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keitannさんが20日に岡山のミノコバイモの下見をして来てくださった。
月末には見頃を迎えているはず
週末のお天気にヤキモキして不安定な天気予報ですが31日に行くことになりました。

今回はミノコバイモを見たことがないというアカリプタさんをご案内
遠路来られるので、香川のケスハマソウも見たいという

ミノコバイモはお天気や気温に左右されないで咲くので
先に岡山へ行って、帰りにケスハマソウを見に行くことにしました。
当日丸亀の某所で7時に待ち合わせ、
アカリプタさんの運転で、一路ミノコバイモを目指します。

瀬戸大橋は風があり少し揺れますが、瀬戸内海の島々はよく見えています。 

山陽自動車道を走り、瀬戸PAでトイレ休憩し和気ICで降りると、
今回も和気富士の斜面にツツジのピンクが見えます。

30分程の山なので登ることにしました。
NTTの裏の登山口の手前の空き地に駐車させていただき

8時22分 最上稲荷の赤い鳥居を潜って石段を登ると
まもなく最上稲荷に着きました。
   


案内板の横から整備されたジグザグの木段を登って行くと
朝日に照らされたミツバツツジが次々に見られるようになります。
 
   


10分ほど登ると視界が開け、
岩場から眼下に和気の街並みや吉井川の川の流れが見えてきました。
今日はよく見えています。
 


JR山陽本線を走る貨物列車が丁度通過してきたので
カメラを向けてみました。撮り鉄ではありませんが・・・ 

鮮やかなミツバツツジが咲いています。
青空にピンクが映えます。
   


綺麗な「躑躅の小路」のトンネルを進んで行きます。
 keitannさんのウエアの色と合っています。
 

少し進むと花つきのいい満開のミツバツツジがありました。
 
   


山頂直下で登山道から離れた斜面に見事に咲いているミツバツツジが見えました。
その向こうには金剛川が流れています。

少し登っただけでこんなに沢山のミツバツツジが見られてよかったです。
 


町指定史跡 和気北曽根城跡

この城は戦国末期に、浦上宗景の家臣、明石景行が開いた城で
跡を継いだ弟が、宇喜多氏に従い、朝鮮出兵ののち
関ヶ原で敗戦、さらに大阪の陣で豊臣秀頼について敗北、
この城は廃城となったそうです。
   


山頂には電波塔

少し離れて四等三角点/和気富士があります。
   


山頂の小さな広場には祠があり、桜も咲き始めていました。
ここから引き返します。
   


大きく蛇行した吉井川が見えています。

下っていると登って来られる団体さん
その後からも次々すれ違います。
この時期登山者が多いですね。
   


ミツバツツジを堪能し、9時14分下山です。

ゆっくり50分程で山を楽しむことができました。
   


下山後車道から和気富士を望みます。
金剛川堤防からのほうが和気富士らしいですね。

国道374号線を走り、車窓から満開の桜を楽しみます。

棚田の里に寄り道

ここの桜はまだ三分咲きほど
   
 

目的のミノコバイモのところでさあ撮影タイムです。

小さなトサコバイモより大きく見つけやすく
あちこちで見られました。

伐採されたところもあり、環境の変化が心配です。


花は釣鐘形、紫褐色の網目状の斑紋が目立つものが多く、
先端は尖っていて葯は白い 
   
 
こんな石ゴロゴロのところで咲いています。
   
 
仲良く並んで
 

他にも咲き出しています。

・ナツトウダイ                    ・ニワトコの花              ・ナガバノモミジイチゴ 
 


たっぷりミノコバイモを散策することができ満足満足

桜も綺麗です。
 
   


近くでイベントが開催されていて、
小腹も空いたので、オーガニックコーヒーと手作りケーキをいただくことにしました。

ここに地元のCATVも来られていて、私達も放映されたかも??

お花見もできたし、小腹も満たし、小さな里山の春を満喫
さあ次のところへ移動です。
   


道中また怪しい雲の動き
フロントガラスに小雨が・・・

どうか散策の時には上がってと願いながら走ります。

次の場所に着くと
山には黒い雲、風が強いですが、曇り空
 
ここでは満開のミツマタやトザミズキも咲いています。


風に揺られて撮影しにくいのは黄色いイヌナズナ

ナズナに似ていますが、食用にならないとからだという。
ナズナの果実と比べてみました。
果実は短角果で、隔膜と平行に平たい楕円形で、短毛が密生
   

・カントウタンポポ              ・オドリコドウ                ・?スミレ
 
 
・カテンソウ                ・キュウリグサ?                 ・ヒメオドリコドウ
 

・ヒメスミレ                           ・キビシロタンポポ

                             シロバナタンポポと比べると、頭花は小さく、
                                総苞外片は圧着して、角状突起はほとんどなく、
                               花の色はうすいクリーム色である。花茎が短く、
                               せいぜい30cm程度で、葉の程度の高さである。
   
 

花散策が終わるともう1時前なので、ここでお昼にします。
この時アカリプタがカメラの入れ物を落としたことに気が付き、
近くなので探しに行ったのですが、見つけることができませんでした。
お気の毒です。


次に移動中見つけた、車道脇の大きな枝垂れ桜に車を停めて撮影
 


次に向かったところには

ジロボウエンゴサクの群生地 
 

・ツクシ                ・ニリンソウ                 ・ヒメニラ 
 
 

有料のカタクリ園が開園するというので、
無料のいつものところも咲いているだろうと行ってみました。

13時40分頃着くと散策されている方々が見えます。

昨年は11時頃で斜面一面日差しがあたり、カタクリも綺麗に開花していたのですが
今回は日陰の部分も多く、午前中の不安定な天気と低めの気温で、
一斉に開花とはなっていませんが、
今季お初のカタクリをこれだけ見られたのですから満足満足

カタクリ 
 
 
   
 
   


ホソバナコバイモ

花は細い筒状鐘状、
花被片は条線、外側の突起は目立たない。葯は白色

真っ白な花もありました。
 
   

たっぷり花散策をしたので
14時11分 一路さぬきに向けて車を走らせます。



飯野山
 

飯野山に近づく頃また小雨が降ってきましたが、
野外活動センターに着いた時には晴れ間が出ていました。 

急いで準備を済ませ、
15時26分 始めると上から声が聞こえます。
なんとアンジーパパさんとアンジーです。
久しぶりの嬉しい再会です。
遅い出発でしたのでゆっくり話できず残念
 
   


お別れして進むと咲き始めた鮮やかなツツジや 
見上げると満開のヤマザクラのお出迎えに足取りも軽くなります。
   
 
   


登山道がこんなに綺麗になったところもありました。

ため池が輝いています。
 
   

 猫山城山方面
 


17時8分飯野山山頂にとうちゃこ
三等三角点421.7m
 
   


山頂の温度は9度
じっとしていると寒いので、上着を着て
コーヒータイムでホッと一息

17時27分 下山開始
温度計を見るとなんと8度に下がっています。寒いはずです。
急いで下ります。 
   


三合目まで下って来ると、西の空が夕日で赤くなっています。

下山後は、桜のシルエット越しに夕日まで見ることに・・・
 
   
 

他に見た花
   

・ヒメハギ                   ・ケスハマソウ            ・シロバナハンショウズルの蕾 
 
 
・ナガバノタチツボスミレ              ・シュンラン
 
 
不安定なお天気でしたが、
花散策の時には雨もあがり、青空も出て
沢山の花散策をすることができたし
二県の富士にも登ることができ
大満足の一日となりました。

アカリプタさんには長距離に運転ありがとうございました。

keitannさんお世話なり、ありがとうございました。 
   
   
   
   
   

和気富士 172.8m(岡山県) & 飯野山 422m(香川県) & 花散策
 

 ◆ 2019年3月31日(日曜日)晴れところにより小雨

 ◆ メンバー アカリプタさん・keitannさん・ピオーネの3人
 ◆ 和気富士  登山口8:22-山頂8:51-登山口9:12  (約50分撮影含む)

   飯野山    野外活動センター駐車場15:26-6合目16:29-山頂17:08/17:27-駐車場18:15?
                                   (約2時間45分 花散策、休憩含む)