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5月の山行は健脚揃い
少しは訓練しておかなければ、みんなについていけないと
徳島徳善の有宮神社から国見山に登ろうというむらくもに
まだ登ったことのない私は、即OK

この時はこんなにしんどい山行になろうとは思わなかった

大歩危橋を渡り県道45号線の祖谷襖絵からくりの里の看板から左に鋭角に入り
しばらく走ると襖絵の里の案内板に従って右に鋭角に進み、

登山口の前のお墓の横のスペースに駐車させてもらって
半鐘のところへ登って行きます。
   

平成24年三好市の指定文化財になった徳善からくり襖絵の説明板
機会があれば見てみたいものです。
   

石段を上がれば、お堂と舞台があり、さらに苔むした長い石段を登ります。
この石段が結構きついんです。
   

登りつめると杉の根っこがある境内に着く
有宮神社にお参りして、神社右奥から植林の登山道になります。 
   

展望ない単調な急な登り むらくもはどんどん登って行く。
今日は訓練だからとなんとかついていこうと頑張ります。
   
 
958mの分岐で前回アンジパパさんや佐々連さんと登った時は
右のトラバース道をいったらしいのですが、今日は三角点に寄ろうという
分岐を左に少し進み、急な尾根をグイグイ登って行く。
私はどんどん遅れて行きます。
植林から自然林に変わると三角点に近づく
むらくもは先に休憩中
やっと三角点 西岡に到着
   

 真っ青な空に芽吹き始めた新緑が綺麗
   
 
いつの間にか958mピークのトラバース分岐を過ぎ、急登に入ります。
足元のタチツボスミレや見上げればミツバツツジに元気をもらいながら
   

カタクリ山の急登にハアハア喘ぎながら登って行きます。 
期待したカタクリはなく、ネットが張られ、その中でカタクリが保護されていました。
   

ネットの中で咲いていたカタクリ 
 

鞍部まで下って少し登り返すと後山からの分岐なのにテープが張られています。 
   

 もうこの時しんどくて、フウフウハアハアなんとか登らないとと何度も休みながら
変わった木を見てパチリ
登って行くとあれ!林道に出ました。
林道川崎国見山線がここまで舗装されているようです。
後山上の登山口から林道を歩いてこられたお二人にお会いしました。
お友達を待たれているそうです。
   
 
展望は南西だけ
少し進むと道路工事中…今年の10月31日までのようです。

軽トラのある階段を登って行きます。
   

階段は下りで撮りました。 
だんだん遅れる私を心配して「もうここで帰るか」と言ってくれますが、
「もう少し頑張れるから」と私

木陰でしばらく休憩してから歩きだします。
   

ハアハア喘ぎながらゆっくり進んで行くと
ニリンソウやハシリドコロの花が咲いていて、元気をもらいます。 
   

ますますしんどくなりハアハアがひどくなります。
モノレールが現れました。またここで座り込んで休憩
少し進んでまた座り込んでしまった。
そこで今まで口にしたものを全部吐いてしまいました。 
するとちょっと楽になり、また歩くことができました。
モノレールからしばらくは踏み跡が薄いけれど、尾根を外さなければ大丈夫~

途中ワチガイソウが綺麗に咲いていました。
   

踏み跡もしっかり低い笹の歩きよい道を進むとまもなく国見山山頂です。誰もいません。
もう1時なので、むらくもはお昼にします。
食欲のない私は、ちょっとした木陰で横になりました。 
   

しばらくすると、 外国人がやってきて、横たわっている私に
「大丈夫ですか?」と日本語で心配してくれます。
「大丈夫です」それでもしばらく寝ていた。

男性が「ここは静かでいいですね」
「近くでお勧めの山を教えてください」という
「三嶺、み・う・ね」や「剣山、つ・る・ぎ・さ・ん」
そんな話が聞こえてきたら、少し元気になった私も話に仲間入り
地図を出して説明

フランス人の男性は4年間東京で生活したらしく日本語が上手
ドイツ人の女性はあまり日本語がわからないので男性が通訳していた。
山の場所がよくわからないので、地図を差し上げた。
帰りの大歩危までのルートの地図もあげた。

話をしていたら元気になった私は果物だけ食べ、外人にもあげた。
そしてチーズもあげたら、
「チズもチーズもアリガトゴザイマシタ」って

「道が不明なところもあるのでご一緒しませんか」と言うと
もう少しゆっくりしてから下るそうなので、ここでお別れ
お天気も悪くなっているし、どの道を下ったのだろうか
   

眼下に吉野川 西の石鎚山系は雲で眺望はない
午後から下り坂 の天気予報は当たっていますね。
   

山頂直下にはスミレが咲いています。
登山道に花の少ない時シロモジが目立ちます。
   
 
下りは早く林道上まで下ってきました。
階段のところのミツバツツジもきれいです。
   

林道のここから登山道に入ります。
カタクリ山の鞍部まで来ると林道入り口でお会いした方々とすれ違います。
3時間も花散策されたようですね。
   

鞍部まで急坂を下り、958mには寄らず、トラバースします。
新緑が綺麗です。 自然林から植林に入り、958m分岐で小休止
そこから下っていると、先を歩く私の目の前を横切る黒い影
よく見るとリスさんは止まって何か食べています。
   

長い石段を下ると、駐車場に朝閉じていた花が真っ白に開花していました。 
   
 
❀他に見た花

ヤマシャクは咲き始め
   

・キンポウゲ                            ・ヒトリシズカ 
   
   
 


急な気温の変化に体がついていけず、
熱中症のようになってしまったけれど、何とか歩いたけれど、
こんなんでは到底皆さんに迷惑をかけてしまう
もっと訓練しなければと反省
   
   
国見山 1409m(徳島県)
 

 ◆ 2016年4月26日(火曜日)晴れ

 ◆ メンバー むらくも・ピオーネの2人
 ◆ 有宮神社8:06-958m三角点9:54-カタクリ山11:13-林道11:28-国見山山頂12:59/13:48(昼食)
   -林道14:20-トラバース分岐15:02-有宮神社16:20(約8時間10分休憩昼食含む)
                           ※体調不良の為休憩が多いので参考になりません。