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むらくもと週末何処かに行こうということになり行き先を任された。

高知方面は快晴の予報なので一度行った綱付新道の素晴らしかった紅葉が忘れられず
また行ってみたいと思っていた。

今年の台風や大雨の被害でアプローチや登山道の状況がわからないので
役場に問い合わすと数日前に職員さんが
カンカケ谷まで歩かれていて「大丈夫ですよ」とおっしゃっていただきましたが、
綱付新道は登山者が少ないので荒れていますよとも

不明瞭な登山道に不安を抱え悩んだが
一応行くことにして3時に目覚ましをセットして床についた。
床についてもなかなか寝付かれず、結局3時に目覚めたが、
登山道のしっかりした西赤石山に行くことにし、5時までまた寝た。
行く間際まで行き先を決められない私にむらくもはイラついたよう

前回は日浦から登ったので、今回は東平から登ることにしました。

朝ゆっくり起きて、高速に乗り新居浜ICを下り、一路登山口を目指します。

8時に 東平奥の登山者用駐車場に着くと、私達の車で三台目
アケボノの時期は満車状態の駐車場も寂しいかぎりです。
一部紅葉した木が見られます。

東平は曇りそして山はガス
天気予報も午後から晴れということなので
銅山越え経由で山頂を目指すことにしました。

8時14分先週より朝の寒さはマシですが、
むらくもは久しぶりの山なので寒さに慣れてないので、
 上着を着て登り始めます。
   

8時20分 第3変電所前の広場を過ぎ登山口へ
 

広場のアキグミの実が色づき始めています。

第三通洞から石畳みの登山道へ
辺りはガス、昼から晴れることを期待して谷に沿って登り始めます。
   
 
幻想的な景色の中に次第に色づいた木が見られるようになってきました。
いくつかの橋を渡り、上部鉄道跡分岐を過ぎると平坦になり
銅山峰ヒュッテは近い

分岐を過ぎたところには綺麗な花が供えられていました。
   

橋を渡るとホースから水が流れ出ていました。

ガスの中に綺麗に咲いている花をを撮影していると
   

管理人さんがやって来られました。

ご主人である伊藤玉男氏が亡き後、女手一人で切り盛りされている苦労話等
色々聞かせていただきました。
建物の外壁のペンキも自分で塗られたそうです。
   

25分程お話ししてお別れして、ベンチから見える眼下は晴れています。
   

畑には大根を育てられています。 
先に進み
   

10時10分 銅山越へ向かいます。

登山道には色づいた木々が目立ち、苔には落ち葉が…
   

木に吊り下げられた名前を見ながらのんびり歩いて行きます。 
   

10時45分 銅山越1294mに到着
アキノキリンソウがまだ綺麗に咲いています。 
   
 
少し西に登ったところで小休止

振り返ってもガスで山頂は見えません。
休憩していると、声がしてこちらに登って来られた団体さんにお会いしました。
   

アカモノの赤い実そしてところどころに
咲き残りの花も咲いています。いつみても可愛いですね。
 センブリを探してみましたがもう終わったようで見られませんでした。
   

午後からの晴れの予報を信じて
11時11分銅山越まで引き返し、西赤石山に向かいます。 

11時30分東山通過
咲き残りのセンブリを見つけ、分岐まで来てもガスの中
   

展望もないので落葉した中を黙々と進み
岩場では紅葉も綺麗ですガスの中では色が冴えません。 
   

狂い咲きのツツジもありました。
いっこうにガスは退きません。次々と下山してくる方とすれ違います。
展望がなければ、早々に下山しますよね。
 
   

ゆっくり登っていると、下って来る単独の男性
「てんきちさん こんにちは~」嬉しい出会いです。
暫くお話ししていると、
日浦から登ってきたてんきちさんはキッコウハグマの群生を見て来られたようで
カメラの画像を見せていただきました。
キレイ~♪私もみたかったなあ~

12時44分お別れして山頂を目指します。

このガスの中では岩場の紅葉もイマイチ
   

13時西赤石山山頂にとうちゃこ
残念ながらガスで真っ白

三角点に移動すると一組のご夫婦が下山されて貸切です。
ここでお昼にすることにしました。
するとしばらくすると西に青空が出てきました。期待が高まります。
   

やがて青空が広がってきて大喜びです。
遅めに登ってきて大正解でした。
 
 

急いで下山準備をして移動すると南斜面の一部の紅葉が見られてラッキーでした。
北に目をやると眼下に市街が見えてます。
ここから兜岩まで下ります。

13時31分下山開始
 
   

ガスがかからないかと焦る気持ちを抑えながら
ロープや梯子のある滑りそうな急な下りを慎重に下って行きます。

この辺りの紅葉も綺麗なのですが、
日差しがあれば輝いてもっと綺麗なのに残念。
   

13時49分兜岩の分岐まで来ると日差しが出てきて、
「わぁキレイ~♪」「はよ写さな」
太陽も雲に出たり隠れたり、ガスも次々と湧いてくるし、
一喜一憂しながら、シャッターチャンスを待ちます。
 
   

 

兜岩と眼下には市街と燧灘が見えています。
西の方はまだガスのまま
 
 

いつまでも眺めていたいのですが、帰りが遅くなるので
14時07分下山開始

紅葉を見ながら下って行きます。

やがて山頂には青空も出てきました。 
ガスも退いて稜線も見えてくるようになりました。
翌日ギッチャン達はこちらからの紅葉を楽しまれたようです。
一日違いでお会いできず残念
   

午後の日差しに輝く紅葉を楽しみながら下って行きます。 
   
 
   
 
登山道脇の笹もずいぶん笹枯れになっていますね。
樹林の中を九十九折にどんどん下って行きます。
   

15時19分 上部鉄道跡分岐まで下ってきました。 
ここでちょっと小休止

15時27分 一本松停車場跡まで平坦で快適な上部鉄道跡を歩いて行きます。
   
 
七釜谷に架かる橋は傷みが酷く谷に下りて登り返します。
 

15時49分 一本松停車場跡に到着 

左に折れて第三通洞の広場までどんどん下って行きます。
途中の木々の間からは青空と稜線がくっきり見えています。
明日はいいお天気なんだろうなあ~紅葉も綺麗だろうなあ~
   

赤レンガ造りの旧東平第三変電所を過ぎるとまもなく
16時14分 第三通洞広場に下山
まだ観光で来られた方に出会います。

16時21分 登山者駐車場に帰ってくると、三台の車しかありません。
   
 
14時29分 東平歴史資料館前の駐車場から西赤石山を見上げると、
夕陽に赤く染まっていました。
この時間でも沢山の観光客がいました。
 
 
遅めの出発が大正解、
兜岩からの素晴らしい紅葉を貸切で楽しむことができた一日でした。
 
   
 
   
   

西赤石山 1626m 東平より (愛媛県)

 ◆ 2018年10月20日(土曜日)曇りのち晴れ

 ◆ メンバー むらくも・ピオーネの二人
 ◆ 東平P8:13-第三通洞8:23-柳谷コース-銅山峰ヒュッテ9:41/10:08-銅山越10:46/11:11
    -東山11:30-分岐11:32-西赤石山山頂13:02/13:31-兜岩13:49/14:07-分岐15:19-一本松停車場15:49
    -第三変電所跡16:14-東平P16:21
                       (約8時間20分昼食小休止撮影含む)