翌週に信州山行なので、トレーニングを兼ね、東赤石山に登ることにしました。 この時期シコクギボウシやオトメシャジンも咲いているだろうし まだ見たことのない花も咲いているそうなので、 keitannさんにラインで連絡するとご一緒していただけるという 情報も教えていただきまだ見ぬ花に期待を膨らませます。 |
|
半端ない猛暑続きの為、早めに登りだすこととし 5時大野原のいつものところで待ち合わせ、 瀬場登山口を目指します。 6時20分頃着くとすでに二台駐車されていますので、 橋を渡った路肩に駐車し、準備 スーパー森林香もつけます。 ネムやリョウブの花を見ながら歩き始めます。 |
|
6時34分 満開のアジサイの横の登山口から登り始めます。 まもなく登山道の足元にアカハライモリ 6時57分豊後通過 今日も暑くなりそうなので、keitannさんがゆっくりペースで先頭を歩いてくれますので助かります。 分岐には落し物の帽子がぶら下げられています。 気が付いてもここまで取りに来るのもしんどいですよね。 |
|
西日本豪雨後で八間滝の水量も多い 登山道に二個の大岩が崩れています。 6月にはなかったような ここまででももう汗だくになってます。 |
|
崩壊されたところまでやってきました。 大雨後ここがどうなっているのか、情報がなかったので心配でしたが 無事通過することができて一安心 |
|
7時48分 一本橋に到着 一ヶ月に咲き始めていたヤマアジサイは終盤 テンニンソウの群落になっていますが、まだ全然咲いていません。 もう汗びっしょりなので、ここでしっかり水分補給をします。 スーパー森林香をつけてきましたがブヨもいないし、沢は涼しく快適です。 10分もいると冷えてきたので、出発です。 7時58分 一本橋を渡り、瀬場谷左俣赤石山荘へ |
|
すぐに蕾のイワタバコはありました。 撮影するのになかなかピントが合いません。 沢音を聞きながら、登って行きます。 沢沿いを進むので、少しは涼しいのですが、 それでも流れる汗を拭うタオルはビショビショ 東赤石までのルートの中で最もきついところ。 植林の中、単調な急坂が続きます。 |
|
ウスノキの真っ赤な実や花後のイチヤクソウを見ながら登っていると 大きなカエルがじっとしています。 早速むらくもはスマホで撮影 二本橋が近くなった頃 足元にナツツバキの花が落ちています。 見上げてみますが、咲いている花は見えません。 |
|
あらっ!何とも背の低いウバユリが咲いています。 まもなく9時8分二本橋に到着 そこにはタマガワホトトギスが咲いていました。 |
|
一本橋から一時間たったので、ここで小休止 水分補給で、スイカも食べてもらいます。 |
|
冷たい水で顔を洗い ぐしょぐしょに濡れたタオルは洗って首に巻きつけます。 冷たくて気持ちいい ここは暑さを忘れさせてくれるお気に入りの場所 ゆっくりしていたいのですが、まだ先が長いので出発~ |
|
9時22分 歩き始めます。 朽ちた橋は一人づつ慎重に渡ります。 |
|
二本橋から次の渡渉までは、快適な登山道 沢の流れを聴きながら、自然林が続く緩やかな道を歩いて行きます。 あらっ!足元に今度はヒメシャラの花が落ちています。 見上げてもこれも花は見られません。 |
|
日本庭園と呼んでいる苔むした岩に青々としたシダが綺麗です。 沢沿いを渡る岩にはジンジソウの葉が涼しそうでした。 |
|
まだ綺麗なブルーのアジサイが咲いています。 10時14分 第二渡渉点までやってきました。 この後沢から離れて、急坂になるので、ここで最後の休憩をしておきます。 |
|
10時36分 出発~最後のがんばりどころです。 最初は綺麗な苔を見ながら登って行きます。 橄欖岩が見えだすと天狗の庭が近い |
|
・サワオトギリ ・オトギリソウ ・コウツギ |
|
キノコもいろいろ |
|
樹林帯の中の急坂を登り切ると、前方に八巻山の岩峰が見えてきました。 天狗の庭は、夏の高山植物が咲き初めています。 日差しは暑いですが、花を楽しみます。 |
|
オトメシャジンや咲き始めたシラヒゲソウなどを写真に撮りながら、 11時47分に、赤石山荘に着きました。 暑いので、木陰でお昼にします。 |
|
可憐なオトメシャジン |
|
・ちっちゃなナヨナヨコゴメグサ ・咲き始めたシラヒゲソウ |
|
・シモツケ ・コメツツジ ・シモツケソウ |
|
・モウセンゴケの花 ・イワキンバイ ・シコクママコナ |
|
・コウスユキソウ ・ホソバシュロソウ ・ウバタケニンジン |
|
・タカネマツムシソウ ・アキカラマツ ・タカネバラの果実 |
|
30分木陰でまったり |
|
12時15分 八巻山を目指してロックガーデンを直登して行きます。 |
|
見頃のオトメシャジン この大きな株は盛りを過ぎています。 数日前は見事だったでしょうに残念 |
|
やっと綺麗に咲いているシコクギボウシがありました。 真っ白なオトメシャジンと咲き残りのイワキンバイ |
|
赤い屋根の赤石山荘を見下ろします。 コモノギクも咲き始めています。 ウバタケニンジンやホソバシュロソウ、シコクママコナ、コウスユキソウ等 ゆっくり撮影しながら登って行きます。 |
|
おかめ岩の微妙なバランスにいつも感心させられます。 |
|
おかめ岩を回り込むとシコクギボウシが見頃なので皆で大喜びです。 |
|
急な岩場を登るにつれガスが出てきて、 見る見るうちに辺りが見えなくなってしまいました。 |
|
岩場のあちらこちらで咲いています。 |
|
13時6分 八巻山山頂にとうちゃこ 八巻蔵王大権現の祠が鎮座しています。 keitannさんからパイナップルをいただき小休止 この日の山でいただく果物は格別です。 |
|
ガスが流れてきて、東赤石山頂は見えません。 13時13分涼しいうちに山頂に向けて出発です。 |
|
突然前方から「ヤッホー」が聞こえた。 私は「ヤッホー」と返したので、keitannさんはビックリされたという。 すると前から三人組がやってきます。 すれ違う時にお話しすると、徳島の方で、この山は初めてだという |
|
淡い紫色のきれいな色をしたタカネマツムシソウは橄欖岩に咲くのが似合います。 岩稜に次々と咲いていて嬉しいですね。 |
|
keitannさんはこの岩を見て「一ケ月前に私だけ潜ったよね」と懐かしく話されていました。 コウスユキソウも真っ盛り |
|
タカネマツムシソウやコウスユキソウ、コメツツジにウバタケニンジンの小さなお花畑です。 |
|
13時43分赤石越えを通過 13時53分東赤石山山頂とうちゃこ |
|
山頂にザックをデポして東へ少し尾根を辿って三角点に行きます。 展望がありませんので、引き返します。 コウスユキソウが白い花束のようで綺麗です。 |
|
15時8分下山開始です。 遅くなったので右股コースで下ることにしました。 登山口までコースタイム2時間30分 6時半までには下山できるでしょうか 15時16分赤石越えを通過 |
|
オトメシャジンやシモツケソウにヤマアジサイ等の花に励まされながら トラバース道まで下って行きます。 |
|
15時28分トラバース道まで下って来ると シコクギボウシは終盤でしたが、ピンクのシモツケソウが綺麗に咲いていました。 |
|
15時33分瀬場谷右股を下って行きます。 ここから暫く橄欖岩のごーろ状の道で歩きづらい 時折咲いているピンクのヤマアジサイやシモツケソウに 元気をもらいながら下って行きますが下りも疲れます。 登りで最後の休憩地点手前で10分程小休止 14時32分最後の渡渉点通過 ここからは植林帯の中の歩きなので、少しはましです。 炭焼窯跡を過ぎ、5時渡渉点を渡ると スダレギウシはまだ蕾です。 |
|
昨日の睡眠不足と暑さが堪えたようで、疲れもMAX 最後の休憩することにしました。 休憩ばかりしていると下山が遅くなるので、瀬場谷では休憩せず下ることにします。 |
|
小さな滝はいい雰囲気 沢を吹く風が涼しくて、休憩には絶好の場所ですね。 |
|
17時13分出発 歩き出してまもなく先を歩くkeitannさんが「イワタバコ咲いているわよ」と 最後に嬉しい出合でした。 |
|
元気を取り戻して一気に下山 登山口に着いたのが16時23分 なんと11時間50分も歩いたことになります。 本当にお疲れ様でした。 keitannさんお付き合いいただきありがとうございました。 —---◆----------◆----------◆---- |
|
2年前から見たかったコイチヨウラン(小一葉欄) |
|
ミヤマフタバランも咲いていました。 |
|
東赤石山 1706m (愛媛県) |
◆ 2018年7月19日(木曜日)晴れ ◆ メンバー keitannさん・むらくも・ピオーネの3人 |
◆ 瀬場登山口6:34-豊後6:57-一本橋7:48/7:58-瀬場谷分岐7:59-二本橋9:08/9:22 -赤石山荘11:47/12:15-八巻山山頂13:06/13:13-東赤石山山頂13:53-三角点14:27-東赤石山頂15:08 -権現越分岐15:33-渡渉地点16:59/17:13-瀬場谷分岐17:31-瀬場登山口18:23 (約11時間50分 休憩、昼食、散策含む) |