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サンヨウブシが咲いているようなので
今年はトリオで見に行くことになりました。

アカリプタさんもご一緒していただけるそうなので
龍王ノ滝駐車場9時に集合となりました。

私達三人は財田の道の駅たからだの里で7時に待ち合わせ
私の車で出発

新猪ノ鼻トンネルができてから国道32号線を走っても高速と時間はあまり変わらなくなりました。

こんどうストアーに立ち寄ると南小川は前日の台風の影響で水量が多い
川沿いの田圃の畦には彼岸花が咲いていて秋の風景
ここでこの景色を見るのは初めてです。
   


途中道端のカラスノゴマを撮影していると一台のバイクが止まりました。
ヘルメットを被っていたのでよくわからなかったのですが
なんとヒコーキ1号さんだったのです。
久しぶりの嬉しい再会です。お元気そう
一人で梶ヶ森に行かれるとか
また登山道でお会い出来るといいですね。

カラスノゴマ                                
   


カラスノゴマと同じところに黄色い花のヤブツルアズキと豆果 
   
 

いつもの撮影ポイントで停車し
歩き始めたreikoさんが「マムシ~!」の驚きの声

見ると車道でマムシがいたのでビックリ
朝からいやなものを見てしまいました。

八畝の棚田
のどかな里山の原風景です。
 


ススキの穂が出て山里にも秋の風景   

八畝の田圃がまもなく黄金色に輝くことでしょう
   


見事に咲いていたシュウカイドウ

ナンカイギボウシは終盤ですがなんとか見られました。
   


ツルニンジンやシオデの果実を撮影していると
アカリプタさんもやって来られたので一緒に散策です。
   

・コメナモミ               ・ノコンギク                ・ノブドウの果実 
 
 

・オオバショウマ                  ・ミゾソバ                 ・タカネハンショウヅル
 


アケボノソウは道沿いに沢山咲いています。
 
   


9時10分頃に龍王ノ滝駐車場に着くといつもより車が多い
9時19分 準備を済ませスタートです。

台風で崩壊していた登山道は新しく丸太橋が架けられていました。
                                                    振り返って見たところです。↓
   


ハガクレツリフネやアキチョウジ
シコクママコナの咲く道を登って行くと
滝がゴーゴーと流れ落ちる音が聞こえてきます。

登山口から10分で龍王の滝に着く

滝は前日の雨で水量が多く迫力があります。

鉄の橋を渡ると皆さんは小さなヒカゲミツバの花を撮影中


苔むした雰囲気のいい森の中を進んで行きます。
 
 


緑の森の中でkeitannさんが見つけてくださったのはツリバナの果実

紅一点のツリバナの果実がぶら下がっています。

シロモジと同じような青い実は?
keitannさんが調べてくださってアブラチャンのようです。
 
   


紅葉川の沢音は激しく流れています。

9時59分 定福寺奥の院に着く

ちょっと小休止して水分補給

温度計を見ると16.5度 
   


小休止後、真名井の滝方面へ

目的のサンヨウブシとシコクブシは咲いていましたが
年々少なくなっているようで寂しい~

早速ザックを下ろして撮影タイム

見頃は過ぎていますが、何とかみられてよかったです。
   
   
 

 
シコクブシもこの株だけ・・・
でも見頃で綺麗です。
   
 

ゆっくり撮影したので鉄の橋を渡り、左岸へ

トサノミカエリソウが咲き始めていました。
紅葉川をバックに撮影します。
   


滝の手前の登山道はますます荒れていて歩きにくい

10時28分 真名井ノ滝に着く
   


何回登ってもこのハシゴは急です。
keitannさんは元気にどんどん登って行きます。

クサリ場の苔が青々として綺麗~♪
   


足元が悪く、皆さんに遅れながらキツイ登りをなんとか登りきると

10時40分 分岐に出ました。
休憩せずに天狗の鼻に向かいます。

素敵なブナ林の木洩れ日の中を登って行き

樹林を抜けると岩場に踏み跡があるので立ち寄ってみます。
眺めがいいです。
京柱峠方面や天狗塚が見えています。
   
 

さらに登ると眼下に天文台と「山荘梶ヶ森」そして「二人の丘」が見えます。

二人の丘にまだ登ったことがないので一度登ってみたいものです。
 
 

登山道は笹が茂っていてシコクママコナの道なのに少ない

木段を登って行くと
11時7分 天狗ノ鼻に着きました。
山頂付近に雲が多くなってきました。

そこにはリンドウが咲いていて疲れも吹っ飛びます。
   
 

キャンプ場を眺めるとなんと駐車場は満車で、その上渋滞です。
こんなに賑わっていたのは初めてでビックリ
コロナ禍で3密を避け今流行の山でキャンプですね。

遠くに海まで見えていてビックリです。
 


ザックを下ろしあちこちに咲き始めているリンドウの撮影タイム

笹の中から精一杯咲いています。
   
 

アサマリンドウも
   


展望も楽しみます。

牛の背から天狗塚も見えています。
   


雲がかかっているのは国見山 
      
 大日如来の腕にヒオドシチョウがじっととまって動きません。
羽を広げれば鮮やかなオレンジ色に黒い紋があるのに見せてくれません。
   
 

まだ昼前ですが、ここで昼食にすることにしました。

11時54分 お腹も満たし、山頂に向けて歩き出すと
前からやってきたのはヒコーキ1号さんでした。
ここでお会いできてよかった~
   


天狗の鼻に向かわれるヒコーキ1号さん
ヒコーキ3号さんも元気でお仕事されていらっしゃるとのこと
またどこかでお会いできるといいですね。

テントが張られたキャンプ場の中を通り抜けて行きます。
   


階段を少し登ると先ほどいた天狗の鼻

登山道脇には咲き始めたリンドウが・・・
   


上の車道で待ってくれているアカリプタさんと手を振るreikoさん

reikoさんの隣でいるのは大きなザックを背負った愛媛のご夫妻
 
   


車道を横切りさらに登っていると
咲き始めたセンブリが1輪

リンドウとシコクママコナのツーショット

咲き残りのシコクフウロもありました。
   


山頂数歩手前で振り返り山座同定

12時25分 梶ヶ森山頂です。

一等三角点/大兀森 1399.81m
   


国見山など徳島や高知の山々がよく見渡せます。 
   


高知市内や太平洋までクッキリ見られで感激

こんなに見られたのは初めてかもと
みんなで大喜びでした。
 


笹の上でツマグロヒョウモンが合体中
左が♂右が♀

たっぷり展望を楽しんだので 12時44分 下山開始です。
   


ここからは車道歩きで秋の花々花を楽しみながら駐車場へ

咲き始めたウメバチソウ
   


山並を眺めながらのんびり車道歩き

車道沿いにはススキ
木々も薄っすらと色ずき秋の気配です。
   


目についたのは赤い実をつけたアオハダ
 
   


山頂を見上げると青空が・・・

道端にも素敵なリンドウ
   


こんなところにもセンブリが・・・

いつものところのアケボノソウはほとんどなくなっていてガックリでした。
   


梶ヶ森山荘は営業中のようです。

時刻は13時33分 遅くなるから寄りたい気持ちをぐっと抑えて下ります。

伐採地を見下ろします。
   


アケボノソウ

ここからは雑草のごとく咲いていました。 
   


アケボノソウと青空  下を覗くとアケボノソウが真っ白なほど咲いています。
こんなに咲いていたのを見たのは初めてです。 
   


赤いゲンノショウコとシコクママコナの群生
   


法面にはアサマリンドウの群生
   


アサマリンドウの開花がないかなあ~と探します。

アカリプタさんが見つけてくださいました。
   


・アキノキリンソウ           ・ノコンギク             ・シロヨメナ
 
 
・オタカラコウ              ・オマルバノテンニンソウ           ・アキチョウジ
 

咲き残りのサンヨウブシ                    ハガクレツリフネ
   

タカネハンショウヅルは沢山ありました。
 
   
 
 
 

・ツルリンドウ             ・ヤマジノホトトギス             ・コウヤボウキ
 
 
・オオバショウマ      ・アキカラマツ            ・キバナアキギリ          ・ツルニンジン
 


15時19分 駐車場まで戻ってきました。

今日もアカリプタさんからアイスコーヒー
美味しくいただきました。
   


久しぶりに皆さんとご一緒できて楽しい一日でした。
遅れ気味 の私でしたが皆さんのおかげで
沢山のお花に元気をもらいながら
歩くことができました。

やっぱりみんなで歩くと楽しいですね。また宜しくお願いいたします。
   
   
秋の梶ヶ森 1399.6m (高知県)
 

 ◆ 2021年9月19日(日曜日)晴れ

 ◆ メンバー アカリプタさん・keitannさん・reikoさん・ピオーネの4人
 ◆ 龍王の滝駐車場9:19-龍王の滝9:29-定福寺奥の院9:59-真名井ノ滝10:28-山荘分岐10:40-
    天狗の鼻(昼食)11:07/11:54-梶ヶ森山頂12:25/12:44-名水-車道歩き-駐車場15:19
                             (約6時間 休憩、昼食、撮影を含む)