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三連休の15日、reikoさんと秋の花を石鎚山に見に行くことにした。

え~ちゃんとkamatamaさんもご一緒していただけることになった。
その上kamatamaさんが車出しをしてもらえるという

女体山で見た新車のXbii(クロスビイー)に乗せてもらえるので楽しみです。

高松から三人乗って来るので、豊浜SAで6時に待ち合わせにしました。
当日5時過ぎ満月のお月さんを見ながら、待ち合わせ場所に向かいます。

6時前、皆さんと合流、kamatamaさんの新車に同乗し登山口を目指します。

快適な車内では会話が弾みます。

国道194号線を走ると
香川ではまだほとんど咲いていない彼岸花がもう咲いていたので
車を停めてもらって撮影
 


止呂峡にもちょっと寄り道
   


上から覗くと足が竦みます。
 
 


さあ行かなくっちゃ

新寒風山トンネルを抜け、旧道へ
7時34分 寒風山登山口の駐車場は三連休だからかほぼ満車状態になっています。

瓶ヶ森林道もこの時間なのに離合する車やバイクに出会います。

途中開けたところで望む寒風山や笹ヶ峰、ちち山方面への稜線がよく見えています。
清々しい秋晴れです。
   


瓶林で素晴らしい景色が見られるところでは
皆さん撮影されていました。

こんなにスッキリ見られたのは久しぶり

車外は19度と涼しく、窓を開けて走ると寒いくらいです。
 


林道沿いには次々とお花が咲いています。

数回車を停めて、写真を撮りながら土小屋に向かいます。

リンドウはまだ眠そうです。石鎚山に期待ですね。

斜面はシコクフウロにアキノキリンソウ、ホソバヤマハハコ等のお花畑です。
   


シコクフウロもまだまだキレイ、色づいている葉もありました。
   


先に進むと
満開のシオガマギクや咲き始めの初々しいシコクブシが咲いています。
ヨメナやオタカラコウにシシウドとノダケ
ミヤマヒコオコシやアキチョウジにヒナノウスツボなど咲き誇っています。

「ここでもう沢山のお花を見たから帰ってもいい」なんて冗談も出るほど
いろんなお花に大興奮

折角早く自宅を出ても登山口に辿り着かない私達です。
   


瓶ヶ森辺りからガスって真っ白
寄り道をしながら、

9時15分過ぎ やっと土小屋に到着
駐車場はほぼ満車状態、なんとか空いたスペースに駐車し準備をします。

三連休ということもあり人が多い
登山者が次々と出発されています。

女子トイレは修理中で長い行列でした。

9時32分 やっとスタートです。山頂まで4.6kmの道標
   


なだらかな登山道を歩き始めると
苔の中に可愛いキノコが目に飛び込んできました。

ヒヨドリバナにアサギマダラがいます。そ~と撮影
蜜をいっぱい吸って元気に移動してね。
   


紅葉した一枚に秋を感じながら歩いて行きます。 

前日梶ヶ森を歩いて来た一番高齢のえ~ちゃんも元気に登っているのに
私は遅れ気味になりながら登って行きます。
   


登山道脇にはミヤマヒキオコシの群生

10時10分 第一ベンチで皆さんが待っていてくれました。

見上げると山頂は残念ながらガスの中
 
   


木段が始まると目的のリンドウの花が次々に咲いていて大喜び

こっちの花が色が濃いとか綺麗に開いているとか言っては撮影
なかなか進めません。 
   
 

丸太の階段のところに花束のようなリンドウ

しゃがんで撮影していたら、
後から来た人に「気分が悪いのですか」と心配されてしまいました。
 


木の隙間から咲いているリンドウ 
   


シンドイ階段の登りもお花に元気をもらいながら登って行きます。

10時29分 登りきるとベンチのある休憩所で皆さん待っていてくれました。
水分補給をして出発

ベンチの看板の下にもリンドが咲いています。
   


休憩所から見える岩場では紅葉が始まっています。 

アキノキリンソウは秋の登山道を飾ってくれています。
   


皆さんはどんどん登って行かれます。
私は心拍数を気にしつつ
後から登って来られる登山者に抜かれながら登って行きます。

登山道が北側になると、風が吹いてきて天然のクーラーです。
「気持ちいい~」とつい大きな声が出てしまいました。しばらくここでいたいほどです。
 
   


前を行くreikoさんが足を止めています。
真っ赤な実が目立ちます。

写真を撮られている方が「ガマズミ」と言われていますが、
赤い実と黒い実が混ざっています。

赤色から黒色に変わり、鳥にその存在を知らしているので
オオカメノキのようです。
   


トレランの人ともすれ違います。
山頂はガスの中です。
咲き残りのシコクフウロやタカネオトギリやノダケを見ながら登って行くと

10時59分 東稜分岐までやってきました。

ここで小休止
kamatamaさんから甘酒をわけていただきました。美味しかった~
パイナップルを食べてもらって出発
   


11時7分 休憩後歩き始めると

ミヤマヒキオコシをはじめハガクレツリフネ等のお花が次々に咲いていてなかなか進めません。

・ミヤマヒキオコシ                        ・ハガクレツリフネ
   

・サラシナショウマ                   ・ツルニンジン 
 
 
   

・シコクブシ                                ・レイジンソウ 
   


まだ山頂はガスの中のようです。
下って来られる方から「ブロッケンが見えましたよ」のお言葉が…
見られるといいな~♪

イシズチミズキは、黒い実
 
   


シラヒゲソウが見られるようになりました。
撮影していると、「この辺りが一番綺麗ですよ」と教えていただきました。
いつもはもう少し上のほうで見ているのですが、見頃が過ぎているようです。
 これだけ見られたのですからよかったです。

第三ルンゼのお花畑は終盤
   


それでもあちらこちらで綺麗に咲いています。

ミソガワソウやシシウド
 
   


そしてシコクフウロも 
   


ヒナノウスツボとシオガマギク 
   
 

満開のアキチョウジも見られました。
 


何度も休みながら、やっと鳥居までやってきました。 

12時8分 二ノ鎖小屋まで登って小休止

大勢の登山者で座るところがないほど混雑しています。

時間はお昼なのですが、食べて登るのもシンドイので、
山頂で昼食にすることにして、おにぎり一個で虫押さえ
   


振り返るとこの青空
   


12時17分 山頂に向けて歩き始めます。 

ウメバチソウを見ながら登っていると

信者さんがいて、秋の霊峰にほら貝の音色が響いていました。

シンドイ思いで登っていると、小さな女の子が下ってきます。

靴からヘルメットまで山登りの装備もバッチリ
なんと4歳だとか これから楽しみですね。
「reikoさんのお孫さんもそろそろ山デビューですね」と話したのでした。

少し後ろからしっかり装備をしたお兄ちゃんも下って来られていました。
   


登山道は凄い人、渋滞で待つところも
年々若い方や家族連れが目立ちます。

北壁の岩峰が今日はハッキリ見えていて感動
 岩の上でいる人たちも見えます。
   
 
 


休みながら面河分岐まで来ると賑やかな声が聞こえてきました。
頑張って登ると
 
   


なんとグランパーさんとグランマーさんではありませんか

久しぶりの再会に話が弾みます。
私のレポートを見て心配していただいたそうで
本当にありがとうございます。

最後に記念撮影をして山頂に向かいます。
 
   


グランマーさんはお花の撮影をされているみたい 

ここからもお花が続きます。

咲き残りのダイモンジソウがありました。
   


リンドウや終盤のオオトウヒレン やシラヒゲソウにミヤマトウヒレン
アキノキリンソウやミゾホオズキ等のお花が見らました。


最後の鉄の階段を登る辺りから見える木々は紅葉が始まっているようです。 
   
 

鉄階段を登りきると視界が開け、
西ノ冠岳から二の森の稜線にガスがかかり始めています。
秋風が吹いて気持ちいい~
 


弥山手前のオタカラコウとミソガワソウにシコクフウロのお花畑は終盤 
   


12時57分 皆に遅れてやっと到着です。

お参りを済ませ、賑わう弥山で
天狗岳を見ながらお昼にします。
 
   


 天狗岳もはっきり見えています。

と言うことは北壁にガスがなく、残念ながらブロッケンも見られませんでしたが
ガスって見えないことが多いので、こんなによく見られてよかったのです。
 
 

天狗岳をズームすると沢山の方が登られていて、混雑しているようです。
 


手前のナナカマドは色づいていますが、
天狗岳はまだ暫くかかりそうです。 
 


岩の間からリンドウが元気に咲いていました。

三人は石鎚神社頂上社で御朱印もいただきました。
   


13時33分 天狗岳もガスに包まれてしまったし
弥山でゆっくりしたのでそろそろ下山しましょうか
 
   
 

シンドイ登りで見落としていたイワアカバナやシベの綺麗なダイモンジソウ
岩場には見頃のリンドウやミヤマトウヒレンも咲いていました。
 


イシヅチウスバアザミにヤマグルマの果実も見られました。 
   


二ノ鎖小屋まで下って来るとガスで下の景色は見えません。
まだまだ登って来られる方とすれ違いながら下って行きます。

14時28分 東稜分岐まで来ると白装束の信者さんが沢山休憩されていました。 
今夜は山頂ヒュッテに宿泊されるそう
   


5分程休憩後歩き出します。
え~ちゃんとkamatamaさんはどんどん下って行きます。

前を歩く歩荷さん
重い荷物を背負われているのに足取りは軽い

14時53分 休憩所で皆さんが待っていてくれました。
 
   


登りでたっぷり見たのに
下りでもやっぱり撮影してしまうリンドウ 綺麗です。
 
   
 
 


15時39分 無事下山です。
 朝修理中の女子トイレは使用できるようになっていました。

瓶ヶ森林道の車道沿いには見頃のオタカラコウ
   


木の香温泉に行く途中には、嬉しいことに十月桜が咲いていました。 

   


 目的のリンドウの花を堪能
沢山のお花も咲いていたし、嬉しい出会いもあり
大満足の石鎚山でした。

kamatamaさんには長時間の運転お疲れ様でした。
新車に乗せていただき、その上私達のわがままを快く聞いてくださり
本当にありがとうございました。
ご一緒していただいたえ~ちゃん、reikoさんお世話になりました。
これからも宜しくお願いいたします。

❀出会った花々❀
 
 ハナイカリ

今年はあちこちで見られました。
   

・シオガマギクとリンドウのスリーショット           ・アキノキリンソウとツーショット
   


教えていただいたウメバチソウ                    ・リンドウ
                       ここで見られるなんてラッキーでした。                           
    

・ベンケイソウ                     ・ノダケ
   

   ・クサノオウバギク 
   

・ヒナノウスツボ                         ・ホソバヤマハハコ
   
 
   
   
   

石鎚山 1982m (愛媛県)

 ◆ 2019年9月15日(日曜日)曇りのち晴れ

 ◆ メンバー え~ちゃん・kamatamaさん・reikoさん・ピオーネの3人
 ◆ 登山口9:32-休憩地10:29/10:35-東稜取付10:59/11:07-二ノ鎖元避難小屋12:06/12:17-
   二ノ森分岐12:41-弥山山頂12:57/13:33-二ノ鎖元避難小屋13:56/14:02-東稜取付14:28/14:35
   休憩地14:53/15:01-登山口15:39
                       (約6時間 昼食・休憩・花散策含む)