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先週は里山歩きをして、今季まだ霧氷を見ていない
三連休なのに土日はお天気がイマイチ、もう24日しか行く日がない
reikoさんに行き先をお任せしていたら、
国見山と寒風山を悩んで寒風山になった。
困った時の寒風山、霧氷は寒風山ですよね。
天気予報は晴れだけど、午後からのほうがいいみたい
ということで、大野原のいつものところに7時集合とし、
reikoさんの車で西条を目指します。

西条のコンビニから見える石鎚山も見えません。

国道194号線を走っても新寒風山トンネルを抜け
一の谷やかたから寒風茶屋駐車場までも雪がない。
折角のスタッドレスも出番なし
こんなにないのも3年ぶりかしら

駐車場にはすでに沢山の車があり、皆さん出発されています。
トイレはまだ利用可でした。

高知側を見ると1500m付近は雲に覆われています。
前日雨(山は雪?)が降っているのでスパッツをつけます。
準備をしていても手が悴むこともありません。
雪の状況がわからないので、軽アイゼンを持参します。
   

あら~どんよりとして小雪がちらほらしてきました。

8時53分 雪のない登山口を出発 

いつ来ても登り始めから急登です。
しかし今日は汗をかきません。気温は低いようです。
   

ショウジョウバカマがもう花芽をつけています。

アセビはもうこんなに赤い蕾をつけたまま、これからの寒い冬を耐え抜くのです。
滴がついていて綺麗です。
 
   
 
桑瀬峠手前で、サンタの帽子を被った女性がやって来られたので
もしやと思って「サンタさん?」と声かけさせていただくと
旦那さんの代わりに被って来られたそうです。
今日の日の雰囲気ぴったりで、いいですね。

10時2分 桑瀬峠にとうちゃこ
ここまでも雪はなく、ガスで真っ白です。
サンタさんの奥様サチコさんとお友達はそのまま進まれました。
その後山頂まで前後して歩くことになります。

展望はありませんが私達はここで小休止
 


伊予富士側に登ると小さな霧氷が見られました。
これは期待できそうです。

10分の休憩後出発~

まもなく西側のブナ林に霧氷が幻想的
ここからテンションが上がります。
   


青空がなくても、小さな霧氷でも
今季初の霧氷が見られて私達は大喜び
   


登るにつれて、霧氷がびっしり

定点観測のブナのバックは残念ながら真っ白
 
 
 

粉雪が舞い笹の葉に積もっていきます。 

モノトーンの世界に赤い実に水滴
   

ノリウツギのドライフラワーにエビの尻尾
   


晴れていれば寒風山が見えるのに、残念ながら真っ白なガスの中です。

霧氷のトンネルを通り抜けると
 
   
 
ブナ林に見事な霧氷
 
 
 
 
ステキな霧氷が続きます。

そうなるとつい「一瞬でもいい、青空が欲しい~」の一言
 
 

夏は天然の冷蔵庫のところは
一際大きな霧氷がビッシリです。見応えがあります。
 

第一の梯子の岩場のエビの尻尾は大きい

それほどの風も吹いてないので、寒さは感じません。
 
   

10時54分 大岩の展望台も展望がないので通過 

岩の上の苔に霧氷

さらに進むとブナの葉っぱの縁に霧氷

モノトーンの世界に色の世界があります。
   


「頂上まで35分」の道標を過ぎると、
薄っすら積もった雪で滑りそうなのでゆっくり下ります。

岩場のヤマグルマにはなんとも見事なつららがついています。 
   


梯子も慎重に下ります。

気になる木も寒そう 
   

粉雪が積もって登山道が白くなっています。
岩場も白くなっていて滑りやすい
 
   


樹林帯を抜けてもガスで真っ白
けれどちょっと明るくなったような
粉雪が笹に積もりキレイです。
寒そうですが、それほど寒くはありません。
 
   
 
   
 

なんと一瞬青空が出てきて、歓声をあげますがすぐに雲に隠れてしまいました。
 


青空を期待して山頂へと急ぎます。
すると今日一番の青空
   


11時42分 寒風山山頂にとうちゃこ
山頂も真っ白です。

山頂には先に到着したサンタさんのサチコさん達と
丁度一緒に到着した単独の男性の6人
 
   
 
山頂でサンタのサチコさん持参のリースと単独の男性のサンタで
インスタ映えのクリスマスを撮影させていただきました。
お二人ありがとうございます。
 


サチコさん達はケーキまで持ってこられていて、
私達も山頂でクリスマスイブを楽しく過ごさせていただきました。
「来年は私達も何かしたいね。」と
 
   

コーヒーをいれてのんびりしていると
ストンリバーさんが単独でやってこられました。笹ヶ峰まで行って来られたそう
しかしそちらもガスの中だったようで、展望もないのでもう下山されるとか

ここでお会いできて本当によかったです。
翌日はリベンジで国見山で青空と霧氷を堪能されたようです。よかったですね。

私達も山頂で暫く青空を待ちましたが、期待できそうもないので、
12時30分下山開始

一分の期待をして西尾根に寄ってみることにしました。
 
   

サンゴのような霧氷 
   

思った通り霧氷はびっしりついています。 
 
 
ガチガチに凍っています。寒そう~
 

ガスの中で暫く待ちますが、じっとしていると寒くなるし
晴れそうもないので、下ることにしました。 残念(-_-;)
   

真っ白な中霧氷を見ながら
サンタのサチコさん達と前後しながらどんどん下って行きます。
 
   


13時50分 桑瀬峠まで下ってきました。
10分休憩後
14時下り始めます。
   

粉雪がアセビにも 
   
 

下っていると冠山方面に陽ざしがでて、
冠山は真っ白です。
 
 

登山道は雪が融けぬかるみ、
靴もスパッツもドロドロです。

登山口近くになってつるり
まああまりドロドロのところでなくてよかったのですが…

14時47分 無事下山です。
   

 
   
 

水場で、靴とスパッツにストックを軽く水洗いして車に乗り込みました。

すると冠山方面は青空が広がっています。
 

 
登り納めが青空と霧氷とは言えませんでしたが
たっぷりの霧氷が見られ大満足の一日でした。
山頂での再会もあり、いい登り納めとなりました。

今年も介護をしながら、沢山の山に登れて、感謝です。
これからも健康に気をつけながら、山を楽しめたらといいなと思います。

今年一年長いレポートを見ていただきありがとうございました。
来年も宜しくお願いいたします。
 
   
寒風山 1763m (愛媛県)
 

 ◆ 2018年12月24日(月曜日)曇り時々小雪

 ◆ メンバー keitannさん・reikoさん・ピオーネの3人
 ◆ 寒風茶屋登山口8:53-桑瀬峠10:02/10:13-寒風山山頂11:42/12:29-桑瀬峠13:50/14:00
   -寒風茶屋登山口14:47
                      (約5時間55分 休憩昼食含む)