今年の連休最後の日、また三人で行けることになりました。
さて行き先は?
そりゃ二ツ岳のリベンジでしょ!
二ツ岳は10年近く前に中ノ川の方から登ったことがありますが、もう頂上や鯛の頭ぐらいしか思い出せません。
その時次は肉淵のほうから登ってみたいと思っていましたがなかなか機会がありませんでした。
今回それが叶うことになりました。
豊浜SAで待ち合わせ、今回もreikoさんの車で肉淵を目指します。
連休最後なのか高速は空いています。
三島川之江ICを降りて国道19号線~県道6号線
対岸にはキシツツジが綺麗なので止まって撮影
こんなんだから登山口までにつかないんですよね。
肉淵から市道蛾蔵線に入ります。
|
|
|
約20分で市道終点です。ここが登山口。
赤星と違いここまで舗装されていますので快適に来られました。。
私たちが一番乗り?いいえ手前車道脇に止めて歩いてきた単独の男性が登られていきました 。
私たちも準備をして、鉄の階段を登り始めます。
峨蔵越えまで三人とも初めての道なのでワクワクです。
しかし最初は急です。
|
|
|
植林の中をジグザグに進んで行くと
ナベワリが咲いています。しかしまだ暗くなかなか撮影できません。
諦めて帰りに写すことにして先に進みます。
ジグザグの植林を登りきると、平坦な道になります。
上を見上げるとウワミズザクラが咲いています。
今年は沢山見ることができました。しかもこんな時期まで
|
|
|
気持ちのいい新緑の中を歩いて行きます。
「こんな中を歩いていると寿命が5歳延びるわ」
と言いながら歩く三人ですが、
そうなるともうみんな100歳越えるかも
ホウチャクソウも咲き始めています。
|
|
|
トラバース道には次々に花が咲いていてなかなか進めません。
サイゴクサバノオの群生 ヤマエンゴサク |
|
|
スギ林の間から山が見えてきました。
飛び出した岩峰が鯛の頭?
撮影されるreikoさん
|
|
|
沢の音を聞きながら緩やかな登り
足元にはナガバノタチツボスミレが沢山咲いているし、
ツクバネソウやタニギキョウにサワハコベも
もうなかなか進めません。
チャルメルソウ |
|
|
熱心に撮影されているkeitannさん
ヤマエンゴサクが実になっているのは初めて見ました。
いくつかの谷を渡って行きます。
|
|
|
タチツボスミレの群生 |
|
|
|
エンレイソウやコチャルメルソウを映していると |
|
|
グループが追いついてきましたので先に行ってもらいます。
そして少しするとご夫婦もやってきました。 また先に行ってもらいます。
後でわかったのですが吉備路の極楽とんぼさんでした。
|
|
|
ツクバネソウが綺麗に咲いています。
朝一番に登られたおじさんがもう下りてきました。
峨蔵越まで行かれて、アケボノがあまりないので、引き返してこられたそうで、
足早に下って行かれました。
|
|
|
気持ちのいい雑木林の新緑の中に進むと
鮮やかなミツバツツジが綺麗です。
足元にはアケボノツツジの花が落ちているので、
見上げるとアケボノのピンクが見えます。
欲を言えばもっと見えるところに咲いていてほし~い
でもここでお初なのでうれしい
そして足元にも花
|
|
|
ワチガイソウ |
ミツバテンナンショウ |
|
|
ピンクのコミヤマカタバミ |
ニリンソウ |
|
|
最後の水場を渡ると |
オオカメノキの花が
そしてシジュウカラもやってきました。 |
|
|
振り返るとアケボノのピンクが見えます。
期待できそうです。
|
|
9:37峨蔵越えに到着
峨蔵越えの道は、昔は瀬戸内海と別子山を結ぶ魚介のとして盛んに使われていたようです。
ここまで思ったより沢山の花が咲いていて撮影しながらなので
2時間もかかってしまっています。
みんなに抜かれて私たちが最後になってしまいました。
しかしここで小休止
reikoさんから果物をもらってビタミン補給
道標近くにはミツバツツジが綺麗に咲いています。
土居からの道はあまり歩かれていないのか笹で覆われて分かりずらいです。
二ツ岳山頂まで実働約1時間?そりゃ無理でしょ
|
|
|
10分休憩後ここから尾根の登りになります。がんばらなくっちゃ!
登り始めてすぐに岩場が現れ登ると
|
|
|
ミツバツツジとアケボノその奥には先日登った赤星山が見えて歓声を上げます。 |
|
岩場にはコヨウラクツツジが咲いています。
岩場に登ると山肌のピンクが見えます。
あの近くまで行くのかしら |
|
|
急な岩場の下りにはロープがありますが、十分気をつけながら下りて行くと
アケボノやオオカメノキが咲いています。 |
|
|
そして足元にはピンクのコミヤマカタバミがここにも咲いているではありませんか |
|
|
そしてまたシャクナゲの木々の岩場を太いロープに摑まりながら登ると
素晴らしい展望です。
カメラを構えるkeitannさんです。 |
|
|
尾根続きのハネヅル山や遠く剣山系の山々が望めます。 |
|
山頂まで1kmまでやってきました。結構キツイ |
|
|
第2の岩場を登ると目の前の山肌にピンクのアケボノが見えます。楽しみ~ |
|
木々の間からアケボノが見えだします。
先ほどの岩場が下に見え、北には燧灘が見渡せ
素晴らしい眺望に疲れも忘れます。
|
|
|
しばらく眺めたらさああの鯛の頭まで行きますよ。
しかし綺麗なアケボノを見るとまた撮影になってしまいます。
|
|
|
次々にアケボノが見られるようになります。
|
|
|
急な登りになり、傷んだ梯子は一人ずつゆっくり登っていきます。
続いて急な岩場を登るとやっと鯛の頭に到着
ここで小休止
|
|
|
|
水分補給をするとkeitannさんが「あの岩の上まで登れるん」と聞かれるので
「行けるで」と言うと早速登って行きました。
私達二人は見守ります。
身軽に登って行くkeitannさんが
てっぺんで「ヒカゲツツジ咲いてるよ」って叫んでくれました。
そしてもう一つの目的は
先日エントツ山さんの掲示板でここのロープが危ないので、鎖にしてくれたということでした。
写真ではわかりにくいのですが、しっかりした鎖になっていました。
ありがたいことです。 |
|
|
keitannさんが無事おりてきたので、先に進みます。
ツツジの灌木帯にもコミヤマカタバミやバイケイソウ
また急登りになり、振り返ると鯛の頭が下のほうに見えます。
|
|
|
かの有名な「ここから命がけ」気をつけて登らなくっちゃ
ロープがあって助かります。
先に登ったkeitannさんが「ヒカゲツツジが咲いてるよ~」
「は~い」頑張って登ります。
|
|
|
reikoさんは今年お初ですので、大喜びです。
ここから鯛の頭が下のほうに見えます。ずいぶん登ってきたんですね。
|
|
|
さらに痩せた尾根を登って行くと目の前にアケボノです。ピンク、ピンクです。もう感激
今日の中で一番綺麗なアケボノだと思います。
ここまで登ってきたご褒美です。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
急登を登ると下ってくるグループとすれ違います。
私たちがゆっくりの登りだったから、最後になってしまったようです。
ここまで来ると頂上まであともう少しだわ
「もう一息油断しないで着実に」の看板です。
山頂に近づくとブユが出始め、スプレーをします。
|
|
|
すごい根っこです。四輪駆動で登ります。 |
|
|
12時に山頂とうちゃこ
なんとここまで4時間以上かかってしましました。
奥の見晴らしのいい岩場でお昼にします。 |
|
|
岩場からは素晴らしい展望
いつかこの稜線を歩いてみたいと思っているのですが…たぶん体力的に無理でしょうね
「二ツ岳~権現越の間は登山道として整備されていません。
危険な箇所もあります。注意ください」の看板があります。
|
|
ブユがやってきて、落ち着いて食べれません。
すごい恰好でしょ |
|
|
|
30分程休憩したので、下ります。
|
|
|
下りもアケボノを楽しみながら
やっぱり青空が似合いますね。
|
|
|
急な下りはロープを持って慎重に、気が抜けません。
コヨウラクツツジがかわいくてつい撮ってしまいました。
|
|
|
ウナズキツクバネソウ
岩場 の上には嬉しい青空です。
|
|
|
峨蔵越えまで下ってきました。小休止
ちょっと寄り道
気になる赤いツツジがあるので見に行きました。 |
|
|
ここからはのんびり花を見ながら下ります。
朝見落としたクロフネサイシンが咲いています。
コミヤマカタバミも朝より一層開いていました。 |
|
|
朝暗くて写せなかったナベワリまで下ってきました。
ちょうど日が当たっているのがあった。しかしなかなかピントが合わない
交代で写します。
なんとか写すことができ、無事下山です。
お疲れ様でした。
あれ私たちが最後と思ってたら車が一台
後でわかったのですが、吉備路の極楽とんぼさんが小箱越えから周回されたようです。
|
|
|
|
|
思いがけず沢山の花を見ることができました。
早春から初夏のに咲くマンサク・アケボノツツジ・シャクナゲ
そしてツツジやブナ・ナナカマドの紅葉
時期をかえて登ってみたいと思う山でした。 |
|
|
|
|