天候が不安定でなかなかアルプス行きを延期していた keitannさんとreikoさんが出発され、今週末は一人で山行と思っていたところ クムトマトさんとアカリプタさんに連絡すると、ご一緒していただけるというので心強いです。 天気予報では午後曇りなので、8時土小屋駐車場で待ち合わせすることとしました。 当日西条のいつものコンビニから石鎚山がよく見えました。 田んぼを見るとまだハスの花が咲いてました。 |
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県道194号線を走り新寒風山トンネル手前から入ると 8月27日(日)石鎚山ヒルクライム開催の為、西条久万線通行止めの看板 そして6時53分寒風茶屋の駐車場まで来ると 9月3日(日)四国てっぺん酸欠マラソン大会の為 7:00~15:00町道瓶ヶ森線全面通行止めの看板があります。 |
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瓶ヶ森林道も最高の展望です。 |
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林道沿いに咲くタカネオトギリは終盤ですが、シコクフウロはまだまだ綺麗に咲いていました。 昨年見頃だったトサノミカエリソウはまだ蕾です。開花がずいぶん遅れているようです。 |
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瓶ヶ森も石鎚山もスッキリ見えています。 瓶ヶ森が見えるところでは三脚を立てたカメラマンがベストショットを狙っていました。 さあ早く行かないと二人が待ってるわ |
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土小屋に着くとお二人が待っていてくれました。 夏休みの日曜日とあって車が多いですが、近くに駐車することができました。 急いで準備を済ませ 8時11分登山口を出発です。山頂まで4.6kmの道標 ウラジロモミ林の中、体に優しい緩やかな道を気持ちよく歩いて行きます。 クムトマトさんは昨日光石から天狗塚の登られて、 二日続けての歩きで登られるか心配していましたが、元気に歩かれています。 |
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笹が綺麗に刈られ、花もないので、快調に進みます。 第一ベンチは定点観測 よくガスがかかる山頂も今日ははっきり見えています。 |
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第一ベンチを過ぎれば日当たりのよい南面になるので、途端に汗が噴き出る 先を歩く二人が何か撮影しています。尋ねると 「新種のキノコ発見」 「カビみたいね。キノコに詳しいbiscoさんに聞かなくっちゃ!」 早速「タケハリカビ」だと掲示板で教えていただきました。ありがとうございます。 |
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笹の葉にバッタや 昆虫に詳しいアカリプタさんのお蔭で毛虫?に産み付けられた卵も見る事ができました。 気の早いリンドウが咲いていないか探しながら歩いて行きますが、やっぱりないわね アキノキリンソウも咲き始めています。 二人はどんどん登って行きます。 |
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8時56分 途中の丸太椅子の休憩ポイントは、今日は通過です。 東稜基部が近づいても前方に岩峰がはっきり見えています。 トレランの人もやってきました。すごいですね。 ミヤマヒキオコシやノダケがぼちぼち咲きだし、夏から秋の気配 |
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9時18分 東稜基部ここで小休止です。 今回もクムトマトさんがアイスコーヒーを持ってきてくれました。 重いのにありがとうございます。 冷たくて美味しかった~ |
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9時28分 山頂まで1.5km ここからはお花が待っているはず 咲き始めたレイジンソウやハガクレツリフネやミソガワソウ等をゆっくり楽しみながら進みます。 なんとジャコウソウまで咲いていて嬉しくなります。 |
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ミソガワソウが見頃です。 |
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紅一点のコオニユリも主張しています。 矢筈岩もはっきり見えています。 |
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キレンゲショウマを望遠で撮影しますが、終盤のようです。 レイジンソウなど綺麗な花が見られるようになり、熱心に撮影中のお二人です。 |
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レイジンソウやオオバヨメナは咲き始めで初々しい |
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オオマルバノテンニンソウもこの辺りから咲き始めが見られるようになり ルンゼのお花畑はなかなか進めません。 |
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白装束の皆さんも登って来られました。 シコクフウロの群生 撮影していると「キレンゲショウマはどこに咲いているのでしょうか」と 尋ねられて「少し手前の…」説明しますが、帰りに見つけられるでしょうか? |
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突然息子から電話がかかってきました。 「じいちゃんが転んで怪我してる」と言われても山ではすぐに帰れません。 命に別状がないようなのですが、日曜日だし、救急車を呼ぶように伝えます。 10時34分 成就からの登山道と合流やっと鳥居まで到着です。 ここで5分程小休止をします。生のパイナップルは甘くておいしい 近くでいた方が「この花はなんですか」「アカバナですよ」 花に詳しいお二人は親切に教えてあげられて、喜ばれていました。 鳥居からの階段がしんどい やっと登って避難小屋から振り返ると青空が消え雲が多くなってきました。 |
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迂回路を歩き始めると 今日の目的の花シラヒゲソウやミヤマトウヒレンも咲き始めています。 |
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皆で何かを見ています。ペットボトルを落とされて、無事に拾われました。 「クムトマトさん何してるの」鳥を見ているようです。 あんなにお天気だった山頂付近はガスに包まれてしまいました。 、 |
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下って来るのは「あれ~りょうまさん!こんにちは~またお会いしましたね。」 6月にも同じところですれ違ったのでした。 40分ほど早く登り始めたようですが、しっかり花も撮影しながら、 南尖峰まで行かれたのにもう下山とは早いですね。 もう少し山頂でゆっくりされていたらご一緒できたのに~ 今度来るときは連絡しなくっちゃね。暫くお話ししてお別れです。 りょうまさんのyamapはこちら https://yamap.co.jp/activity/1115017 三ノ鎖を登られている方たちがいます。 先に進もうとした足元にフクオウソウが咲いています。 咲きはじめではありませんが、交代で撮影します。 |
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三ノ鎖巻道の鉄階段は登山者も多くなり、 お花畑なのに花撮影も落ち着いてできません。 皆さん先に行ってもらいます。 ミヤマトウヒレンにオタカラコウ、シモツケソウにノダケ オオトウヒレン、アキノキリンソウ、、ホソバシュロソウ そしてダイモンジソウも咲いています。 あれっ!もう色づき始めていますね。 |
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展望が開け、心地よい風が吹いています。 お二人はもうお花畑で撮影中みたい |
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お二人は次の撮影場所に向かっています。 オタカラコウとミソガワソウのお花畑 今年は白いミソガワソウがありませんね。 |
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前日に歩かれたグランパさんの二ノ森背景のお花の写真があまりにも素敵だったので お二人とも「あんな写真撮りたいね」と登ってきたけれど ちょっとガスっていますね。仕方ありません。なんとか見られてので良しとしましょうか |
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今度はシコクフウロの中で撮影中 丁度二ノ森を背景にシコクフウロの群生を写せたそうです。 |
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11時30分弥山山頂(1972m)にとうちゃこ 大勢の登山者でいっぱいなので、天狗岳まで行くことにしました。 |
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瀬戸内側からガスがあがってきています。 下り口の鎖場でちょっと混雑、その後はスムーズに 途中、足が届きにくところでは クムトマトさんがストックを出して引っ張り上げてくれて助かりました。 |
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振り返ると弥山は大勢の人で賑わっています。 岩場を身軽く歩くお二人です。 あまり怖がって屈んで進むより、立って歩いたほうが歩きよいですよね。。 |
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11時46分 天狗岳山頂(1982m)にとうちゃこ 木陰がないので暑いですが、お昼にしましょうか |
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サラダ寿司を持ってきていたのですが あまり食欲がなく、アカリプタさんから頂いたゼリーを美味しくいただいただけでした。 息子に電話するとまだ検査中らしい クムトマトさんの近くにキアゲハがとまりました。 こんな高山でも飛んでいるんですね。 山頂には登山者が次々とやってきます。 |
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12時10分弥山に歩き出してまもなく 、 岩壁に身を乗り出すお二人です。 なんとブロッケンが見えるというのでさっそく私もやってみます。 太陽が雲から見えだす時を待ちながら、撮影します。 若者がやってきたので、教えてあげましたが、 身を乗り出すのが怖いくて、岩にへばりついて撮影していました。 |
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弥山はますます混雑しているようです。 またまた鎖場で渋滞です。 紅葉の時期になったら、ますます大変なんでしょうね。 大渋滞の時には来ないのでわかりません。 |
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12時30分 弥山に着くとあまりの人の多さにびっくりして、 すぐに下山開始です。 |
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下りも熱心に撮影されるお二人ですが、 私は体調がよくないので、ぼちぼち下ります。 鳥居までくると、前方は真っ白です。 そのまま下るところですが、またここで小休止させてもらいました。 私達の前をどんどん下って行かれます。 |
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ルンゼのお花畑あたりにくるとアサギマダラが飛んでいます。 また撮影タイムでカメラを構えます。 辺りがだんだんガスってきています。天気予報は当たっていますね。 |
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13時52分東稜分岐でもまた休憩させてもらいました。 次の休憩所手前で振り返るとなんとガスが石鎚山・南尖峰~矢筈岩を境に・・・ |
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ますますガスってきて幻想的でいいですね。 休憩所からどんどん下っていると なんとリンドウが一輪だけ咲いていました。三人で大喜びです。 |
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鞍部を過ぎれば登山口は近い ところがまたまたアサギマダラが飛び交います。 今日もアサギマダラに遊ばれたようです。 少し離れたところには二頭いました。 |
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登山口に近づいた時 昆虫に詳しいアカリプタさんとご一緒だったからこそ見つけたゴイシシジミ 白色地に、黒い斑紋が散りばめられた翅を持つシジミチョウで 大きさは前翅長10-17mmと小さい よく見ると足もふわふわの毛で可愛いい |
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15時12分なんとか下山することができました。 駐車場で解散です。 駐車場で息子に連絡すると目じりを数針縫って帰宅しているとのこと やれやれ |
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瓶ヶ森林道は瓶ヶ森を過ぎた辺りまでガスで一面真っ白 視界数十mだったり、一寸先も見えなかったりを怖いのでゆっくり走ります。 瓶ヶ森を過ぎると今度は、すっかり瓶ヶ森林道の視界はよく見えるのですが 両脇はガスに包まれて展望はありません。 もう少し早く下山予定だったのに 体調の悪い私のペースに合わせていただきお二人には感謝です。 お蔭で沢山のお花もゆっくり見られたし、 思いがけずブロッケン現象に出会ったり 珍しい昆虫やキノコを見ることができた楽しい一日でした。 アカリプタさん、クムトマトさん大変お世話になりありがとうございました。 |
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・キツリフネ ・ホソバヤマハハコ ・シシウド ・フクオウソウ |
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・ヤマジノホトトギス ・ナガサキオトギリ ・オオバヨメナ ・ミソガワソウ |
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・トゲアザミ ・ヒヨドリバナ ・オオマルバノテンニンソウ ・ツルギハナウド |
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・ミヤマアキノキリンソウ ・レイジンソウ ・ミヤマヒキオコシ ・ナンゴククガイソウ |
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・イワアカバナ ・ミヤマモミジイチゴ ・ミヤマトウヒレン ・オタカラコウ |
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・ミゾホウズキ ・ミヤマノダケ ・シラヒゲソウ ・オオトウヒレン |
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この他にヒナノウスツボ・ホソバシュロソウ・マルバマンネングサ・サケバヒヨドリ・シロヨメナetc |
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石鎚山 1982m (愛媛県)土小屋から |
◆ 2017年8月20日(日曜日)晴れ ◆ メンバー アカリプタさん・クムトマトさん・ピオーネの3名 |
◆ 土小屋8:11-休憩所8:56-東稜基部9:18/9:28-二ノ鎖小屋10:36-弥山11:30-天狗岳11:46/12:10- 二ノ鎖小屋13:00-東稜基部13:52-第一ベンチ14:30-土小屋15:12(約7時間休憩昼食撮影含む) |