reikoさんから本島に行きませんかの嬉しいお誘いに即OK なんとさぬき忘年登山でご一緒したやまももパパさんとえ~ちゃんも参加されるという これは賑やかな山歩きになりそうです。 |
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keitannさん宅に7時20分集合し、え~ちゃんの車で丸亀港へ 駐車場は一日1000円(4人なら割安です) 運賃往復券1050円を購入し、 7時40分発の本島汽船で出航 丸亀のほうは曇よりしています。 船内で打ち合わせ、時計回りで歩くことにしました。 35分で本島港に到着 |
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朝日が出てきました。 | これから登る山並 | ||||
まずは本島観光案内所で高無防山(たかんぼうさん)のことを確認に寄ります。 すると登山道は整備されているようで、 生ノ浜から尾上神社まで縦走もできるそうです。 地図もいただいて西へ海岸を歩きます。 |
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乗ってきた本島汽船 | |||||
間もなく木烏(こがらす)神社です。 この鳥居は薩摩の石大工によって作られ、 高さ4,5m石組が太く安定感があり、笠木も珍しい形をしています。 建立当時の塩飽の繁栄が偲ばれます。(引用) 社殿前にある建物は、約150年前に建てられた千歳座(ちとせざ)で 全国的にも数少ない芝居常小屋の一つだそうです。 ここから北へ |
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咸臨丸水夫 横井松太郎 正家跡や 人名(にんみょう)の墓(朱印状により領地を与えられた船方衆のこと) 年寄り入江四朗左衛門の墓の前を通る 右手に黄色いからし菜の花 島の春は早い |
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本島市民センターからのJAの「本島ハイキングコース」の案内板に従って(左折)西に進みます。 |
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山に向かって進み竹林を歩くと その突き当りは旧国民宿舎で今は建物はなく更地になっています。 階段など面影が残っているだけ 右折し、横を通ってジグザグに登って行きます。 |
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少し登ると早くも暑くなり、皆一枚脱ぎました。 ここは今もなお痛ましい山火事の跡を残しています。 reikoさんが写しているのは |
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この素晴らしい展望 |
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石碑に展望所と書かれてあるので行ってみることに 左の藪の中の薄い踏み跡を5分程進んで行くと そこにはかつての展望所の跡? しかし今は草が茂り展望もありません。 そしてここが泊山のようです。 |
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keitannさんはせっかく剪定鋏を持ってきたのだからと 茨を切ってくれました。鋏の出番があってよかったわ 石碑のある分岐まで引き返し、金剛峰(こんごうみね)に向かいます。 山頂らしきものはなにもありません。 ピークだけ |
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少し下ると八ヶ峰(はちがみね)そして手前に正覚院の屋根がちょこっと見えてきました。 大浦行とフクベ鼻も見えてきました。 |
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keitannさんの案内で右奥の院不動道と刻んだ石碑から寄り道 ここまで来ると吹き上げる風が冷たく感じられます。 行く途中にはいまだに残る無残な山火事の跡です。 |
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うわ~巨石~落ちてきそう 「不動明王磨崖仏」が見えてきた。 本島には磨崖仏五か所あるようです。ほかには ゆるぎ岩観音(生ノ浜)・観音菩薩(生ノ浜)・水不動(正覚院)・ 不動明王(笠島) 島の人の信仰の深さが窺がえます |
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石碑まで戻り、今度は八ヶ峰へ すぐに立派なお墓があります。前を過ぎると「左大浦右泊」の石碑 ここを通って島を縦走はむらくもと坊主さんに?なんて声も |
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道幅も広くなり ドコモの電波塔を過ぎると正覚院の屋根が右手に見ながら そのまままっすぐ進むと目の前に鳥が歩いています… ルリビタキの♀のようです。 そーと近づいても逃げません。 ちょこちょこと私たちの前で案内してくれました。 しばらく時間を気にせず遊んで |
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2002年8月の山火事があった焼け跡の尾根を歩き やっと八ヶ峰にとうちゃこ |
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山頂の木々の間からは対岸の鷲羽山ハイランドや水島がよく見えます。 分岐まで引き返し正覚院へ |
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まもなく正覚院裏の観音堂に着く。苔むしたいい雰囲気です。 下って本堂に |
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正覚院は別名山寺。 約1300年前に行基が創建し、京都の醍醐寺を創建した理源大師の生誕地。 毎年7月第3日曜日に熱湯加持や火渡りの荒行で所願成就を祈り、福引・お接待あるそうです。 平成14年8月20日に大規模な林野火災が発生して、鎮火したのは なんと9月3日で、島の24㌫が焼失したのだけれど ここ正覚院だけは火災を免れた ここで小休止 境内にはカンアヤメやヤブツバキが咲いていました。 入口には瓦に生け花 |
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山門の石段を下り、 静かな竹林の参道を通り |
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参道沿いには石仏や水不動 いったん車道に出ます。 |
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舗装された車道を歩くと木漏れ日の中に六地蔵さんがあります。 上水道屋釜加圧ポンプがある屋釜分岐を左折 |
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目の前に見えている山を目指して車道を歩くと 峠を越えたところに高無防山(たかんぼうさん)登山口があります。 なんと立派な案内板、そして広い登山道ではありませんか |
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整備されているとは聞いてきたけれど、 これほど綺麗な階段までついているなんて驚きです。 この階段ずーと続いているんです。 結構きついのに元気な男性二人はどんどん登っていきます。 「早くここまでおいでよ」と声がする 大岩までくると |
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お~なんと素晴らしい展望でしょう! 輝く海の向こうには飯野山や青野山も見えます。 |
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歩いてきた稜線、その奥には本島最高峰小阪山(203.4m)も見えています。 |
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まもなく高無防山山頂です。 山頂標識はありません。三等三角点があるだけ 展望もないので記念撮影して下山です。すぐにサルトリイバラの大株発見 眼下に広がる瀬戸大橋を見ながら下っていきますので気持ちいいのです 急降下ですので滑りそうになりがちなので、疲れます。 |
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10分ほどで下山です。 海を眺めながらのんびり車道を歩き、五座目の遠見山へ 瀬戸内海国立公園遠見山遊歩道入口から登ります。 |
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天狗のあしあとを探すkeitannさん。 身軽いやまももパパさんはすぐに大岩に登って楽しんでます。 その後で私とreikoさんも登ってみました。 |
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大岩からの展望 |
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この岩カメに見えませんか | 遠見山(とおみやま)101m山頂 | ||||
お昼前です東屋もありますがよいお天気なので ベンチでランチです。 みんなカップラーメン |
展望台は少し木が茂っていますが… | ||||
瀬戸内海が一望でき、瀬戸大橋も間近に見え、走っている車まで見えます。 |
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いつまでも見ていたいのですが、そろそろ笠島へ下山です。 途中にあったピンクのコウヤボウキの群生 |
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遊歩道を下って行くと 左手に妙見様が見えます。 |
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尾上(おのうえ神社)まで下りてきました 尾上神社の拝殿は、大正五年の建築で 建物は、明治三十年に創立され大正九年に廃校になった 組合塩飽補習工業学校の生徒(10歳から13歳)による建築である事を見逃すことができない。 尾上大明神と刻まれた灯篭は古く有名 境内には尾上座という芝居小屋があり 当時の面影は北側に地形石(じぎょういし)を残すだけ |
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笠島町並み保存地区(国選定重要伝統的構造物群保存地区) 「マッチョ通り」に入ると 江戸時代から戦前に建てられた建物が100棟余り残されいて 時間が止まったよう 懐かしいポストもあります。 |
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今回塩飽大工の匠の技を見せていただける吉田邸に寄ります。 入場料は大人200円 築100年の吉田邸は外観より中が立派で ここの方が丁寧に説明していただけました。 |
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有田焼の陶磁器の便器 | 総漆塗の嫁入り箪笥 | ||||
刀の鍔・古銭をはめ込んだ貴重な欄間 | 塩飽大工の匠の技が光る 床の間 書院組子障子の細工が細かい |
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吉田邸を出てもうろうろ散策 庭にはサザエの殻が島らしいですね 歩いているのは私達だけ |
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海岸の下りるところがあったので、下りてみました。 スマホでパノラマ写真を撮る二人 目線が違いますね |
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瀬戸大橋を眺めながらのんびり海岸沿いを歩いていきます。 |
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AZUL CEIELOと書かれています。貨物船? |
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車道脇には磨崖仏 びっくりです!長い竿に生のタコを干しています 目の前には瀬戸内芸術祭の作品善根湯 |
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人にも会わず車も通りません。のんびり歩いていると 営業中の茶房が目に入り、コーヒーを注文 気さくな島の人たちとお話 人口は多い時の10分の1に減少しているとか (2015年1月1日237世帯409人) |
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最後に塩飽勤番所(しわくきんばんしょ)も見学します。 時計を見るとただ今1時40分ならば2時15分の船に乗れそうです。 急いで見ることにしました。 帰りがけに係りの方がお茶を入れていただきました。 これが何とも美味しかったんです。 お礼を行って後にします。 塩飽勤番所は国指定重要文化財 幕末時代に塩飽全島を統率していた政所(まんどころ) 年寄が政務を執った本館、信長・秀吉・家康から与えられた朱印状などが保管されていた朱印蔵や 本館に朱印状や咸臨丸(かんりんまる)の航海日誌などを展示しています 入館料/大人200円 |
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帰り道こんなかわいいブイを見つけました。 |
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今日歩いた山並を眺め、出発10分前に到着 三人何を確認しているの? |
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すでに旅客船は停泊していますので、乗り込みます。 なんと操縦されている方が、吉田邸の現当主だとは驚き! 酔いそうになったらいけないので、眠っちゃいました。 20分で丸亀港の到着 やまももさんが迎えに来られていました。 今度はご一緒しましょう このあとおまけがついてます。 キャラメルではありません。 |
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登山日和で5座ゲット 歴史と文化に出会う本島めぐりも半分しか歩けていません。 いつか残りの半分と山縦走してみたいと思います。 充実した一日でした。 ご一緒していただいた皆さんお疲れ様でした。 またよろしくお願いします。 |
本島(泊山・金剛峰・八ヶ峰・高無防山・遠見山) 香川県 |
◆ 2015年1月10日(土曜日)晴れ ◆ メンバー やまももパパさん・え~ちゃん・keitannさん・reikoさん・ピオーネの5名 |
丸亀港7:40~本島港8:15-木烏神社8:33-泊山9:14-金剛峰9:33-八ヶ峰9:55-正覚院10:07/10:22- 高無防山11:08-遠見山11:40/12:05-笠島町なみ保存センター(吉田邸)12:21-茶房13:20/13:34- 塩飽勤番所跡13:39/13/52-本島港14:15~丸亀港14:35(約7時間休憩含む) |