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ネットで東赤石のタカネバラが咲き始めたとの情報
昨年初めて見頃のタカネバラを見ることができて感激しました。
今年もやっぱり見てみたいとreikoさんとkeitannさんと一緒に見に行くことにしました。
先週ご一緒したアカリプタさんとクムトマトさんにもkeitannさんから連絡してくれました。
 
東赤石はロングコースなのでやはり早めの出発と言うことで
当日いつもの豊浜SAへ5時半集合
reikoさんの車で登山口へ
あじさい街道は咲き始めて綺麗です。
 
すでに登山口には数台の車、私たちは橋を渡ったところの広くなったところに駐車し準備
私がトイレに行っている時にアカリプタさんが到着
6時52分お先に出発です。
すぐにアカリプタさんも追いついてきて、薄暗い樹林の中を4人で登って行きます。
イチヤクソウはまだ蕾、ジガバチソウが咲いています。
花があっても、暗く写真はピンボケボケでうまく撮れません。
早くも汗がポタポタ落ちます。

ジグザグの坂を30分で筏津からの登山道と合流
豊後からは緩やかな道を瀬場谷に沿って登って行きます。
滝の音が聞こえ急坂を一登りすると
鮮やかなヤマツツジがまだ綺麗に咲いています
写真を撮っていると、男性二人が追いついてきました。
「こんにちは~あれ!」四国中央市のAさん達です。「お先にどうぞ」
健脚のお二人はすぐに見えなくなってしまいました。
   

八間滝が豪快に流れ落ちています。
頼りない木の橋は濡れて滑りそうなので、慎重に渡ります。
   
 
みずみずしい大きな葉のウリノキを見つけ、蕾ばかりかと見ていたら
上のほうに咲いているのを見つけてくれました。
少し登って花のイヤリングを撮影、
8時5分一本橋に到着、ここで初めての小休止
ヤマアジサイはまだ咲き始めたばかりです。
   

水分補給をしたら出発です。
橋を渡ってすぐ先に 直登ルート(右)と、瀬場谷ルート(左)の分岐 
今日の目的はタカネバラなので、右に登って行きます。
   

ここから植林の中を進みます。足元にはコナスビや花の終わったナベワリ
20分程で 滝に出会う 
アワモリショウマが水面に揺れる渡渉点
大好きな場所です。
   

この滝からの風景がいいですね。 
 

コゴメウツギを見て、左岸に渡ると
あれ!右岸を若者が下ってます。道を間違えて引き返してきたようです。
ここには案内板もありませんので、間違いやすいかも
アカリプタさんがこちらの道を教えてあげました。
せせらぎを聞きながら植林の中の単調な道を上がって 行きます。
まだかなまだかな 大きな木があればもうすぐよ
   

渓流が流れてる岸辺にあるオオバアサガラが咲いています
間もなく橄欖岩のゴロゴロ坂にはいる所で小休止
keitannさんから桃の配給
今年お初です。美味しかった~
10分程休憩してさあ頑張って登りましょう 
   

ゴロゴロ坂を登ること10分で最初のタカネバラにご対面
 
   

登るにつれてタカネバラが次々に咲いていて大撮影会でなかなか進めません。
丁度タカネバラが見え始めたころ陽ざしも差して青空も見えます。

赤いヤマツツジと白いモリイバラとピンクのタカネバラの中を歩いてくるアカリプタさん
咲き終わったものもありますが、それでも咲きはじめや蕾も沢山あって大興奮
 
   
 
   

モリイバラとフウリンウメモドキ 
   

イヨノミツバイワガサと濃いピンクのタカネバラ    
   

この日に沢山咲いていた木です。
昨年よりも少ない?裏年?
 
 
   
 

11時8分トラバース道に合流、(左)東赤石、(右)権現越え
足元にはシライトソウ
   

上を見るとシロドウダンツツジが一輪(花付が悪いですね )
まずは山頂に行ってお昼というので、左に進みます。
keitannさんがいるところにも咲き始めたタカネバラが
そしてうれしい青空です。
   
 
ヒロハヘビノボラズの花はもう実になっています。
素晴らしい視界に嬉しくなります。
   
 
まっすぐ行けば赤石山荘ですが、山頂に向かいます。
蛇紋岩の間には咲き残りのユキワリソウやキバナノコマノツメ
そしてこれから咲く夏の花々がスタンバイ
あと2~3週間もすればお花畑になるんでしょうね
   

赤石越えで、 高知の女性と別れ山頂に向かいます。
岩場にはキバナノコマノツメ
   

おじさんとお話していたら、「早くおいでよ~」
先に山頂についていた三人は八巻山の方も綺麗に見えていたそうですが、
私が山頂に近づいた時にはガスが出てきました。(-_-)
 
 
 
12時前に東赤石山にとうちゃこ
ここでお昼にします。その後三角点に向かいます。
   

三角点から権現越えのほうはガスって見えません。
少しだけ下ってみます。
咲き残りのユキワリソウが綺麗です。キバナノカマノツメやコウスユキソウも 
   
 
花散策の時にはなんと素晴らしい青空に
そして山頂まで引き返す時には海のほうからガスが上がっていました。
めまぐるしく変わるお天気ですが、
私たちに味方してくれていると思いませんか!
   

三角点のほうが山頂より賑わっていますね。
目の前の白骨林辺りでホシガラスさんを見かけたのですが… 今日はいない
   

山頂まで引き返し、トラバース道経由で権現越えに行く予定です。
   

蛇紋岩が多いトラバース道にはシライトソウがいたるところに咲いています。
 
   

岩場に似合うタカネバラがそして青空も 
 
 
   

なんと ホソバシュロソウも咲いているではありませんか!
シコクギボウシの蕾も膨らみ始め,もうすぐ開花しそうです。
   

白骨林は見えてきました。
足元も気をつけながら進んで行きます。 
   

瀬場合流から一時間で 山頂からのルートに合流 
権現越え手前まで来るとカノコソウが咲いています。
登山道にはアザミが多く、痛い!イタイ!といいながら、
それでもカノコソウを撮ります。
   
 
シモツケもまだ蕾、開花はもう少しですね。
権現越えはガスで見えません。
   

reikoさんも下ってきます。夏バージョンの素足にはアザミは痛そう

  ここでまたまた小休止です。いや大休止です。
ザックから次々と果物やおやつが飛び出してきます。
   

おやつを食べている間にガスがだんだん晴れてきて 
 
 
素晴らしい青空に、もうみんな大歓声です。
 

またまた皆でカメラを構えシャッターを押します。
興奮冷めやらずですが、まだロングな下りがありますので、権現越えを後にします。
   

もうすぐお花畑になる前のこの草原には、白い小さなコメツツジが生えます。
下りかけるとコゴメウツギも満開
   

通る人が少ないのか、伸びたスズタケ を払いながら下って行きます。
濡れて滑りやすい石に気を遣いながら、渡渉点を横切ります。
   

壊れた橋はそのままで、今日は濡れて登れそうもありません。
左のほうに迂回路があります。滑らないようにゆっくり通過します。
迂回して下から見たところです。↓
   

広くなったところで最後の小休止 
元気を出してさあ帰りましょう
シャクナゲ道を抜け10分で送電線保線路と合流
ここからは展望はないが歩きよい道になりひたすら下ります。
鉄の橋150kg制限なので、私達三人はだめね。二人づつ渡ります。
   

やがて明るくなり、よく手入れされた植林とシロモジの森を抜けると
やっと床鍋登山口にとうちゃこ
 
   
 
登山口には疲れた体を癒してくれる花々が
▼ ウツボグサ     ▼ グミ
   

あとは瀬場まで車道歩きです。 
県道沿いにはあじさいの花が、疲れた体を癒してくれます。
20分ほどで車まで帰ってきました。
長時間お疲れ様でした。
   

❀この他に見た花 
・ジガバチソウ  ・キヨスミウツボ 
   
 
・アカイシヒョウタンボウ

・キソチドリ
   
 
・コウスユキソウ

・オオヤマレンゲ 
   


梅雨の晴れ間に見頃のタカネバラ、その時には陽ざし
そして権現越えにも青空が…
なんと運がいいんでしょ
私たちは晴れ女 
今年も最高の時に見に行くことができました。
そしてこの花と団子トリオにお付き合いいただいた、アカリプタさんありがとうございました。
   

東赤石山 1706.0m 愛媛県
 
 
 ◆ 2015年6月21日(日曜日)曇りのち晴れ

 ◆ メンバー keitannさん・reikoさん・アカリプタさん・ピオーネの4名
   瀬場登山口6:52-豊後7:19-瀬場谷分岐8:13-東赤石山頂11:54/12:12-三角点12:24/12:44-
   瀬場谷右股分岐13:21-権現越え14:45/15:08-床鍋17:13-車道歩き-瀬場登山口17:38(約10時間50分休憩撮影含む)
    ※時間は参考になりません