home
keitann さんが、2月下旬に吉備路の極楽とんぼさんと鬼ノ城山に登った時、
タムシバの蕾が沢山あったそうで、花の咲くころ行こうと話していた。
3月末吉備路の極楽とんぼさんから「鬼ノ城山のタムシバが咲きだしましたよ」の連絡があり、
週末にreikoさんと5人で行く予定でしたが、
家庭の事情により、結局当日はkeitannさんと二人で行くことになりました。

二人だけなので、私の車で行くことにして、keitannさんちに寄って瀬戸大橋を渡ります。
春霞がかかり、瀬戸の海がいい感じです。
山陽自動車道~岡山自動車道総社ICで降ります。
近くホームセンターでワンワンさんと待ち合わせ
今回歩くルートと地図をいただきました。ありがとうございます。

今回も奥坂休憩所から登る予定です。
keitannさん前回の記憶を辿りながら、車を走らせます。

血吸川に沿って堤防を走っていると稜線上に鬼ヶ城山の西門が見えます。
 

川沿いの桜並木が綺麗です。
写真を撮っていると近くにいたおばあさんが、「明日は桜まつりじゃ」 
日曜日に来ていたら、賑わっていたようです。
   

道が不安でしたが、道標があり一安心
←穴観音・鬼ケ城  ←奥坂休憩所1.1km
 

左折すると川の土手には水仙が綺麗に咲いています。
道なりに進むと、奥坂休憩所に着きました。
見上げると山が白く見えます。あれはタムシバ?
   

案内図 
 

立派なトイレもあり整備されています。  
準備を済ませ、出発です。なだらかな舗装道を少し歩きます。
   

車道から左に入って行きます。道標があり、迷うことはありません。
舗装道を少し歩くと鮮やかな躑躅が咲いています。
   

雑木林の登山道になり沢沿いを進んで行きます。
民家の傍の桜は大木で満開です。
   

山桜が次々に咲いていてうれしくなって見上げてばかり 
民家を過ぎるとベンチのある分岐に着きました。
まっすぐ行くと岩屋ですが、左折して東門を目指します。
   

分岐には「講中」と書かれたお地蔵さん
傍には真っ白な馬酔木が満開です。 
   

気持ちの登山道にはツツジや山桜が咲いていて彩を添えています。
   

史跡鬼城山見学路案内図のあるところにアケビの蕾 
   

ここからいやな階段の道になります。
陽射しが暖かく、汗が出てきます。 途中上着を脱ぎます。
   

汗をかきかき登って行くと足元には淡紅紫色のシハイスミレ
見上げるとタムシバが咲いています。
真っ青な青空に白いタムシバ、疲れも吹っ飛びます。 
   

木々の間から向かいの山の斜面がタムシバで白く見え、もう感動です。
   
南斜面で風がなく暑いシダの階段を登って行きます。
それでも花を見つけて元気をもらいます。
ツツジ・ サルトリイバラの芽吹き・シハイスミレ・ヒメヤシャブシ
    

階段が終わると岩の道になります。この辺りから展望が広がってきました。 
鬼が城ゴルフ倶楽部が見えます。
   

眼下には私達が駐車した奥坂休憩所も見えます。3台駐車していますね。 
凄く大きい岩です。何畳あるでしょうか
   

もう少し頑張れば遊歩道東門に合流です。
岩場から岡山国際ゴルフ倶楽部が見えます。 
 

遊歩道に合流です。さてどちら周りで行こうかということになったのですが、
今日の目的はタムシバなので、まずは第2展望台のほうに行くことにしました。 
   

真っ白な馬酔木も咲いていますが、足元の落ち葉の中から
ピンクの可愛いシハイスミレが、お日様を浴びて沢山咲いています。 
鍛冶工房跡を過ぎ、分岐を北に進むと
   

目の前に屏風折れ石垣が見えます。
展望を眺めているとお父さんと女の子の親子がやってきました。
富士山に登る訓練にきたそうです。親子で登れるっていいですね。
私達もあそこまで行って休憩にしましょう 
 
第5水門跡を通過し、

第2展望台手前に来るとこんな立札が立っていました。
その後もところどころにありました。 
   

花付のいいタムシバは満開 今日は特に綺麗です。
何と言っても最高のお天気、青空がバックですから 
 

ひと登りで、屏風折れの石垣の上に出ました。
そこは素晴らしい景色に感動
ザックを下ろし、暫し撮影タイム
   

高圧鉄塔のある辺りはタムシバの森と言われる
こんなに沢山のタムシバを見られるなんて
「一生分のタムシバを見たね」と興奮状態
 

ツツジも咲き始めていて最高! 
 

東側も素晴らしい眺望です。
眼下に血吸川(ちすい)、足守川中流の平野、鬼城山ゴルフ倶楽部
霞んでいなければ、屋島や讃岐富士も見られるとか
   

桜の傍で小休止
ここまで暑かったので、keitannさんから頂いた果物が美味しい~ 
ワンワンさんからの手作りのクッキーもいただき、満足
   

沢山の人が方が来られていました。 
   

ここから北門に進みますが、遊歩道にはタムシバが続きます。 
ツツジとツーショットも見られました。
   

遠くも近くのタムシバも眺めながら歩いて行きます。 
 

温羅(うら)旧跡の石碑を通過、すらっとしたタムシバ
   

白骨林越しのタムシバ 
 

まじかに真っ白なタムシバが続きます。 

早く咲いたタムシバの地面は真っ白
傍の木は今が真っ盛り
タムシバは花が終われば、落ちるから、木の花は一輪になっても綺麗だからいいですね。 
        
 
たっぷりタムシバを楽しみました。まもなく北門のようです。
ここにも特に花付のいいタムシバがありました。
   
 
急に視界が開け北門跡の場所にでました。
   

岩屋方面に急坂を下って行きます。
こちらの遊歩道にも沢山のタムシバの木があります。 
   

岡山空港が近いので頭上を飛ぶ飛行機がやかましい
   

しばらく下ると平坦になり小川が流れ、のどかな風景です。
ショウジョウバカマはまだ咲き始めでした。 
まもなく遊歩道に合流 
残念ながらここのヤマザクラはパンフレットの表紙になっていますがまだ蕾でした。
   
 
分岐にはニオイタチツボスミレ
車道を下り、岩屋休憩所のほうに歩いて行きます。
イノシシ除けのトタンがあります。
   
 
北門跡から下ってきた斜面もタムシバが多いのがよくわかります。
 
 
車道を←岩屋方面に歩いて行きます。
   
 
川のせせらぎを聞きながら歩いて行くと
ヤブツバキにヤマザクラ足元にはスミレやオドリコソウが咲いています。
そろそろお昼です。お腹が空いてきたので、ベンチがあるところで、お昼にします。
春の陽射しが強く、日焼けをしそうです。
   

お腹を満たし、元気になって、次に行きます。
少し進むと分岐です。重田池→に進みます。
棚田のあるのどかな里山の原風景ですね。
   
 
春の小川の淵には、ピンクのショウジョウバカマ
見上げればヤブツバキ、足元にはシハイスミレとウロウロしながら、
時にはぬかるんだところを進んで行くと
   

せせらぎ十字路に着きました。
重田池も綺麗だし、タムシバの森もすごいだろうけれど、
岩屋の大桜(ヤマザクラ)を見に行くことにしました。
ここからはkeitannさんも初めての道になるそうです。
   

シダの道を進みます。シダの芽が出ています。 
   

鉄塔まで登ったけれど展望なしで引き返します。
遊歩道は、椿の花が落ちた道になり 
   

分岐まで進んで見上げるとと、これが大桜かと思われるようなヤマザクラがありました。 
先に進み今度こそ分岐を行くと
   

大きい~山桜 すごい~
kiitannさんが小さく見えます。幹周約3mだそうです。 
 

さてここから巨岩巡りです。 
分岐まで引き返し鬼の昼寝岩へ歩いて行きます。
「田んぼの中に岩があるわ」これが鬼の昼寝岩のようです。
傍に行けばもう少し大きさがわかるかもしれませんが、
時間がないので先に進みます。
   

次は鬼の差上げ岩 へと進みます。
その前に岩屋観音堂 そこのヤマザクラも綺麗でした。
   

回り込んで石段を登ると岩屋寺です。 
   
 
   

鬼の差し上げ岩右奥に、↑鯉岩の石柱です。巨石群に続く小道があります。 
   

三十三観音の一つです。 
鬼の餅つき岩に登れば
   

浅い凹みがあるのでこの名がついたのかな 
タムシバの森が見えます。
   

鯉岩下がって行くようなのでパスし、八畳岩を目指します。
まさに八畳の広さです。 
   
 
次は屏風岩ですが、これも遊歩道から外れるようなのでパスし馬頭観音へ
三十三観音のひとつ 「どこに馬頭観音があるん?」
傍にいた方が教えてくださいました。
たしかに馬の頭がありますね。馬頭観世音菩薩です。
   
 
ここからは北の山並みの眺望が良いので、先の岩に登ってみました。
何処が見えているのかよくわかりませんが
ヤマザクラやタムシバが綺麗です。
道標に従いウォーキングセンター方面へ歩いていきます。
 
 
 
右手にまた巨石が見えてきました。
タムシバでたっぷり時間をとったので、ここからは足早に進みます。
   
 
分岐まで来ました。
keitannさんに「ピオーネさんの行きたい方でええよ」と言われ

さてどうしたもんじゃろの

この時1時40分です。ビジターセンターまで短時間で行けるのは、犬墓山コースのようなので
岩切観音皇の墓は次回の楽しみということにして
犬墓山に向かいます。
   

こちらのコースもタムシバが多いですね。
三十三観音を巡るコースなので道は整備されています。
階段もどんどん登って行きます。 
   
 
犬墓山の展望台にはベンチがあり、眼下に鬼城山が見えます。
ズームすると西門が良く見えます。
   

犬墓山山頂標識はありません。
三等三角点阿曾 を確認し下ります。
途中の岩場に休憩ポイントがあり、展望が良さそうなので寄ってみました。
西門がずいぶん近くに見えます。カメラマンもいました。
   

急坂を下るとまもなくビジターセンターです。沢山の車があります。 
   

ここを降りてきました。
鬼城山ビジターセンターで小休止

簡易パンフレット古代山城鬼ノ城 は、無料で配布されていますのでいただき
総社ふるさと自然のみち散策マップ
鬼ノ城ウォーキング全コースが載っていますので、100円を箱に投入して購入
コースの標準的な所要時間やポイントの解説などが記されていて参考になります。
   
 

ここからは古代山城跡を歩きます。

その2へ
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

鬼ノ城山396.2m・犬墓山443.6m (岡山県) その1
 

 ◆ 2016年4月2日(土曜日)晴れ

 ◆ メンバー keitannさん・ピオーネの2人
 ◆ 奥坂休憩所8:58-東門分岐10:01-第二展望10:26/10:47-北門11:11-せせらぎ十字路12:27
   -岩屋の大山桜12:47-岩屋寺13:19-馬頭観音13:31-犬墓山14:07-ビジターセンター(ウォーキングセンター)14:19
   西門14:39-鬼ノ城山山頂14:43-南門15:01-東門15:12-分岐15:13-奥坂登山口15:49(約7時間休憩撮影含む)
                                    ※撮影時間が多い為、山行の参考になりません