 13時51分 下山開始 最初はまた羊歯漕ぎですが、登山道らしき踏み跡を辿って行くと ロープが張られ北のほうに下るしっかりとした道がありますが そちらは私達が向かう方向ではありません。 気を取り直してまた羊歯の藪漕ぎをして なんとか鉄塔保線路に出た時にはホッとしました。 一度歩いているから何とか記憶で歩けたけれど 以前より羊歯が茂って道はほとんどわからなくなっています。 道が無くなるのも時間の問題かも それからロープの道も気になります。 |
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羊歯漕ぎから飛び出たのは鉄塔保線路です。 傍の木につけられた木札の文字はもうわかりません。 以前は「帰来山→」となっていたのですが… 分岐に出て振り返って見ると左の藪っぽところから出てきました。 藪化してここが帰来山の入口だとはわかりません。 右の道を下ると白鳥中央公園のようです。 |
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この広い道は四電板野大内線 左のほうへ登って行きます。 ここからは今までの藪の道と違って高速道路のようで歩きよい エンジン音が聞こえてきます。 しばらく歩いて行くと草刈りをされていました。ご苦労様です。 南側の眼下にはこの後歩く集落が見えています。 |
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鉄塔保線路にある階段の下りは歩きにくい 尾根を左に廻りこんだところで、古墳のようなものがあります。 石の中をのぞみこむとお地蔵さん |
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フェンスに突き当たり、引田インターの真上に出ました。 フェンスに沿って階段を下って行くと車道が見えてきました。 14時30分 イノシシ除けの柵を開けて出ます。 車は保線路で草刈りの作業をされていた方のでしょうか |
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柵を出て振り返ります。 ここから駐車地点まで長い車道歩きです。 その前に帰来山で休憩ができなかったので、田んぼの畦でコーヒータイム ぽかぽか陽気で至福のひとときです。 下ってきた鉄塔の稜線を振り返ります。 里山の紅葉も綺麗です。 |
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14時46分 元気を出して歩きます。 畦道に咲くホトケノザを見つけたり |
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土手では下りで眺めた野焼きをしていました。 街並みウオッチングをしながら、車道を歩いて |
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15時49分 戻ってきました。お疲れ様でした。 |
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小春日和に素晴らしい展望を眺めながら無事に歩けてよかったです。 シダの藪漕ぎは年々大変になるかもしれません。 これほどの展望を楽しみながらアップダウンの縦走路は魅力です。 さぬきの里山はいいですね。また歩きます。 yamapログ https://yamap.com/activities/5147672 |
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白鳥アルプス縦走(香川県東かがわ市) 笠江山 233.1m ・ 石槌山 234m ・ 帰来山 235.6m |
◆ 2019年11月30日(土曜日)晴れ ◆ メンバー むらくも・ピオーネの2人 |
◆ 若宮八幡神社9:02-四国のみち9:07-登山口9:29-笠江山10:07/10:13-石槌山(昼食)11:41/12:18 -帰来山13:38-鉄塔巡視路合流13:59-引田IC登山口14:31-車道歩き-若宮八幡神社15:49 ※ 約6時間40分(うち車道歩き1時間20分)昼食休憩含む |