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石鎚山に始まった紅葉前線も800m~1000mに下って来た。

今年の紅葉は台風にも会わずどこも綺麗みたいです。

私は皿が嶺や砥石権現でブナの黄葉をたっぷり楽しんできていますが
むらくもはまだ見ていない

むらくもが那岐山に行こうという

分県本にも10月末~11月の紅葉シーズンが最高と記載されています。

ブナの黄葉は落葉しているかもしれないけれど
那岐山へはサラサドウザンの咲く頃しか歩いていないので楽しみです。

当日朝5時半に自宅を出発
那岐山麓山の駅を目指します。

高速道路沿いの紅葉を楽しみながら走ると途中雲海がみられて興奮

津山ICより国道53号線を鳥取方面に走ると
山麓からはガスっていて雄大な那岐連峰を仰ぎみることができない。

7時45分 那岐山麓「山の駅」でトイレ休憩
残念ながらここもガスっていて真っ白
テンションも下がります。

ところが山の駅を走り出してまもなくガスが退いて展望が・・・
どうも雲海の中にいたようです。


「左那岐山登山口・蛇淵ノ滝、右菩提寺」の標識から坂道を上がると、すぐに
8時前 第一駐車場(510m)に着きました。

すでに数台駐車されていましたが、次々とやってきて8時過ぎには満車になりました。
流石人気のお山ですね。

隣の方も神戸からやって来られたご夫妻で毎年来られているそうです。
聞くとアプローチは香川からと同じぐらいでした。

駐車場入口にはこんな看板が・・・

8時10分 熊鈴をつけて歩き出します。
   


神戸のご夫婦はさっさ歩いて行かれました。

林道脇のモミジやカエデの紅葉が見頃で目を楽しませてくれます。
   


桜の狂い咲きも見られました。

8時21分 第三駐車場も満車です。
そこには見事なモミジの木があります。
   


駐車場に立派な案内板があり
右手には蛇淵の滝があります。

朝陽があたっているので先に寄って行くことにします。
   
 

朝の優しい日差しに輝く紅葉に歓声をあげます。
 
 
 
 
 
 
 
こんなにキレイな紅葉なのに誰もいません。もったいない

林道まで引き返し、未舗装の林道を進みます。
途中団体さんが準備中でした。
   


案内図を見て、3年前の6月極楽とんぼさんの配車のお蔭で
昨年の11月20日に亡くなったワンワンさん達と縦走したことも
今は懐かしい思い出となりました。

むらくもからどのコースを歩くのか聞かれたけれど
どの辺りの紅葉が綺麗なのかわからず返事ができませんでした。
 
 

道標に従って右の登山道に入って行きます。

8時40分 B・Cコース分岐でまずは左のCコースに入って行きます。

後からの人達はBコースに行かれたようです。
あっちに行った方がいいのかな?なんておもったりもしまいましたが・・・
   


むらくもはどんどん先を行ってしまって見えません。

私は花を探しながらマイペースで登って行きます。
咲き残りのセンブリをいくつか見っけ

登山道の紅葉も楽しみながら登って行きます。
   


後ろからやってきた男性に声かけると
駐車場あたりの紅葉が綺麗だったのであそこで帰ってもいいと思ったそうです。
お二人ともBコースで下山のよう
どうしようかな???

那岐山国有林の入り口でむらくもは待っていてくれました。
   


キッコウハグマの葉が見られます。 
流石にもう花は咲いていませんが花後はありました。
   


樹林を抜けると紅葉
振り返るとなんと雲海が見えます。

山麓は雲海の中のようです。
 
   


紅黄葉の向こうの山は?

色とりどりの落ち葉を踏みしめながら歩くのは気持ちいい
   
 

標高が上がると紅葉も終盤

笹も鹿の被害なのか枯れています。
 
 

大神岩手前で華やかな赤と黄色のカエデが目立ちます。
きれい~♪
 


9時44分 ひと登りで大神岩(1000m)に着く。 
   
 

岩の上に立つと
本来なら眼下に日本原高原の箱庭のような美しい眺望が見られるのですが
雲海が広がっていました。


神仏ポイント1の看板に従って岩を回り込むと
岩に不動明王が刻まれています。

信心が足らないのか大日如来の文字を見つけることができませんでした。
 
   


10時 山頂に向けて歩き出します。

緩やかな登山道は晩秋の風景です。
 


「山頂まで1.1km」の道標ところまで登ってきました。
1071mに図根点があります。 

気持のいい冬枯れの道を進んでいると
あらっ!なめこ?」
   


ゆっくり登って行き八合目を過ぎた時
10時29分 下って来たのは、駐車場でお会いした神戸のご夫妻でした。早い

Bコースを登りCコースに下って来られたそうです。
 
   


神仏ポイント2 
岩に須佐ノ男命(スサノオノミコト)と刻まれています。
   
 

まもなく展望が開け、青空が広がっています。

八合目上部にアセビの花芽がいっぱい

急な斜面を登って行きます。
   


少し霞んでいますがなだらかな滝山への稜線が見えています。
 
 
 

振り返るとまだ雲海が見えています。
 


10時44分  稜線に出ました。
「滝山2.9km、那岐山0.4km、登山道入り口2.7km」の道標が立っています。

左のトイレのある小屋のほうに行ってみます。

3年半前は綺麗な休憩舎だったのに
今はトイレだけ使用できるようです。傷みが早いですね。
   


トイレから少し西に行ってみます。

よく整備された滝山への縦走路が見えています。

3年半前ワンワンさん達と歩いたことが懐かしいです。

 眼下には雲海と紅葉がキレイなんですが日差しがないので冴えません。
 


10時51分 引き返し三角点峰へ

三等三角点/名義山 1240.3m

山頂に向かいます。

途中 神仏ポイント3 右の岩場で探します。

またまた信心がたりないのか伊邪那美命を見つけることができませんでした。
   

    
奈義神                  伊耶那岐命(いざなぎのみこと)    天照大御神(あまてらすおおみかみ)
 


11時7分 避難小屋を通過すると山頂はひと登り

振り返ると避難小屋と三角点峰
 
   


11時14分 立派な石碑の那岐山山頂(1255m)にとうちゃこ 

大勢の登山者が休憩中です。
私達も展望を眺めながら昼食にします。聞こえてくる団体さんの会話が面白い

一瞬青空が、陽射しが出ると暖かい
   


11時39分 ゆっくりしたので北東に稜線を下って行きます。
親子連れが先を歩いていました。

11時52分 A・Bコース分岐です。どっちに行こうか迷います。
 Bコースに少し下ったけれど引き返し
初めてのAコースから下ることにしました。

因みに親子連れはBコースを下って行かれました。
   


12時3分 ここからは初めての道です。
 
すぐにAコースと東仙コース分岐
イワウチワの頃、智頭町からこの東仙コースを歩いてみたいものです。
   


広く綺麗に刈り払われた登山道です。
尾根をまっすぐ下って行きます。
 


標高を少し下がると綺麗な紅葉にテンションが上がります。
 
   


紅葉を楽しみながら下って行きます。
ほとんど尾根をまっすぐ下るのですから登りはキツイでしょうね。 

歩きよい登山道は続きます。
   


見事な黄葉が黄金色に輝いています。

12時45分 一旦林道に出ました。
右に400m行けばBコース(蛇渕コース)なんですが・・・
  むらくもが「これからどっちに行く?」と聞かれ
即「菩提寺のほう」と答える
   


目の前のこの紅葉を見れば登りたいと思うでしょう
 
 

小休止して登り始め振り返ると
下って来た尾根と那岐山山頂が見えています。
 


急な木段を登って行くと黄葉は終盤ですがステキ~
疲れを癒してくれます。

下って来られる若くはないグループの方とすれ違います。
時刻は1時前
Aコースを登って行かれました。日が短いのでお気をつけて
   


登りきり西に少し進むと五合目

那岐山の稜線が見渡せます。
   


13時24分 展望を眺めながら小休止

ベンチの下に

四等三角点/大石ヶ平 1009.4m
 
   


傍の紅葉を楽しみながらのんびり
 
 
 


13時35分 まだ半分下らなくてはいけないのでそろそろ出発~ 

整備された道をどんどん下って行きます。
   


足に優しい落ち葉の道を下ります。
   


左に可愛いピンクの実をいっぱいつけたマユミの木がありました。
今年は豊作みたい
   


「菩提寺まで1.5km」道標があリます。

まだ500mしか下ってきていないんだ~(-_-)
けれど紅葉を楽しみながら歩けるのがいいですね。
   

 
 
 

尾根道を下るので陽射しが射し込み紅葉も輝いています。
 


菩提寺まであと1kmまで下ってきました。
 
樹林の下りになると長い階段となり歩きずらい
   


八巻城址分岐を過ぎまだ階段が続きます。

いやになります。
あと600mだけど緩やかなところで小休止
 
   


クロモジの木も多い
茎や葉には特有の芳香があります。

5分程の休憩後元気をだして歩きます。

少し下ると右手に見えるのは八巻城址?かな
   


14時40分 林道に下り立ちました。やれやれ

林道を歩いて菩提寺
   


菩提寺の駐車場はほぼ満車状態にビックリ 

色ずき始めたモミジの山門を潜り本殿へ
 

   


天然記念物の菩提寺の大イチョウ

残念ながら黄葉には少し早かったようです。
   


14時55分 ここから駐車場まで車道歩きです。

歩き始めると銀杏が沢山落ちています。
少しだけ拾って持ち帰ります。
車道脇には次々とイチョウの木があります。

大別当山展望台に向かうつり橋の下を通過
   


 車道歩きから那岐山が見えています。

「全然花がないね」と歩いていると目についた黄色い花シマカンギク?
   


第二駐車場も満車状態です。 

車道歩き約30分で

15時26分 第一駐車場に着きました。お疲れ様でした。
流石に車はもう二台のみ
   


帰路に那岐山麓「山の駅」に寄り道 

池から那岐山を仰ぎみます。

お決まりのソフトクリームもいただきます。
さっぱりしていて美味しかった~♪
   


広戸山へ行く途中の塩手池より
16時半頃 那岐連峰(広戸仙・滝山・那岐山)を望みます。 
 
 

まずまずにお天気に素晴らしい紅葉を満喫することができました。
季節を変えて登ってみてよかったです。
次は広戸仙・滝山かな


 
   
   
   
那岐山 1255m (岡山県)
 

 ◆ 2020年11月8日(日曜日)晴れ

 ◆ メンバー むらくも・ピオーネの2人
 ◆ 第一駐車場8:09-B・Cコース分岐8:40-大神岩9:45-三角点峰10:51-那岐山山頂11:14/11:39(昼食)
  -A・Bコース分岐11:52-東仙コース分岐12:04-三角点13:20/13:35-菩提寺14:43-車道歩き-第一駐車場15:26
                                (約7時間20分 休憩、昼食、撮影含む)