先週に引き続き、花も団子もトリオは山へ 行き先は、石鎚山もいいかなと思ったのですが、 7月1日のお山開きで10日までは信者の方で混雑するからと reikoさんから石墨山のササユリの提案があった reikoさんは8年ぶり、私は5年ぶりそしてkeitannさんは初めての山 久しぶりに石墨山に決定 6時に豊浜SAでreikoさんの車に同乗し、唐岬ノ滝を目指します。 川内ICで下り、国道11号線を東へ、桜三里入口を右折国道494号で面河方面へと走る 道(下音田)から見えるのは石墨山と手前の尖った山は法師権現山のようです。 途中田植えの終わった棚田が美しい |
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白猪ノ滝を過ぎ、路肩の崩壊したところも通過し 7時40分前に唐岬ノ滝に到着 するとそこには「この先1km路側崩壊の為通行止め」の看板が、あります。 通行止めなんて調べてこなかったわ なにはともあれここまで来れてよかったと一安心 この時期私達の車と、デポの自転車(縦走?)があるだけ |
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7時58分準備を済ませ出発~ いきなりの急登そして笹を過ぎると |
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植林帯の広い作業道にはキンバイソウの群生、でもまだ蕾 |
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咲き誇るブルーの涼しげなヤマアジサイやサワギクやギンレイカの花を愛でながら登って行くと 道の下に割石峠の由来の石が見えました。 |
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立派な木を過ぎるとまもなく 割石峠です。時刻は8時47分 地図上の割石峠は黒森峠側へ300m下ったところにあるようです。 三差路には東温高校の山小屋があります。 |
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三差路から山頂を目指し、尾根道を辿って行きます。 10分程で第一村人発見 少し傷んでいますが 初めてのササユリなので写しておきます。 |
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登山道脇の笹の中に次々とフクリンササユリが現れてきました。 |
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尾根を吹き抜ける風があって涼しくていいのですが、 可憐なササユリが揺れて撮影が難しい 風の弱まった時を狙ってパチリ 登山道脇に林道が伸びています。 後ろにいたreikoさんが、マムシのマー君の子供発見 えっ!やっぱりこの山にいるんだわ。 私達2人は気が付かなかったけど~子供でよかった 要注意です。 |
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急登の手前で小休止 前回登った時には、案内板に「急登15分」と書かれていたと思われるのに ただ木があるだけでした。 さあ頑張って登りましょう~新しい太いロープがつけられています。 |
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reikoさんも頑張っています。 約15分で笹原の肩の出ました。 |
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一気に視界が開け、松山市街までよく見える素晴らしい展望に大興奮 山を吹き抜ける風が爽やかで気持ちがいい 法師山そして西に延びる皿ケ峰縦走路もすっきり見えます。 |
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笹原の中のあちらこちらにササユリが咲いています。望遠で撮ってみました。 登山道にはヒヨドリバナも |
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ここからは快適な尾根歩きで,山頂に向かいます。 笹原の中にブナ林が広がっています。 なぜか横へ枝をのばしたブナが多い気がします。 |
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東に開けた笹原からは,石鎚山方面がはっきり見えます。↓ ズームで |
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気持ちのいい笹原からは 眼下に久万の直瀬地区が見えます。 |
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素敵なブナ林を楽しみながら、 何度かアップダウンを繰り返し、岩場手前に来ると、 先頭のkeitannさんが、「マー君の住処がわからないので、先に行って」と 視界が開け、山頂は目の前です。 |
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岩の上に立つと絶景かな~絶景かな この一枚岩は写真程でもなくなだらかです。 |
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岩場にはマム君はいなかったけれど沢山の花を見ることができました。 ミヤマシグレやイワキンバイ、ノリウツギ、イワガラミ、ドウダンツツジ、ネジキにギボウシの葉etc |
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眼下は樹林が広がっています。 前回ヤマボウシが真っ白だったので角度を変えて探すと見えました。 ずいぶん手前の木が茂ってみえにくくなっていました。 道幅の狭い岩尾根を過ぎ、尾根の笹の中を登って行くと |
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石墨山山頂にとうちゃこ 二等三角点石墨山 傍の温度計を見るとなんと20度です。涼しいはずです。 |
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素晴らしい展望が広がっています。 堂ヶ森に石鎚山、五代ヶ森、眼下には面河ダムも |
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中津明神山も見えます。 |
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夏の空と咲き始めたノリウツギを見ながら少し早いお昼にします。 まったりしていると南側からご夫婦が登って来られました。 足元が濡れているので、お尋ねすると草刈りがされてなくて藪漕ぎされたようです。 ご夫婦とお別れして肩まで引き返します。 このころにやっと2名の単独の男性にお会いしました。 |
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12時58分肩まで戻ってきました。 お天気もよさそうなのでまずは法師山まで行くことにします。 |
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ヒヨドリバナそしてササユリを楽しみながら、快適に進んで行きます。 |
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色白美人のササユリ |
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ピンクの美人のササユリ |
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振り返ると随分下っていました。 登山道脇には点々とササユリが咲いていて、嬉しいですね。 |
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あれ!登山道に図根点(ずこんてん)があります。 12時30分法師山巻道分岐です。(肩から30分) |
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法師山山頂まで100m 入り口は茂っていますが、すぐにはっきりした登山道になり コゴメウツギやミヤマシグレが咲き、山頂手前に美人のササユリが… |
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法師山から石墨山を望む 北のほうの雲行きが心配です。早く下山しましょうか |
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分岐まで戻り、白猪峠の方面慎重に進みます。 ここからが今日の一番の難所です。急坂で 滑りそうです。 |
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岩を巻いて行きますが、reikoさんの左側は崩れていますので、 特に足元が悪く慎重に進みます。 今度は急降下です。ロープを使ってこれまた滑らないようにゆっくり下って行きます。 途中登って来られた単独の男性がいたので登山道脇に避けて待ちます。 この時あのいやなブヨが出現、 早速虫よけスプレーをしますが、後のまつり 耳を噛まれたようです。 |
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やれやれここまで下りれば一安心です。 疲れましたね。 少し下ると登山道の横に使われいない林道が走っています。 |
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尾根の踏み跡を登って行くと緩やかになり、この辺りにもササユリが咲いています。 |
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木々の間から歩いてきた山並が見えます。 また急降下です。笹を掴みながら下って行きます。 下りきって、どんどん歩いていると |
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色白美人のササユリ と遭遇 先週の泉山のササユリと違って色白が多いですね。 |
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暫く進むと笹の中にお地蔵様です。 13時34分白猪峠に到着してしまいました。 あれ!白猪山はどこだったん?通り過ぎたようです。 |
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ここで最後の小休止です。 15分程休憩して白猪登山口方面へなだらかに下って行きます。 |
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登山道に変わったきのこ発見 これ何?初めて見ました。 調べてみると ミミブサタケと言うらしい ウサギの耳を束にしたような奇妙な形をしていますね。 石積も残りここは炭運び道だったようです。 |
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登山道脇には咲き始めたモミジガサやヤマアジサイが沢山咲いています。 白猪峠から30分で白猪谷分岐です。 「唐岬の滝まで1.6km→」右折します。 踏み跡はありますが、藪っぽい |
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赤いテープを頼りに小さな沢 を渡ります。 そのまま登って行きます。 |
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石ゴロゴロのところに出ました。ここも横切ります。 reikoさんの傍にはオオバアサガラの木がありました。 ここからは広い林道歩きです。 |
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岩場にピンクのヤマアジサイが… 尾根に向かって登って行きます。 |
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今年お初のアサギマダラです。 |
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林道脇にはハナイカダが多いですね。 もうすぐ尾根です。風がないので、汗が流れます。 |
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登りきると林道が分かれています。前回来たとき間違ったところです。 左に進みすぐを右に下って行きます。 (写真オカトラノオの左に下ります) ここからは林道の下りなので、のんびり下って行きます。 |
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下って来るとこの広場に出ました。右のほうに歩いて行くと 3時23分唐岬ノ滝入口まで戻ってきました。お疲れ様でした。 |
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駐車場では、keitannさんからアイスコーヒーをいただき一息入れていると 自転車をデポしていた若者が下山されてきました。 「何処から、登られたんですか」とお尋ねすると 皿ケ嶺から縦走されてきたとか、20kmもあるそうです。 えっ~~!健脚ぶりに驚きの声 その上今から皿が嶺まで自転車で戻られるそうです。 さくらの湯で汗を流してさっぱり 下界では、35度の猛暑だったそうです。 keitannさん・reikoさんお世話になりありがとうございました。、 |
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この日咲いていた花 |
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・キツリフネ ・ギンレイカ ・クモキリソウ |
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・サワギク ・ミズタビラコ ・ミゾホウズキ |
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・キクガラクサ ・オウギカズラ ・ヤマトウバナ |
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・ウツボグサ ・ユキザサの実 ・トチバニンジン |
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この他コナスビ・ニガナ・ヤマボウシ・ギボウシの葉・イワキンバイ・オカトラノオ・モミジガサ ギンバイソウ・ヒヨドリバナ・アカショウマ・ミヤマシグレ・コゴメウツギ・シロドウダン・ノリウツギetc |
石墨山 1456.0m (愛媛県) |
◆ 2016年7月2日(土曜日)晴れ ◆ メンバー keitannさん・reikoさん・ピオーネの3人 |
◆ 唐岬の滝入口登山口7:58-割石峠8:47-肩10:01-岩場10:29-石墨山山頂10:48/11:24-肩11:58 -法師山巻道分岐12:30-法師山12:33--白猪山-白猪峠13:34/13:49-白猪谷分岐14:22-尾根14:53-駐車場15:23 (約7時間25分休憩、昼食、撮影含む) |