keitannさんから「週末の山行は竜山を案内しましょうか」の嬉しいお誘いです。 高いお山の霧氷は期待できるかどうかわからないのでトリオで行くことに 麓から見える端正な山容の一部がkeitannさんちのお山で 地籍調査などで登られているので心強いです。 綾歌森林公園駐車場9時集合となりました。 当日多目的研修棟の駐車場はほぼ満車状態なので第二駐車場に集合し keitannさんの車で竜山登山口近くの駐車場に向かいます。 県道190号線「カフェ野良里」入口近くの広くなった路肩に駐車し 9時25分 車道を西に歩いて分岐から右折し金剛院方面に進みます。 前方に見えているのが端正な山容の竜山 登山口に向かいます。 |
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左手には紅葉をした鷹丸山その奥には猫山が見えています。 登山口には道標も案内板もありません。 車道から右に 9時40分 民家の横の道から入って行きます。 |
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広い林道をしばらく進み、少しだけやぶ漕ぎすると 右上に薄い踏み跡を辿って登ると尾根道に出る |
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尾根道に乗れば後は踏み跡を辿って行くだけ |
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テープはほとんどありませんが、 ピンクの地籍調査のテープがあります。 まっすぐな急登をゆっくり登って行きます。 |
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里山の黄葉は今が見頃のようです。 黄金色に輝くコナラの黄葉を楽しみながら |
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落ち葉で滑りそうな急登を登って行くと 10時24分 やがて傾斜が緩やかになりました。 |
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ここは四国電力の鉄塔跡だそうです。 ここで小休止 近くにダンコウバイの黄葉、よく見ると花芽もあります。 |
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10分の休憩後歩き始めますが、 前にもまして傾斜が急になるし、ふかふかの落ち葉で滑りそう 頑張って登って行きます。 |
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ダンコウバイの黄葉も多い 傾斜が緩くなると山頂は近い |
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山頂が見えてくると3人の方が休憩されていて驚きました。 このマイナーな山でお会いするとは三人の方も驚かれたようです。 11時 四等三角点/竜山 454.11mに着く 祠もあります。 キティ山岳会のプレートには珍しく「形のいい山ですね」と書かれていました。 |
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しばらく山談義で話が弾みます。 この界隈の登山道の整備をされているそう・・・ reikoさんのHPもよくご覧になられているとか この後も初めてのルートを下るようです。 |
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山頂から南斜面の黄葉が綺麗~♪ |
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下を覗くと崩壊していて、近寄ると危険です。 11時26分 北側に下山開始 此方のコースは登りと違って傾斜も緩く歩きよい 踏み跡もあるし、青テープや地籍調査のピンクのテープもあるし その上先に下山された方が邪魔な枝を切ってくれていたので 本当に助かりました。ありがとうございます。 |
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鞍部まで下り次のピークに登る途中に 横に倒れた木があり「見てよ!この木凄い、生きてるよ」 生命力の強さに皆で驚き感心しました。 346mのピークを過ぎると 前方に小高見峰と大高見峰そして66番鉄塔も見えてきました。 |
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あらっ!ミツバツツジが咲いています。 12時10分 車道に下りました。 車道の入口には白いテープがあります。 |
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左に少し登ると法師越です。 法師越はかつて、西行法師がこの峠を越えたので、この名がついたといわれ 西行法師行脚像が祭られています。 ここからどうしよう 丁度山頂でお会いしたグループが来られたのでお聞きすると お地蔵さんの横の山道からも小高見峰と大高見峰の鞍部に登ることができるそうです。 keitannさんは鉄塔保線路とどちらも歩かれているようですが 間違いのない鉄塔保線路から登ることになりました。 東に100mほど下って行きます。 途中の道端にヒヨドリジョウゴやハダカホウズキの赤い実がありました。 |
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下ったところにもお地蔵様があります。 このお地蔵様から少し下ったところの右側に広くなった路肩があり駐車できるようです。 12時25分 広い鉄塔保線路をジグザグに登って行くと |
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15分で 12時40分 四国電力讃岐坂出線66番鉄塔に出ました。 寒くなく広くて密にならないので、ここで昼食にします。 |
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reikoさんの向こうに気になるしっかりとした広い道があります。 法師越に下れそうなのでまた歩いてみたいものです。 |
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12時58分 お腹を満たし、鞍部に向けて歩き始めます。 目前に今から登る大高見山稜線の斜面が陽に輝くコナラの黄葉に歓声 |
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登山道から見事な里山の黄葉を堪能 霞んでいますが高鉢山も見えています。 |
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途中草が茂っていたり、崩壊箇所があり慎重に通過 |
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日当たりのいいところで 花のない時季に二種類のスミレに出会えて喜びます。 ○○スミッレとナガバタチツボスミレ |
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13時16分 鉄塔巡視路から小高見峰と大高見峰の鞍部に出ました。 ここからは歩きよい道です。 まずは右の大高見峰を目指します。 尾根を登りかけるとまもなく単独の男性がやってきました。 |
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鉄塔を過ぎ、緩やかに登って行くと 13時30分 大高見峰山頂です。 二等三角点/鷹見坊山 503.88m 笹刈りをされた道を進むと |
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13時34分 古い木の鳥居のある高見峰神社に着く 拝殿の天狗さんには昨年はしんどくてここまで来られませんでしたが 忘年登山以来6年ぶりにお会いできました。 神社の前からは讃岐のおむすび山の展望が見られるのに 残念ながら霞んでいます。 |
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reikoさんが神社の背後に「狛犬さんが・・・」 あらっ!石祠も見えます。ズームで |
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13時52分 鞍部まで引き返し小高見峰へ 木の間から飯野山が霞んで見えています。 |
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急坂を登りきり赤テープから左(南)に50m程進むと 14時 小高見峰頂上467m 三角点も展望はありません。 |
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縦走路に戻り、阿弥陀越えへ向かって下っていると 分岐になっています。「あれっ!こんなのあったかな?」 気になりますが、まっすぐ進みます。 振り返って撮影↓ |
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樹林を抜けると目の前に紅葉が広がっていて、 奥に霞んでいるのは堤山 ここから急な下りで慎重に下って行きます。 ロープもあります。 |
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天狗岩を振り返ります。 急な下りの途中にとってもちっちゃなヤブコウジの赤い実がカワイイ~♪ |
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鞍部まで下ると分岐になっています。 下るときに気になった分岐の道はここの右 岩場を登らずトラバースするようになっているようです。 さらに進み、分岐から「讃岐駒ケ岳」にちょっと寄り道 |
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14時21分 讃岐駒ヶ岳422mから小高見峰(右)と大高見峰(左)が見えています。 |
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2019年9月に寄った時にはあった 古い 山頂標識を探しますが見当たりません。 年月を感じます。山頂標識の名残かな 縦走路に戻り阿弥陀越えへ進んで行くと 黄葉の向こうに猫山が見えてきました。 登り返しがきつそう |
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黄葉の中に白っぽい葉は「タカノツメ」だとkeitannさんが教えてくれました。 14時34分 車道に出ました。 |
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昨年はまだ通行止めだった畔田方面へ通行できるようです。 14時37分 阿弥陀越のお地蔵様に見送られ猫山に登って行きます。 |
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登るにつれて急な登りとなりロープもあります。 山頂直下は喘ぎながら登って行きます。 |
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15時3分 なんとか登りきると猫山山頂です。 四等三角点/猫山 467.7m シロダモは赤い実を沢山つけています。 |
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ここで小休止 keitannさんから美味しいイチゴもいただきます。 亡きワンワンさんと登った猫山と城山が最後の山となり 思い出深い山になったのでした。 なんとか日没には間に合いそうなので城山に行くことにしました。 15時24分 下山開始 |
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岩場を下り始めた時 なんとシマカンギクがまだ綺麗に咲いていて大喜び ここでワンワンさん達も花を撮影していたでした。 いろんなことが走馬灯のように思い出されます。 |
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猫山から下り立つとしばらく広い遊歩道歩きです。 のんびり沢山の実をつけたムラサキシキブを見たり・・・ 斜面の見事な紅葉の麓にはレオマも見えています。 |
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第三あずまやを通過 ソヨゴの木が多く赤い実をいっぱいつけています。 急登の猫山を振り返リます。 |
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やがて城山に近づいてきました。 黄葉の中の急坂をひと登りで |
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16時7分 城山山頂 シンボルツリーと遠くに霞む飯野山 |
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四等三角点/新古 375.07m 遅いので撮影したらすぐに下山です。 |
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少し下ると黄葉の向こうに歩いて来た竜山が見えています。 よく歩いてきました。 |
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登山道の途中から レオマと奥には羽床富士 そして猫山と大高見峰が望めます。 |
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整備されたいつもと違う初めての登山道を下るとここに出ました。 車道を歩いて 16時38分 明るいうちに駐車場まで戻ってきましたが私達の車だけ デポした車の回収し解散 |
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keitannさん案内頂きありがとうございました。 アップダウンのある讃岐の里山 黄葉真っ盛りの中を楽しく歩くことができて大満足の一日になりました。 金剛院界隈もいい雰囲気だし、整備された道も歩いてみたいものです。 |
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竜山454m+綾歌三山(香川県) (大高見峰504m・猫山468m・城山375m) |
◆ 2020年12月12日(土曜日)晴れ時々曇り ◆ メンバー keitannさん・reikoさん・ピオーネの3人 |
◆ 駐車地点9:25-登山口9:40-鉄塔跡10:24-竜山山頂11:00 /11:26-379mピーク11:55-法師峠12:10- 鉄塔巡視路12:25-讃岐坂出線66番鉄塔(昼食)12:40/12:58-分岐13:15-大高見峰13:30-分岐-小高見峰14:00- 阿弥陀越14:35-猫山15:05-城山16:10-駐車地点16:40 約7時間10分 昼食、休憩、撮影含む) |