先週高知でカリガネソウが咲き始めていました。 香川でも咲いているに違いない。 香川のカリガネソウを見てみたい 折角遠くまで行くならとreikoさんが女体山とセットで計画してくれました。 道の駅「ながお」から四国のみちを歩いて女体山に登り、大窪寺に下山するという 女体山は山登りを始めた頃に登ったことがありますが、記憶がありません。 え～ちゃんや横倉山では仕事で参加できなかったkamatamaさんもご一緒していただけるという 心強く楽しい山行になりそうです。 大窪寺8時に集合し、一台の車で道の駅「ながお」に移動してそこから出発することになりました。 ところが天気予報がだんだん悪くなり、一日中雨の予報 雨なら花散策だけでもいいかな 当日の朝、外の出ると雨はまだ降っていません。 とりあえず車にナビをセットして大窪寺を目指します。 大窪寺の駐車場8時前にほぼ同時に着くと、 reikoさんの車で道の駅「ながお」に移動 15分程で道の駅「ながお」に到着 準備をしていると青空まで出てきました。 これは嬉しい誤算です。
8時26分　県道志度山川線を前山小学校の前を通って 前山ダムに向かいます。 このコースを歩いたことがあるえ～ちゃんが先頭で歩いていただけるので心強いです。 歩道沿いにはセンニンソウやマルバルコウが咲いていて 写真を撮りながらゆっくり歩いて行きます。
道の駅から8分で前山ダムまで来ました。 ダムの途中から振り返ると道の駅が見えます。
ダムを渡り 「太郎兵衛館・大窪寺→」の道標に従ってダム湖畔を進みます。 ミニ八十八ｹ所の石仏を見ながら平坦な道を歩いて行きます。
視界が開けると空は青空で暑い 道の真ん中にタマムシ発見 もっとも美しい昆虫のひとつとして知られていて 緑色で金属光沢があり、胸部と上翅に一対の赤い帯を持つ美しい甲虫 虫が大好きなkamatamaさんも熱心に撮影
道沿いにはぶら下がった黄色の花が可愛いカエデドコロ 右のほたるの里をすぎ、
そのまままっすぐ沢沿いを進んで行きます。 三差路まで来ると
電柱の傍にある道標に従って右に進んで行くと 9時10分　来栖神社に着きました。 元気なkamatamaさんだけ石段をのぼってお参りしてきました。
さらに歩いて行くと 香川では珍しい？キツリフネが綺麗に沢山咲いていました。
そして右側に小さな流れが見えてきました。 これが来栖渓谷だとえ～ちゃんが教えてくださいました。 なんと綺麗な渓谷なんでしょう そして涼しい   夏に清涼感を味わいにくるのもいいですね。
整備された道を道標に従って 橋を渡って左岸を進んで行くと譲波休憩所に着く 苔むしていい感じのここで小休止します。 reikoさんから観音寺の梨をいただきます。 みずみずしくて美味しかった
湿った道沿いに珍しい花が咲いていた。 帰宅して調べたらミヤマミズのようです。 葉は長柄があり、長楕円形で長さは8～15ｃｍ、 先は短くとがり、3脈があり、ふちに鋸歯がある。 雌雄同株、雄花序と雌花序は別の葉脈につき、花は淡緑色 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（山渓ハンディ図鑑２より引用） 9時36分　休憩後歩き出します。 前山ダムから大窪寺まで7.7ｋｍの道のりですが 3ｋｍしか歩いていません。まだ遠いなあ
沢沿いを進みます。   ゲンノショウコが咲いているのにみんなあちらを向いています。
珍しい花はないけれど、 満開のセンニンソウやボタンヅルそして雫のついたアカソなどを楽しみながら歩いて行きます。
譲波休憩所から400ｍ進むと橋を渡り ここから長尾谷川右岸を山道に入って行きます。
舗装道と合流すると電柱に見落としそうな小さなステッカーの案内に従って 右に進み山道を登って行きます。 え～ちゃんがいなかったら左に行ったかもしれません。
山道から舗装道に出て、しばらく歩いて 左に曲がったところに「大窪寺3.85ｍ」の道標 9時56分　ここが中間点だという 随分歩いたと思ったのにまだ半分しか歩いてないとはガックリ(-_-)
ここから山道に入って行きます この先はコーンがおいてあり車両は入れません。
イノシシ除けのある道を進んでいると パ～ン、パ～ンと大きな音が何度もなり、驚かされます。  可愛いピンクのミゾソバに元気をもらいながら登って行きます。
ここから峠まで急な階段が続きます。  ゆっくり登って行きます。
この辺りはホオノキが多く ホオノキの枯れ葉が沢山落ちています。
10時30分　喘ぎながら登って行くとここが峠 汗だくでやっとたどり着いたところで皆が待っていてくださいました。 木々の間から女体山や矢筈山が見えました。 ここで 小休止と思ったら、 え～ちゃんが「下ったところの太郎兵衛館で大休止にしましょう」という
10時37分　林道まで下ってきました。 この後の女体山までの登りに備えて 右に少し下ったところにあるベンチで休憩です。
休憩後　11時　出発～  林道をしばらく進むと 右手にりっぱな女体山の道標が見えてきました。 「女体山まで0.9ｋｍ、大窪寺まで2.1ｋｍ」
11時13分　道標に従って沢沿いの道を登り始めます。 女体山山頂まで1138ｍ
階段が続き、一度林道に合流
すぐにまた山道に入ります。 女体山山頂まで709ｍ　 頑張って登らなくっちゃ
涼しげなマツカゼソウが見送ってくれます。
見上げるとキツイ階段が続いています。。 え～ちゃんとkamatamaさんはどんどん登って行きます。  道標の「女体山まで0.5ｋｍ」を見て励まし合いながら登って行きます。
ヤマジノホトトギスはまだ固い蕾 木の間から黄色いキノコが出ていて、しんどさを紛らわせてくれます。 心拍数が120以上にならないように気をつけながら登って行きます。 階段を登りきったところのベンチで男性二人がまた待っていてくださいました。すみません 山頂手前の最後の休憩です。
え～ちゃんから女体山山頂には 女性陣を先に登らせてあげようと意気なはからいで  休憩後はreikoさんと私が先に登りだします。 ところがこの最後の登りは岩混じりの急な道となっています。
少しのぼるとシコクママコナの大群生に大喜び
きのこもいろいろ
最後の岩場を登りきると 12時11分　女体宮が祀られている女体山に着きました。
岩場の先に行くと残念ながら霞んでいて展望はイマイチです。 展望が良ければ、小豆島や屋島方面が見えるようです。 遠くで雷の音、お天気も良くないので、岩場の横を通って、 東屋でお昼にします。
女体山山頂　774ｍ 東屋は風が吹いて涼しい 今日は雨を覚悟で来たので、カップラーメンです。 温かいものが美味しいです。
ここから西に20分ほど行くと矢筈山があります。 そこには一等三角点がありますが雨が降らないうちに下山したいので寄らずに 12時31分　下山開始 すぐの足元にツルリンドウが一輪咲いていてみんなで交替で撮影 その後には蕾を沢山つけたツルリンドウもありました。 12時42分　林道に下り、右手の大窪寺の道標に従って 山道に入って下って行きます。
あと大窪寺まで1.1ｋｍ、展望休憩所まで0.7ｋｍ
斜面に本日一番花つきのいいツルリンドウを見っけ
階段の山道をどんどん下って行くと奥の院分岐があります。   奥の院は弘法大師が求聞持の法を修したと伝えられていて 分岐より0.2ｋｍ（往復10分）ですが、 雨が心配なのでパス
さらに下って行くと、 13時5分　展望休憩所に着く  ここまで来ると、大窪寺は近い
眼下には駐車場が見えています。 岩肌もよく見えます。
山道の階段を下って行くと、 13時19分　大窪寺の境内が見えてきました。
左に進み、本堂でお参り 13時21分　見上げれば聳えたつ山の岩肌が見えています。
石段を下って行くと、くず湯のありがたいお接待がありました。 疲れが吹っ飛ぶよう　　　めちゃ美味しかった～ 楽しみのソフトクリームをいただきます。 kamatamaさんが注文したところてんも美味しそうでした。 13時51分　駐車場まで戻り、 小川のせせらぎのみちコース　7.7ｋｍは終了 え～ちゃんとkamatamaさんとはここでお別れです。 この後私の車で、道の駅「ながお」まで行きreikoさんの車を回収 高松東から高速に乗ると雨は本降りとなりラッキーでした。
雨に降られることなく、無事に歩くことができ感謝です。 ご一緒していただいたえ～ちゃん、kamatamaさん 大変お世話になりありがとうございました。 reikoさんお疲れ様でした。 皆さんまた宜しくお願いいたします。
❀出会った花達❀
ミヤマウズラ
・ツルリンドウ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ・シコクママコナ
カリガネソウ