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週末雨の予報だったので山行はお休みのつもりでいたのに・・・
天候がよくなったので、里山へ行くことになりました。

行き先はreikoさんが以前から気になっていたみろくアルプスへ
ゆっくり歩いても1時間程のようなので、10時集合としました。
みろく自然公園も行ったことのないので楽しみです。
 
当日、9時前に自宅を出発
高松自動車道を走り津田寒川ICを降り、みろく自然公園に向かいます。

駐車場ではえ~ちゃんとreikoさんが待っていてくれました。
準備を済ませ10時スタートです。
 
   

みろくアルプスは公園外のようで
登山口がわからないので、ひがんばな方向に進みます。

案内板には四季折々に花が咲くようなのでまた楽しみにきたいと思います。
   


分岐はどっちに行けばいいの?

三つ石山展望台⇒はまっすぐなので、車道を進みます。

左のコースはキャンプ場経由で三つ石山に行けるそうです。
因みに下山はこちらから戻ってきました。
   
 
この分岐には満開のロウバイの甘い匂いが漂っていました。

車道をまっすぐ進むと紅白の梅の花が綺麗に咲いています。
   


右側の橋を渡り左へ「ひがんばな」の道標に従って
川沿いに進んで行きます。
   


少し進み右方向に登って行くと「ハンカチノキ」の看板もあります。
9月にはひがんばなが咲くようです。

モクレンはかわいい花芽をつけています。
   


10時18分
ここがみろくアルプス登山口です。

みろくブタさんらが整備してくださったようです。

木には登山道ガイドがつけられていましたが
何処かでコピーでもいただけた有難いですね。
   


正面の階段を登るとピンクのツバキやモチツツジの花が咲いています。
 
   

稜線の山道を進むとまもなく低木の松となり
   
 

少し登っただけでこの展望に感動です。
尖った五剣山がよく見えています。
 
 

尾根道は花崗岩の山道が続いています。
 


 滑りそうな登りにはロープがあります。
   


尾根は意外と細いけれど展望は抜群です。
   


三つ石山への道
よく見ると三つ石山展望台が見えています。
奥には播磨灘も 
 


目前にも山肌が露出した山が見えています。
奥には高松方面の山々
 


細尾根を進むとえ~ちゃんから
「もうすぐ山頂だから女性が先にどうぞ」と行かせてくださいましたが・・・

 登って行くとあらら!ニセピークです。
展望を楽しみます。
 


振り返ると低山なのにこの展望

右には播磨灘
左の山の上にはさぬきワイナリーの建物
そしてその奥は小豆島まで見えています。
 


行く手の前方の右の小高いところが花折山のようです。

その左が閻魔山(えんまやま)かな

左奥に見えるのは虎丸山ですね。
 


花崗岩の尾根を進むと三叉路です。

左へひと登りで
10時42分 花折山山頂185mです。
 
 
 

正面の奥が閻魔山です

誰かのレポートを見ると「危険だから行かないで」と書かれていました。
とりあえず行けるところまで行くことに・・・

手前のピークまでは道が見えています。
 


10時47分 花折山から滑りそうな下り坂を進み

花折山を振り返ります。
 
   
 

前のピークを登って行きます。
 


「こんなところ下るのいやだわ」と言いながら二人で
岩場を這い上がります。

滑りやすい花崗岩の尾根道を進んで行く
 
   


途中右に下る花崗岩の尾根がありますが
みんなまっすぐ進んでいます。

垂直の崖の先端まで行くと仙人気分が味わえるとか

さらに進むとまた三叉路です。

閻魔山を目指して直進することに・・・
しかしそこには動物のうんちとまっすぐ行かないように
横にした枝があったので除けて行きますが
ここからは踏み跡が薄くなりました。
   


え~ちゃんとむらくもが行けるところまで行ったのですが
その後の踏み跡がないそうです。
危険な藪漕ぎまでして進む気はなくここで撤退
三叉路まで引き返します。

途中仙人気分が味わえる崖が見えていました。
 
   


三叉路を右(東)へ
三つ石山に向かいます。

鞍部まで下り登り返して振り返ると
 
   


反射板が見えているのが閻魔山

ここから見るからには簡単に行けそうですが・・・ 
これを見て「行けとったのに」とちょっぴり悔しがる1名
 


歩いて来た花折山の稜線
その奥には五剣山も見えています。

東には虎丸山も見えています。
 
   


ピークで北へ向きを変え三石山に向かって下って行きます。
 
 
 

急坂を下って行くと左下からの道に合流です。
ここにも登山口にあった登山道ガイドが吊るされていました。

振り返って見たところです。↓
   


ここから階段が続きます。
青空に向かって登っていきます。
 
 
 

振り返るとぐるっと歩いて来たことがよくわかります。
 


11時20分 階段を登りきり、緩やかになった山頂には
朽ちた木の鳥居と祠が祀られています。

振り向いた木にに三石山179mの山頂標識がありました。 
   
 
 


山頂の先には三石山展望台がありました。
   


登ってみると最高の眺望が広がっていました。
眼下には弥勒池(みろくいけ)が見えています。

reikoさんは自宅が見えているとか


展望台から下ると分岐です。
階段は右に続いているのでそのまま右に下って行きます。
 階段を下っていると三ツ石岩を書かれています。
そんな岩見なかったけどどこにあったんだろう???

   


遊歩道脇に咲くサザンカを見ながら下って行くと 
   


キャンプ場まで下ってきました。
ここまで車で来られるようです。
 
   


キャンプ場を通過すると

みろく石穴(隧道)があります。
 
   
 
 


公園内は駐車場に戻る道はいろいろとありますが
弥勒池の周りの道を歩いて入口まで戻ってきました。
 
   


地図を見ると公園内には二つの三角点があります。
ここからは三角点探訪です。

11時56分 まず一つ目は少しのぼったところの東屋の傍にある

電子基準点(二等水準点)99.313m をGET
   


この大きな電子基準点を見たのがはじめてだったので驚きました。

電子基準点/香川大川 104.361m


受信データーはつくば市にある国土地理院に毎日転送していて
土地の測量、地図の作成の他に
地震、火山噴火予知の基礎資料に活用されているそうです。


国土地理院のHPによると

電子基準点は、全国約1,300ヶ所に設置されたGNSS連続観測点です。
外観は高さ5mのステンレス製ピラーで、
上部にGNSS衛星からの電波を受信するアンテナ、
内部には受信機と通信用機器等が格納されています。
基礎部には、電子基準点付属標と呼ばれる金属標が埋設してあり、
トータルステーション等を用いる測量にも利用できるようになっています。

 
   


電子基準点の近くではタンポポも咲いていました。
 
12時4分 駐車場まで戻ってきました。
   


お昼を過ぎてお腹が空いてきましたが
「三角点を見つけるまではおあずけよ」

さあ二つ目の三角点を探しに行きます。

グランドの奥の小高いところにあるようなのですが・・・

まずは東側の民家から取り付こうとしましたが藪で進めません。
仕方なくグランドのほうから回り込んで西から取り付き
無理やり竹藪を進んで行くと
 
   


12時25分 二つ目の四等三角点/阪ノ下 92.1m をGET やれやれです。

○米さんのプレートもありました。
 
   


皆さんお疲れ様でした。
これでお昼をいただけます。

ゆ~とぴあみろく温泉内のレストランで日替わりランチ(600円)
美味しかった~
 
   


昼食後、え~ちゃんの案内で富田茶臼山古墳に立ち寄ります。 
   


四国最大の前方後円墳だそうです。 
 
 
 
 
 
時刻はまだ13時30分ですが、
午後から雲も出てきたのでここで解散となりました。
さぬきの里山まだまだ知らないところがいっぱいです。
今回もreikoさんのお蔭で初めての山を歩くことができました。
 短時間で展望も楽しめる里山
いいお山でした。
ご一緒していただいた皆さんありがとうございました。
   
   
   

みろくアルプス
花折山 185m ・ 三つ石山 179m (香川県)

 ◆ 2020年1月25日(土曜日)晴れのち曇り

 ◆ メンバー え~ちゃん・reikoさん・むらくも・ピオーネの4人
 ◆ みろく自然公園駐車場10:02-みろくアルプス登山口10:18-花折山10:42-閻魔山撤退10:58
    登山口分岐11:15-三つ石山11:20-展望台11:24-弥勒石穴11:43-植物園入口11:53-
    電子基準点11:56-駐車場12:04-4等三角点12:25-駐車場12:40-ランチ12:42/13:16
                                (約2時間40分)