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岡山の山友のワンワンさんが昨年の11月に亡くなられた。

keitannさんの体調が回復されたので、みんなで仏前参りに行くことになりました。
心配していた週末雨の天気予報もだんだんよくなり、
高知のアカリプタさんもご一緒していただけることに・・・

お天気が良くなれば、山登りやセツブンソウ散策もということで
坂出のいつものところ8時集合としました。 

当日アカリプタさんの車でワンワンさん宅に向かいます。
9時に伺い仏前にお参りした後、一時間ほど生前のお話などを聞かせていただきました。

その後でほぼ2年前にワンワンさんに案内していただいた
思い出の奥坂休憩所から鬼ヶ城山を登ることにしました。

しばらくぶりなので道迷いがありましたが、
血吸川に沿って土手を走り、←奥坂休憩所の案内板に従って進むと

10時25分頃奥坂休憩所に到着

 駐車場には2台駐車だけで静かです。綺麗なトイレもあリ有難いです。

10時30分 急いで準備を済ませ出発です。
   

案内図 
 


立派な道標と杖まで設置されています。

まずは舗装路を歩いて行きます。

登山の準備ができていなかったエントツ山さんはダウンを着たまま歩かれています。
   


10時39分岩屋登山道分岐までやってきました。

            keitannさんの提案でお地蔵様の前で記念撮影     
                                                                          エントツ山さん撮影↓
   


ここから登山道に入って行きます。

そこにはアセビが咲き始めていました。

落ち葉を踏みしめながらしばらく進むと
   


ここから木段の登山道を登って行きます。

花も咲いていないのでどんどん登って行きます。
キツイ登りですがkeitannさんは元気に登っています。
   


岩場を登りきると展望が開け、展望を楽しみます。
   


眼下には鬼ノ城ゴルフ倶楽部が見えています。

この大きな一枚岩の大きさも気になります。
 


奥坂休憩所に駐車した車が4台に増えています。

ここでも記念撮影 ハイポーズ
 
   


エントツ山さんも岩の上でハイポーズ 

私はここまで登って来るのに汗をかくほどだったのに
エントツ山さんはダウンを着たままなのに暑くないってどういうこと??

ひと登りで遊歩道に合流です。
   


11時18分 遊歩道に合流です。

この前と同じで反時計回りに第2展望台に向かいます。
   


遊歩道を北に歩いて行くとカーブで
屏風折れの石垣が見えてきました。

左手に東屋があるけれど、登ったことがないので
寄ってみることに・・・
 
   


するとそこの岩場からの展望は抜群で大喜び

 眼下には鬼ヶ城ゴルフ倶楽部や岡山国際ゴルフ倶楽部
血吸川や足守川中流の平野よく見えています。
 


遊歩道に戻り、
11時37分 最も北の屏風折れの石垣の上に着く
 
   


第二展望台
皆さん素晴らしい眺望を楽しんでいます。 

3月末から4月初めには向かいの山の斜面にタムシバが白くなるほど見られたり
ミツバツツジやゲンカイツツジも咲くのでその頃におすすめです。
 


展望がいいのでここでお昼にすることにしました。
エントツ山さんは立ったままです。

お腹も満たし、歩きだした時
アカリプタさんからツツジの木を見て「これって、ヤドリギですよね」と
他で見たことがなかったのでまさかこれもヤドリギとは
ここのツツジの木にはあちこちで見られました。
帰宅後「ヒノキバヤドリギ」だと教えていただきました。
 
   
 

ここからはタムシバの花が咲けばまじかに見ることができるタムシバロード
今年の花芽は少なめ?のようですが

温羅遺跡の石碑を通って北門に向かいます。
   


途中のタムシバの木には沢山の花芽がありました。

綺麗なウスタビガの繭も見っけ
 
   


12時18分 北門を通過 

前回はここから市道まで下り、旧道を登って巨岩巡りを下ったのですが・・・
   


今日はこの後花散策があるので、道標に従ってまっすぐ西門方面に進みます。 
ここから西門まで初めての道になります。
   


12時30分 東屋のある鬼城山(きのじょうざん)397m 

前回見つけることができなかった山頂標識が近くの木に吊るされていました。
   


屋島や城山や飯野山が見えるようなのですが
今日は残念ながら霞んでいて見えません。
 
   


少し下ると
12時36分 復元された西門 
 

 
   


西門を潜ると
 眼下に長閑な吉備路の風景そして岡山自動車道が見えています。
   


板塀と敷石の道を下って行きます。

説明板によるとこの敷石は古代山城では鬼ノ城にしかなく
朝鮮半島でも数例知られるだけの珍しいものだそうです。 
   


12時52分 南門を通過

展望を見ながら下って行きます。
 
   


岩切観音まで来た時、青空が出てきて歓声
 
   


東門を通過するとまもなく 
   


13時5分 奥坂分岐まで戻ってきました。 

暫く足元の悪い急な下りになりますので慎重に下って行きます。
   


展望岩まで下って振り返ると嬉しい青空です。

下りは早い
 
   


13時26分 岩屋登山道分岐通過

13時34分  駐車場まで戻ってきました。

お二人の後ろには青空が見えているので、
この後のセツブンソウが楽しみです。
 


セツブンソウをどこの見に行くか迷ったのですが、
先日三平山下山後に見に行った田殿神社は咲きはじめだったので
初々しい花が見られるでしょう

美作まで1時間20分あまり、車中では賑やかなおしゃべりが止まりません。
 
神社に着くと4日前には蕾だ多かったのに
一気に一面白く見頃となっていて驚きと同時に歓声

皆さん思い思いに撮影開始
 
 
どの花も初々しい
 

   

苔をバックに                         境内の風景 
   


三姉妹と青空                          後姿や横顔 
   


お天気にも恵まれてセツブンソウも堪能して帰路についた一行でした。
アカリプタさんが高知まで帰ると雨だったそうです。
 

吉備路の極楽とんぼさんとワンワンさんとは
2015年5月6日二ツ岳の登山道で挨拶をかわしただけでしたが
エントツ山さんの掲示板が縁結びとなり、その後山をご一緒するようになりました。

四国の山が大好きなワンワンさんにはマイナーな山を案内して頂いたり
中国地方のいろんな山もご一緒させていただき
18年11月10日猫山城山が最後となるまで
三年半の間に本当にお世話になりました。 
手作りのパンやデザートもご馳走になりました。

仏前には大山の一の沢が大好きだったワンワンさんが
お花に囲まれた遺影が天国にいるような本当にステキな笑顔の写真でした。

これからもワンワンさんを偲んでご一緒した楽しかった山々を歩くことになるでしょう

ご冥福をお祈りいたします。


ご一緒していただいた皆さんありがとうございました。
アカリプタさんには長距離の運転ありがとうございました。
   
   
山友を偲んで
鬼ノ城山 396.2m (岡山県) 

 ◆ 2020年2月15日(土曜日)曇りのち晴れ

 ◆ メンバー エントツ山さん・アカリプタさん・keitannさん・reikoさん・ピオーネの5人
 ◆ 奥坂休憩所10:29-岩屋分岐10:39-遊歩道合流11:18-第二展望11:37/12:02-北門12:18-
    鬼ノ城山山頂12:30-西門12:36-南門12:52-東門13:04-奥坂分岐13:05-岩屋分岐13:26-奥坂休憩所13:34
                               (約3時間 昼食、撮影含む)