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26日に岡山のワンワンさんが鬼ノ城のタムシバの下見をしてくださって、
「もう咲いていますよ」と連絡をいただきました。

一昨年所用の為ご一緒できなかったreikoさんに
「是非タムシバが咲く頃行きませんか」と言っていた。
今年の干支の山”犬墓山”もあるのでトリオで行くことになりました。
岡山からはワンワンさんと赤星山でご一緒できなかったfujiwaraさんも
参加されることになり、女5人となります。

昨年見たミノコバイモが忘れられず、今年も見てみたい

カタクリも咲いているだろう

欲張りな花散策の計画を立てた。

遠くの花散策からすませて、鬼ノ城で時間調整することにしました。
当日坂出のいつものところに6時に集合し、
keitannさんの車で、吉備SAに向かいます。

6時40分吉備SAで岡山のお二人と合流してまずはミノコバイモ散策へ 

ところが途中ちょっと道迷い ところがそれもまたよかったのでした。
8時前 思いがけず水仙の群生地を見ることができました。
   

今年はどこに行っても満開の桜を楽しめます。 
   

モノコバイモ

花は釣鐘形、花被片は外面の突起がカイコバイモより著しい
紫褐色の網目状の斑紋が目立つものが多く、葯は白い 
   
   

早朝でしたがいい状態で見られ、満足して次へ移動 

棚田の里の桜も満開
   

次は春の妖精カタクリに会いに行きます。

移動中の車窓からも満開の桜を楽しみます。

11時前斜面一面のカタクリは遠目からも分かるピンクの絨毯のようです。
あまりの見事さに撮影枚数も増えます。
 
 
   

ホソバナコバイモ

花は細い筒状鐘形で、長さ約1.5cm花被片は網目状の斑紋がほとんどなく
条線がある。内面基部に腺体があり、外面の突起は目立たない。
葯は白色
   

❀その他に見た花❀

・ジロボウエンゴサク              ・カテンソウ                   ・イチリンソウ 
 

.・イヌナズナ                 ・セントウソウ              ・シロバナタンポポ 

たっぷりの花散策に大満足して、次は鬼ノ城へ向かいます。

時間は昼前です。どこかでお昼にしましょうか
keitannさんが来たことのある足守の庭園近水園(おみずえん)へ寄ります。
ステキな静かな庭園は枝垂れ桜が見頃
ポカポカ陽気の中、お花見しながらまったり
   

12時10分鬼ノ城山を目指します。
今回も静かな奥坂休憩所から登ることにします。

血吸(ちすい)川に沿って走っていると稜線上に鬼ヶ城山の西門が見えています。

途中の桜の木の下には石仏 

←奥坂休憩所1.1km案内板に従って道なりに進みます。

12時半頃奥坂休憩所に到着、急いで準備を済ませ

12時36分遅い出発です。道標に従って舗装路を進んで行きます。 

歩きだすと足元にハナイバナ

4日前にワンワンさん達が歩いた時には咲いていなかったミツバツツジも咲いていました。

ウスタビガの繭も見っけ 
 

沢沿いの登山道は緩やかでウォーミングアップに丁度良い 

早速シハイスミレが咲いていて大喜び
   

12時48分 分岐に着きました。

講中と刻まれたお地蔵様が出迎えてくれました。

左折して東門を目指します。 
傍には白いアセビが満開です。
   

登山道には鮮やかなツツジが咲いています。
4日前には咲いていなかったというのに

水道施設のあるここからいやな階段の登山道になります。
   

途中真っ赤なヤブツバキが見事に咲いています。 
   

次々とツツジが咲いていて、キツイ登りに元気をもらえます。
岩場を登りきると
   

眼下には鬼ノ城ゴルフ倶楽部
奥坂休憩所に駐車した私達の車も見えます。 
 

大岩からの大展望を楽しみます。
岡山空港の誘導灯も見えていました。
 

岡山国際ゴルフ倶楽部も見えています。  
この大岩はいったい何畳あるのやら

あとひと登りで東門です。
   

屏風折れの石垣が見えてくるとまもなく
13時25分 東門に出ました。

落ち葉の間からピンクの可愛いシハイスミレが、待っていてくれました。
   

タムシバを見るため遊歩道を第2展望台に進みます。

鍛冶工房跡を過ぎ、分岐を北に進むと
目前に屏風折れ石垣が見えてきました。
鬼ノ城で最も著名な高石垣だとか
 

今日の目的の一つ目の花のゲンカイツツジが咲いています。 

ツツジの仲間ではもっとも早くに開花するものの一つで
花は枝先に数輪まとまって開いています。
名前のように玄界灘に接する地域に自生
   

少し進むとタムシバも満開
地面にも沢山花びらが散っていますが、初めて見るreikoさんは満足のよう 
   
 
13時40分屏風折れ石垣の上にでました。
   
 
向かいの斜面には白いタムシバが見えます。
二年前ほどではありませんが、それでも沢山咲いていて嬉しいですね。
 
 
高圧鉄塔のある辺りはタムシバの森と言われ
沢山のタムシバが見えます。
 

眺望と崖っぷちのゲンカイツツジもたっぷり楽しんだので
   

13時48分温羅(うら)旧跡の石碑を通って、
鬼ノ城の裏門にあたる北門に向かいます。
   

遊歩道はタムシバロードです。 
   

 次々に咲くタムシバを楽しみながら歩いて行きます。
青空バックに見られてよかったです。
  

14時8分北門通過し、岩屋方面に下ります。

この北門は、門の真ん中に排水溝がある特殊な構造を持っているようです。
   

14時17分総社ふるさと自然の道を市道まで下ってきました。

少し進んで岩屋へ旧道を登って行きます。 
   

小川のせせらぎを聞きながら進むと
ショウジョウバカマが咲いています。 
   
 
なんと団体さんとすれ違います。
   

分岐で見つけた一輪のツボスミレ(別名ニョイスミレ) 
   
 
美しい棚田がみえるのかと楽しみにしていましたが、
雑草に覆われ、積まれた石垣の姿が見られるだけでした。

ヤブツバキの老木を通過
   
 
ショウジョウバカマ三種
 
 
14時39分 岩屋休憩所に着きました。
   

ここの休憩所で小休止 
次々とおやつが出てきます。コーヒーまで飲んで満足したところで
15時4分大山桜を見に行きましょう
   

見上げるとヤシャブシが二種類が傍で咲いています。 
オオバヤシャブシとヒメヤシャブシ違いが判るでしょうか
   
 
民家の横を通って休憩所から10分余りで岩屋の大山桜に着きました。
幹周りは約3mもあります。満開はもう少しかしら
    
 
15時24分大山桜を後にして巨石巡りに行きます。
分岐を下って道標に従って鬼の昼寝石

15時31分 田んぼの中に大きな岩
これが鬼の昼寝岩
   

次に展望がいいという「鬼の酒盛り岩」に進みます。 

途中実僧坊山(471m)の分岐も気になりますが、
時間がないのでパス
15時48分 岩屋寺分岐から15分足らずで鬼の酒盛り岩に着きました。
   

一枚の凄~く大きな岩です。
これなら鬼も酒盛りできるでしょう

この奥に見える
登龍山(四等三角点461.4m)
も気になりますが、
道は不明で藪っぽいとか
展望もいいのですが、さすがに夕方で霞んでいますね。 
   
 
15時56分急いで岩屋寺分岐まで引き返して
鬼の差し上げ岩へ登って行きます。

16時11分 鬼の差し上げ岩に着く

初めてのreikoさんはあまりの巨大な岩に驚かれたよう
 

その奥には岩屋寺です。 
   
 
鬼の差し上げ岩を右から回り込んで登って行きます。
   
 
                         巨岩を楽しみながら進んで行きます。
  ・鬼の餅つき岩  
     岩に登れば岡山空港を飛び立った飛行機が          少し進むと北側が伐採されて展望がよくなっていました。
     飛んでくるのが見えました。
                                   
   

               ・鯉岩  
      温羅が鯉に化けて逃げたという
      温羅伝説にちなんでこの名がついたそう 
 ・八畳岩 
昔の人は、岩の巨大さに驚き、
   八畳敷きという形で表現してこの名がついたとか
   

馬頭観音の奥の岩に登れば展望がいい
   

16時29分 犬墓山に向けて急ぎます。

三十三観音の道には巨岩や奇岩がありますが、時間が急ぎますので
ゆっくり見ることもなく早足で進みます。 

日暮れまでには下山できると思いますが…
   

岩切観音や皇(みかど)の墓分岐も通過し、 
こちらでもミツバツツジが咲いています。

整備された三十三観音の道を進んで行きます。
   

急な階段を登りニセピークを過ぎ、次のピークが犬墓山

16時54分 今年の干支の山 犬墓山 443.3m 三等三角点/阿曾
山頂標識はありません
   

時間も遅いのでゆっくりできませんが
犬墓山の ベンチで最後の小休止です。
夕陽があたる鬼ヶ城の西門と角楼が望めます。
   

17時3分犬墓山を後にして急坂を下って
ビジターセンターの駐車場まで巡ってきました。

駐車場にはまだ5~6台残っています。 
   

ビジターセンターでトイレをお借りし、 
学習広場の展望デッキから、西門と角楼を眺めます。
   

シハイスミレとナガバモミジイチゴの花 
 

西門までやってきました。

時間も遅いのですが、皆さんにはゆっくり下っていただいて
山登りとして初めてのreikoさんを山頂にご案内します。
 

西門裏の小高いところにある東屋辺りを鬼ヶ城山(397m)山頂として
みんなが待っているので急いで下ります。 
 
 
西門の南には傾斜がつけられた敷石

南門
間口3間(12.3m)奥行2間(8.2m)の規模をもち
一辺55cm前後の巨大な角柱12本で上屋を構成する大型の城門
規模・構造とも西門と同じくし、どちらが正門なのか?

説明板もゆっくり読むこともできません。
   

夕暮れまでの時間勝負で下って行くので
reikoさんには古代山城跡をゆっくり見て歩けてないのですが
また見に来てくださいね。 

東門が見えてきました。分岐まであと少しですね。
 一辺
 
岩切観音を通過し、
東門は西門や南門よりやや小ぶり
   
 
17時53分遊歩道から分かれて奥坂に下ります。下山まであと25分です。
 

18時18分なんとか日が沈む前に無事下山で来ました。
 

離れた二か所の花散策と山歩きをセットにした
欲張りな計画で、早朝から夜まで運転していただいたkeitannさんには
大変お世話になりありがとうございました。
皆さんお疲れ様でした。
たっぷり花を見られて大満足の一日となりました。
これに懲りずまた宜しくお願いします。 
   
 
   
   
   

犬墓山 443.3m鬼ノ城山 397m (岡山県)
 

 ◆ 2018年3月31日(土曜日)晴れ

 ◆ メンバー ワンワンさん・fujiwaraさん・keitannさん・reikoさん・ピオーネの5人
 ◆ 奥坂休憩所12:36-東門分岐13:25-第二展望13:40/13:49-北門14:08-岩屋休憩所14:40/15:04
   -岩屋の大山桜15:24-岩屋観音院16:12-馬頭観音16:27-犬墓山16:52-ビジターセンター(ウォーキングセンター)17:15
   西門17:31-鬼ノ城山山頂17:32-南門17:44-東門17:52-分岐17:53-奥坂登山口18:18
                               (約5時間40分休憩撮影含む)