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むらくもがタカネバラを見に行こうという
梅雨の晴れ間は火曜日だけなので
日曜日に蒜山に登ったばかりですが23日に決行
当日5時15分自宅を出発

瀬場には6時20分過ぎに到着

トイレのところには一台のみ 路肩に駐車し
準備を済ませて歩き出した時、やってきたのはなんと流れ星さんでした。

嬉しい出会いです。

6時35分 挨拶をして先にアジサイの咲き始めた登山口をスタートです。
   


むらくもはどんどん先を歩いていて見えません。
花を探しながらマイペースで歩いて行きます。
しかし咲いていたのはキランソウだけ

6時55分 筏津からの登山道に合流

樹林が少し開けて真っ青な空と遠くに山頂が見えています。
 
   


水場を過ぎるといつものところにトチバニンジン

豪快な八間滝の水の流れの音が聞こえてくると
目の前には朝陽に鮮やかなヤマツツジが咲き誇っています。

木々の間からやっと見えた八間滝
   


前より随分傷んだハリバンをなんとか通過

単独の女性に先に行ってもらいます。
山頂でまたお会いすることになります。
   


荒れた登山道に倒木もあり、跨いで通過

見ていたウリノキも見当たりません。

やがてレーサーさんと流れ星さんが追いついてきました。

以前崩壊していたところでむらくもが待っていてくれたので
嬉しい再会でした。

健脚のお二人はすぐに見えなくなりました。
   
 

7時38分 アジサイが見えてくると一本橋なのですが
そのヤマアジサイがありません。

古くなった橋が新しく付け替えられています。

新しい橋を渡るのは初めてです。
壊れかけて渡るのが怖かったけれど
しっかりした橋になり安心して歩けます。

いつも休憩していましたが通過です。

7時39分 すぐの分岐はタカネバラを見るので右俣に進みます。
   


新しい道標ができていました。

コース時間は目安として気にせずに登って行きます。

梅雨の晴れ間、快晴です。
青空と東光森山の稜線が見えています。
   


少し進んだところで結局小休止
5分休憩後植林の中を登って行くと
やがて小さな滝の上

水辺の近くは涼しい

アワモリショウマまはだ蕾

8時8分 綺麗に咲いているコゴメウツギを見てなんなく渡渉
   


ここから長い植林の中を黙々と登って行きます。

8時43分 最後の渡渉点でバナナ休憩
見上げるとオオバアサガラが咲いていました。

休憩しているとなんと伊予の鈍亀さんご夫妻がやってきました。
「お久しぶりで~す。」暫く山談義
   


9時1分 タカネバラを目指して橄欖岩の道を登り始めます。

私達はゆっくりなので先に行ってもらいます。

10分登るとモリイバラが咲いています。
   


さらに登ると

優しいピンクの妖精に今年も会えました(^O^)/
ここからは撮影しながらゆっくり楽しみながら登って行きます。
   
 
   


花後も多いのですが
それでも沢山の花を見ることができました。
 
 
 
 
   
 
 
 
イヨノミツバイワガサやヤブウツギも咲いています。
   


ドウダンツツジも咲いていたり
アサヒナカワ トンボもいました。
   


10時33分 赤石山荘/権現越分岐に着きました。

左に進む登山道にはシライトソウが点々と咲き始めています。
   


10時40分 赤石分岐まで来ると
咲き始めたタカネバラが綺麗に咲いています。
蕾も沢山つけています。
 


keitannさんが7月2日に登った時まで綺麗に咲いていたようです。
 
お腹も空きましたが、木陰で水分補給後ゆっくり登って行きます。
   


日差しがきつく暑い

振り返ると山並がよく見えています。
   


シコクギボウシはまだ小さな蕾、マイズルソウもスタンバイしています。

咲き始めたタカネバラや
咲き誇るイヨノミツバイワガサやキバナツクバネウツギを楽しみながら登って行きます。 
   


11時9分  赤石越えに着く

山頂まで10分、歩き出すと笹枯れして登山道は様変わりしています。
鹿のせいなのか笹の花が咲いて枯れたのかわかりませんが・・・
 


登って行くと下ってきたのは
レーサーさんと流れ星さんそしてなんとストンリバーさんでした。
皆さん考えることは同じですね。

久しぶりの再会に暫く談笑
 楽しいひとときでした。
八巻山に向かう三人を見送り山頂に向かいます。

展望が開け、八巻山方面を見ると
   


岩稜帯を歩く流れ星さんが見えたので「ヤッホー」と手を振ると
気づいた流れ星さんも手を振り返してくれました。
 


山頂手前で追いついて来たのはクムトマトさんでした。
「お久しぶり~」なんとまた嬉しい再会でした。

むらくももは熱心に撮影しています。
 
   


11時28分 東赤石山(1707m)山頂にとうちゃこ

新居浜の街並みや燧灘がクッキリ見えて感動

山頂には私達を追い越して行った単独の女性がいました。

クムトマトさんとすぐに三角点に向かいます。
   


11時34分 三等三角点/赤石 1706.2mに着く 

そこには権現越え方向から登って来られた伊予の鈍亀さんご夫婦がいました。
 


八巻山に向かうクムトマトさんを見送り
私達と伊予の鈍亀さん達はここでお昼にします。
 
   


山頂でおいでた単独の女性もやってきました。

お話しすると東京から来られたという
観音寺からレンタカーでここまで来られて
明日は三嶺に登られるそうです。凄いですね。

12時前伊予の鈍亀さん達が先に出発されました。
石室越えのオオヤマレンゲを見に行かれるそうです。

12時3分 私達も三角点を後にします。入れ違いに2人やってきました。

12時10分東赤石山山頂まで引き返し、八巻山に向かいます。
   


赤石越えを過ぎ、岩稜伝いに進んでいると

イワキンバイが咲き誇り目に留まります。
 
 


コウスユキソウや東赤石を代表する花の一つタカネマツムシソウは出番待ちです。
 


歩いて来た岩稜と東赤石山本峰を振り返る 

八巻山への岩峰
むらくもは随分先を歩いています。
   


岩場が似合うタカネバラ

もう少しで咲きそうなギボウシも見かけます。 
   


12時52分 八巻山1698mに着く

ここで休憩と思ったのですが、日差しがきつく暑いのでおかめ岩まで下ることにしました。
   


伊予の鈍亀さん達はどこを歩いているかしら 

岩場を慎重に下り始めると
   


途中の岩棚でユキワリソウやキバナノコマノツメがあちこちで
「私を見て」言うように綺麗に咲いています。

貸切の撮影会となりなかなか進めません。
 
可憐なユキワリソウ
   
 
   
 
   
 
スタンバイのギボウシ
 


13時19分 おかめ岩まで下ると足元にも
ユキワリソウとキバナノコマノツメのお花畑

沢山のお花を見られて大満足

おかめ岩に下でゼリー休憩 
吹く風が涼しい

ここからも燧灘がよく見えています。
   


おかめ岩を頑張って持ち上げてみましたが・・・

13時34分 さあ天女花に会いに下って行きます。
   
 

むらくもはどんどん下って行きます。
 
 

私はタカネバラを探しながら下って行きます。
   


橄欖岩に白いイヨノミツバイワガサ
   


13時53分 赤石山荘に着く
ザックを下ろし、天女花のもとへ

先に着いたむらくももたっぷり撮影したようです。
見頃をすぎたのもありますが
綺麗に咲いています。蕾もあります。

撮影していると男性2人がやってきて「咲いていますか?」
「綺麗に咲いていますよ」

床鍋から権現越えでやってきたそうです。
花好きのお二人みたい
   
   


山荘の裏にも寄ってみると
此方も綺麗に咲いていました。
   


赤石山荘は閉鎖されています。
ペットボトルの水も少なくなってきたので山荘の裏の水場へ行くと
水場も止まっています。残念


14時12分 目的の花も見られたので山荘を後に下山開始

ここから長い下りが始まります。

トラバース分岐から八巻山を振り返ります。
天狗の庭のお花畑をみたいけれど見に来られるかしら
   


荒れて岩ゴロの歩きにくい道を気をつけながら
樹林の中を黙々と下って行きます。

辺りはスズタケが枯れて以前の面影はありません。
あまりの変わりように驚き、寂しくなります。
   


14時36分 最初の渡渉点

むらくもは帽子を脱いで冷たい水で顔を洗います。
さっぱりして気持ちいい~
   


気持ちよく下って行きます。

鹿が食べないバイケイソウが青々として
咲き始めていました。

撮影している時、むらくもが「帽子がない。顔洗ったとき忘れた。もうええわ」と諦めた時

山荘でお会いした男性お二人が下ってきて
「この帽子」と渡してくださいました。

山荘でお話ししていた時覚えていてくださって、渡渉点で拾って
追いついてきてくださったのでした。
ご親切に本当にありがとうございました。
   


先に行っていただきました。
沢音を聞きながら下って行きます。

沢の橋を渡ります。
   


濡れた橋は滑りそうで落ちないように注意して渡ります。
 ↓渡って撮影           
   


何度か朽ちかけた木の橋を恐る恐る渡ります。

皆さん迂回路を通ってるようですが、すべてそのまま通過しました。
なんとか通りましたが怖かった~

谷にかかる二本橋を渡ると 
 


15時29分 お気に入りの休憩所に着く
先行の男性お二人も休憩中でした。

 水場は涼しく疲れを癒してくれます。
パイナップル休憩

暫くすると伊予の鈍亀さん達も下ってきました。
 


アワモリショウマはまだ蕾です。

15時43分 休憩後みんなで出発
   


ここからはいやな植林帯の長~い下り

四人はどんどん下って行かれますが
私は膝に負担をかけないようにゆっくり下って行きます。 

登山道は以前より荒れているようです。

壊れかけた木の橋や滑りそうな岩や木の根っこ
道の上には根こそぎの倒木などに気を使いながら

16時30分 瀬場谷分岐まで下ってくると
伊予の鈍亀さんご夫妻が休憩中でしたが
場所を譲ってくださって下山されていきました。

水分補給をして私達も登山口を目指して頑張って歩き出します。
   
 

17時25分 下山
登山口のアジサイが出迎えてくれました。

駐車場には私の車だけ
   


梅雨の晴れ間に今年もタカネバラを堪能できました。

元気なネット仲間にも沢山会えたし

山頂からも素晴らしい眺望を望むことができ
大満足の一日となりました。

年に何度も来られる山ではないので
 無事に下山できて本当によかったです。

 見た花

この場所で久しぶりに見たショウキラン
もうすぐ咲きそうな蕾でした。
4日後には綺麗に開花したようです。
 
   

コケモモ 
   

・ヤマトウバナ                ・ミゾホウズキ               ・キランソウ  
 
 
・トチバニンジン                   ・コゴメウツギ            ・ヒロハヘビノボラズの果実
 
・キバナツクバネウツギ            ・ウスノキ                 ・ゴゼンタチバナの葉
 
 
・ツクバネソウ                  ・コウスユキソウ             ・ネバリノギラン
 
・シライトソウ                   ・コメツツジ              ・アワモリショウマの蕾
 
   
   
   
   
   
   
東赤石山 1706.2m ・ 八巻山 1698m (愛媛県)
 

 ◆ 2020年6月23日(火曜日)晴れ

 ◆ メンバー むらくも・ピオーネの2人
 ◆ 瀬場登山口6:35-瀬場谷出合7:40-右股-渡渉点8:50/9:02-トラバース道出合10:33-東赤石山山頂11:28
   -三角点11:34/12:03-山頂12:10-八巻山12:53-赤石山荘13:53/14:12-瀬場谷出合16:30
   -瀬場登山口17:25(約10時間50分休憩昼食撮影含む)
                         ※撮影タイムが多いので時間は参考になりません