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セツブンソウも咲き始めて気になるけれど、週末のお天気がいいのは高知
ならばコセリバオウレンと山のセットで行くことにした。

当日7時に大野原のいつものところに集合し、私の車で出発
おしゃべりをしていると一時間は早い
南国ICで降り、道の駅南国でトイレ休憩
時刻は8時前カフェレスト風良里に灯りがついている。気にはなっていたけれど
いつもここに寄るのは山に行く途中なので、時刻が早くお店が開店していないことが多かった

しかし今日は遅めの出発だったので、もうすぐ開店ということで他のお客もやってきている。
聞くと「美味しい」というその言葉についふらり
山も急ぐこともないので、食べることにしました。
高知へきたら、美味しいものがいっぱいあるので、誘惑にまけてしまいます。

からくり時計の8時を合図に開店 
地元南国で採れた野菜たっぷりのモーニングバイキング@780円
どれも美味しかったです。
今度はここでゆっくり食べたいですね。
   

お腹いっぱいになった三人が次に向かったのは、R195を走り道の駅美良布へ 
ここでお昼のお弁当に地元のお寿司を購入

花散策は帰りに行くこととして、大栃橋を渡り、右折して登山口に架かる赤い明石橋に向かいます。
傍には広い駐車場とトイレがあり、助かります。
準備を済ませトイレ横から明石橋に進みます。
   

橋を渡りかけた時、前を歩くkeitannさんが「ワイヤーに鳥がいるわ」「どこどこ」
よく見ると橋の両ワイヤーに1羽ずついます。 橋を渡り始めると飛んで行ってしまいました。

橋はグレーチングで、足元から湖面が見えて足が竦みます。
碧い湖面に映る赤い大栃橋と大比山
   
 
橋を渡りきると道は左右に分かれていて、右に進みます。
GPSでは左の道も熊押まで行けそう

道は直登と緩やかなバイク道があり、どちらも合流します。
そして直登には石に青いペンキで↑がしてくれています。
最初の時はあっちだこっちだと迷いながら進みましたが
二度目のkeitannさんも記憶を辿りながら
手入れされた植林の道をどんどん進んで行きます。
   

古びた鉄板の橋には、体重制限はありませんが一人づつ渡ります。
   

暫く進むと天王集落の石垣があらわれます。
立派な石垣の横を通過
   

10時20分 民家への石畳を滑らないように慎重に登ると
民家のお庭からは展望が開けています。
縁側でちょっと小休止させてもらいます。
   

 ゆずの木から手前になだらかな大比山(おおびやま)奥には聳える御在所山が見えます。
ここに住んでいた方は毎日この景色を眺めていたのですね。
 

10時32分民家の奥にあるお茶の木の道を進みます。

薄暗い植林の中を進むと下からの道に合流し左折して進みます。
   

Y字三差路は右の急な斜面を登って行きます。 

大岩に突き当たり、短いロープのあるところを通って急登を進むと
   
 
鳥居が見えてきました。そこには狛犬さんがいました。
   

急な石段を登ってくるreikoさん、急さがわかりますか

鳥居からひと登りも急なうえに崩れかけた石段の上に枯れ枝が重なり足元が悪い
 
   
 
11時29分石積の須賀神社に着きました。
この石はどうやって運んだのでしょうね。昔の人は凄い
 
 
眼下にはわずかに樹々の枝越しに長瀬ダムの青い湖面と大栃の街並み
 

ほとんど展望のない山頂で唯一南側だけちょっと下ったところに
開けた岩場があるのでザックを下ろして行ってみます。

交替で岩場に跨ります。
「もうちょっと先まで行って」とkeitannさん
そしてズリズリと恐々進むreikoさん
   
 
岩場からは奥深い山あいの景色が望めました。
 
 
戻って平家の森山頂へ
小さな祠と木にはキティ山岳会の山頂標識
 

 須賀神社で小休止
keitannさんから大きないちごとreikoさんから道の駅で買った芋餅をいただき
小腹を満たした三人は、11時49分熊押に向けて出発

しっかりとした稜線を進んで行きます。
まもなく裏参道分岐のところは動物のフン場になっていました。
   

平らな土地に低い石垣がいくつもあります。
昔は農地だったとか
イノシシさんのヌタ場もあります。 
   

アカマツが多いところにはテープが張られていて、まつたけが採れていたのでしょうか 

登りになると道はイノシシさんに掘り返されていて歩きずらくなってきました。
「前に来た時はこんなになってなかったよね」とkeitannさん
   

12時20分なだらかな道になると、道の下の廃屋が見えてきました。
ここが熊押集落跡のようです。
道があるので下りてみました。 五右衛門風呂も転がっています。

大木のある峠の東にはお堂と祠があります。
その祠には奉産宮三教八幡宮と書かれています。
   

ここまでと思っていたのですが、reikoさんから「678Pに三角点があるから行きませんか」 との提案
急ぐこともないし、三角点ハンターのreikoさんのために行くことに
私も昨年三角点に行ったことを思い出しました。

ここから先尾根道を道なりに進んで行くとkeitannさんが石柱を発見
ちょっと寄ってみます。ここは昨年むらくもと来た時には気づかず通り過ぎてしまったようです。
   

そこは広場になっていて、その東の小高くなったところには
台座から降ろされた狛犬さんがありました。 
   

道に戻り、倒木を乗り越えると、まもなく十字路になっていて、
地図を見れば左(北)へ下れば山崎に行けそうですが、廃道のようで定かではない。
三角点は大木から右折(南)して少し登る 
   

広く平らな真ん中に三角点はあった。「あったよ~」

12時47分 四等三角点678.2m シキベシ 

石柱が立つここは屋敷跡だったのだろうか
いろいろ調べてみると面白いかも
   

お腹が空いてきました。狛犬さんのところの広場まで引き返してお昼にすることにしました。 

ポカポカ陽気で美良布で買った地元のお寿司をいただき、コーヒーまで飲んで満足満足
   
 
13時29分熊押の峠まで戻ってきました。
ここから北へ下る道がありますが、これも定かではないので、元来た道を引き返します。
途中ヤブツバキが咲いていて、ほっこり
   

植林の中を黙々と引き返し、山頂手前の動物のフンの分岐から
右折(北)して裏参道へと下って行きます。 
 

少し下ると十字路に出ます。そこには赤いテープもあります。 
十字路を左折(西)してどんどん下って行きます。
   

途中にコショウの木がありましたがまだ蕾です。

民家の上まで戻ってきました。
二年前に来た時におじさんに案内してもらった左の道に行ってみます。 
   

横木を越えて、石垣沿いに少し進み、
青いテープのある石垣から右折すると竹林のところに出ました。
(写真は下ってきて振り返ったところです)
ここにも右手にお堂あります。 
   

道にゆずが沢山落ちています。
この辺りは放置されたゆず畑のようです。 
竹林の横の道を通り
   

14時36分民家入口を通過し、ひたすら緩やかな往路を下る
赤い橋が見えるとホッとしました。
   
 
帰りにもう一度R195から尖った平家の森を眺めます。
やっぱりかっこいい山ですよね。
 
   

コセリバオウレンもゆっくり見ることができました。 

コセリバオウレンのブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/sipouzan1948/37550388.html
   
   
 暖かくまずまずのお天気で
歴史を感じながら、ゆっくり花を堪能した一日でした。
   

yamapログ
https://yamap.co.jp/activity/698855 


2015年2月28日のブログ
http://blog.goo.ne.jp/sipouzan-2009-goo/e/e2cb765ea1ecb50d857b0970e91ca043

2016年3月3日のブログ
http://blog.goo.ne.jp/sipouzan-2009-goo/e/1c95cf662bd5a78be39e9a5cbf801798
   

平家の森 530m (高知県)
 

 ◆ 2017年2月18日(土曜日)晴れ

 ◆ メンバー keitannさん・reikoさん・ピオーネの3名
 ◆ 明石橋登山口9:40-廃屋民家10:20/10:32-須賀神社11:29-平家の森山頂11:49-熊押12:20-三角点678.2m12:47
   -昼食12:57/13:24-廃屋民家14:36-明石橋登山口15:05(約5時間25分休憩昼食撮影含む)