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週末はいいお天気になりそうなのでトリオで出かけることになった。
私の都合で5時過ぎには帰りたいので、
あまり遠くへはいけないけれど、雪山にも行きたいし
reikoさんの提案でお手軽な阿波国見山に決定

先日の寒波到来でこの辺りは大雪だったようです。
登山口の様子がわからないので、7時半さいた道の駅たからだの里に集合
すでにお二人は到着、一番近い私が遅くなってすみません。
今回もreikoさんの車に同乗して出発~ 

keitannさんから、「朝5時頃地震あったん知っとん?」と言われ「ぜんぜん知らなんだわ」
「国見山近いし心配ないやろか」最近全国で地震が発生しているので心配です。
が、話はこれで終わってしまいました。

帰って調べてみると
5時2分頃徳島県北部で最大震度3 マグニチュード3.9 深さ約50km
観音寺市震度2、丸亀市高松市震度1だったようです。

むらくもも今回の揺れ方が違っていたとか

国道32号線から西祖谷に入りかけた辺りは霧が深かったけれど、
高度をあげてくると雲海のようないい感じだし、青空です。
霧氷はないけれど、いいお天気になりそうです。

路面が凍っていて慎重に車を走らせ、後山登山口(標高778m)まで来ると
数台の車が駐車、一人の準備をされている方にお尋ねすると
この先の分岐のところからは雪が深く誰も行かれていないとのこと
私達もここから登ることにしました。
ほとんど上の登山口から登るので、ここから登るのは、久しぶりのことです。
   

車から降りると路面は滑ります。
9時16分アイゼンをつけて、登り始めると

そこにバスがやってきました。香川の団体さんのようです。 
   

暫く植林の中の急登を進んで行くと、木々の間から景色が見え、
ここから初めて登るkeitannさんは、早くも山座同定 
   
 
朝陽に輝く真っ白な稜線に感動です。
   

まだまだ登りが続きます。
真冬というのにこの暖かさは何?薄着なのに汗が出てきます。 
   

10時8分 後山登山口から50分余りでやっと上の登山口に着きました。
   

トレースを辿って、展望を楽しみます。
トレースを外すとツボ足になり、スノーシューでのトレースもありました。
   

ストックで積雪チェック 40cm程かしら

あまりの暖かさにさすがの私も1枚だけになりました。 

林道のここから先はトレースはありません。
真っ白の雪と真っ青な空、本当に青かった~
   

10時21分 10分程休憩後登り始めます。標高1030m
積雪が多く階段が見えません。 
   

登山口で見かけた団体さんも登って来られました。
お尋ねすると高松市民登山学校のOBの方で総勢14名で来られているそうです。
   

階段を登ったところからは、素晴らしい景色が広がっています。
この時クムトマトさんが、梶ケ森からこちらを眺められていたようです。 
 
 
剣山系もよく見えています。

暖かく溶け始めた雪ですが、
たっぷりの雪の中しっかり着いたトレースを踏みしめて登って行きます。
   

10時52分防火帯の急登の手前で、団体さんに先に行ってもらって
keitannさんがアイゼンをつけます。単独の男性はもう下って来られました。 

急登ですが、今日はステップがきちんとあって登りやすいです。
   
 
11時33分防火帯を登りきると稜線に出ました。
アセビの木にはふわふわの雪も重そうです。
期待はしていなかったけれどやはり霧氷はありませんね。
   
 
青空が広がりここからは快適な稜線歩きです。
 

ブナに雪                         木々のてっぺんに残雪 
   
 
ブナに真っ白な雪と青空
どこを見てもステキで何枚も写してしまいました。
   
 
霧氷はないけれど真っ青な空                 ブナ林にふわふわの雪
   

ブナを激写するreikoさん                    ワクワク気分で歩いて行きます。 
  
 
どこを見ても素敵です。
 
 
 
 
雪に映る木の影もステキ
 
 
 

山頂直下の祠にも雪

登山口でお会いした男性はもう下ってきました。
「香川の団体さんが今からお昼で、山頂はいっぱいですよ」と教えていただいた。
まあ3人ぐらい座るところがあるでしょう
 
   

避難小屋を過ぎれば、山頂はもうすぐです。
最後の急登はたっぷりの雪のほうが登りやすい 

12時9分国見山山頂(1409m)とうちゃこです。

山頂は団体さんで賑わっていますね。
   

私達も開いたところでお昼にしましょう 
久しぶりのカップラーメンとおやつを食べていると、団体さんも下って行きました。
   

貸切になった静かな山頂で、360度の展望を楽しみます。 
昨年は伯耆大山まではっきり見えたのですが、今回は残念ながら、霞んでいます。
しかし剣山系はくっきり見えます。
   
 
石鎚山方面もちょっと霞んでいます。
 

剣山方面はくっきり一望できます。 
 
 
アップで
 

少しするとグループが登って来られました。
雑談しているとこの男性、原田真治さんは本を出版されているというので、記念撮影をさせていただきました。

「山と渓谷 2月号」 の 「今月の一冊」で紹介されています。

「徳島の山+プラス」

著者は徳島県内の登山ガイドを生業とし、
2000mに近い剣山から旧街道や海辺の低山まで約160コースを紹介する県内のガイドブック

香川の書店には置かれていないそうなので、なお気になります。
   

13時2分 名残惜しいけれど皆さんとお別れし、下山することに…

登りと違い、ずいぶん雪が緩み歩きにくい
   

それでも真っ青な青空とたっぷりの雪は変わりなく、楽しみながら歩いて行きます。
あっそうだ!雪だるまを作るの忘れたわ 
   
 
 
 
 
 
防火帯もどんどん下って行きます。
登りにあったステップも下りでは、ヒップそりをしたり、団体さんも歩いたので、無くなっていました。
 

上の登山口近くになると、雪が緩み、土が見えぐちゃぐちゃだわ
登りで気が付かなかった馬酔木には蕾が春を待っていました。 
   

下山まで青空が広がり、素晴らしい展望です。
暖かいしいうことなし 
   

すぐに下山するのがもったいないような
ぽかぽか陽気で気持ちがいいので、ちょっと休憩

するとreikoさんは「見たくない杉の花粉を見てしまった」と
今年もいやな花粉の季節がまもなくやってくるのですね。 
   

下の登山口が近づくにつれ、かなり雪が融けてぐちゃぐちゃ
14時52分無事下山 
   

一日中青空の下、春のような穏やかなお天気で
今回も霧氷は見られませんでしたが、たっぷりの雪と素晴らしい展望を堪能することができました。
keitannさん、reikoさんお疲れ様でした。

後日わかったのですが、26日に登った方は途中で撤退
翌27日に高知の方とギッチャン達が深い雪の中ラッセルしていただいたおかげで
山頂までのトレースができたようです。感謝感謝です。

1月27日ギッチャンのHP
http://outdoor.geocities.jp/gicchan_pass/20170127.html


私の予定がなければ、南大王のフクジュソウを見に行くことができたかもしれません。

今年から高齢化の為、福寿草まつりの開催が中止になったようです。
しかし福寿草は今年も咲き始めているそうです。
 
   
yamapログ  ※下りで上登山口から下登山口まで一旦停止のままでした。

https://yamap.co.jp/activity/670640 
   

国見山 1409m (徳島県)
 

 ◆ 2017年1月28日(土曜日)快晴

 ◆ メンバー keitannさん・reikoさん・ピオーネの3名
 ◆ たからだの里7:30-後山登山口9:16-上の登山口10:08/10:21-稜線11:33-山頂12:09/13:02-稜線13:30
    -上の登山口14:08/14:15-後山登山口14:52
                           (約5時間36分休憩昼食撮影含む)