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 ムラサキセンブリを見た後、どこの山の登りましょうかとなった時、
keitannさんから南嶺の案が出ました。

元日のご来光には大勢の人が訪れる鷲尾山まで行けるかどうかわからないけれど
時間を見てピストンすることにしました。

私も久しぶりの山だし、展望がいいので楽しみです。
筆山公園(ひつざん)でナビを入れて出発(市内を走るのは苦手ですから)

公園まで来ると見覚えがあります。
第二駐車場でトイレを済ませ、上の駐車場まで行きます。
20台ほど駐車できるスペースがあり、無料です。
フユイチゴの赤い実が美味しそうです。
 

駐車場からは北側の県庁、高知城、龍馬スタジアムが手に取るように一望できます。

ライトアップされた高知城を中心とした夜景が広がり
車からでも夜景鑑賞できるためカップルに人気があるようです。
 

ここからスタートです。筆の鼻公園に向かいます。
歩き始めるとすぐにきれいな椿が咲いています。
   

駐車場のすぐ上にトイレもあります。
駐車場から、案内板に従って真っ直ぐ進むと数分で筆の鼻公園ですが、そちらには行かず
右の石段を登ると整備された公園があり展望台が設置されています。
志鵬台です。 
高さ約7mの展望台は2008年4月に設けられたようです。
   

展望台に登ってみると高知市内が一望できます。
北側の展望には工石山や雪光山が見えます。
   

南側の展望 はおだやかな浦戸湾
椿が咲いていて落ちたばかりの一輪です。
 

展望台から石段を下ると車道に出て
ハイキングコースの案内板のある墓地から皿ヶ峰に進みます。
   
 
 

墓地の中を進みます。
   

字が薄くなった道標に従ってまっすぐ進みます。
古いお墓もありますね。 
   

10分程度歩くと、「鷲尾山県立自然公園案内図」があります。
少しぬかるんだ登りを進むと南側の視界が開け、見上げると山頂の鉄塔が見えます。

高見山皿ヶ峰分岐から皿ヶ峰に登ります。
振り返ると高知市街が広がっています。
   

この時期花はあまりないと思ってきたのですが、流石南国ですね。
登山道脇にはリュウノウギクやツリガネニンジン等の花や
狂い咲きのツツジも咲きそして虫の声を聞こえてきます。
   

これから登る鷲尾山や烏帽子山も見えます。
皿ヶ峰山頂とうちゃこです。大きなタブノキがあります。
   
 
昨日は寒かったのですが、今日は吹く風が心地いいんです。
もうお昼を過ぎていますので、展望を眺めながら食べることにします。
 

鷲尾山まで1時間20分ほどかかりますので、ゆっくりできません。
眼下に市街を見ながら下り、分岐まで戻ります。

ライオン岩の横を通り、振り返ってみました。ライオンに見えるような? 
この時期まだリュウノウギクがあちらこちらに咲いていて嬉しい限りです。
 

シラヤマギクもまだ綺麗に咲いています。 
道標には帽子の落し物が
   

振り返ると今下りてきた皿ヶ峰が見えます。
チガヤに覆われた墓地山で晩秋から初冬のススキが見事のようです。
高見分岐から西に入ると水平道をになり、途中三人のグループとすれ違います。
   
 
コナラなどの雑木林や荒れた山畑を進み
幸崎分岐にはナンテンの赤い実が目立ちます。 
   

石畳やタケヤブを過ぎると
   

土佐塾中・高校の寄宿舎が見えました。 
道標には鷲尾山 階段を上がると書かれています。
車道を下る人がいたのでしょうね。
 
 
車道を横切り、寄宿舎の下を迂回して、広場に出ます。

学寮から木道を下ると吉野・深谷分岐です。
   

ここから道が二手に分かれています。
途中で合流するのですが右は緩やかな登りそして左は急坂
距離の短い急坂を進むことにします。 
登っていると切られてばかりの丸太があり、ところどころ整備をされているようです。
   
 
植林の木々の中のアオキの群生を見ながら登っていると、下ってくるご夫婦がいます。
なんとこなすびさんではありませんか
久しぶりのうれしい再会にしばらく雑談
そして下りで案内していただけるということで、私たちは急いで山頂に向かう為お別れです。
こなすびさんゆっくり下りててくださいね。
   

お別れしてからまだかまだかと一所懸命登リます。
横浜ニュータウン分岐の稜線にでると 
   

まもなく山頂手前にはベンチ
一段上に広い鷲尾山山頂です。奥に見えるのは烏帽子山ですね。
   
 
鷲尾山山頂からは浦戸湾や太平洋の眺望がすばらしい。
 
 
気温は9度、しかし風もなく気持ちがいいですね
親子ずれがのんびりお弁当を広げていました。羨ましいな~
こなすびさんが待ってるから急いで下りましょう~
   

下りは急ぎます。先行者も追い越して行きます。
土佐塾中・高校の寄宿舎のところで
待っていてくださったこなすびさんと合流することができました。 
   

こなすびさんの案内で鉄塔保線路から中山北展望台に向かいます。
ちょっとだけ歩きにくいのですが、こちらのほうが近道のようです。 
   

鉄塔が見え中山北見晴台 に着きましたが、そのまま先に進みます。
   

中山東展望台に着きました。 
そこにはこなすびさんのこの山でのお知り合いのおじいさんがいて
山座同定、、いろいろ教えていただきました。
お歳を聞いてびっくりぽん!なんと86歳で元気に登ってこられているんですから
   

暫く お話ししてお別れします。私達は元の道に引き返します。
ここにもサネカズラがありました。
   

鉄塔分岐まで下ってきました。往路を引き返します。
途中カラスウリの実がなってます。この種は打出の小槌なので、こなすびさんが採ってくれました。
この種を財布に入れておけば、お金が貯まるとか…楽しみです。
   

往路で気が付かなかったグミの実が沢山なっていました。
ちょっと食べてみると甘酸っぱく渋かった。他にはもっと甘いのがあるんだって
 登山道の花を探しながら歩きます。
今日はムラサキセンブリに始まり白い花探しの日でした。
   

白いキツネノマゴ 
 白いタンポポ フユノハナワラビ   コバノワレモコウ
   
 
4時過ぎ無事に登山口に戻ってきました。
こなすびさんとお別れして駐車場に戻ると黒い大きなワンちゃんのお散歩に行かれる人がいました。
   

小春日和に 高知市民の森 南嶺を久しぶりに歩いて 
改めて沢山のコースがあることを知りました。 
季節を変えていろんなコースを歩いてみたくなりました。
また高知へ行く楽しみが増えました。
ご一緒していただいたkeitannさんそして案内していただいたこなすびさんご夫妻ありがとうございました。
またよろしくお願いします。

南嶺(筆山118.3m・皿ヶ峰163m・鷲尾山306m)高知県
 

 ◆ 2015年11月29日(日曜日)晴れ

 ◆ メンバー keitannさん・ピオーネの2名
 ◆ 筆山公園第一駐車場11:27-筆山11:31-皿ヶ峰登山口11:41-皿ヶ峰山頂12:10/12:37-高見分岐12:51
   -土佐塾中・高校13:06-吉野分岐13:18-宇津野山分岐13:46-鷲尾山山頂13:52/14:00
   -土佐塾中・高校14:25-皿ヶ峰登山口16:11(約4時間40分休憩含む)