今年はバイカオウレンの開花も早く、1月下旬見頃のよう 週末トリオで高知の花散策+お山に行くことになった。 27日に行くことになって、reikoさんから ご一緒していただけるアカリプタさんに連絡すると 下見に行ってくださったようでありがたことです。 |
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前日の26日には平野部でも雪が降り、高知自動車道は通行止めとなりました。 翌日行けるのか心配していましたが、夕方には解除になってやれやれでした。 アカリプタさんとは道の駅南国風良里9時集合となので 少し早く行って道の駅のカフェレスト風良里でモーニングバイキングを食べることにしました。 大野原のいつものところに7時に待ち合わせ、私の軽自動車で南国に向かいます。 高知自動車道の新宮~大豊は路肩にもまだ前日の雪が多く残っていて、お山も白い 南国ICを下りると青空となり、期待が膨らみます。 道の駅には8時前に着きましたが、沢山の人が並ばれていました。人気なんですね。 モーニングはバラエティー豊かな和洋メニューでデザートまで美味しくいただきました。 |
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お腹を満たしてお店から出るとアカリプタが待っていてくださり、 アカリプタさんの車に同乗して、まずはコセリバオウレン散策へ その前に車窓から見える高いお山が白いので 展望スポットに連れて行ったくださいました。 こんなにいい眺めのところがあったなんて!初めて知りました。 正面の真っ白な山は白髪山 |
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20分ほど咲き始めたコセリバオウレン を堪能し、JR土佐加茂駅に移動します。 |
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11時10分頃 JR土佐加茂駅近くにある 2017年春に完成した「集落活動センター加茂の里」に駐車 準備をしていると一両編成の列車がやってきました。 見えている山は今から登る清宝山です。 加茂の里は通常、土、日、祝日は休みですが、2月17日(日)から3月2日(土)の間は 「花祭り期間」として午前9時~午後4時までオープンだそうです。 さかわイベント情報 https://sakawa-kankou.jp/newinfo.cgi?TabType=3 ということでトイレも利用できませんので、駅でお借りしました。 |
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踏切を渡ると昨年は見かけなかったペンキで書かれた「622m先」 バイカオウレンの群生地までですね。 17年末から地元の方が 自生地までの経路、車の進入禁止を呼びかける案内板を設置したり、 見学者が自生地を踏み荒らさないようロープを張ってくださったりと 周辺の整備をしてくださったそうです。 |
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車道脇に今年もシロバナタンポポが咲いていました。 歩いているとバイカオウレンのお世話してくださっている方とご一緒になりました。 民家の間を抜けていくと、昨年登った大滝山が見えて懐かしい。 |
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11時40分 15分程で「バイカオウレン」群生地に着きました。 毎年咲き始めたばかりの花を見に来ているので、 林床が白くなるほど咲いているのは久しぶりで感動です。 暫く撮影会となりました。 牧野富太郎博士がこよなく愛した森の妖精 ゆっくり春を感じながら楽しみます。 |
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バイカオウレンを堪能し、 12時 清宝山を目指して出発 群生地から少し登ると立派な看板があり、 小さな群生地にも沢山咲いていました。 |
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木洩れ日の中を数分で尾根に出て 掘れた登山道を数分登ると車道に出ました。 |
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そこにはコウヤボウキのピンクの綿毛 そしてここにも立派な案内板が設置されています。 |
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ここからはのんびり車道歩きになります。 緩やかな登りで暖かく、1月だというのに木陰で吹く風が気持ちいい~ 車道脇にはコクランの葉が沢山あります。 |
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12時24分 大たびの滝と清宝山分岐までやってきました。 時間があれば寄ることにして、清宝山に向かいます。 |
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オニシダが垂れ下がっています。 アカリプタさんが、そのシダを取って飛ばして見せてくれました。 意外と紙飛行機のように飛ぶもんですね。 あらっ!車道の真ん中にコバノタツナミが咲いています。 |
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木々の間からタマミズキの赤い実が目立ちます。 分岐に来ると山頂へは標識が→ですが 左の展望が見えるところに寄ります。 |
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展望をあまり期待していなかっただけに、 中津明神山や鳥形山そして蟠蛇ケ森がはっきり見えて大喜びです。 山頂に雪があるので山座同定がしやすい |
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鳥形山をズーム |
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中津明神山から猿越山の稜線も見えています。 |
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車道をさらに進むと 12時58分 林道の終点に神社が見えてきました。 |
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まずは神社にお参り でも神社には名前が書かれていない 右横の大きな石碑には「霊峰 清宝山」と刻まれています。 「霊峰」??? 後日調べると石鎚神社だとわかり納得です。 古くから石鎚信仰が盛んで この建物は平成3年3月に改築されたようです。 |
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駐車場からは昨年登った大滝山と日高村が見下ろせます。 |
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山頂までは5分ですが、 時間も1時を過ぎているので、ここで昼食にします。 途中産直市で買ったお寿司をいただきます。 高知はこれも楽しみの一つなのです。 その上アカリプタさんからいただいたいも天まで完食です。 |
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13時20分 昼食後、神社の奥の石碑から山頂に向かう道を登って行きます。 |
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1分のかからず清宝山石鎚神社の到着 左側の祠の扉は壊れていて、石鎚大神が見えています。 榊が供えられています。 さらに奥に進むと |
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13時25分 清宝山山頂 木々に囲まれて展望はありません。 |
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三等三角点/岩目地 357.3m キティ山岳会の山名表示もありました。 |
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山頂からさらに北に進むと展望があるというので行ってみました。 木々の間からグリーンフィールドゴルフクラブが見え 北を見ると雪をかぶった石鎚山系の自念子の頭や西黒森が見られて感激 手前には鷹羽ヶ森も見えています。 |
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13時35分 神社の駐車所まで引き返し、 皆さんから配られたおやつでコーヒータイムで満足満腹 |
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13時53分 大たびの滝に向けて出発~ 途中小高いところから展望が開け、蟠蛇ヶ森が見えています。 |
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14時16分 分岐まで引き返し、大たびの滝方面に進みます。 小さく薄く400mと書かれています。 |
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少し進むと養蜂の箱が沢山置かれています。 辺りは田畑だったようで、今は耕作放棄されているところが多いようです。 |
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14時23分 滝が見えてきました。 案内板もありませんが、ここが大たびの滝のようです。 分岐から10分のかからずに着きました。 滝といっても最近雨が降っていないので水量が少なく、 チョロチョロしか流れていません。 奥には大滝雨龍神社があります。 二ツ野地区の人は「おおたびさま」と言われ ここに石鎚大権現が勧請されていたようです。 |
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大たびの滝と広さ25畳程ある岩屋 修験者が大鎖を持ち込んでこもっていたという 石鎚山の鎖の伝承が残っている岩屋だそう この岩屋の正面は石鎚山の方向にあるという 「裏見の滝」といわれ、岩穴から滝を見ることができるそうなので、 アカリプタさんが踏み跡を辿り入って行きました。 滝が流れていれば、迫力があっていいのですが(-_-)、残念です。 私達は下から眺めます。 |
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高さ5mの滝は黒岩の二ツ野部落に流れ込んでいるようです。 石積の道から車道に出ます。 |
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14時37分 大たびの滝を後にして、分岐まで引き返します。 途中清宝山が見えます。 14時47分 分岐まで戻り、車道歩きです。 14時55分 大たびの滝からここまで20分で戻ってきたようです。 もう一度バイカオウレンを見るために 尾根道を下って行きます。 |
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15時3分 バイカオウレンの自生地まで下りてくると 男性が一人撮影されていました。その後また貸切になりました。 午後の日差しが射し込み、午前中と違ったいい感じです。 またまた撮影タイムです。 たっぷり15分、可憐な森の妖精を堪能しました。 |
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民家には紅白の梅のいい匂いがただよっていました。 |
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15時41分 駐車場まで戻ってきました。 次に移動の車中は暑く、窓を開けて走るほどでした。 車道から登った清宝山を眺められるところを教えていただきました。 トイレ休憩に村の駅に立ち寄り、 ソフトクリームを購入 これが美味しかったこと |
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最後にユキワリイチゲを見に行きました。 日陰にならず、綺麗に咲いていてくれました。 |
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帰りに立ち寄った馬立PAには前日降った雪がまだ残っていました。 |
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穏やかなお天気に恵まれ、 見頃の早春の花々を満喫することができました。 気になっていた山にも登れて大満足の一日となりました。 アカリプタさんには下見までしていただた上に ご案内していただき本当にお世話になりありがとうございました。 また宜しくお願いいたします。 |
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清宝山 357m & 花散策(高知県) |
◆ 2019年1月27日(日曜日)晴れ ◆ メンバー アカリプタさん・keitannさん・reikoさん・ピオーネの4人 |
◆ 加茂の里駐車場11:23-バイカオウレン群生地11:39/12:20-大たびの滝分岐 -神社(昼食)12:58/13:20-清宝山山頂13:25-神社(休憩)13:35/13:53- -大たびの滝分岐14:16-大たびの滝14:23/14:37-大たびの滝分岐14:47-車道と自生地分岐14:55 -バイカオウレン群生地-加茂の里駐車場 (約時間分昼食、休憩含む) |