亡きペーコちゃんを偲んで犬返しを歩くことにした5月4日、 女性軍が家庭の事情で参加できなかった。 行けなかった私達は11月19日に計画したが、今度はお天気が良くないので、延期となった。 そして11月下旬エントツ山さんから12月に案内していただけるというので、 12月3日に行くことになりました。 11月の計画では、犬返しから東平へ下る予定でしたが、 11月末で東平が閉鎖になったので変更して、魔戸の滝に下ることになりました。 当日朝７時にエントツ山さんとむらくもが車に自転車を積み込み山根運動公園で待ち合わせ 魔戸の滝の下山場所に車を２台デポしてそれぞれの自転車で 集合場所の山根運動公園で合流することとしました。
当日は快晴　 7時45分大野原のいつものところで花も団子もトリオはワンワンさん達と待ち合わせ、 吉備路の極楽とんぼさんの運転する車で、山根運動公園に向かいます。 ８時３１分準備をしているとデポした二人が軽快に自転車でやってきました。 今回のもう一つの目的はワンワンさんとエントツ山さんの初顔合わせです。  ここでご対面　ご挨拶を済ませて出発です。
9時出発予定でしたが、少し早目の８時４０分スタートです。 まずはここから見えるエントツ山を目指します。
山根運動公園の南側の歩道を上がって行くと、学生が朝練していました。いい練習場ですね。 市内が綺麗に見えます。
ここから登山道です。道標もあります。日本庭園のようなところから登り始めます。
整備されて歩きよい道を進んで行くと
伝言板もありました。まずは145ｍ先の煙突に進みます。
視界が開け、足元にはまだアキノキリンソウが咲いています。 8時59分まもなく煙突が見えてきました。
煙突を近くで見るのは初めてです。広場に出て見上げると大きい～約20ｍもあるそうです。 突然むらくもから「ＳＤカードの予備持ってないか」という なんとカメラにカードが入ってないというのだ。 なんで入ってないん？いつも予備持っているのに…それも置いてきているようだ。 諦めて、歩きを楽しむしかない。 帰って確認したら、充電の時のバッテリーを抜いた時に、なぜか一緒に抜けたようなのでした。 市民からは「えんとつ山」の愛称で親しまれている「生子山」にある 煙突の前で皆で記念撮影します。
エントツ山さんから新居浜市内や南には朝日に輝き眩しい山々 「あれが辻が峰でペーコさんが良く歩いていてた」と教えていただきました。
9時6分ここから引き返して 奥の宮に向かいます。
9時11分大山祇神社の奥宮 この裏側から犬返しの入口になります。 左に回り込むと新居浜の市内が見渡せます。
9時13分「生子山（庄司山）城址まで　約20分」の道標 杉林の急な斜面をジグザグに登って行きます。 汗がでます。
杉林を抜けると鉄塔が見え、眼下を望むと先ほどいた煙突や新居浜市内が一望できます。 ここで上着を脱ぎました。尾根を少し歩くと 9時30分生子山（庄司山）城址
花の少ない時期にコウヤボウキが咲いています。 左に少し進んで行くとベンチがありここからも市内が一望できます。
引き返し住友共同電力送電線鉄塔横を抜けて、次は三角点に向かいます。 少し登ると生子（庄司）山山頂は広い。
9時35分　四等三角点　板ノ本（いたのもと）　300.47ｍ　 城主大明神などの3つの祠が並んでいます。
みんながそのまま行こうとした時 赤い実を沢山つけたソヨゴの木をkeitannさんが見つけます。 南に下ると道は合流し、細い岩尾根を行くと
眼下には県道47号線そして別子温泉「天空の湯」が見えます。 川を挟んだ向かいの山が辻が峰、左奥に沓掛山と笹ヶ峰が聳えています。 エントツ山さんがペーコさんを懐かしむように時々立ち止まって説明してくれます。  この木を入れて撮ったほうがいいと そしてこんなに見えることは少ないそうです。ペーコさんのお蔭かな
住友共同電力の鉄塔の左を進むとシダが現れ急な登りになります。 ここからは四国電力となるそうです。アングルが立っていますね。
右に行けば「龍河（たつかわ）神社」、まっすぐ「犬返し」に進みます。  鉄塔に出ました。ここは四国電力西条線、さすがに大きいわ
種子川林道分岐を過ぎ、 10時36分犬返し山頂　579ｍです。
ペーコさん　きたよ～
鐘を鳴らしてみんなで記念撮影後大休止です。 ペーコさんの大好きだったビールやワイン、お菓子にコーヒーをお供えして、みんなでいただきました。
そこへタキオンさんや黒川さんご夫妻そしてtakahamaさんご夫妻がやってきて、 狭い場所はいっぱいになり、ますます賑やかになりました。 そして魔戸の滝まで皆さんもご一緒することになり、 総勢12名にの編成隊が出来上がりました。 掲示板でみたエントツ山さんが設置された立派な銅板の山頂標識もありました。
エントツ山さんが、鐘の下に置いてある地図の補充をしてくれていたのでいただきました。 わかりやすい地図でコースをかえて歩いてみたいと思います。 各自記帳して、11時13分後にします。 ビール持ってまた来ますね。
犬返しの険を下って行きます。 危ないところにはロープがあるので、大丈夫です。
下ってきた岩壁を振り返ります 。 下にエントツ山さんが待っています。 これがかの有名な犬返しの壁なんですね。 皆さんはもう下られていてわたしたち３人だけになっています。 まずはreikoさんが慎重に下って行きます。
最後のむらくもは、難なくくだってしまいました。 下ってもう一度眺めます。 車をデポしてなければまたここを登らなくてはいけません。 固定されたロープがあるので助かります。
皆さん揃ったので先に進みます。10分程で 11時34分三等三角点「種子川山」538.9ｍの到着 辻ヶ峰や黒森山が見える鉄塔をすぎると
崩壊地の上に出ました。崩壊地に下り
崩壊跡にkeitannさんを案内するエントツ山さん
皆で崩壊斜面間際までいき見下ろします。下に林道が見えます。こわ～い　 崩壊跡を過ぎると林道に出ました。
11時49分少し進むと分岐です。 ここでエントツ山さんが、説明 むらくものブログでしゃもじの字がきちゃないと書かれたとしきりにおっしゃいます。 丁寧に書かれていますよね。むらくもより断然綺麗です。
左に林道を進むと魔戸の滝に行けるようです。 私達は尾根道に進みます。これがまた急なんです。 上側の林道のコーナーに出ます。
しゃもじの案内板に従って、 そのまま急な尾根道に入ります。
足元の悪い急坂を登ります。  takahamaさん達も頑張って登ってきます。
林道に這い上がると道標があります。 ここから少し右に回り込みます。
石積があります。ここから歴史を感じながら歩いて行きます。 石段を登って行くと
12時16分　旧端出場水力発電所「 沈砂池跡」
沈砂池の歴史と子供の頃のことを折りまでながら、丁寧な説明をしてくださるエントツ山さんと それを聞きいる皆さん
次に石ケ山丈停車場跡に向かいます。
石積の横を通過し、 12時36分石ヶ山丈分岐です。
上部鉄道跡を一本松方向に進むと石ヶ山丈停車場跡までやってきました。 今日はここまで
12時40分ここでお昼にすることにします。 その時、reikoさんが「takahamaさんは？」「えっ！おらん」 急いでエントツ山さんが探しにいってくれて合流 跡から来ていたと思っていたのに、reikoさんが気が付いてくれてよかったわ 和気藹々楽しいひとときを過ごします。 食後は、タキオンさんから美味しいコーヒーをいただきました。 最後に自分のがなかったそうですみません。
エントツ山さんはみんなと記念撮影です。 吉備路の極楽とんぼさんとワンワンさん・タキオンさん takahamaさんご夫妻・黒川さんご夫妻  13時23分石ヶ山丈分岐まで引き返し、平坦な牛車道を歴史を感じながら 魔戸の滝に向かいます。
13時36分魔戸の滝分岐です。 左は作業道、まっすぐ進みます。
間違いやすいところには案内板があります。  岩を過ぎれば、魔戸の滝への急な下りになります。
滑りやすいので慎重に下って行きます。
14時12分　魔戸の滝　 紅葉も綺麗です。陽射しがあればもっと素晴らしいでしょう。お昼頃がいいそうです。
最後に記念撮影です。 14時28分無事みんなで下山です。
河岸には咲き始めたヤブツバキが待っていてくれました。 ここからデポしておいた２台に乗り合わせて、15時山根公園駐車場まで戻りました。
自転車を積み込み、ここでエントツ山さんとお別れです。お疲れ様でした。 エントツ山さんに教えていただいた近くの「新居浜温泉パナス」へ
駐車場は満車状態、見事な皇帝ダリアが咲いていました。天然温泉で汗を流し、岐路に着きました。
三度目の正直、エントツ山さんの案内でやっとペーコさんの鐘を鳴らすことができました。  エントツ山さんには大変お世話になりました。 車のデポや犬返しでのコーヒー等色々お気遣いいただき本当にありがとうございました。 吉備路の極楽とんぼさん、ワンワンさんには遠路ご苦労様でした。 お天気に恵まれ、皆で歩けて忘れられない一日となりました。 ご一緒していただいた皆さんありがとうございました。
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