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前日の土曜日の夕方、
keitannさんに日曜日は快晴なので何処かに行きませんか!のメールをすると 
遅くならないところならということで、ご一緒することになりました。

ブログで筒上山のゴヨウツツジが見頃で今年は花つきがよく最高らしい
しかしこちらからだとアプローチが遠い

今年はどの花も開花が早いのでサラサドウダンもそろそろ咲いているのではないかしら
四国には咲かないサラサドウダンを見に行くことになりました。

keitannさん宅に6時に迎えに行き
坂出北IC~瀬戸大橋~山陽道~岡山道~中国道~津山ICで降り国道53号線へ、
奈義町で「国定公園那岐山・菩提寺」の案内板に従い、
正面に那岐山を見ながら、快適に走る
四国では細いダートなクネクネ道を走らなければならないところも多いのですが、
岡山は登山口まで舗装された道で行けるのでいいですね。

途中那岐山麓山の駅でトイレ休憩
   

「左那岐山登山口・蛇淵ノ滝、右菩提寺」の標識を左の林道の坂道を上がると、
すぐに第一駐車場(510m)があります。 

すでに8台が駐車、丁度蛇淵の展望台からグループが出発されました。
私達はここから下ってくることにして、林道から歩きだします。
   

林道脇には初々しいピンクのタニウツギが咲き誇り、目を楽しませてくれます。
初夏を思わせるほど陽射しがキツイ

10分で第3駐車場ですが、満車で車道に駐車されている車があるほどです。 
   

案内板と右手には名勝「蛇淵の滝」の石碑と鳥居があります。
   

滝は下りに寄ることにして標識に従い未舗装の林道を進むと 
タニウツギにツクバネウツギ・ヤマツツジが競演
     

案内板を見ていた時、那岐山の鉄人?が下山してきました。 
少し遅ければお会いできなかったかもしれません。ラッキーでした。
   
 
那岐山にはいろんなコースもあるし、広戸仙への縦走コースもあり、紅葉の時期も最高らしい
いつか歩いてみたいものです。

今回は大神岩コースから登り蛇淵滝コースへ下る予定です。
 

林道から分かれて登山道に入って行きます。
   
 
BCコースの登山口に入って3分でBコースとCコースの分岐に着き、
左手のCコースを登って行きます。
タニウツギや咲き始めたばかりのコゴメウツギや蕾のヤブウツギを見ながら登って行きます。
広く緩やかな道には大小の石ころが転がっています。
   

林道を横切って那岐山国有林の中の木段を登って行くと
5分程でベンチ設置されています。ここで小休止
   

 檜皮の森林(ひわだのもり) 
   

真っ青な青空、タニウツギは咲き始めたばかり
あっ!珍しいヤブデマリが咲いています。 
   
 
ホースから流れ出る水場にコップが置かれています。
一口飲んでみると冷たくて美味しかった~

自然林の中をジグザグに登って行きます。
   

追い抜かれたグループは大神岩で休憩されていました。 
ここは標高は1000m
   
 
大神岩に立つと、眼下に日本原高原の水を張った水田の棚田が絶景です。
よく見るとため池が多いですね。なんか香川と似ているような
  

岩場には白い花が多く、左の花がわからなかったのですが
keitannさんが調べてくれました。
・アズキナシ                       ・カマツカ
   

次々に登って来られました。そろそろ私達も出発~ 
小さなお子さんも登ってきた。男の子は7歳と女の子は5歳だという
   
 
登り始めて間もなくすると、見事な花つきのいいサラサドウダンが咲いています(^O^)/
 

登山道脇にはテープで保護されたササユリがところどころにあります。
この株だけ大きな花芽をつけていました。

新緑の中に咲いているサラサドウダンを見つけながら緩やかな道を登って行きます。
   

「山頂まで1.1km」のところまで登ってきました。
あら!こんなところにギンリョウソウ
 
 
 サラサドウダン 別名 フウリンツツジ

紅白の縞模様がカワイイ

5~8mと大きな木に成長し、びっしりと花をつけます。
 





大神岩で休憩していた親子が元気に登ってきました。

八合目を過ぎると三角点峰は近い
   

神仏ポイント2  この岩がスサノオノミコト(須佐之男命)?

樹林の中を抜けると視界が開けてきました。
   

振り返るとう~んちょっと霞んでいますね。
子供たちも頑張って登ってきています。 
 

やや急な斜面を登りきると
 「滝山2.9km、那岐山0.4km、登山道入り口2.7km」の道標が立っています。

左先に木造の休憩舎があるので寄ってみました。(トイレもあります)
   
 
ここから西に縦走すれば約1時間10分で滝山(1197m)に行けるそうです。
この時も二人の男性が歩かれていました。

3等三角点(1240.3m)名義山
   

最高峰那岐山山頂を見ると沢山の方がおられるようです。
お昼をどこで食べようかということになったのですが、まずは山頂まで行くことにしました。 
稜線のサラサドウダンはまだ蕾です。
 
 
登りで追い越して行かれたグループはもう下山されています。

その中のワンちゃんはまるでぬいぐるみのようにかわいい~
歩かないワンちゃんは抱かれていてカメラ目線です。
   

神仏ポイント3  この大岩に登ってみます。
石には奈義神と掘られています。 
   

避難小屋の横を通過し、振り返ると先ほどの三角点峰 
   

登り返すところには鮮やかなツツジが「ひと登りよ」と 

最高峰の那岐山山頂(1255m)に到着

360度の素晴らしい展望です。ここで食昼にします。
大展望なのに残念ながら今日は霞んでいて大山のほうまでは見えません。
   

昼食後、北東の稜線に下山開始 
こちらのサラサドウダンもまだ蕾ですね。
   

快適な稜線を15分ほど下ると1201m手前ののA・Bコース分岐の道標です。 
ここから蛇淵(B)コースへ下ります。
   

眼下には、トイレ休憩した赤い屋根の山の駅が見えます。
ジグザグに下って行きます。
   

こちらのコースもサラサドウダンの木が多いですね。
まだ咲き始めたばかりです。  
下りながら見られるのはいいですね。
  

視界が開け、稜線も見えます。

林道に出合いました。 一気に下ってきたので、ここで小休止 
この林道はCコースで横切った林道がのびてきているようです。
   

←黒滝分岐 左に折れると、小さな水場です。
ホースから水が流れ出ています。
keitannさんは持参の水が少なくなったようで、ペットボトルに入れます。 
   

そこにはミズタビラコやコナスビが咲いていました。

樹林帯の中に入り、小さな沢を渡ります。 
   

今度はコクワガタやヒメレンゲがさいてます。
   

菩提寺(A)コース(六合目)0.4kmの道標です。登山口まで1.3km

檜の植林の中に大きなシダ 
   

沢山のギンリョウソウ 
名木ノ城跡分岐です。まっすぐ登山口にむかいます。
   

せせらぎを聞きながら植林の中を下っていき、木橋を渡ると登山口は近い。
   

Cコース分岐、数分で B・Cコース登山口の道標のある林道に出ました。
   

第三駐車場まで戻り、 「蛇淵の滝」に寄り道

遊歩道を下り滝見台から淀川本流に懸かる3段になって30m落下する滝が見られます。
辺りは自然林に覆われ薄暗く、大蛇の伝説を秘めているそうです。

「地元に伝わる巨人伝説「さんぶたろう」の母親である大蛇が、
人間である夫に正体を見られたため身を隠したとされるとか」
   

陽射しがキツイので、林道歩きをやめて
遊歩道を下って第一駐車場に帰ります。 
ウラジロウツギが満開です。
   
 
沢沿いの遊歩道は、少し薄暗いのですが、のんびり涼を楽しみながら駐車場に無事下山
 

山の駅に立ち寄り、ソフトクリームではなくラムネで乾いたのどを潤した。
暑いので子供たちは水遊びをしていました。 
   
 
帰りは岡山ICまで高速を使わず、地道を走ります。
それでも陽のあるうちに帰宅することができました。
   

咲き始めたサラサドウダンを満喫した一日でした。
keitannさんお世話になりました。 
   
   
   
   
   
   

那岐山 1255m (岡山県)
 
 
◆ 2016年5月22日(日曜日)快晴

◆ メンバー  keitannさん・ピオーネの2人
◆ 第一駐車場8:30-B・Cコース分岐8:51-大神岩10:09/10:20-三角点峰11:15/11:22-那岐山山頂11:36/12:02(昼食)
  -A・Bコース分岐12:20-Aコース分岐13:26-B・Cコース分岐14:08-蛇淵遊歩道-第一駐車場14:39
                                        (約6時間10分休憩昼食撮影含む)