昨晩は暑くて寝苦しく何度かトイレにも起きた。 

5時前に「食事の用意ができました」と朝食の案内

朝食はここの名物のクレープとコンソメスープと黄桃缶

自家製のブルベリージャムとイチゴジャムをのせていただきます。「美味しい~」

あちらこちらのテーブルからクレープやスープのお代わりの声が飛び交い、スタッフは大忙し

私も4枚も食べてしまいました。

コーヒーもお代り自由「ごちそうさま」 朝早くから、ちょっと食べ過ぎたかな

スタッフからお天気情報
昨晩は2000m以下の下界では雷雨だったそうです。
雲から上は晴れ、こんなことはよくあるそうです。
今日もいいお天気だそうなので楽しみ~

   
   

今日の飲料水を買って、頼んでおいた弁当をもらう あったかい~

高谷池ヒュッテに宿泊されていた団体さんが早くもやってきて、
朝食とザックのデポの準備をしているので、
お先に出発です。
 
   
 
登り始めてすぐの神奈山分岐をまっすぐ進みます。
まだ薄暗い樹林の中、大倉乗越への急坂を登って行きます。
モミジカラマツオオバミゾホウヅキコウメバチソウ、咲き残りのキヌガサソウ等の花に元気をもらって
   

30分程で大倉乗越(おおくらのっこし)に着く 
振り返ると昨日登った火打山がくっきり見えています。
   

眼前には朝日に輝く妙高山 がそびえています。
大倉乗越からロープ場の急降下になります。
ゆっくりね
   

外輪山の山腹を巻くようにして下って行きます。 
眼下には長助池の池塘が見えます。
若者のグループがやってきたので、先に行ってもらうために山側に避け
若者たちが次々と前を通り最後の若者が浮石に足を置いた寸感滑り落ちた。
ビックリした
若者は木に摑まり、起き上がりなんでもなかったかのように追い越して行った。
無事で良かった(^o^)崖だったらと思うとぞっとする。
   
 
このトラバース道途中崩れたところがあり、
今にも崩れてきそうだ。 早めに渡ろう
   

花弁が7枚のノウゴウイチゴの群生です。 果実は美味だそうです。
大岩が現れ、雪渓が見えだすと外輪山も終わり
   

雪渓を渡る時は涼しい 
   

 長助池との分岐に到着
先行の若者が休憩中
私達も今からの急登の前に小休止
若者たちに続き、私達も出発~
   

涸れた沢の上流に向かって登って行きます。
残雪が残り、大きい岩がゴロゴロ
周りの木に摑まりながら急登を登って行きます。
   

岩の上にソバナの花束そして近くには白いソバナも
   


ダケカンバの林の中、 キツイ登が続きます。
   
 
木々の間から火打山が見えます。
上を見上げると、この岩今にも落ちてきそうだわ
   

北峰の垂直の壁が目の前に見えると、道は左に巻いて稜線に出ます。
途中トウヤクリンドウが咲いています。 
 

小鳥が二羽目の前にいます。そっ~と後姿でハイポーズ 
山頂直下に祠があります。お詣りをして
左に出て少し進めば
   

2446m三角点のある妙高山北峰山頂にとうちゃこ
 先行の若者たちは岩の上にテントを広げて干しています。
大岩の上に登ってみると素晴らしい展望です。
   

 右が昨日登った火打山・焼山が見え
 

その左奥には北アルプスがそびえています。 
 

南峰に目をやると岩の上に人がいます。 
 

展望を眺めながら小休止していると、朝の団体さんが登ってきました。
賑やかになりました。場所を譲り、私たちは南峰へ向かいます。 
   

北峰から南峰の登山道には
 ミヤマアキノキリンソウミョウコウトリカブトトウヤクリンドウ等の花が咲いています。
日本岩と言われる巨岩があったり、
   


大岩の間を抜けて10分程で南峰へ 
標高は北峰より8m高く2454m
妙高大神にお詣り
   
 
振り返って北峰を見てもガスの中何にも見えないので、
妙高高原スカイケーブルのほうに下ります。
   

道標がわかりにくいが「天狗堂経由燕温泉」 
ガスがわいてきています。
   

トウヤクリンドウハクサンオミナエシが綺麗に咲いています。 
   

 岩場の急な下りを一歩ずつ慎重に下って行きます。
途中の岩場で小休止、長い下りは気を遣います。
そこへ山頂で会った若者達が下りてきました。
   

急降下すると斜面が開け、振り返って見上げると、山頂直下の岩稜が見えます。
鎖場から登ってくる人を待ち、下ります。
その下の長い鎖場の下に沢山の学生がいます。
学生登山らしいので先に下らせてもらいます。 
下って行く登山道には150人ほどの学生の行列です。
   

どんどん下って行きます。 
   

ここは風穴 標高2120m  風穴に顔を近づけると涼しい
土道の登山道は掘れていて滑りやすく歩きにくい。悪路ですね。
11時前まだまだ登ってこられる方が多い。
   

7合目の光善寺池の小さな湿原を過ぎるとまもなく、
11時過ぎに6合目の開けた広場の天狗堂に着いた。 
二組のご夫婦が休憩されていました。
一組のご夫婦から山頂の展望を聞かれ、
坊主さんの返事「日頃の行いが良ければ見えますよ」
   

お昼をどこで食べるか相談
大谷ヒュッテまで下りてから食べることにしました。
ぬかるんだ山道を5分程下ったところから大谷ヒュッテが見えます。 
   

悪路を天狗堂入口まで下りてきました。
林道から右手を見上げると南地獄谷 
かすかに硫黄の臭いがします。
   

林道を下って行くと 、谷川には大きい重機が見えます。
   

林道の下りの右手に水場の分岐があります。
天狗堂入口から5分で避難小屋の大谷ヒュッテに到着
中を見ると布団までおいてありました。
   

さあ大谷ヒュッテの前でお昼にしましょう
朝暖かかった弁当を開けるとなんとレトルトの赤飯が2個入っています。
これだけ?仕方ないですね。あったかい味噌汁が美味しかった~ 
   

40分も休憩してしまった。のんびりしすぎたかな~ 
さあ下りましょう
山頂はガスの中ですね
ヒュッテ入口で天狗堂でお会いしたご夫婦とすれ違います。
展望が望めないので山頂には行かれなかったようです。

林道を440m下り
   

妙高高原スカイケーブル山頂駅分岐に入る
少し下るとなんとも気持ちのいい自然林と広い登山道
コースタイムを見ると1時間20分と書いてあるが
そんなにかかるのだろうかと思ってしまう
   

ブナ林の中をどんどん下って行くと
まだ綺麗なブルーのあじさいやタマガワホトトギス
ピンクのシモツケソウが眼に飛び込んできました 
少しずつ左足の小指が痛くなります。
   

ここは滝沢 標高1420m 妙高登山口まで350m
やっと下りてきました。
   

振り返ると 妙高山登山道入口の標柱が立っています。
少し休んでスキーゲレンデをまっすぐ下って行きます。
私は足が痛いので後ろからゆっくり下りて行きます。
   

スカイケーブル山頂駅 です。あとはケーブルで下るだけです。
眼下の第パノラマを眺めながら11分の空中散歩です。
   
 
下りてから乗車料金の支払いに行きます。
HPより割引クーポンをプリントアウトしてきた片道乗車割引券を持って
券売所受付へ行きます。大人一人1300円→1000円(本券で4名まで)

近年は数年前に整備されたスカイケーブルを利用した往復のコースの人気が高いそうです

割引した300円で向いの食堂でソフトクリームを購入
   

初めて食べたソーダのソフトクリームでしたが
これがまたさっぱりしていて美味でした。
食べている間に雷が鳴り出し、暗くなってきました。
高原タクシー0255-86-3141を呼びスカイケーブルの入口で待ちます。
雲行きが怪しくなったと思ったら、間もなく降ってきました。
すぐにタクシーがやってきて乗り込んだ。やれやれです。
「笹ケ峰キャンプ場までお願いします」
走るタクシーの中、雨足はだんだんひどくなります。
   

駐車場に着くと急いで車に乗り込み、温泉「苗名の湯」へ 
雷雨に雹まで降ってきました。
温泉でさっぱりすると、外はいいお天気でした。
   

お土産を買って高速へ
帰りは違う道で帰ろうということになり、中央道を走ります。 
途中局地的な雷雨がひどくSAで止まり、小降りになるのを待ちます。
そして今度は2時間の渋滞
中央道恵那山トンネルのリフレッシュ工事だそうだ。
トンネル内はむき出しになってます。
11月末まで(日曜・祝日は工事休み)ここを通る方は気をつけてください。
北陸道なら早く帰れていたかも
   

 大人の遠足
山では雨にも会わず、残雪と池塘そしてたくさんの花々を見られたし、
日本百名山を2座も登ることができました。
私達にしては上出来かもね
ご一緒してくれた坊主さんお世話になりました。
次の案よろしくね。
   

          妙高山 2454m
 

 ■ 第2日(8月3日) 黒沢ヒュッテから妙高山から妙高高原スカイケーブル