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高知のムラサキセンブリが見頃のようなので
二週続けてアカリプタと花散策です。

当日7時に大野原で待ち合わせ、
keitannさんの車に同乗し南国を目指します。

8時から南国道の駅風良里でモーニング
コロナ対策でマスク着用、バイキングでは配布された手袋を装着となっていました。

食べ終えて外に出ると丁度アカリプタさんと合流


まずはムラサキセンブリの自生地に向かいます。

雑草のごとく咲いています。思い思いに撮影タイム

濃紫色のすじがある。              6弁もあります。



 
 
 
 
   



ヤナギノギク                             ヤマラッキョウは咲き始め 
   


ヤクシソウやオミナエシ、ワレモコウも咲いていました。
   


駐車場まで戻ると嬉しい再会
なんと吉 登三とコヤマレンゲさんでした。
しばらく山談義が弾みました。

10時38分 お二人とお別れして高速に乗り、次の場所に移動です。

12時 海岸近くの路肩に駐車し歩いて行くと

ガードレールの傍にスミレが咲いています。
この時季に咲いているとは流石高知
喜んで近くで撮影すると・・・
あ~あ いっぱいひっつき虫がついてしまいました。

さらに進むと嬉しいことにノジギクまで咲いていました。
   


蕾が多く咲き始めで綺麗です。

海岸の入口まで行くと一人の男性いました。

なんとこの方がキイレツチトリモチの第一発見者だそうです。
なんと幸運なことか
   


すぐそばの自生地を案内していただきいろいろ教えてくださいました。

「そのあたりにいっぱい生えているので踏まないように」と

足元を見るとなんと踏まないようにする方が難しいほどいっぱい出ています。

さあザックを下ろして撮影タイム


キイレツチトリモチ」は、
鳥を捕獲するトリモチの材料になるツチトリモチ科の寄生植物である。
1910年に鹿児島県喜入村で初めて確認され、
高知県出身の牧野富太郎博士が地名から命名した。
これまで分布が確認されていたのは
九州、沖縄、台湾など九州地方以南のみの分布と考えられていた。
分布が知られいる地点の多くで絶滅危惧種に指定されており、
大変希少価値の高い植物であると考えられる。

                                     説明板より

初めて見たキイレツチトリモチの群生にビックリです。
 
 
 

小さいのがいっぱい出てきています。
 


雌雄同株で白いのが花だと教えていただきました。 
 


キイレツチトリモチを堪能

時刻は12時37分 お腹が空きました。
海岸で海を眺めながらお昼にします。 日差しもたっぷりです。
                            道の駅で購入したお寿司をいただきます。                                                                              アカリプタさん撮影↓
   

 綺麗な浜辺です


食後はグンバイヒルガオを撮影します。
これも初めて見る花です。

グンバイヒルガオはロープで保護されていました。

厚くて軍配に似ている葉が特徴で暖地の海岸の砂地に生えるつる性の多年草
花期は5~8月のようで、花は終盤ですが見られてラッキーでした。
                                             アカリプタさん撮影↓
   
 
   
 
海沿いの日当たりのいいところにはノジギクが沢山咲いていました。

車まで戻り、五在所の峯に向かいます。

国道56号線峰の上峠が登山口

2018年に片坂バイパスができて静かです。
登り坂が終わる左側に「大観峰」の大きな案内板の手前の広くなった路肩に駐車

13時46分 案内板からスタート
コースタイムは1時間30分


左のカロウト林道を足早に歩いて行き
車止めゲート脇からさらに進んで行きます。
   


途中アケボノソウが咲いています。
11月下旬だというのにまだ咲いているとは流石高知

イズセンリョウも沢山実をつけています。
 
   


林道歩き8分で 小屋が見えてきました。

13時54分 「炭素固定の森」の大きな看板と「あと1500m」の案内板があり
ここから登山道に入って行きます。
   
 

最初から植林の中の急登ですが、よく整備されています。

どんどん登って行きますが、私はちょっと足が痛くて遅れ気味
アカリプタさんも腰が痛そうでたまに休みながら登っていきます。
                                                      アカリプタさん撮影↓
   


ヤブムラサキの果実やイチヤクソウの緑の葉っぱと花後を見つけながら
   


「あと500m 30分」のところで一息

ここには図根三角点があります。
   


さらに登って行くと「頂上まであと300m」

頂上に近づいたことがわかり元気づけられます。

登山道の上には「女の執念、岩をも通す」ってなに?
   


「あと100m」山頂は近い

山頂手前まで来ると分岐の標識があります。

私達は四万十町金上野から登ってきましたが
二町を跨ぐ山だから黒潮町市野瀬からも登れるようです。
                                                     振り返って撮影↓
   


14時51分 五在所ノ峯山頂にとうちゃこ

一等三角点/五在所森 658.31m

そして四国に二つしかないコンクリートの八角柱の台座天測点があります。
他に香川徳島県境の大山(おおやま)に設置されているようですが
随分前に登ったので記憶にありません。

天測点とは、星を観測して経緯度を求める「天文測量」を行うための測量標のことをいい、
昭和30年前後に全国に48点が設置され、
五在所ノ峯の天測点は1957年に設置されたそう

天測点の形状は1辺27cmの八角形で高さ約1・2メートル、幅約60センチ
これは当時の観測機器を設置するためにこのような観測台が必要だったようです。
しかしその後、観測機器の軽量化が計られ、
現在はGPSなどの開発により、天測点での観測は行われていないという。
   
 

案内板に従って北に行ってみます。

手水鉢があります。
   


消えかかったプレートには山伏修行の場
石の祠があります。
   


さらに尾根を進むと開けたところに出ました。
ここが第二次世界大戦の米軍哨戒所跡

15時 眺望を眺めながらしばしコーヒーブレイク
   


 太平洋を望む素晴らしい眺望です。
 


窪川のほうの展望も霞んでいます。

足元にはなんと小さなセンブリが咲いていて
踏みそうになりました。

15時16分 下山開始
   


一気に下って行きます。
「こんなに急やったんや」と思うほどの急な下りは慎重に

16時7分 下山です。

駐車地点から見た五在所の峯
   


下山後は国道沿いの道の駅「ゆ~いんぐ四万十」で
冷凍のカツオ丼など美味しいお土産を買って帰りました。

今回も花に山に美味しいものを楽しめた高知でした。


二週続けてお付き合いくださったアカリプタさんお世話になりました。
keitannさん、reikoさんお疲れ様でした。
高知はいいですね。
   
   
 
 


   


 


   


   
   
   
   
   
   
高知花散策+五在所ノ峯 658m (高知県)
 

 ◆ 2020年11月22日(日曜日)晴れ

 ◆ メンバー アカリプタさん・keitannさん・reikoさん・ピオーネの4人
 ◆ 峰の上登山口13:45-佐賀分岐-五在所ノ峰山頂14:51-米軍哨戒機跡15:00/15:17-

   五在所ノ峰山頂15:21-佐賀分岐-峰の上登山口16:07 (約2時間20分 休憩・撮影含む)