今年も穏やかな元日を迎えた。 トリオの初登りは２日か３日、剣山か石鎚山かで迷った。 天気予報は２日のほうがいい そして行き先は？ reikoさんが元日にkamatamaさんにお会いして２日に石鎚山に登るという エントツ山さんも来られるかもしれないし 霧氷を期待して石鎚山に登ることに決定
当日大野原のいつものところに５時半集合し reikoさんの車で、高速を走ります。 まだ暗い西の空には、まん丸いお月様が綺麗に見えます。 これが２０１８年最大のスーパームーン 早起きのお蔭で見ることができて幸せです。 ７時１５分頃駐車場に着くと早速駐車場代1000円の徴収に来られました。 準備をしていると昨年もお会いしたＦＬＯＷさんからご挨拶 年明け早々嬉しい出会いです。 早めに着いたのでゆっくり準備をし、ロープエェイのりばに向かいます。
石段を登ると「あれっ！こんなところに天狗さんがいたの」って 何回も来ているのに三人共記憶がないなんて
ロープウェイの始発時刻は８時２０分のようです。 並んでしばらく待ちます。  往復運賃１９５０円
８時１０分に発車したロープウェイから見上げる景色には今年も雪がない ７分３０秒の空中散歩で 標高1300ｍの山頂成就駅に着くと気温はマイナス４℃ 風もないのでそれほど寒くありません。
皆さん次々に出発して行きます。 外に出ると雪なので、アイゼンをつけます。 kamatamaさんいつ来るのかしらと言っていたら 「あらっ！kamatamaさ～ん」お友達と来られていました。 ここからご一緒することになりました。 ９時４９分　眼下には市内がよく見えています。
瓶ヶ森の山頂は残念ながら雲の中 成就社までの遊歩道は緩やかで少なめの雪がしまっていて歩きよいのですが、 期待した霧氷がありません。
でも青空が嬉しい ３０分程で大鳥居に着きました。奥に山頂が見えるのですが残念です。
まずは石鎚神社中宮社本殿へ初詣、おみくじは中吉でした。 そして高校受験の孫の為にお守りをいただきに行きます。
記念品として盃とお屠蘇をいただきました。 見返遥拝殿には今年の戌の絵馬が奉納されています。
９時２８分　神門を潜り出発です。  いったん八丁鞍部まで下って行きますが、 つい口に出てしまう「登り返しがしんどいよね」 ここからもしまった雪は歩きよいのですが、やはり霧氷はありません。 その上曇り空です。テンションは少し下がり気味 後ろからやってきた中国人に先に行ってもらうと 足元は素足にスニーカーでビックリ
９時４２分　遥拝所の鳥居を通過  曇り空で見える景色は墨絵のような世界です。
kamatamaさんのお友達が追いついてきました。 健脚の三人は先に行ってもらい、kamatamaさんは私達と一緒にゆっくり歩くことに ９時５０分　八丁（標高約1300ｍ）までやってきました。 ここには路程図があり 山頂まで２．６ｋｍ　標高差７００ｍ程登らなければならないのです。
ここからは木段が続くしんどい登り返しで高度を上げて行きます。 少ない雪で木段が見えていてアイゼンをつけているので歩きずらいし 霧氷もないのでゆっくり黙々と登って行きます。 途中単独の男性とご一緒することになりました。 なんと私と同じ市内の山の会に所属されておられるＨさんでした。 前社ヶ森の手前から薄っすら霧氷が出てきて、テンションが上がります。
試しの鎖の巻き道も問題なく通過すると まもなく前社ヶ森です。 見上げると青空に霧氷が見えてきましたよ。(^O^)／
１０時４８分前社小屋に着きました。 裏手から見える山は霧氷で真っ白です。 これは期待できるかも  反対に瓶ヶ森の方は山頂辺りにしか雪が見えません。 1500ｍぐらいから雪があるようです。
風が冷たいので風を避けて小休止 前社ヶ森1592ｍがよく見えます。 １１時０２分 じっとしていると寒くなったので、さあ出発～
歩き始めるとまもなく霧氷のトンネル もう歓声が上がります。
やっと青空に霧氷です。 ここからはなかなか進めません。
霧氷の向こうには前社ヶ森、遠くに瓶ヶ森山頂が綺麗に見えるようになりました。
霧氷の花を咲かせたブナに歓声をあげながら 小ピークをトラバースすると
１１時２３分北壁を見ながら夜明峠に到着 「こんな最高の日に来れてよかったね」 「こんなにみられるのはめずらしいかもね」
最高の石鎚山が目の前に現れ、撮影タイムの始まりです。 ご一緒していたＨさんは先に行かれたようです。
こんな素敵な日には記念撮影 kamatamaさんは代わるがわる両手に花、おばさんでも笑顔だわ
夜明峠には誰が作ったのか かまくらの中にカワイイゆきだるまが沢山  霧氷をいつまでも見ていたいけれど先に進まなくっちゃ！ 夜明峠から振り返る
ブナの霧氷の中を通って行きます。
霧氷の花と瓶ヶ森
風で粉雪が舞いあがる。 お正月を山頂で過ごされて下山されてこられお知り合いの方とバッタリ 重いザックを背負われていました。
さらに進むと先行されていたＨさんは もうここから引き返すとのこと その前に私達の写真を撮ってくださるという その後でkamatamaさんとメール交換 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓送っていただいた写真 Ｈさんありがとうございました。
持ち上げる足が重く感じるようになってきました。 少しずつ前の三人と距離が開くようになると 私を気にして足をゆっくりと歩いてくれます。
二の鎖小屋がだんだんと近づいてきました。
土小屋コースと合流 雪が少ないので、鳥居はほとんど見えています。
石段を登って １２時１２分　二の鎖小屋で小休止です。 トイレは冬期閉鎖中ですが携帯トイレブースとして開放されています。
１２時２０分 水分補給後山頂に向けて出発です。
雪で隠れていない鉄製グレーチングや階段は、アイゼンの爪が引っ掛かり歩きづらいです。
青空が素敵です。
飛び出ると目前に北壁が迫っています。 この時間になると陰になってしまい残念です。 雪が多い時には一番緊張するところは、 今回も問題なく通過です。
雪のない鉄の階段を登ればもうすぐ山頂 三人に遅れて重い足を一歩一歩頑張ってもち上げます。 flowさんはもう下ってきました。ご挨拶をして先に進みます。
二ノ森や堂が森方面を眺めるけど、雪が少なく登山道もよく見えています。
石段も雪が少なく歩きづらい
素晴らしい展望に白い天狗さん やっぱり風格が違いますね。今年はいい年になりそうです。
１２時５６分　弥山にとうちゃこ  お正月なのに思ったより登山者が少ないです。 子供たちが登ってきました。 登山靴にスパッツそして軽アイゼンもきちんとつけています。
記念撮影をします。 kamatamaさんとお友達　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　トリオで山ポーズ
風が冷たいので小屋の中でお昼にします。 その時昨年堂が森でご一緒させていただいたkeitannさんのお知り合いにお会いしました。 デザートにコーヒーも飲んでゆっくりしたので、そろそろ下山しないとね。 １３時３１分　下山開始です。 石段を下りだすと、後ろのkeitannさんがこけて膝を打ったようですが、 まもなく下りだします。大したことなくてよかった～ アイゼンをつけたらがにまたで歩かないといけない がにまたの人はいいよね。 慎重に下って行きます。
下山も快晴で剣山の方まで見えていましたが、ちょっと霞んできました。
夜明峠が近づいてきました。 冬の影は長～い  夜明峠から振り返ると雲間から斜面にだけ陽射しがあたって明るくなっています。
１４時２０分雲がかかり、山頂は隠れてしまい モノトーンの世界になりつつあります。
一瞬の陽射しに一喜一憂しながら、最後の青空に霧氷を楽しみます。
下りは早かった １４時３６分 あっという間に前社小屋に着きました。 ５分程の小休止後、長い急な木段を下って行きます。 こんなとこを登ってきたんだからしんどい筈よ １５時１３分 八丁鞍部で小休止して最後の登り返しです。 ところがこの木段しんどくて足が上がらない。
後から下ってきた元気な子供たち等次々を追い越されて行きます。
八丁坂が堪えます。 股関節が痛くて一歩一歩がしんどくて一人遅れます。こんなこと初めてです。 ご一緒していたkamatamaさんは成就社でいるお友達が待っているので先に行かれたようです。 しんどそうな私を見かねて、keitannさんがカメラをもってくれました。 ありがとうございます。 ４時神門が見えてホッとしました。 神門を潜ると、あらっ！可愛い雪だるまさんに癒されます。
やっとこさで成就社まで戻ってきました。 遠くからお礼の手を合わせ、ロープウェイに向かいます。 少し行くとkamatamaさんが登って来るではありませんか！ 忘れ物を取りに戻られたとか すぐに追いついてきて、追い越しておきました。 朝見えなかった瓶ヶ森も見えてます。
沓掛山に笹ヶ峰、瓶ヶ森、子持権現山とよく見えています。
１６時２７分ロープウェイ山頂成就駅まで下ってきました。 アイゼンを外すと、臨時便が出るようです。 急いでザックに詰め込んで、乗り込みます。 もうほとんどがスキー客のようです。  １７時車に乗り込み、素晴らしいスーパームーンを見ながら岐路に着きました。
今日は少なめの雪で歩きよかったし 思いがけず素晴らしい霧氷を堪能することができ 幸先の良い年明けの初登りとなりました。 体調が悪く皆さんにご迷惑をおかけし、 大変お世話になりましてありがとうございました。 今年も宜しくお願いします。
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