皿ケ嶺で綺麗なイワカガミを見たけれど 西冠のお花畑のユキワリソウやキバナノコマノツメの開花しているよう むらくもが見たいというので デイサービスのない火曜日に見に行くことにしました。 |
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遠いけれどあまり早起きも出来ないので 当日6時に自宅を出発し地元のコンビニでお弁当を調達して土小屋を目指します。 |
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西条ICを下り、いつも立ち寄るローソンも近くのローソンも改装中で締まっていました。 国道194号線を走り、旧寒風山トンネルの道に入ると車道脇には 白いウツギと赤いヤブウツギが真っ盛り この時季白い花が目立ちます。 アサガラの花が見えたので車を停めて撮影します。 |
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ミズキやコバノガマズミも咲いていました。 ヤマシグレはまだ蕾 |
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寒風山登山口のウリノキの花はまだ蕾でした。 瓶林に入ると道沿いには黄色いジシバリが元気に咲いています。 運転していたむらくもが鳥がいると車を停めます。 キセキレイのようです。 |
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定点撮影場所からの展望はいつみても素晴らしい |
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展望台からは石鎚山がくっきり見えています。 しらさ山荘は令和2年11月30日までの予定で 耐震工事および施設の老朽化に伴う改修工事をしているようです。 改修工事が終われば一度立ち寄ってみたいものです。 |
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9時過ぎ土小屋の駐車場に到着 平日なのに多くの車が駐車しています。 久しぶりに来ると食堂がリニューアルされてモンベルフレンドショップになっていました。 |
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9時12分 準備を済ませ、登り始めます。 山頂まで4.6km 樹林の中、澄んだ空気は気持ちがいい イシヅチテンナンショウや咲き残りのスミレを見ながらのんびり歩いて行きます。 木々の間から瓶ヶ森がはっきり見えています。 |
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後ろから若者が追いついて来られて どの道から来たのかと尋ねられたので「瓶林」と答えると 長野から昨夜出発されて長沢のほうからの道は細かったというので 展望が素晴らしい瓶林を走るよう勧めました。 明日は剣山に登るという 元気な若者はすぐに見えなくなってしまった。 ワチガイソウやコヨウラクツツジにシハイスミレ等の花を撮影しながら進んで行くと 9時55分 第一ベンチです。 山頂もよく見えています。 |
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木段の道にはショウジョウバカマの花後が続いています。 まさにショウジョウバカマロードです。 こんなに多かったのかと驚きます。 早春には来たことがないので知らなかっただけですね。 シンドイ木段の登山道には 可愛い真っ赤なコヨウラクツツジが咲いていて元気をもらいます。 むらくもはどんどん先に行って見えません。 私はマイペースで登って行きます。 |
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山頂までまだ2.5kmもあります。 10時10分 ヒメコマツ休憩所通過 |
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陽射しはきついけれど吹きあがる風は気持ちいい~ 振り返り岩黒山~筒上山を眺め一休み 登山道が北側になると 足元にオオカメノキの白い花が沢山落ちています。 綺麗な花が見られないのかと思いながら登って行きます。 |
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見上げるとミツバツツジがまだ綺麗に咲いていて大喜び 青空に映えます。 石鎚の岩峰がハッキリ見えています。 |
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マイズルソウはの葉は多く見られましたが 咲いているにはほんの少しだけ 岩の上で咲き始めたマイズルソウを撮影していると カメラマンが下ってきました。 朝は雲と朝焼けが素晴らしかったと話してくださいました。 西冠のお花畑のことをお聞きするとあまり咲いていなくって イワカガミも元気がなく、見に行った甲斐がなかったという これを聞くと見に行っても仕方がないかななんて思ったりしながら…進んで行くと |
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見たかったナンゴクミネカエデが可愛く咲いて嬉しい オオイタヤメイゲツの花も咲き始めていました。 |
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東稜手前まで来ると 青空に綺麗に咲いたミツバツツジの向こうに石鎚山が見えています。 |
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10時42分 東稜に到着 ちょっとだけ虫が飛んでいます 蚊取り線香を持ってきているのでつけることにしました。 水分補給をして歩き出すと |
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登山道下の斜面に白いヤマシャクが見えています。 あっちに向いて開花していて残念ですが、見られただけでも良かったです。 |
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さらに進むと花つきのいいナンゴクミネカエデや オオカメノキも咲いています。 標高が上がると綺麗に咲いているだろうと期待します。 |
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11時4分 新緑にそそり立つのは矢筈岩 新緑の登山道はめちゃ気持ちいい |
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なんと登山道が崩壊しています。 慎重に通過してから撮影しました。 |
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夏のお花畑になるルンゼですが 今はこの時季見られる山野草は少なく 小さなワチガイソウやナツトウダイなどを楽しみながら通過 |
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11時30分 やっと表参道と合流 鳥居を潜りシンドイ階段を登ると シコクハタザオが見事に咲いています。 |
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11時36分二ノ鎖小屋に着く トイレ休憩後出発 |
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エンレイソウやオオイタヤメイゲツの花を見ながら 鉄階段を登っていると 先を歩くむらくもが見上げて「アケボノが咲いている」という 「えっ!」木々の間から見上げると咲き残りのピンクのアケボノが見えますが撮影が難しい 初々しいオオカメノキも見られました。 |
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ナナカマドはまだ蕾 足が重くやっとこさで北壁が見えるところまで登ってきました。 ガスが出てきたようです。 |
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見上げた三ノ鎖 一息入れてゆっくり階段を登るとコミヤマカタバミが可愛い |
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鉄階段の下に咲き残りのアケボノツツジが見えて大喜び 恐々撮影 あっっちばかり向いていますが、見られただけで良しとしておきます。 |
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12時8分 面河分岐には綺麗なオオカメノキが咲いていました。 山頂に行かず、西冠のお花畑に向かいます。 |
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シラベの原生林を進んで行くと 分岐を二ノ森方面へ |
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目の前が開けて 西ノ冠岳から堂ケ森の雄大な風景が広がって感動 |
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西の冠岳方面は笹原ルートで アップダウンが少なく展望を眺めながら快適に進んで行く 小さく人が見えるのでズーム 平日ですがこの時季はお花畑目当てですよね。 |
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しらべの林の中ではひっそりとコミヤマカタバミが咲いていました。 |
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西冠に随分近づいてきました。 イワカガミが見えだしたところで 女性二人が引き返して来て昼食するというので、撮影を止めて先に進むと 12時46分 お花畑では撮影に夢中のグループがいましたので 通り過ぎた先で昼食をすることにしました。 後日わかったのですがこのグループはヤマガツオさんやギッチャンだったようです。 この時一緒に撮影していればお会いできたのに残念(-_-) |
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昼食中撮影しようとするとなぜかおかしい 何処かのボタンをさわったようでカメラの設定が変わっていました。 どうすれば元の戻せるのかよくわからない 今から一番撮影したい花なのに困ってしまいました。 石鎚山もこちらから眺めると違います。 西ノ冠岳も近いけれど、今日はお花畑までです。 |
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昼食後お花畑に行くと山ガール達が楽しそうに撮影中でした。 3年ぶりに見る斜面のお花畑にはユキワリソウが広がっています。さあ撮影開始 |
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初々しいピンクのお花畑で嬉しいはずなのに気が重い モニターも使えずISO感度がおかしいのでうまく撮影できません。 修正して何とか見られるようにしたのですが、 できることならもう一度写しに行きたいくらいですが・・・ ユキワリソウ・キバナノコマノツメ・イワカガミは見頃 蕾があるのでもう少し楽しめそうです。 |
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ゆっくり撮影時間をとったのになんかイマイチで悔しいけど仕方ないですね。 そろそろ引き返さないと遅くなります。 13時38分 お花畑を後にします。 此方からみる石鎚山弥山に建つ山荘は両側が切り立った凄いところに建っています。 |
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面河分岐まで引き返し、時間は遅いけれど ここまで来たのだからと山頂に向かいます。 最後の鉄階段を登ると 期待したミヤマダイコンソウはまだ葉が出たところです。残念 しかし咲き残りのイシヅチザクラが咲いていました。 |
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さらに登ると咲き始めたオオカメノキとバックに瓶ヶ森 |
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弥山への石段周辺はシコクハタザオが満開です。 重い足に元気をもらいます。 西ノ冠岳~ニノ森もよく見えています。 |
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14時25分 何とか弥山に到着 7人ほどの人がいましたがまもなく下山されました。 中に黒いネットを被っている人もいました。 |
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天狗岳がよく見えています。 手前にはピンクのアケボノも見えているのですが 時間はもう2時半です。 遅いので眺めるだけ (行く元気もなかったのですが) |
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小夏を食べてさあ帰りましょう 14時35分 下山開始 |
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14時53分 二ノ鎖小屋通過 15時29分 東稜分岐で小休止 新緑の木洩れ日が綺麗でした。 |
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16時32分 下山 駐車場の車は随分少なくなっていました。 |
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瓶ヶ森も一日くっきり見えていました。 疲れたので瓶ヶ森を眺めながら 東屋でコーヒータイムをして帰路へ |
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瓶ヶ森林道を走っているとあの青空に一気に雲が・・・ |
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ガスって真っ白の中を走る |
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朝見つけることができなかったシタキソウ 帰りには何とか咲いていました。 |
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お天気に恵まれ綺麗に咲いたお花を満喫できたし 平日に静かにのんびり歩くことができて大満足 遠いけれど何度でも行きたい花のお山です。 |
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この日見た花達 |
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・イシヅチテンナンショウ ・ナツトウダイ ・エンレイソウ |
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・タチツボスミレ ・フモトスミレ ・シハイスミレ |
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・コヨウラクツツジ ・ニワトコの果実 ・コマガタケスグリ |
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石鎚山 1982m (愛媛県) |
◆ 2020年6月2日(火曜日)晴れ ◆ メンバー むらくも・ピオーネの2人 |
◆ 駐車場9:09-登山口9:12-休憩地10:10-東稜取付10:42/10:50-二ノ鎖元避難小屋11:30/11:46/12:17- 二ノ森分岐12:08-お花畑(昼食)12:48/13:38-弥山山頂14:25/14:35-二ノ鎖元避難小屋14:53- 東稜取付15:29/15:34--登山口16:32-駐車場16:35 (約7時間20分 昼食・休憩・花散策含む) ※花散策の為コースタイムは参考になりません) |