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7月の石墨山以来、久しぶりに花も団子トリオで山に行くことになりました。
行き先はというと四国カルストにしていたのですが、
久しぶりに夏の石鎚山に変更
記録を見ればお二人は7年ぶり、私は4年ぶりでした。楽しみです。

6時に豊浜SAでkeitannさんの車に同乗し、一路土小屋を目指します。
久しぶりの会話は弾み、あっという間に西条へ
いつものコンビニで、お昼を調達し、R194から瓶ヶ森林道を走ると
気温は20度、風が爽やかです。

車道脇のお花が気になり、車を停めて撮影

・シコクフウロ                       ・○○オトギリ
   

・ハガクレツリフネ              ・オオマルバテンニンソウ           ・オタカラコウ 
 
 
・アキチョウジ           ・ヒナノウスツボ                  ・シシウド
 

こんな自転車の人を見かけました。 
   
 
瓶林で定点撮影
雲の陰になっていますが、こんなにはっきり見えたのは久しぶりです。
 

展望台からは石鎚山も瓶ヶ森もはっきり見えます。 
   

何度も車を停めたので
9時前にやっと土小屋の駐車場に到着した時には、、ほぼ満車状態です。
登山口から一番遠くの開いたところに駐車 
ナンバーを見ると県外の車も多いですね。
小さなお子様を背負ったご夫婦も見られました。
   

準備を済ませ、9時過ぎ出発です。
駐車場から見た石鎚山頂は雲はかかっています。 
 

9時15分登山道に入って行きます。山頂まで4.6km
なだらかな樹林の中を歩いて行くと
まもなくヤマジノホトトギスが咲いています。
   
 
久しぶりの石鎚ですが、足元にはあまり花が見られません。
ツルリンドウを見つけると嬉しくなります。

5日前に登った白山から帰宅して珍しく筋肉痛にになり、
それでも普通なら1日ぐらいで治るのですが、前日まで4日間も筋肉痛でした。
こんなんで二人と登れるのかしらと思っていたので、
土小屋からのなだらかな道は、私的には歩きよいのです。 
   

9時56分心地よいブナ林を抜けて第一ベンチの鞍部に出ると
あ~やっぱり山頂はガスで見えません。
 

木段を登り始めると、いくつかリンドウの蕾がありました。
「何処かに気の早いリンドウはないかな」 と探していると
咲いてました(^O^)/  暑くてもお山は秋がやってきています。
   
 
ニガナと色白美人のツルリンドウ
   
 
10時12分休憩所に着きました。沢山の方が休憩されています。
私達も小休止
今日は三人共果物持参です。ブドウにスイカにミカン
暑いこの時期、乾いた喉に果物は美味しく元気が出ます。
   

10時29分私達も出発です。次々と登って来られてます。
 山頂まで2km手前でなんとボッカさんにも追い抜かれました。
何kgを担いでいるのでしょう
   

10時51分東稜分岐通過
ここから花が現れ、ここまでの歩きのようには進めません。
シシウドの先で熱心に撮影されるkeitannさん
レイジンソウも咲き始めています。
   

・ハガクレツリフネ       ・オオマルバテンニンソウ             ・シコクブシ
 
 
オオバヨメナは見頃
 

・アキノキリンソウ        ・シオガマギク             ・シロバナニガナ 
 
 
・シコクフウロ                ・イワアカバナ                  ・シロヨメナ
 
 
・イシヅチミズキは青い実
 ・ミソガワソウの群生
   

急斜面には咲き始めたオオマルバテンニンソウ
その奥のキレンゲショウマを登山道からズームで撮影
トリミングすると花はほとんど終わり、
数輪黄色い花が見えるだけ丸い実になっています。

ルンゼの辺りのミソガワソウの見頃は少し過ぎていますが、
ミソガワソウの多さにお二人は驚かれていました。
   
 
サラシナショウマも咲き始めています。
そしてシラヒゲソウも
   
 
・ヒナノウスツボ             ・オオトウヒレン              ・濃いシコクフウロ
 
 
ルンゼで沢山の花を愛で11時41分表参道に合流

「ここまで誰にも会わないよね」と話して、見上げると
前を歩いているkeitannさんの目の前に「はるちゃん~」
つい声が大きくなりました。
はるちゃん達も同じ思いをしていたようです。

嬉しい再会に記念撮影をしました。
   

90歳を過ぎてもお元気なはるちゃんにいつもパワーをもらっています。
花情報を交換しお別れをして、小休止

辺りはガスで展望はありません。
ここからは表参道からの登山者と合流しますます多くなります。
   
 
見上げると二の鎖を登っている沢山の人が見えます。
初めての人は登ってみたくなりますよね。

鳥居を潜って階段を登ります。こんなに急なかったかななんて言いながら…
   

二人に待ってもらって
新しくなった避難小屋のバイオトイレに初めて行きました。掃除も行き届いていて綺麗です。

「お待たせ~」と二人の傍に行くと「天狗さんの鼻どうだった?」と聞かれ
「えっ!くってけてあるよね」「いつくっつけたのだろう??」
画像を確認したら今年の正月に登った時にはくっついていました。 
   

二の鎖小屋をあとに迂回路を
登山道脇のミヤマヒキオコシやアキノキリンソウ、シラヒゲソウ等を見ながら進みます。 
   
 
そしてミヤマトウヒレンも咲き始め
鎖場を登る人がここからも見えます。こんなに見たのは初めてかも…
 
 
登山者も多いですね。

そしてはるちゃんに教えていただいたタマガワホトトギスがまだ綺麗に咲いてました(^O^)/
寒風山ではまだ蕾だったので見られて嬉しかったです。
   

シラヒゲソウやイワアカバナも咲いていて 
   

面河分岐
ここまで来れば山頂はまもなくですが~
またまた花に呼び止められてしまいました。
   
 
桟道脇には沢山のシラヒゲソウやダイモンジソウ、ノダケまで
   
 
白装束の信者さんも下って行かれました。
最後の桟道を登りきると視界が開けます。
朝山頂がガスっていただけに二の森から堂が森方面が見えてラッキー
   
 
最後の石段を登りだすと、今日一番の素晴らしいお花畑に「綺麗、キレイ!」の歓声です。
   
 
ミソガワソウとオタカラコウの競演です。
 
 
もう一枚                         こちらはミソガワソウの群生
   
 
12時35分弥山とうちゃこ
沢山の登山者で賑わっています。
   

着いた時隠れていた天狗岳、半分姿を現しました。 
全貌が現れると皆さんカメラを構えます。
青空になったり、ガスったり一喜一憂しながら、お昼にしました。
   
 
青空になると天狗岳山頂にも沢山の人が登られているのがよく見えます。
  

食後、山頂山荘へ

入口には「冷え冷えビールあります」
私とreikoさんはkeitannさんからいただいたチーズケーキでのんびりコーヒータイム

いつかここに泊まって夕日やご来光を眺めるのもいいなと思いました。 
 
 
山荘から出ると天狗さんも隠れてしまったし
下山後の温泉が待っているのでそろそろ下りましょうか

神社にはこんな張り紙がありました。時代ですね。
   

山頂には まだまだ人が多いです。

13時19分花を愛でながら下ることにしましょう 
   

トイレの階段の下に咲いていたダイモンジソウ 
   

沢山の方が下られています。
若い登山者が増え、子供さん達にも登山靴など
きちんと装備して登られている人達が多いのには感心させられました。

登山道の階段のところに咲いていた可愛いイワアカバナです。 
   
 
二ノ鎖小屋でも沢山の人です。またガスが出てきて展望はありません。

13時46分鳥居を潜り表参道と別れ、土小屋へ
   

登ってくるぬいぐるみのようなワンちゃんと会ったり
往路で見なかったイケマを見つけたり 
   
 
またボッカさんにもお会いしました。

14時18分東稜分岐です。ここで最後の小休止
 

どんどん下って15時33分下山です。 

お疲れ様でした。もう随分車は少なくなっていますね。
石鎚山頂もすっかり雲の中
さあ温泉へGO
   

丁度バスがやってきました。
いつかこのバスに乗って面河から土小屋縦走もしてみたいと夢は広がります。 

木の香温泉でさっぱりした後は河原で土佐のアイスクリン「天日塩最中」
さっぱりしていて美味しかった~おすすめです。
   
   
涼を求めて久しぶりの真夏の石鎚山
沢山の花も見ることができたし、はるちゃん達にもお会いできて楽しい一日になりました。
keitannさん、reikoさんお疲れ様でした。 
   

石鎚山 1982m (愛媛県)
 
 
◆ 2016年8月14日(日曜日)晴れ

◆ メンバー  keitannさん・reikoさん・ピオーネの3人
◆ 土小屋9:15-休憩所10:21/10:29-東稜基部10:51-二ノ鎖小屋11:41/11:54-弥山12:35/13:19
   二ノ鎖小屋13:46-東稜基部14:18/14:30-休憩所14:50-土小屋15;33
                                    (約6時間15分休憩昼食撮影を含む)